みんなのシネマレビュー

秒速5センチメートル

A Chain of Short Stories About Their Distance.
2007年【日】 上映時間:63分
ドラマラブストーリーアニメオムニバス青春もの学園ものロマンス
[ビョウソクゴセンチメートル]
新規登録(2006-07-19)【.】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-03-03)


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監督新海誠
演出新海誠
水橋研二遠野貴樹
近藤好美篠原明里(第1話「桜花抄」)
花村怜美澄田花苗(第2話「コスモナウト」)
水野理紗花苗の姉(第2話「コスモナウト」)
尾上綾華篠原明里(第3話「秒速5センチメートル」)
岩崎征実
内藤玲
原作新海誠
脚本新海誠
音楽天門
作詞山崎まさよし「One more time, One more chance」
Low「あなたのための世界」(名義「みずさわゆうき」)
作曲山崎まさよし「One more time, One more chance」
主題歌山崎まさよし「One more time, One more chance」
挿入曲Low「あなたのための世界」(名義「みずさわゆうき」)
撮影新海誠
製作コミックス・ウェーブ・フィルム
制作新海誠
コミックス・ウェーブ・フィルム
配給コミックス・ウェーブ・フィルム
東宝(2022年リバイバル)
作画西村貴世(キャラクターデザイン・作画監督・原画)
新海誠(キャラクター原案・絵コンテ・3DCGワーク)
田澤潮(原画)
美術新海誠(美術監督・美術背景・色彩設計)
丹治匠(美術背景)
馬島亮子(美術背景)
編集新海誠
録音新海誠(音響監督)
三ツ矢雄二(アフレコ演出)
その他コミックス・ウェーブ・フィルム(宣伝)
あらすじ
春。青空に散る桜を見て、タカキはアカリの言葉を思い出した。「ねえ秒速5センチメートルだって知ってる? 桜の花びらが落ちるスピード」…精緻に描き込まれた自然、力まない静かな演出によって綴られる、13歳、17歳、そして大人になった主人公の、魂の定点観測。

エスねこ】さん(2007-04-26)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(9点検索)】

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6.中学生までに恋をしない人など、存在しないだろう。だがその年頃で、芽生えた感情の行き着く涯てと、其処に辿り着く術を悟っている(否、その齢で何か一つでも世界の理を悟っている)などと云う人は、決して多くは無い筈だ。その純粋な感情は、世界に触れた後ではもう取り戻すことは出来ない。どうすれば好いのか解らなかった想いは、其れ故に無限の可能性を以て誰の人生の中にも永く残り続ける、唯そういう事なのだろう、と。

本作は物語と言うよりも、詩であり、音であり、歌であり、画であるかと思う。特に画に関しては、何処の細部までも緻密に、あらゆる一枚までも慎重に考え抜かれ、作者の魂が注ぎ込まれた様な、どこか厳かな仕上りを為している。そして、それらの諸々は総て一つの歌の下に統合されるべく組立てられている(本作は、63分の只の一つの歌なのだ)。画の卓越した美しさによって見開いた感性で、歌に連れて流れ込む「感傷と郷愁」の感情を感じ取る。その意味では、その齎す感覚は少し独特だと言える作品に思う。 Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 9点(2020-04-15 23:26:35)

5.描写の緻密さ、背景の美しさの影響もあろうが、若い頃しか体験することのできない種類の切なさや焦燥感がダイレクトに心を揺さぶる。あらすじを文字にしてしまえばなんてことない連作短編だが、それだけでは決して語れないものがこの映画にはある。映画を見ずして作品を語ることの愚かしさはこの映画にこそいえるのだろう。明里が雪の多い場所に転校と聞いたときは東北かと思ってたら栃木だった。映画でも大雪で電車が止まるほどだったが栃木ってそんなに雪国なの?好み50/50、演出14/15、脚本10/15、演技5/10、技術10/10、合計89/100→9/10点 chachaboneさん [DVD(邦画)] 9点(2017-04-26 23:37:00)

4.映像も音楽も脚本も、何もかも全てが高水準。
初恋の切なさを鮮やかに描いた傑作。
一度は見ておくべき。
「…初恋かぁ、遠い日の花火だの。今、あの子はどこで何をしてるんだろう…
幸せならいいな…ってか元気ならそれでいいや。
俺なんか今こんなんだよ、胸張って会えないよな…
そういや同級生のあいつは結婚して子供が二人で…(以下略)」
と、鬱スパイラルに陥らぬようご注意を。
ふくちゃんさん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-28 02:11:36)

3.詰まる。胸が詰まる。
小さな恋心が、“生まれ”、“深まり”、“離れ”、次第に果てしなく遠いところへ“消えて”いく「時間」の切ない流れに。

画面の中に映し出される「映像」も「音」も「言葉」もすべてが美し過ぎる。
美し過ぎることが、殊更に切なく、どうしようもない喪失感に拍車をかける。

もし、この作品を同等の“美しさ”で実写化しても、そこには現実に対する違和感が生じてしまうだろうが、アニメーションであることがこの世界観をまかり通している。

透明感に溢れた映像世界は、新しくはあるがこの国の原風景的な情感を感じさせ、どこか懐かしく、安心感を覚える。
この新しい「才能」は、生み出される映像世界と同様に、無限の可能性を感じさせる。

いい映画だと思う。
種子島の吹き抜ける風の中で、無限の世界に飛び立っていくロケットを見たい。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 9点(2007-11-09 00:17:48)(良:1票)

2.おそらくはテーマだと思われる「時間」と「距離」を、これ以上なく丁寧に描ききっているアニメ作品。近年のアニメーション作品ではトンと見られない(というのも悲しい現実だが)美術センスの素晴らしさが、鳥肌が立つほどに際立っていて、それらに絡み合うように語られる繊細のようで力強い脚本も、切ないくらいにマッチしている。第三話で畳み掛けるように流れる山崎まさよしの「one more time one more chance」も、憎いくらいのタイミング。ラストシーンの諦観さも秀逸で、無駄な力を一切使わずに打たれるピリオド。新海誠は、やっぱりスゴイ。いい加減、このカテゴライズもダサいとは思うのだが、「堂々たるジャパニメーション監督(作家)」と、認識しておく必要があると、思う。うん。 aksweetさん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-08 00:15:44)

1.とりあえず背景が素晴らしい。
ただ綺麗な背景というだけなら、他にもクオリティの高い作品はあるけど、この作品は背景を含めた構図が素晴らしい。
これが単なる感性の良さなのか、レイアウトの時点で構想を練って作り上げられたものなのか、ちょっと気になる。
あと、選曲もいい。
というか、『One more time, One more chance』の為に作った長いPVといった感じ。
この曲が嫌いでなければ、1回は見ておいて損はないでしょう。
物語に関しては短編ということもあって、描かれてない部分は想像で補うしかないけど、僕の想像によると名作としか言いようがない。
飽くまでも僕視点での評価だけどね。
とりあえず1話目はピュアで心洗われるような話。
2話目は切なくて泣きそうになる話。まあ、僕は泣きましたが・・・。
3話目は現実的な女と妄想的な男の対比が残酷な話。
まあ、人生なんてそんなもんです。
高校時代に戻ってやり直したいとか思っても、もう遅いわけです。
あんまり好きじゃなくても、妥協して食べられる時に食べておかないといけないというあり難い教訓を活かして、好き嫌い言わずに生きていきたいと思いました。 もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-02 21:05:49)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 109人
平均点数 6.19点
021.83% line
100.00% line
221.83% line
376.42% line
41412.84% line
52018.35% line
61110.09% line
71412.84% line
82422.02% line
91211.01% line
1032.75% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.53点 Review15人
2 ストーリー評価 6.04点 Review21人
3 鑑賞後の後味 6.72点 Review22人
4 音楽評価 7.80点 Review21人
5 感泣評価 6.30点 Review20人

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