みんなのシネマレビュー

はなれ瞽女おりん

1977年【日】 上映時間:117分
ドラマ小説の映画化
[ハナレゴゼオリン]
新規登録(2004-07-05)【あむ】さん
タイトル情報更新(2023-03-28)【にじばぶ】さん


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監督篠田正浩
キャスト岩下志麻(女優)おりん
原田芳雄(男優)平太郎
西田敏行(男優)助太郎
小林薫(男優)袴田虎三
奈良岡朋子(女優)テルヨ
樹木希林(女優)一瀬たま
横山リエ(女優)カネ子
桑山正一(男優)今西万太郎
安部徹(男優)別所彦三郎
不破万作(男優)小杉
山谷初男(男優)山下
浜村純(男優)斉藤
加藤嘉(男優)伊助
殿山泰司(男優)炭焼男
原泉(女優)老婆
松山照夫(男優)トンネル工事の男
伊達三郎(男優)野次馬の男
矢崎滋(男優)
阿藤海(男優)
田中筆子(女優)
原作水上勉「はなれ瞽女おりん」
脚本篠田正浩
長谷部慶治(脚本/台詞)
音楽武満徹
撮影宮川一夫
製作岩下清
配給東宝
美術粟津潔
編集山地早智子
南とめ(ネガ編集)
録音西崎英雄
照明佐野武治
あらすじ
瞽女(ごぜ)屋敷は、封建の世から盲者の女だけで成り立っている共同体。大正時代、母親が逐電して身寄りのなくなった少女おりんは、行商に連れられてこの瞽女屋敷へ送られた。屋敷の女将は「仏様はこの世の地獄が見えねえように、おりんの眼をつぶしてくれたんじゃ」と教えてくれた…。日本を代表するカメラマン宮川一夫が「これが自分の遺言だ」とまで語った北陸の美に囲まれて、目の見えないおりんは杖一本で行脚する。たとえそこが天国でも、地獄でも。

エスねこ】さん(2007-02-04)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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8.生涯盲目でありながら、気丈に振舞うおりんが痛々しい。この時代は男も女も人と人とも思わない扱いをし、ただ生きているだけでどこに幸せを感じるのかと思えた。原田芳雄が登場し、おりんにも一抹の希望が見えたのだが。最後はなんとも言えない結末ですね。岩下志麻は目がきつくて恰好よく、好きなのですが、眼を見開くことのない盲目役はどうだったのかな?と少し残念。 SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 6点(2017-06-17 23:00:04)

7.大正の北陸を舞台に、一人の瞽女の生涯を描いた作品。
瞽女を題材にした内容がインパクトを与える。
ストーリー自体はかなり重くて暗いんだけど、四季折々の美しい風景と風物詩が、作品全体に情緒や重厚さを吹きこんでいます。
自らの境遇と女心とのあいだで揺れるヒロイン役を、岩下志麻が熱演。
ラストは……う~ん、どうなんでしょう? MAHITOさん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-04 01:50:49)

6.120本以上の映画に出演してきた岩下志麻が「一番好きかもしれない」とまで言っている作品。話としては暗いが、記憶に残るのはほほ笑んでいるおりんなのが不思議。「生きる」という事について考えさせられる。そしてなんといっても素晴らしいのが映像。舞台である明治~大正時代をリアルに感じられるし、宮川一夫カメラマンが切り取る自然風景はまさに圧巻。これだけでも見る価値があったというもの。本作で岩下志麻は77年の映画賞を総なめ。その演技力はさすがだが、欲を言えば瞽女屋敷に身を置いている時分のおりんは10代の女優に演じてほしかった。「その子はまだ子供ですから、あまり酒飲ませないで下さい」と言われても、30代半ばの岩下志麻ではぴんと来ないもので…。その他、奈良岡朋子、安部徹、樹木希林など脇を固めた俳優たちも素晴らしかった。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-07 18:01:30)(良:1票)

5.傑作!突き放したラストがいい。9点なんだけど
惜しむらくは岩下志麻が20代前半のときに撮るべきだった。マイナス1点。
誰かでリメイクして欲しい作品。 うさぎさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-08-01 17:27:54)(良:1票)

4.美しい情景描写に対して、日本海の冷たい海、それは瞽女となった美しき盲目の娘おりんの運命を象徴するかのようだ。水上勉の小説には、このような不遇な環境に生きる人間(女性)を書いたものが多い。その中でもこの「はなれ瞽女おりん」は際だっていると思う。またそう思わせるのは、何と言って岩下志麻の美しさと演技力だと思う。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 9点(2011-10-03 15:03:28)(良:1票)

3.素晴らしい。ストーリー、演技、映像、音楽、その全てが高水準に思えました。恵まれない境遇に生きる人を丁寧に描く水上文学が好きなこともあり、興味深く見られました。
こういういい作品のレビューが少ないのは残念。 くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-06-06 00:02:51)

2.ハレとケの混交するカオス。
そんな階級が存在するとは思いもしなかった社会の最下層以下の人間でありながら、同時に人のしがらみを突き抜けた仏。芸能人であり売女。あらゆる両側面を備えて、それがさらに「盲者が主人公の映像作品」という大きな矛盾に包まれている。だが観れば納得、その心は明快だ。
製作時期からして、おそらく名作『砂の器』路線を狙った映画なんだと思う。でも自分的にはアレを遥かに超えている。扱っているイメージが広すぎるのだ。おりんの姿には小野小町の末路まで重なってしまうし、門前で三味線を弾く瞽女姿はロックスターまで(というか「ロックンロール」という言葉そのもの)が重なる。そして折々に挿入される、一見「あれ? 何でここで?」的な北陸の風景。ゼンマイ、蓮の花、木々…彼女にはそう見えているのだ。なので、線香くさくない、地に足のついた土俗的仏教ワールドも広がっていると言える。

重層的な世界観を、ただ一人の主人公を描く事で束ねてしまった、とてつもない傑作。オイラの生涯を縛る作品にまたひとつ出会えたのが嬉しい。 エスねこさん [映画館(邦画)] 10点(2007-02-04 00:41:38)(良:1票)

1.瞽女(ごぜ)とは盲御前(めくらごぜ)の略だそうで、作品を見るとわかるが、鼓や三味線などを奏でたり歌を歌ったりする盲目の女芸人のことだ。
本作はそのめくらごぜおりんが彼女が出会う男達によって、ごぜの世界から孤立し、「はなれごぜ」として生きていく様を描いていたと記憶する。

映画ならばどんな作品であろうとも劇場で見たい時期だった中学生の頃、
親の知人が無料チケットを手に入れたので、どんな内容の作品なのかも知らずに、
その知人と親、そして姉と私とで劇場に見に行った。
皆、さほど内容を知らずに劇場に出向いたため、思春期の私を伴っての鑑賞は、
親たちには結構気まずかったのではないかと察する。
当時、中学生の私にとっては、かなりインパクトの強い衝撃作だったのに加えて
スクリーンに映し出された四季折々の風景や作品自体が醸し出す独特の雰囲気が
未だに、心の中に鮮烈に焼きついていて、忘れることのできない作品となっている。
中でも、初潮を向かえ、両足を紐で結わえられて眠るおりんに、当時端役俳優だった西田敏行が夜這いをかけるシーンなどは、思春期の私には衝撃的ですらあった。
大人になった今、もう一度、見返して見たい。
きっと、あの頃とは違った側面から、深く感動できるのではないかと思う。
切にソフト化を希望。
あむさん 8点(2004-07-19 23:54:11)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.73点
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500.00% line
6213.33% line
7533.33% line
8426.67% line
9320.00% line
1016.67% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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