みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.戦争だって笑える!ニンゲンの可笑しさはそこにある。上層部の見せる愚かさこそがニンゲンの愛すべきそして恐るべき顔。 【山岳蘭人】さん 9点(2001-11-25 10:21:27) 9.いろいろな意味で凄い,否凄すぎる作品。今となっては,過去となってしまった東西対立の時代を背景に,異様なまでの緊迫感とブラックな笑いが一貫しており,一時たりとも弛緩の瞬間がない。恐るべきキューブリックの手腕,そしてピーター・セラーズの怪演(一人三役!)に快哉,といったところか。それにしてもモノクロ映像が克明に捉えたB52のコクピットのメカニカルなディテール。外側にバイザーの付いた当時のジェットヘルが何とも懐かしい。ラストシーンは,このブラックコメディの白眉であろう。思わず「やっちった~」と叫んでしまった。 【koshi】さん 9点(2001-11-07 19:44:18) 8.私もこの映画がキューブリックのベストだと思う。キューブリックが一番喜劇色を豊かにした作風ではあるが、その裏に込められている強烈な皮肉ぶりにはニンマリさせられる。大統領があんな悲惨な状況下の中、柔らかい声で「ディミトリ、人に話す時はもっと落ち着いて話さなきゃいけないよ」などと妙に落ち着いた面持ちで話すあたりは、核戦争という最悪な状況の浸透度が薄いという描写を刻明にしていたりとディティールにもブラックな笑いで包み込まれている。 【チャーリー】さん 10点(2001-09-29 11:32:50)(良:1票) 7.核兵器の存在を痛烈に批判したブラック・コメディ。ネタで笑わせるのではなくキャラで笑わせる基本的なシステムは、古典的だけどわかりやすい。ラストは爆笑 【びでおや】さん 8点(2001-07-18 00:07:08) 6.僕的にはミサイルの上に乗って一緒に落ちてっちゃうのが最高。なんだかオシャレな感じがしますよね。 【あろえりーな】さん 8点(2001-07-14 23:14:03) 5.コレほど面白い作品はない(笑)。さすが、さすが、キューブリック監督。セラーズは3役やってますね。すごい!ちなみに彼、ロリータでも怪演してます。 【華敏】さん 10点(2001-05-12 03:34:56) 4.おかしい、おかしい、怖い! ぎゃ~~!!!! 【プレデター】さん 9点(2001-04-30 16:41:40) 3.ピーター・セラーズ惚れました。本当の役者。 【ミーハー】さん 10点(2001-03-26 19:07:28) 2.キューブリックの中で個人的には最も好きな映画。ストレンジラブ博士はダウンタウンのコントに出てきそうな感じ。 【プリン】さん 10点(2000-11-21 10:50:58) 1.米ソ冷戦時代の核戦争の恐怖とその愚かさを、ブラックな感覚で描いたS・キューブリックの傑作SF。この作品で特に印象的なシーンは、終盤、米軍爆撃機のたった一機が旧ソ連ミサイル基地上空で、水爆投下のハッチが故障して開かなくなってしまう。しかし少佐(=名前がキングコング)が水爆ミサイルに乗っかったまま修理しようとしたとたんハッチが開いてしまう。その彼がロディオのカウボーイよろしく落下していく様子を上空から俯瞰でとらえ、やがて小さく見えなくなった途端、水爆が爆発してしまう。それから、やがて世界中にキノコ雲が立ち上がるわけだけど、この悲惨な中、“♪いつかまた逢いましょう・・・”と女性ボーカルの甘いラブ・ソングが流れて映画は終わる。他にもドクター・ストレンジラブが時折、自分の意思とは関係なく右手がナチスの挙手のように上がってしまうのを、必死になって押さえるおかしさや、彼がラストで「私は立てる」と車椅子から立ち上がるシーン等、意味深く印象的なシーンは多い。この公開時期、日本では東京オリンピックが開催されていたこともあり、記録的な不入りとなった不幸な作品でもありますが、かえってS・キューブリック(当時はカブリックでした)の名前を高めた作品として記憶に残る。 【ドラえもん】さん 9点(2000-10-09 00:08:20)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS