みんなのシネマレビュー

サイレンス

Sokout
(サイレンス)
1998年【イラン・仏・タジキスタン】
ドラマファンタジー音楽もの
[サイレンス]
新規登録(2004-06-13)【れこば】さん
タイトル情報更新(2004-09-11)【ぐるぐる】さん


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監督モフセン・マフマルバフ
脚本モフセン・マフマルバフ
編集モフセン・マフマルバフ
あらすじ
音楽を愛する盲目の少年ホルシードは、町の工房で弦楽器の調律をして家計を助けている。父親は戦乱の中、ロシアに出かけたきり消息不明。彼は母と二人、細々と貧しい暮らしを送っている。そんなある日、家賃を払えない母子は、家主から立ち退きを通告されてしまう… イラン映画界の巨匠、モフセン・マフマルバフ監督が描く音と光の抒情詩。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2004-11-14)
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【クチコミ・感想】

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9.悪くはないけど、それほど強い衝撃もなかった。イラン映画に見慣れてしまったのか、他のイラン映画に比べて印象が薄い。終わり方があっけないことも原因かもしれない。 こまごまさん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-12-31 16:54:21)

8.期待していたほど、私にとって印象に残る作品ではなかったけど、少年から聞こえてくる音や、匂い、感覚の全てが少年からの視点で描かれている所が良かったですかね。 c r a z yガール★さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-03-30 03:24:55)

7.美しい風景、美しい少女たち、そしてそこに生きる人々の優しさ・温かさ… これはまさに映像美の世界です。しかし、ここではそれ以上に「音」についてクローズアップされます。主人公ホルシードは盲目の少年。彼にとって聴覚と触覚が外界への窓口です。当たり前のように彼は「音」に敏感であり、音の連なりである音楽こそが彼の生きるための糧です。チカラの源です。それゆえ、彼からは貧しさに起因する寂しさ・苦しさが表出しないのでしょう。
作者は、音楽による魂の解放を描いているのでしょう。この作品の美しい世界からは、人間の本来あるべき姿が浮かび上がってきます。大作映画には期待できない種類の感動が、この作品にはしっかりと散りばめられています。 タコ太(ぺいぺい)さん 7点(2004-11-14 01:57:27)

6.話的にはイランの話だと思うんですけど、同国での検閲を嫌い、本作は全編タジキスタンで撮影されたのだそうです。しかも巨匠モフセン・マフマルバフと言えど、予算も潤沢じゃない様子。だから風景を撮影することが出来ない。出演者も素人ばかりで、動きのある難しい演技が出来ない。さあ、どーする? きっとそれで、ヤン・シュワンクマイエルばりの接写映像ばかりになってしまったのだと思います(確証無し)。従って映像からは全く空間的広がりを感じることは出来ませんが、イメージと文化の広がりは十二分に感じることが出来ました。それにしてもお母さんを除けば、ほんの一瞬映るだけの人も含めて、本作には美女と美少女しか出てきませんねぇ…。こんなトコも含めて、マフマルバフの映画は非常に私好みです、6点献上。 sayzinさん 6点(2004-09-14 23:14:29)

5.少年にとっては、この世界には一切の間隙もなく、音と思念と観念が溢れている。事象全てが興味を引き、世界は限定されつつも、限りなく深い。エピソードでなく、観念的なもので見せる映画でした。映像詩ですね。中東の民族衣装の鮮やかな色彩、生彩のある伝統音楽。多用されるベートーベンの音楽も、まるで中東に根付く伝統音楽のように錯覚する。あのダダダダ~ンもそもそも、運命の扉を叩く音。大家が家のドアを叩くのもまた、母子の運命を左右する音。遊び心というか、ちょっと思い付かない独特の引用だと思う。個人的に主人公の少年(小ネタで既出ですが、実は少女)が、ショートカット時のモデルの今宿麻美に見えて仕方なかった。 ひのとさん 6点(2004-09-05 23:36:06)

4.うーーーむ、シュール。ちょっと林静一や南伸坊のマンガみたいでした。メデレー(主人公の仕事仲間?の女の子)の踊りがキュート。 ぐるぐるさん 6点(2004-09-05 21:43:57)

3.地上波で観ました。イラン映画界の鬼才、ベネチア映画祭で絶賛された秀作とのことだったので、ちょっと期待したものの短い作品なのに途中何度か早送りで飛ばしてしまいました。単に私には合わなかったのかも。母親のスカーフや女の子の衣装、特に耳にかける果物や爪に貼った花などは印象的で映像としてはとても綺麗でした。 黄色パンダさん 3点(2004-09-04 22:26:14)

2.センスが無いんだよなぁ・・・(偉そうに・汗ゝ・すみません)。 ジマイマさん 2点(2004-09-03 15:29:43)

1.少し掴みにくい部分もあります。けれども補って余りある。。作品に広がる素朴な世界。と言うか、貧しさ。でも、それをかき消す様な映像美。少年の心象映像のようで、現実と幻想が交差する。少女の身に着ける花や果実のなんと美しいことか!盲目少年の研ぎ澄まされた聴覚。鋭すぎる感覚が見事に描かれて、ラストは別世へと誘うが如く。 れこばさん 7点(2004-06-20 15:51:08)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 5.33点
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2111.11% line
3111.11% line
400.00% line
5111.11% line
6444.44% line
7222.22% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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