みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
37.丁寧なつくりと演出が光る戦争映画の傑作。生活感あふれる潜水艦の内部描写、戦闘の熱気と騒擾、潜水艦特有の閉塞感、戦いの虚しさ等が、恐ろしいほどリアルに描き出されている。時代背景の考証もほぼ完璧レベル。この作品を越える潜水艦映画は今だかつて出現していないし、おそらくこれからも当分、出てこないだろう。もともとテレビシリーズとして製作された作品を、劇場公開用に編集したものであるため、その尺の長さによって版がいろいろと分かれているようだが、その魅力を味わうならばレンタルビデオ店で手軽に借りられる版でも充分なので、ぜひ一見をお勧めしたい。 【ウーフー】さん 9点(2003-10-14 12:28:45) 36.大多数のドイツ人が過去の大戦を振り返れば、やはり生存するために必死で戦ったのであり、ヒトラーや国家の為に戦っていたという訳ではないと感じた。散々に既出であるが、閉ざされた潜水艦という状況はよい。これが、1944年の東部中央戦区なんぞ舞台にした日にゃこの緊張感は無かったろう(私的にはドイツ国防軍兵士の視点から見た東部戦線の末期の映画は作り甲斐があろうと思っているが)。ラストのシーンも悲しさを感じさせる良作。 【クルイベル】さん 8点(2003-10-03 12:16:50) 35.すでに皆さんのご指摘のように潜水艦映画というジャンルがあるとすれば、1番の映画です。迫ってくるスクリュー音、折りたたみ式の潜望鏡、機雷爆発の衝撃、狭い艦内の息苦しいまでの閉塞感、駆逐艦との戦い、ピコーン、ピコーンと敵の接近を知らせるレーダー、水圧に軋む艦体、そして冷静沈着な艦長。入り込んで見てしまいました。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-08-15 05:24:25) 34.なんか端折ってる気がすると思ったら9時間あるTVシリーズを劇場公開用に編集したんだって。それはそれとして、小説『敵対水域』が好きなので潜水艦モノはどうしてもアレを基準に採点してしまう。おまけにこの映画の原作も3分の1ぐらい読んでるとねぇ…小説版の魅力が… 【神父】さん 5点(2003-08-12 11:24:23) 33.人のいない田舎の映画館で、仕事の合間を抜けて見ました。見終った後、興奮して仕事に戻るのを忘れて部屋に帰ってしまい大目玉を食いました。そのくらい価値がある映画です。 【omut】さん 7点(2003-07-16 03:53:55) 32.潜水艦物はどれもそうだけど、見てると息苦しくなってくる。そこがいいんだけど。息苦しくてたまんなくて陸にあがったら・・・・。戦争って・・・。 【phantom】さん 8点(2003-07-02 16:26:00) 31.極限状態での人の底力には、感動させられる。雰囲気良し。テーマ良し。ストーリー良し。生きる努力や喜びを、破壊し飲み込む戦争の狂気を描いたラストは、意見の分かれるところかもしれない。 【撃ッとこサマー】さん 8点(2003-06-26 20:42:50) 30.「海の悪魔」と称され、連合軍から恐れられたドイツ海軍のUボートだが、実戦では例外なく過酷な状況下におかれていたと聞く。本作ではその様子が見事に描き出されている。薄暗く澱んだ艦内には陰鬱な雰囲気が漂い、不気味な静寂と併せて「戦場」を実感させる。敵の駆逐艦との戦闘場面の描写は秀逸で、観るものをどんどん息苦しくさせていく。緊張感と閉塞感が存分に表現され、極限状態のサブマリナー達の様相が類を見ないほどリアルに描き出されている。精神的な重圧、戦いにかけるプライド、死への恐怖・・・疲労困憊で憔悴する主人公達に、はからずも感情移入してしまう。困難な任務の後にようやく辿りついた所でのあっけないラストは余りにも悲しく空しい。潜水艦を舞台にした作品は他にも諸々存在するが、本作に比べればどれもストーリー・描写・迫力ともに及ばない。軍記物の中では屈指の一本、もしかしたらマイ・ベストの作品。 【なんだかんだいってもやっぱり色即是空(VF-154)】さん 8点(2003-06-21 17:22:53) 29.皆さんのレビューに同感です。潜水艦内という劣悪な環境で、ところ狭しと詰まれた野菜や果物の生々しさ、なんとか生き延びようともがく乗組員たちの慟哭が胸を刺す。特に、オレンジをむさぼり食うヨハンが印象的だった。 【やな太郎】さん 10点(2003-06-19 23:00:08) 28.密室空間の圧迫感が手持ちカメラの躍動感と相まって迫力を出している。繰返される爆雷、浸水、ビス飛び、観ているこちら側も苦しくなります。お偉方と実戦兵の相違も戦争の常。ラストの救われなさがこの映画を救っている気がする。戦争なんてかっこよくも何ともない。 【じふぶき】さん 8点(2003-05-30 14:13:24) 27.今の潜水艦乗りの方に、言葉を貰いたいです。 【元二士】さん 5点(2003-05-28 19:10:19) 26.本当は満点あげたいんですが‥。やっぱりあの結末でいいんだろうナ。話題先行型で封切りで見に行きましたが、それなりに長くても気になりませんでした。「眼下の敵」のようなさわやかさは微塵もありません。 【Otolaryngologist】さん 9点(2003-04-30 22:19:02) 25.潜水艦映画の傑作。艦内の雰囲気がリアルに表現されている。匂いまで漂ってきそう。エンディングは悲しすぎる。 【クロ】さん 9点(2003-04-17 09:13:21) 24. 見終わった後、正直「うわっ」と思いました。いろいろな意味で。艦内の不潔さ、孤独感と相まって、こんなの絶対嫌だ、と。戦争の恐ろしさを知るには一番の映画です。ドキュメンタリー顔負けのカメラワークもお見事。あまりにかっこよく、悲哀に満ちた音楽も素晴らしい。こういうの観ると、ヨーロッパ映画ってただの娯楽じゃないな、と感じます。 【アイカワ】さん 10点(2003-04-04 16:56:11) 23.これは明らかに反戦映画なんでしょうね。でも戦争の規律や上下間系がはっきり描かれていて、印象的なラスト。最後まで見ればイカス映画です 【セクシー】さん 10点(2003-03-20 04:44:20) 22.戦争映画好きにはたまらない一本でした。戦闘シーンの緊張感や乗組員たちの描かれ方も抜群。最後まで見せてくれました。「白鯨」みたいだったけど。音楽も良し。見ごたえある一本です。 【ningenfusha】さん 9点(2003-02-06 17:39:10) 21.未だにこれが潜水艦物の最高傑作であると断言できます!艦内のものすごい閉塞感、緊張感、男臭さが、嫌というほど伝わってきます。その要因は、最新鋭のレーダーなどではなく、適度に古いアナログな装備で戦っているところだと思います。海上に浮上する時の音楽は、宇宙戦艦ヤマトのそれに匹敵するカッコ良さです。しかし最後は・・・最高の反戦映画でもあります。 【クロマス】さん 8点(2003-01-16 22:38:39) 20.当時、友達と会ってて、時間が開いたからふらりと観た映画でした。なんか打ちのめされてしまって、別にその話題で飲んだわけではないのですけど、なんとなくその日はお互い飲み過ぎてダウンしました。後半からラストへのインパクトというか、閉塞感が重々しく、凄い映画でした。声高の反戦メッセージなんてふっとぶぐらいのものでした。 【紅屋】さん 9点(2002-12-04 05:30:16) 19.「眼下の敵」みたいな作品かと思って観た。そこまで甘くないラスト・・・。この脱力感、無力感がオレの反戦意識を高めていく。 【シュールなサンタ】さん 7点(2002-10-26 01:37:09) 18.狭い潜水艦という状況でのクルーたちの精神状態など、凄くよく表現してると思います。各員の迫真の演技を見えているうちに、自分もクルーの一人になったような連帯感をもたせられますよね。良い映画って、知らず知らずのうちに感情移入しているような・・・こういう映画じゃないかな~と。そしてこの映画を象徴しているとも言える、最後の後味の悪さ!"戦争の虚しさ"を最大にアピールしていますよね。最後まで納得させられた映画です。 【げん】さん 8点(2002-10-19 02:29:59)
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