みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.いわゆる「津山三十人殺し」事件を犯人側から描いて、ちょっと青春ドラマ風に若者の鬱屈を描いたりもしてるのですが、だからといって主人公の追い詰められていく過程が説得力を持ってしっかり描かれている訳でもなく、主人公の異常性を描く訳でもなく(一部アヤシげな呟きをさせるとは言え、主人公は最後まで正気を保っている)、クライマックスの殺戮が、やや唐突に感じられます。 それに、同じく松竹映画である「八つ墓村」が、あのオドロオドロしさでもってこの殺戮を描いた後でもあり、比べてしまうと、どうもインパクトが弱くなっちゃう。 銃撃とともに血しぶき飛び散る描写などは、製作陣の意気込みを感じさせますが。 女優たちの濡れ場競演、ってのがもう一つの見所、ただしポルノ枠ではないことを意識したのか、男優がフンドシ穿いたまま、という不自然なものになってます。 それにしても池波志乃のハダカは、迫力満点ですな。もはやこれは、大艦巨砲主義とでもいいますか。そういう女性たちの、ムラの因習を伴ったような生命力に対し、古尾谷雅人の、線の細さ。石橋蓮司との小競り合いも、あまり迫力が無い。 もともと、勝てないのよね。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-03 11:13:19)(良:1票) 5.田中美佐子や五月みどり、池波志乃と好きな女優が出ていてヌードまで見れる。 しかも、子供の頃のアイドルだったコメットさんまで出ている。 3人とも期待を裏切らないイメージどおりの役柄だったが、主人公は金持ちで共感できない。 人間的に成長するチャンスだったかもしれないのに、なまじ金があったばかりに銃など買い込んでこんな結末になってしまった。 「金持ちが天国に入るのは駱駝が針の穴を通るより難しい」とイエスも言っている。 【amicky】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-27 19:12:57) 4.田中登のエロと奥村和由のバイオレンス。クライマックスの怒涛のバイオレンスの見た目の派手さはなるほど奥村で、なかなかに盛り上げてはくれる。しかしそこにいくまでの因習に満ちた閉塞感と同居するエロスにこそこの映画の醍醐味がある。もちろん田中登の仕事である。この田舎に住む女たちはいわゆるメスである。男はオスであったり家長であったり兵隊であったりするが女はメスだ。戦中であること、田舎であること、そして監督が田中登であることで女はメスでしかなくなり、閉鎖的因習に塗れた歪んだ世界を増徴させてゆく。この時代の、戦争へ行くということ。行けないということ。そして「死」。それらが歪んだ世界にいる男の中であるものを作り上げてゆく。決行に当たっての緻密な準備はまるで『タクシー・ドライバー』のデ・ニーロだ。いや、この描写に限らず歪んだ社会とそこからの孤立、そして凶行への流れまで同じではないか。しかしニューヨークにあまりにはまるジャズに対し、こちらは・・・なんなんだ、この80年代の臭いプンプンの音楽は。 【R&A】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-04-22 15:36:47)(良:1票) 3.うらやま・・・とんでもない野郎だ!しかしこの映画、ピンク映画とサスペンスのどっちなんだろう?ともあれ、古尾谷雅人のご冥福をお祈りします。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-18 22:47:13) 2.大多数の例に漏れず(そんなに観てない?)、不純な動機(田中美佐子)で観ました。お腹一杯です。いや、悪くないですよ、映画自体。 【マックロウ】さん 6点(2004-06-08 15:30:26) 1.↓【三景】さんのおっしゃるように,これがもとで「八墓村」がその後なんでしょうね。動機が不埒な私なんぞ,何かの機会に見た田中美佐子の入浴シーン(確か・・・)を目当てに,滅多に見ない邦画を見に行ったのですからもう大変(笑)。五月みどりはいつものこととして,私も大場久美子を見て複雑な心境でした。あれ?これって何の映画でしたっけ・・・? 【koshi】さん 6点(2002-02-16 17:09:52)
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