みんなのシネマレビュー

マイマイ新子と千年の魔法

2009年【日】 上映時間:93分
ドラマファンタジーアニメファミリー学園もの小説の映画化
[マイマイシンコトセンネンノマホウ]
新規登録(2009-12-01)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2021-02-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-11-21)


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監督片渕須直
福田麻由子青木新子
水沢奈子島津貴伊子
森迫永依諾子
本上まなみ青木長子
松元環季青木光子
野田圭一青木小太郎
竹本英史青木東介
塚田正昭清原元輔
諸星すみれタミちゃん
小山剛志多々良権周防介
谷山記章
宇山玲加
原作高樹のぶ子「マイマイ新子」
脚本片渕須直
音楽岡田こずえ(音楽プロデューサー)
主題歌コトリンゴ「こどものせかい」
製作松竹(「マイマイ新子」製作委員会)
エイベックス・エンタテインメント(「マイマイ新子」製作委員会)
マッドハウス(「マイマイ新子」製作委員会)
制作マッドハウス(アニメーション制作)
配給松竹
美術山本二三(背景)
その他文化庁(支援)
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【クチコミ・感想】

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10.「この世界の片隅に」の衝撃的な感動から6年あまり、片渕須直監督のアニメーションの真髄は、そのさらに7年前に製作された本作の中に既に息づいていたことを、今更ながら思い知った。ある平日の深夜に気軽に鑑賞したのだが、想像以上に傑作だった。

山口県防府市の農村に生まれ育った主人公の新子と、東京から転校してきた貴伊子との出会いと育まれた友情。
共に過ごしたその日々は、一年にも満たない短い期間のできごとではあるけれど、深く、瑞々しく描き出される。
不可思議ながらも安らぐアニメ世界。澄み渡るように深い情感と、膨大な時間を超えた邂逅が、ちょっと味わったことの無い感動を生んでいる。

何やらファンタジックなタイトルではあるけれど、実際に描き出されるできごとは、実は決して特別なものではない。
この時代の日本のどこにでも存在していたであろう少年少女たちの他愛もない日々と、時代がもたらす普遍的な悲しみや苦労、そしてすべての子供たちが一度は巡らせたであろう“空想”によって、本作の物語は紡がれている。

ただ、描かれるできごとが普遍的であるからこそ、本作は形容しがたい情感を生み出しているのだと思える。
決して誰もが裕福ではない時代の中で、子どもたちは時に寂しさや悲しさを覚えつつも、それでも笑って、明日もまた会う“約束”をする。
その一日一日の積み重ねが、間違いなく「今」に繋がっているということを、千年という膨大な時の流れを引用しつつ、本作は雄弁に物語っている。

それはまさに「この世界の片隅に」で描かれた“すずさん”の人生模様に通じるアプローチだった。
そして、“すずさん”が生き抜き、命を継いだその先に、本作の時代と少女たちの人生が存在するのだということを“空想”すると、より一層芳醇な感慨を覚えた。


空想する喜びを既に知っていた新子は、生活の傍らにあった「現実」の悲しみを知る。
現実の悲しみを既に知っていた貴伊子は、新たな環境の中で「空想」する喜びを知る。
そこには時代に対する真摯な視点と共に、少女たちの成長に対する慈愛が満ち溢れていたように思う。

エンディング、コトリンゴが奏でる楽曲に包み込まれながら、「ああ、いい映画だ」と確信した。 鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 9点(2023-01-30 23:14:22)

9.この映画の良さは自分には分からない、ということが分かった。物語がある...ように思えない。 simpleさん [地上波(邦画)] 4点(2019-07-14 16:02:27)

8.アニメ映画に詳しくはないので、彩色に関わる決定権が誰にあるのか知らないが、色の使い方が、桜の咲く頃とラストの雪景色のシーンを除いて、空だけでなく全般的に何かくすんだ感じであまり美しくない。宮崎アニメの場合、季節や時間帯も色と明暗表現で明瞭に描き分けられ、このシーンは夏の午後6時頃の様だと明瞭に判り、気温すら感じ取れるが、本作ではその点が希薄。人体と顔に日差しが当る明るい部分と、影になっている部分の明度差が正確に描き分けられておらず粗雑な印象。

アニメ映画には、何より色彩設計が最重要と考え、厳密に計られて然るべきなのだ。欠点ばかりをあげつらう様で些か心苦しいが、更に言うと、眼の描き方も雑。視線を横に反らした表現など、まるでへのへのもへじで描く人顔の、の字の様、目の表現は紙に描いた人物に生命を吹き込む上で最も重要。そこを疎かにしては感情移入も難しい。アニメの場合、膨大な量をこなさなければならず、またアニメーターの技量もマチマチで、描画に一貫性が無かったり、線や動きがぎこちなかったりと、色々と問題を克服するのは難しいが「神は細部に宿る」と言うではないか、商業映画としてお金を払ってもらう以上、クオリティをもっと高める努力が必要。

ストーリーについて言うと、千年の魔法とする意図の意外性を期待したが、拍子抜け。タイムスリップしたような千年前の牛車が、新子の主観による幻視として現れるのでは、表現として弱く、説得力も持ち得ないのでは。国破れて山河あり、昭和30年頃の山口の風景描写は感心した。未舗装の道路や田園風景と野辺の花は、日本の原風景のようで、愛おしく感じられる。日焼けした現地っ子との間に発生する、色白の転校生少女との場違いな異質感と、27色の色鉛筆のエピソードも微笑ましい DADAさん [DVD(邦画)] 6点(2016-12-30 14:39:17)

7.この映画の良さはよくわからない。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-18 01:26:13)

6.興味が有れば観ればいいし、興味ないなら観なくても良いと思う、そんな映画って感想です。アニメ好きの大人が子供心をまだ保ってる大人向きに作った様な作品なので、やや難解風に仕上げてます。世界観や風景は好きでした。 movie海馬さん [地上波(邦画)] 5点(2012-06-03 15:38:41)

5.なんで金魚すぐ死んでしまうん?と言ってたかどうかはさて置き、そこはかとなくジブリ作品をリスペクトしてるのがいい。
キャラクターも背景画もいい具合に劣化ジブリの様相。
最近のジブリ作品が迷走してるように感じていたので、これがほんとのジブリだよなぁって、ちょっと懐かしくもありました。
これでストーリーが良かったら完璧にジブリのパクリだったんですけど、残念ながらそこまでは真似出来なかったようで、千年の魔法はどこに行っちゃったんだろうかって感じでした。
もうちょっと上手く千年前とリンクさせることができたら名作になってたかも知れないだけに残念。
あと、大人の諸事情がいちいち重いのもマイナス点だろうか。
ポニョ探しや身分を越えた友情だけでも子どもの世界では大事件のはずで、感動的な物語になってたはずなのに、大人の諸事情が重過ぎて全部吹っ飛んでしまった感じでしょうか。 もとやさん [DVD(邦画)] 5点(2011-01-12 05:21:15)

4.ノスタルジーを売りにするのは結構だが、そこに頼りすぎてる印象。約90分の映画で60分くらい特に何が起きるわけでもない少女の日常を見せられる。この部分を楽しめなかったのがすべてでした。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-01-01 21:52:00)

3.1000年前の物語と昭和30年代の物語をシンクロさせるアイディアは悪くないし、登場人物の性格描写も行き届いている。一昔前のアニメーションを思わせる素朴な質感の映像も物語の時代性を映し出す上で効果的に働いている。物語の舞台は山口県なのだが、僕も中国地方に住んでいるので、新子のしゃべり方には親しみを覚えた。声優を務めた福田麻由子さんは東京都出身なのに、なかなか芸達者である。
ただし、一番大事な脚本が少し力不足な印象を受けた。「大人」と「子供」の世界の食い違いや「子供」の世界の絆の強さが描きたかったものと推察されるが、タツヨシの父親のエピソードにはかなりの唐突感が残るし、新子や貴伊子の両親との関係にはもっと焦点を当てて欲しかった。原作があるから仕方がない部分もあると思うが、もう少し登場人物を絞り込んで映画化したほうが良かったのではないか。本で描ける分量と映画で描ける分量にはやはり大きな差があるだけに、もっと原作を削る工夫が必要だと思った。良い雰囲気を持っているだけに惜しい作品だ。 枕流さん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-24 13:13:16)

2.序盤半分くらいなんにも起こらなさすぎてどうしようかと思ったが、最終的にはそれなりに満足した。福田麻由子の低い声が新子をより魅力的にしているのが大きい。
田舎娘は声が低い方がそれっぽい。 すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2010-08-14 16:52:31)

1.う~ん..ある意味、難解..変化球って感じです..意図的に物語を創っているのも、鼻につく..これを観て、子供達が理解できるのか..疑問... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-26 17:24:13)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.33点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.17% line
4312.50% line
5520.83% line
6625.00% line
714.17% line
8416.67% line
9312.50% line
1014.17% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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