みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
35.2011.7/28鑑賞。暗く重い作品のようでず~と敬遠していた。スタッフも充実、脚本:川口松太郎、依田義賢、撮影:宮川一夫、音楽:早坂文雄。意を決して観る。 印象として黒澤の「羅生門」と重なる。一言で言うと「羅生門」はカンカン照りの乾いた感じで、「雨月物語」は霧がかかった湿った感じ。よく感じが似ている。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-29 21:42:09) 34.結構おもしろかった 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-07-24 20:15:11) 33.ところどころ綺麗なシーンはありましたが(湖上の舟のシーンは良かった)、なんだかうまく入り込めませんでした。少し時間を置いてから再見してみようと思う。上田秋成の原作は好きなんだけど。 【ashigara】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-09 15:19:50) 32.二度見て、ようやくこの作品の真価が分かってきた。 隅々まで計算しつくされた構図と宮川一夫の流麗なカメラワークが生み出す崇高な画面にもう脱帽。 幻想。死。欲望。妖気。が溢れ出てくる。 溝口健二が巨匠中の巨匠だということを改めて理解しました。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-16 13:52:27) 31.映像について少し勉強した後に見ると、カメラワークや陰影など、確かに巧みだなぁと思わされました。船上のシーンとかね。ただ他は正直あまり印象に残っていません。台詞が聞き取りづらかったからなのか、それともいまいちのめり込めなかったからなのか。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-12 10:59:34) 30.長回しを多用した構成により、極上の舞台劇を見ているような印象を受けた。幻想的な画によりストーリーの妖々しさに磨きがかかっている。個人的には湖上で舟をこいでいるシーンが心に残っている。 【円軌道の幅】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-25 23:43:59) 29.もう、退屈のひとこと。どうでもいい話がダラダラと続き、台詞が聞き取りにくい(音楽はちゃんと聞こえるのに)。これなら台詞だけ消して、字幕を使った方がまし。映像に見るべきところもあるけれど、このつまらなさを帳消しにするほどでもない。早坂文雄の音楽がなかったら、最後まで見ていられなかったでしょう。 それにしても、この台詞の通りの悪さは、録音のせいなのか? それとも監督にトーキーを作る気がないの? 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-09-16 20:33:29) 28.見事なカメラワークと映像の美しさ、日本昔ばなしのようなストーリー。 京マチ子さんも相変わらず美しい。 【eureka】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-08-27 12:10:25) 27.四回目ですが、見るたびに細々ながら見落としてるような部分が発見につながり、だんだん良くなっていく典型的な名作でしょうか?亡霊との接触部分は、何とも気だるく見事な雰囲気を醸し出してくれています。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-06-16 23:50:58) 26. 溝口健二監督の入門書と考えてもいいだろう。面白い作品の3大要素、「愛」「欲望」「裏切り」が子供でも理解できる範囲で描かれている。 このサイトでの8点は「出来としてはよい」という意味になるらしいが、上から目線で評価しているようで、もう1点つけようかなと考えてしまったりもする(苦笑)。 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-02 01:51:53) 25.女っていう生き物は本当にすごい。これからも我々男をよろしくお願いします。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-10-15 20:30:37) 24.『蜘蛛巣城』などもそうですが、時代劇にホラーの要素が組合わさると(「怪談」という枠に限定せず)言いようのない独特の不気味さが醸し出され、現代のそれとはまたひと味違う怖さが味わえる気がします。話自体はそれ程面白いとは思えませんでしたが、この「怖さ」を堪能するだけでも一見の価値アリかと。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-09-15 09:24:44) 23.演出、特にカメラワークが素晴らしい。 船上のシーンはウマいの一言につきる。 【norainu】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-06 02:07:24) 22.嫁さんの言うことはいつだって正しい、か。 【michell】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-04 11:58:19) 21.音楽がこわかったです。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-08 22:50:42) 20.すでに指摘されていますが、セリフが「多すぎる、説明的、棒読み」でさっぱりです。 ストーリーもそんなに深いものには思えず、私にとっては ただの実写版「日本むかしばなし」でした。 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-01-05 21:37:53) 19.妖艶でした。ただ、ちょっと長い。観ているときはあまりわからなかったですが、あとからシーンのカット集を観るとすごく映像がきれいですね。計算し尽くされた構図。それをさりげなく惜しみなく映像で魅せてしまう監督の力量に感服です。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-28 08:39:32) 18. 夜中一人で見たせいか、けっこう怖かったです。初の溝口作品でしたが、見ごたえがありました。50年以上前の映画ですが、人間はいつの時代も本質的には変わらないもんだなと再認識しましたよ。 【パオ吉】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-25 23:55:07) 17.もやの立ち込める船上でのシーン。 あれには思わず息をのみました・・・ 美しい作品でした。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-13 10:55:48) 16.海外で賞を取ったからと言って、その映画がとりわけ優れているとは限らない。海外で受け入れられたということは、単なる普遍性の表れに過ぎないのかもしれないのだから。作品の作り手が、ほんとうに自己の内なる声に忠実に、自分が信じ目指したその究極の到達点と、国際的な評価とが、一致するとは限らないから・・・・・・。例えばこの映画。あまりにも日本人にお馴染みの怪談世界(なんつーかその、子供時代に本やらテレビ番組の怪談モノでビビリまくってきた、一種のトラウマですね)、我々にとってはツーカーの世界であるがゆえに、「例えばその、説明ゼリフみたいなのは、もうちっと切り詰められるんでねいのかい」とか思える場面もあったりするわけで(このヘンが、怪談に触れても一人でトイレに行ける、大人の貫禄ですな。笑)。しかしこういうコトを気にしだすともうキリがない。“普遍性”なのか“冗長”なのか?いやそもそも、「曖昧さ」に対する、単なる個人的な嗜好の問題なのか?日本的なものが西洋で受け入れられることの無気味さ、一種の西洋コンプレックスに過ぎないのか?こんな昔に、こんな映画が西洋で賞賛されたことをどう受け止めていいのか判らず、私は右往左往するしかない。ただ、少なくとも、ある種の普遍性が確かにこの映画にはある(文化を超えると共に時代も超えている。幻惑される主人公を現代の「IT長者」置き換えても良い。なんちゃって)。その最小公倍数的?最大公約数的?な要素が、心地よさでもあり、同時にその反動としての後ろめたさでもあったりする・・・・・・。ひとまずよそう。とにかくこの映像だ。濃密であると同時に、何か、天からの解剖学的な視点ともいうべきものが感じられ、人間のあさましさを浮き彫りにする。実に実に充実した鑑賞時間を(イヤでも)過ごさせてもらえる映画だ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2007-08-17 17:47:01)
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