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昭和残侠伝 唐獅子仁義

1969年【日】 上映時間:89分
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
[ショウワザンキョウデンカラジシジンギ]
新規登録(2004-07-14)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2022-08-18)【イニシャルK】さん


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監督マキノ雅弘
助監督内藤誠(脚本)
演出日尾孝司(殺陣)
キャスト高倉健(男優)花田秀次郎
池部良(男優)風間重吉
藤純子(女優)おるい
待田京介(男優)岩波藤吉
志村喬(男優)林田伝之助
河津清三郎(男優)樺島岩蔵
山本麟一(男優)峰岸竜平
小林稔侍(男優)黒勝
左卜全(男優)佐兵衛
曽根晴美(男優)椎名仙太
御木本伸介(男優)浅野幸太郎
藤山浩二(男優)白鞘の辰
小林千枝(女優)
山田彰(男優)豊平
桜木健一(男優)繁次
久地明(男優)ロク
脚本松本功
山本英明
音楽菊池俊輔
主題歌高倉健「昭和残侠伝」
撮影坪井誠
企画俊藤浩滋
吉田達
配給東映
美術藤田博〔美術〕
編集田中修
録音小松忠之
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【クチコミ・感想】

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4.冒頭、高倉健と池部良の対決からいきなり始まって「昭和残侠伝なのに?」と、ギョッとしますが、映画終盤にはちゃんと「確かに昭和残侠伝だわい」という展開になる。どうやったって、この運命から逃れることはできない二人、なんですなあ。
映画開始早々に池部良が死んでしまったら、そりゃマズいだろう、と思ってたら、当然のごとく死んではおらず、しかし対決の際に左腕を失って、いささかヤサぐれてしまってます。ヤサぐれても池部良なので、品があります。品があるので、多少、迫力には欠けます。
ひょんなことから、出所した高倉健と知り合いになる親分が、志村喬。セリフ回しがいささか覚束ないように思えて、大丈夫か?と一瞬思うものの、要するにコレ、任侠道のカッチリした喋り方ではなく、砕けた感じ、気さくな感じの表れなんですね。一見やさしそうな好々爺、だけど親分としての貫録はしっかりと垣間見せる。うん、でもやっぱりただの爺さんだ。
さらに、ちゃらんぽらんな待田京介が物語に絡みますが、これもまた、別の人懐っこさがあって。なにせ主人公ふたりが取っつきにくい雰囲気を漂わせまくってるので、周囲の人たちがユーモアと人情を醸し出してます。
で、藤純子。この作品、「三角関係モノ」であるはずなのですが、どういう訳か対立関係に至る事なく、三角形が見事な調和を成しているという、これはもはや、健全と言ってよいのか不健全と言ってよいのか。しかしこの三人なればこその、違和感の無さ。この違和感の無さに違和感を感じるかどうか、それが問題だ(笑)。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-05-05 10:25:52)

3.私がシリーズに惹かれる「滅びの美学」を本作では感じられませんでした。本作の収穫は重厚な存在感を見せてくれた志村喬。滅びの美学なんぞありゃしないと逝った姿が印象に残ります。 The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 5点(2012-01-27 11:56:28)

2.これもいかにもマキノ監督て雰囲気で見せる。面白いことは面白い。けど、やはり最初に観た、そして、シリーズ最高傑作の呼び声が高く、私もおそろく最高傑作だと信じて疑わない「昭和残侠伝・死んで貰います」に比べてしまうと、どうしても劣る気がしてならないのと、同じマキノ監督の「血染の唐獅子」に比べても完成度、面白さでやや劣る気がした。 青観さん [DVD(邦画)] 7点(2006-04-24 20:33:55)

1.シリーズ五作目にしてマキノ監督作としては二作目。前作がどちらかというと快活な任侠モノだったのに比べると、こちらはかなり暗くて、ニヒリスティックでハードボイルドな佇まい。ではあるのだけれど、「やくざの稼業をしていても、やくざな生き方をするな」というマキノ流任侠道が色濃く反映した作品ではあります。で、やっぱ殴り込みのシーンがカッコ良いんだよねえ。お馴染み「昭和残侠伝」主題歌をバックに、高倉健演じる花田秀次郎が夜道を歩くシーンで、短いカットを繋ぎ合わせた手法は、戦前の「血煙高田馬場」を彷彿(ほうふつ)とさせて、盛り上がる盛り上がる。前作では殴り込みにいつもの花田秀次郎・風間重吉に加え竹(津川雅彦)も参加して新鮮なグルーヴを醸し出していたけれど、今回は良い感じの脇役、イタチの藤吉(待田京介)が参加してて飽きさせないのだ・・・さて、お次はいよいよ最高傑作の呼び声高い「死んで貰います」だ。期待してまっせ、秀次郎さん。 ぐるぐるさん 8点(2004-08-09 20:58:27)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.83点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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