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【クチコミ・感想】
4. ヌーヴェル・ヴァーグに一応属しているが、フランソワ・トリュフォーだけは例外的に好きな監督である。何故か?作風が実に明快で且つ抜群に安定した力量の持ち主だから。ゴダールは意図的に晦渋な作風を打ち出そうとしている感じが強く、観客の作品鑑賞レベルを試しているみたいで個人的にどうにも好きになれない。その点で仏映画に於けるトリュフォーは自分にとって本当に貴重な存在だった。余談だが、スピルバーグの「未知との遭遇」に俳優として出演したのも、人生の深い洞察を云々とかじゃなくって単純に子供のような好奇心からだろう。或いはスピルバーグに自分と同じ”匂い”を感じ取ったのか…。兎に角、映画評論から出発したトリュフォーの経歴を踏まえて本作を観ると、彼の溢れんばかりの映画への愛情に思わずこちらも釣られて微笑んでしまう。自らの分身とも言えるジャン・ピエール・レオ(似てるよナァ…)を監督役にして狂言回しに使い、ビセットやバレンティナ・コルテーゼ、アレクサンドラ・スチュワルトらが入り乱れての群像劇にはR・アルトマンのようなシニカルな毒気は無く、巧妙であり且つ優しさに満ちており、個人的に好感度大。ジョルジュ・ドルリューの音楽がここでも実にイイ仕事っぷりでグー!!タイトル通り、映画好きな方には是非御覧頂きたい逸品である本作には…8点!チョット楽屋落ち的な作りが観るヒトを選びそうだから…ね。それにトリュフォーのベストとは思わないし。 【へちょちょ】さん 8点(2003-03-13 01:11:34)
3.この映画のジャクリーン・ビセットはほんとにきれい!それだけでも満足だが、話がまた良い!トリュフォーの狙いは全然別にあるのかもしれないけど、ひとつのことにみんなが集まって一生懸命がんばって、そして去ってゆく、そこにドラマがある。他の監督作品は?というのが多いがこれは良い。 【タコス2003】さん 9点(2003-01-18 01:48:50)
2.映画を描く映画の名作。テーマ曲の"Grand Choral"は正に映画賛歌と呼ぶに相応しい名曲で、私自身を盛り上げるための賛歌として今も愛聴しています。20代の頃、この映画の雰囲気を呼吸したくて、思わずニースにひとり足を運んでしまいました。 【なるせたろう】さん 9点(2002-11-20 16:16:04)
1.世界的に評価の高い作品なのだが、個人的には少し苦手。こういう内幕ものっていうのはどうしても美化されてるような気がしてならない。一方で本作ではそういった映画界の内幕を皮肉ってはいるのだが、少し身内ネタが過ぎるような感じがして今一つストーリーに入り込めなかった。それにF・トリュフォーの撮り方って、イマイチ好きになれないのです。理由は断定できないのですが。しかしJ・ビセットがキレイだったので良しとせねばなるまい。。。 【チャーリー】さん 7点(2002-08-07 00:24:08)
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【点数情報】
Review人数 |
54人 |
平均点数 |
7.61点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 1.85% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 4 | 7.41% |
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6 | 4 | 7.41% |
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7 | 15 | 27.78% |
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8 | 16 | 29.63% |
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9 | 9 | 16.67% |
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10 | 5 | 9.26% |
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【その他点数情報】
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