みんなのシネマレビュー

南の島に雪が降る(1961)

1961年【日】 上映時間:103分
ドラマ戦争もの実話もの小説の映画化
[ミナミノシマニユキガフル]
新規登録(2005-07-31)【WEB職人】さん
タイトル情報更新(2021-05-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(1961-09-29)


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監督久松静児
キャスト加東大介(男優)加藤軍曹
伴淳三郎(男優)鳶山一等兵
有島一郎(男優)篠崎曹長
西村晃(男優)前田一等兵
渥美清(男優)青田上等兵
桂小金治(男優)大沼一等兵
志村喬(男優)浅川中将
三橋達也(男優)小林少佐
森繁久彌(男優)森大尉
三木のり平(男優)二木上等兵
フランキー堺(男優)坂田伍長
小林桂樹(男優)小林伍長
どんぐり三太(男優)坂本一等兵
細川俊夫〔男優・1916年生〕(男優)杉山大尉
加藤春哉(男優)斉木兵長
織田政雄(男優)村田大尉
佐原健二(男優)北川上等兵
松本朝夫(男優)
天津敏(男優)
原作加東大介
脚本笠原良三
音楽広瀬健次郎
製作佐藤一郎
東京映画
配給東宝
美術小島基司
編集南とめ(ネガ編集)
録音西尾昇(録音)(整音)
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【クチコミ・感想】

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4.フランキー堺のこわばった右手のアップ。その甲についた黒い傷痕。思うようには動かないその手の表情に胸がつまる。
それでも尚且つ一心にピアノを奏でるフランキーの横顔と正確な運指、そしてそれに見入る演芸分隊員たちの表情が1ショットに収められる。
縦構図の奥で、まるで『ハタリ』のジョン・ウェインのような母性的穏やかさで加東大介がその演奏を静かに見守っている。
観客席後方の位置から捉えたクライマックスの雪のシーンと共に、映画の中でも特に素晴らしい場面だ。

役者本人による運指を明示することで、具体的なアクションとしての演芸が情を伴い、迫ってくる。

兵士たちは偽物の「桜」、「柿」、「鬘」に感激し、作り物の「雪」に静まり返り、涙を流す。
実物ではない、人の手による事物イメージの所産ゆえにより一層彼らの郷愁をそそるのではないだろうか。

映画は逆に、喜劇俳優が兵士に扮し、入道雲や、ヤシの木や、海岸の夕景といった美術的虚構と類似を駆使してニューギニア・マノクワリ前線基地を再現し、映画の観客はその風物のイメージに現地を想う。

現実ではなく虚構が、本物ではなく偽物が、迫真を超えた「芸術」として見るものの心をうつ。

まさに、映画を連想させずにおかない。
ユーカラさん [ビデオ(邦画)] 8点(2011-09-28 22:12:41)

3.迫真の演技にただ圧倒されていた。加東大介が本人役として出演しているだけに中途半端な作品にはさせないという気持ちが伝わってきた。これがノンフィクションであるということが、日本人としての誇りである。 あるまーぬさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-09-11 09:31:15)

2.「美味しんぼ」の、美食家がたんなるご飯と味噌汁を食べ目に涙を浮かべるシーンを想起させられるように、郷愁というのは客観的な判断力や理性を破壊してしまう力の持ち主です。遥か南方の希望の失われた前線において、運命の諦観を漂わせる兵士に光を与える「電気」。「水車」は彼らを潤し、「着物」は彼らを暖かく包み、そして「雪」は希望となり深深と彼らに降る。紙の雪にホンモノとニセモノの境界の不確かさ、脆さを知る。
彦馬さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-16 12:51:27)

1.いささか個人芸の競演大会の様相を呈しているが、さすがにどの役者の名人芸にも感服し、唸らされるばかりだ。特に深夜に自らを叱咤しながら練習する伴淳と五木の子守唄をしみじみ聞かせるは森繁は堪らない。積年の賜物芸というか今のテレビ芸人など足元にも及ばない力の差を見た気がする。舞台の雪景色を見て内地を想い涙を流す兵隊たちの顔が実に悲しい。部隊によって待遇に雲泥の差があり、かなり裕福な演芸部隊と戦死と発表されたらたとえ生き残りがいても訂正されないという瀕死の部隊との対比で戦争の残酷な部分をしっかり描いて見せている。「リアル、リアリティ」と敵国語の台詞が気になったが、忘れてはいけない日本映画の一作に間違いない。 WEB職人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-16 11:24:03)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.50点
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