みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.外野として見ると有り得ない事件でも、渦中にいると流れに飲まれてしまうのだろうか。いつも自分の頭で考えられるようにしていたい。そのための教育が受けられない国だと厳しい・・。国連もいいけどはやく自分たちで解決できるようになるといいのだけれど。被支配時代の恨みをいつまでも引きずるわけにはいかないから。確かに欧州はヒドイけど! それにしても、ポールの、「自分の事をこれまで支配層(ホテルの支配人として経済的にも成功している)だと思っていたけれど、欧州を中心とした国際社会からみればルワンダという国も自分も取るに足らない存在だと思い知らされた」、という内容の台詞を聞いて、日本人として他人事とは思えなかった。 ともかくいろいろ考えさせられた。 ただ、UNの男性や赤十字の女性などキーパーソンが、危険な場面を何度も無傷で通過していたのにちょっと冷めた(いい人たちだからいいんだけど)。全体に直視できないような残酷すぎる描写を抑えていて良かった。 白人宣教師たちと孤児たちが引き離されるところ、カメラマンの「恥ずかしい」、エンディングの歌で泣けた。 【てんぷらうどん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-06 03:48:35) 2.この映画を観る前の僕のルワンダに関する知識は、アフリカにある危険な国というぐらいなもの。そして、この映画を観た後も僕は世界の裏側で起こっている事などそれほど考えずに生活を送ってしまうんだろうと思う。でも、今までよりほんの少しは、世界で起こっていることや人間の行っている行為に対して考える時間が増えるとも思う。この映画を見ることができて良かった。 【マイアミバイス】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-01-15 00:14:12) 1.ご存知の方もいると思いますが日本公開のめどがたたずネット署名運動などが 起き、現在は何とか公開が決まったらしいところです。たまたまこうして知ることが できてしかも見る機会を得ることができましたが、偶然に感謝するやら ずっと考え続けているやらこれをどう評価するやら、いろんなことでいっぱいです。 映画買付のことなど分からないけれど、アカデミーにふさわしい高価格と テーマ・話題性・出演者などを考えると結局どこも買付に至らなかったという 話もある意味うなずけます。が、それを上回って余りある力がありました。 テーマは一言で言うと ベルギー植民地時代に少数派ツチ族が優遇された不満が爆発した結果の悲劇、 ルワンダ虐殺ですが、 主人公はホテルのベルギー本社の白人に助けを求める。国連幹部が 泊まっていたから安心している。連発される「白人が助けてくれる。」 分かっています、世界がルワンダに背を向けた結果なのは。 それでも・・・ 元植民地アフリカ社会が陥っていたこと、どうすることもできなかった 国連軍のこと、「まあなんてひどいニュースなの、でも人々はこう言ったあと夕食を食べるだろうね」 と本音を吐き帰っていったジャーナリスト。いやっていうほど考えさせられ、 今でもやめられません。この映画のことを知ったら何としてでも見るべきです。 【へろりうしオブトイジョイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-04 07:02:05)
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