みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
55.納棺師というのは、比較的新しい職種だろう。隠れた成長産業である葬儀産業のプロパガンダ映画かもしれないが、このような職種が生まれるのも社会が成熟し余裕がでてきたんだろうか。ストーリーはベタな感じですが、ちゃんと丁寧に作られてる感じがしてよかったっす。広末は、私生活がアレなので清楚な人妻は見ていて無理がある。今の時代では難しいかもしれないが、私生活は謎のほうがいいよね。 【パオ吉】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-26 21:42:47) 54.ここまで「お葬式」を美しく、リアルに描いた作品は他に無いのではないでしょうか。納棺師という存在も初めて知ることが出来ました。私の祖父母は正にラストシーンのような「簡易的な方」で旅立ちましたが、なんだか申し訳ない気持ちになります・・・一体どのくらいの人達が活躍なさっているのでしょうか?。最近は観ない、日本的な素晴らしい作品だと思います。残念なのが広末。役にも演技にもなんかイラッとしました。 【Kの紅茶】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-09-25 17:54:49) 53.最後のシーンは良かったですけど、全体的に予定調和な感じでいまひとつ心に響きませんでした。扱っているテーマ自体は良かったと思うのですが、亡くなった方の生前の描写が少ないので、見ている側にとっては死者に対する思い入れがあまりないまま納棺されていくのが原因のひとつかなと思います。またその世界に携わる方からの御高説が随所に見られますが、やはりいまひとつ言葉の重みを感じないのですね。いかにも「こう言えば感動するかな」と狙ったようなセリフに思えて、何十年とその世界に生きてきた人間から出た言葉としては、含蓄が足りないと思いました。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-09-24 15:20:23) 52.脚本(シナリオ)を学ぶ者として一番強く感じたことは、この作品のシナリオは、シナリオ学校でお手本として使うに格好の作品であるということです。セリフで説明するな、と耳タコなほど言われるわけですが、この作品における最大の見せ場は、広末さん演じるところの妻のセリフ「夫は納棺師なんです!」なのです。これを、夫婦の会話として「私が間違ってたわ。あなたは納棺師という仕事に誇りを持ってるのね」などとやってはペケなのよ。また、展開においても、小道具の有効な使い方、主人公の変化と、まあ、典型的なほどにキチンとされており、これ、ヘンな授業を聞かされるより、よっぽど良い教材となり得ます。そういう意味では、これが初シナリオだという小山氏はさすが構成作家としてその素養をキチンとお持ちであったことには感心の極みであります。反対に、ニュース映像で、アカデミー賞のレッドカーペットに小山氏がおらず、監督・出演者に混じり、謎の男がいることに激しく疑問を抱いていたところ、後日、その謎の男がTBSのお偉方だったと知り、もの凄く怒りを覚えたことも事実であります。小山氏のスケジュールの都合だったのか否か知りませんが、だとすれば尚更、TBSの人間は遠慮しろよ、と言いたい(これについての監督・主演者の見解も是非知りたいところ)。そして案の定、脚本家の大石静氏も氏のブログで「だから最近のTBSはダメなんだ」と吐き捨てておられたが、これが脚本家(シナリオライター)の現実なのです。この地位の低さ。出来がよければ監督の手腕、悪ければ脚本家の罪なのです。・・・ですが、この作品に対しては違和感も強く感じています。最初から最後まで、見ている人間の心に何の引っ掛かりなく、サラ~ッと流れていってしまうのです。すべては、前述のように「良いシナリオ」の要素を全部備えるがために、キャラの配置、ストーリー展開されたように思います。小山氏が、何がツボかを知り尽くしているがために起きた現象ともいえるかも知れません。いえ、そういう作り方でもゼンゼン問題ないのですが、見ている人間に、その作為的な何かを感じさせるのはいかがなものでしょう。監督の力量もその辺りをカバーしきれていなかったということでしょうか。ネタ本となった著者の納棺師の方が、クレジットで名前を出さないよう要請したことに、頷けるものがあります。 【すねこすり】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-09-24 11:22:18) 51.本木雅弘が小島よしおに見えた。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-23 17:58:21) 50.死というものを考えさせられるのかなと思ったら、 なんだかなぁ葬式に参加しているようでした。 それでも、お葬式ってのは心をものすごく整理整頓してくれる。 そういう儀式をしてる方々に感謝です。 おくりびとも、葬儀にかかわっている人への感謝が表現されているようでした。 いいものを表現していて、いい映画です。 【杉下右京】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-09-22 19:18:32) 49.納棺の儀式は美しさすら感じた。ただ納棺師ってそんなに差別される職業なんですかね? 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-22 12:30:59) 48.ストーリ的には予定調和でキレイすぎるというか、わかりやすすぎるというか。見ててある程度予想できます。特に退屈はしなかったけど・・。まあこの映画は‘死者に接することで死を見る’や‘死から生を見る感じる’その辺を捉える作品ですね。。でも特別深いようには思わなかったので(私が仏教やってる《死を特別視しない》からかもしれませんが)「ちょっとよくできた3時間ドラマ」って感じだったな 【Mari】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-09-22 11:23:01) 47.重いテーマの作品だがコミカルなシーンも取り入れて観やすくしあがっている。なんといっても山崎努がいい。良い役者というのは空気を作り出す。本木や他の役者も良かっただけに広末が異分子に見えてしょうがなかった。 【ふじりんご】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-09-22 10:43:19)(良:1票) 46.●死んだ人間をああやって、綺麗にして、送り出すというのがとても素晴らしい仕事なんだなあと素直に思える。 ワタクシなんて基本的に無宗教で、自分が死んだら葬式なんかせずにその辺にでも適当に埋めといてくれって感じに思ってたけど、あんな風に最後に綺麗にしてくれるのもいいもんだなあと思った。 ●なんか周りの人たちが主人公の仕事に対してすごく毛嫌いしてたわけだが、今時、葬式関係の仕事をそんな風に考える人いるかなあ、とちょっと不自然に感じた。 ●納棺師の仕事の意義みたいなのがテーマかと思ってたら、なんか最後に親父が出てきて結局親父との人間ドラマみたいなので終わってしまったのはちょっとしっくり来ないものがあった。 ●広末の演技なんだが、なんか、笑ってるんだ悲しんでるんだかよく分からん表情の時が多かった。 【椎名みかん】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-09-22 00:30:06) 45.いくらなんでも演技は元気なすぎな気が。 小ぎれいにまとめただけの雰囲気だけの映画、というのは言いすぎだろうか。 いい所もある映画だとは思うけど、もう少しテンポがよければなぁ。 製作国の人間だから外国人よりも楽しめないというのは皮肉だ。 【且】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-09-22 00:09:21) 44.場面、場面が無駄に長い。 周りの人の主人公の職種に対しての過度な嫌悪感がすこし不自然な気がします。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-09-03 21:26:59) 43.WOWOWで観ました。アカデミーだし一応。押さえるところを押さえてあるソツの無い映画でした。観て損はないと思いますが、心に残る映画にはならないっすねー。 【ぬーとん】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-09-02 00:33:01) 42. お話の展開がよぉーくできていて、たぶん脚本の時点で十分完成されていたのだろうと思う。しかし、話がしばしば安直に流れるといえばそうかもしれないし、ときに演出がベタだ。なかでも、銭湯の女主人のお棺が火葬炉で点火され、火に包まれるカットに、野の鳥の群れが飛び立つシーンがオーバーラップされるところなど、ベタすぎて、こちらが気恥ずかしくなるくらい。とはいえ、納棺という、誰でも一度通ることになる人生の通過点に、はじめて焦点をあてたところは10点。くわえて、小津安二郎同様、古今東西をこえて世に普遍的な、親子の葛藤という誰にも身に覚えのあるドラマに、観る者をひきずりこむ。このキタナイとさえいえるやり方に、泣くな、と言われるほうがむつかしい。そんなわけで、演出のベタさに1点減点して、9点。 【goro】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-08-27 15:33:25) 41.予告編で見た広末涼子の奥さん振りが余りにステレオタイプ的(特に夫の新しい職業を知ったときの「汚らわしい!」の台詞)だったので、思い切り酷評してやろうと思って見ていたが、いい意味で裏をかかれた。 広末の役柄もステレオタイプ的であるが故に、ラスト近くの台詞「夫の仕事は、納棺師なんです」も生きてくる(少々単純な構図ではあるけれども)。 諸外国に比べて宗教色の比較的薄い日本人だからこそ作れた映画ではないだろうか。 その意味で、日本人は他の外国人に比べ、人の「死」を宗教というオブラートに包まずに、より深く受け止めているのではないかと認識を新たにした。 人間の死という事態に際して、変に精神的なシェルターに逃げ込まず、故人にまつわる自分の様々な思いをダイレクトに、愚直とも言える態度で全身で感じ取れるのが日本人ではないか。 日本人の良さを再発見した気分だ。 それとともに改めて感じたことがある。 人生において幸せをもたらしてくれるのは「友人」や「恋人」、「配偶者」や「子供」ではない。 他ならぬ「理解者」の存在こそが重要なのだ。 そして前述した人たちがすなわち自分の理解者となるとき、大きな「幸せ」を感じられるのではないだろうか。 【Twitter: U1_Japan】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-22 01:57:53)(良:1票) 40.子供の頃、おじいちゃんのお葬式で、こう言っちゃいけないんだけどなんだか楽しいようなほっとするよな気持ちになった。みんながいつもと全然違う・・・ああ、こんなことがあるんだ、隠されていた秘密をやっと見つけたような。それが「死」というものに身近に出会ったはじめての体験だった。それくらい今の普段の生活の中に「死」は無い。この映画を見ていて「メメント・モリ」という言葉がふとよぎる。死を憶って生きる・・・そんなメッセージなのだろうか、わくわく。が、なんだか都合の良いストーリーと、リアリティの無い細部にひっかかり、そんな思いはかき消されてしまう。やはりいちばんわからないのはヒロスエの演じた妻の人物像だ。自分も妻であり良妻とは口が裂けてもいえないが、一生をかけるはずの道を失ったダンナが、そんな仕事をしてまで自分を養ってくれることに対しての感謝はないのか?法にふれたり人をだましたりする仕事なら、けがらわしいと思うかもしれないけど。もしそれが劣悪な仕事と思うのであれば、先に心配するのはダンナ自身の心の負担、無理をしているのではないかということだろう。しかも、勝手に出て行っておいて子供ができました、でへっ、と帰ってくるのか。キモイ。一般的にこんな女が世の中にいっぱいいるのだろうか?それともたんにヒロスエが下手すぎるだけなのか?懐かしいダバダー~♪ネスカフェゴールドブレンドのCMみたいに外でチェロ弾くのにも引いた。笑いを入れたいのはわかるけれど、死を題材にするわりに生のリアリティがあまり感じられなかった。フグの白子の話でおしゃれに言うだけでなく・・・。亡くなられたと後で知りましたが山田辰夫さんが妻をなくした夫役を演じる葬式のシーンがちょっとぐっときました。 【ETNA】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-08-20 19:31:56) 39.私は、たとえば『南極料理人』みたいな映画が外国語映画賞を受賞してくれたらなあ~なんて思ってしまうタチなので・・・あまり好きな映画ではないです。もっくんの納棺士役と、山崎努の存在感がいい味出していましたね。それから石文のエピソード。 【SAEKO】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-20 13:38:19) 38.日本が誇る「邦画」。こんな正統派で海外作品と戦えるとは。 【わさび】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-16 04:36:31) 37.いろんなお仕事があるんだなって思ったよ( ・ω・) 【六爺】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-02 01:17:32) 36.テーマとして死を扱っているのに、重苦し過ぎず、かといって泣かせるところは泣かせる。顔以外何の取り柄も無いジャニーズタレントがのさばっている映画は大嫌いなのだが、本木の自然な演技には見入った。久石譲の荘厳な音楽もすごくマッチしていた。仕事を終えた後、鶏肉を美味しそうに食べるシーンはすごく印象的。惜しむべきは、少し展開がゆっくり過ぎたかな。それと余の子供を捨てた話はいらないかな。あそこでちょっと引いちゃった。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-19 17:08:28)
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