みんなのシネマレビュー

ふがいない僕は空を見た

The Cowards Who Looked to the Sky
2012年【日】 上映時間:142分
ドラマ小説の映画化
[フガイナイボクハソラヲミタ]
新規登録(2012-11-17)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2019-01-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-11-17)


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監督タナダユキ
キャスト永山絢斗(男優)斉藤卓巳
田畑智子(女優)岡本里美/あんず
窪田正孝(男優)福田良太
小篠恵奈(女優)あくつ純子
田中美晴(女優)松永七菜
三浦貴大(男優)田岡良文
梶原阿貴(女優)長田光代
吉田羊(女優)妊婦 西村あや
山中崇(男優)岡本慶一郎
峯村リエ(女優)
山本浩司(俳優)(男優)有坂研二
山本政志(男優)
銀粉蝶(女優)岡本マチコ
原田美枝子(女優)斉藤寿美子
脚本向井康介
音楽津島玄一(音楽プロデューサー)
撮影大塚亮
製作東映ビデオ(「ふがいない僕は空を見た」製作委員会)
プロデューサー加藤和夫【プロデューサー】(エグゼクティブプロデューサー)
制作鎌田賢一
配給東京テアトル
編集宮島竜治
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【クチコミ・感想】

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5.年間100万人ぐらい生まれて、30万人ぐらいが中絶で生まれてこない。全体の4%ぐらいは体外受精で生まれてくるし昔は試験管ベイビーという偏見もあった。そこには生む側の意思があり、生まれてくる・殺される側には意思はない。生まれた後は自死する人もいるし、突然事故死する人もいるし、生きようと思って病死する人もいる。そういうマクロな話を地方都市の日常に矮小化。ここに出てくる人々は生きる事に悩んではいるようだが、死ぬほどまで追い詰められてるわけでもないし、地方都市にありがちな退屈かつ窮屈な日常でもがき苦しんでいるようだ。原作は未読だが、どうやら短編集のようなので、時系列とか展開に違和感があり、見難い所があった。
総じて男がだらしなく、どうしようもなく描かれているのは著者の作風なんだろうが、まともな人も1名ぐらい入れてもよかったのではないだろうか。全体的なテーマとしては産む事・生まれる事、生きる事の意味を問うているのかもしれないが、さ迷える高校生の青春小説って感じでもないし、産む性としての女性問題とも言えなくもないし、映画としては中途半端な出来ではある。ただし、世の中のほとんどの人は変態・変人だし、不完全だし、それでもどうか生きている実態があるという社会の裏表を俯瞰できるという意味ではよくできているのかなとも思う。但し、皆が前向きに進んでいくのはハッピーエンドではあるけどちょっとデキスギで、逃げたりダメになっちゃう人も描いて欲しかったかな。田畑はラスト逃げたようにも思えたが。だってガンバルのは無理でしょう。どう考えても。 東京50km圏道路地図さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-12-29 16:11:36)

4.全く共感できなかった。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-18 01:41:37)

3.何か辛い感じの人、何か間違っちゃってる人の群像劇。ふがいない人たちが折り重なって作る日常の景色に邦画らしい重たさがあり、そこを切り抜けて行こうとする力がまた良い。若い役者さんが皆良く、それを堪能する作品に思えた。ベテランさんは彼らを光らせる縁の下の力持ちかな。だから田畑智子のポジションにちときついものを感じる。彼女好きなんだけどな。スタートから1時間はもうちょっと端折ってもよかった。 のはらさん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-14 08:49:20)

2.田畑智子の濡れ場なんてどこに需要があるんだろう???なんてスタンスで見てたはずなのに何故だか妙に惹かれて行く。
田中美晴の方がいいに決まってるということは頭では理解できるんだけど、何故だか田畑智子の方を選んでしまう。
悔しいけど、ラストの台詞ですべて納得できた。
ほんとあいつが厄介なんです。
まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、この作品は命の尊さとか、崇高な理念とか、堅苦しいメッセージを押し付けるんじゃなくて、ただ生きてさえいればそれでいいという至極真っ当なことを言ってくれる。
本当にそれでいいのかはよくわからないけど、傷付いて心が沈んでいるときには助けになる言葉だと思います。
安定感のあるいい役者を揃えて、とても説得力のあるいい作品に仕上がっているんじゃないでしょうか。 もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2014-05-26 14:46:16)(良:1票)

1.見るともなく空を見ながら、川沿いを自転車で行く主人公の高校生を見て、自分自身の高校生の頃を思い出した。同じように、何となく空を見上げて、自転車で川沿いの家路を辿った。
勿論、僕は、コスプレ好きの人妻と不倫をしていたわけでもないし、文字通りの飢えを感じるほど貧困に窮したわけでもなく、ただただ普通の男子高校生だった。
それでも、悩みやそれに伴う鬱積は確実にあって、それらに対して何の解決策も持たない自分自身に、悲観しつつ、呆れつつ、日々を過ごした。

俯瞰して見れば、この映画の主人公の高校生は、結局のところ、何一つ自分で解決したわけではない。
すべては彼に関わる“大人”が、決断し、導き、見守り、彼を生かしたのだ。
当の本人は、傷心と攻撃にただただ打ちひしがれ、閉じこもり、幸福にもまわりの人間に助けられて、再び立ち上がることが出来たに過ぎない。
そして、ふと空を見上げて、なんだか成長したような気分になっているに過ぎないのだ。


……でもね。それでいいのだと、強く思う。


この映画で描かれるようなちょっとヘビーな境遇であろうとなかろうと、16~17歳の高校生に出来得ることなどたかが知れている。
むしろ、「何も出来ない」と言ってしまっていい。

唯一出来ることがあるとすれば、それは、主人公の母親が言う通りにただ「生きる」ということだけだ。
ささやかでどうでもいいことの方が多いのだろうけれど、絶え間ない悩みと鬱積に対して、ただひたらすらにうじうじともがき苦しみ、時間の経過とまわりの人間の助力によってそれらが自然に雲散霧消するのを待つ。

そして、空でも見つつ、自分で自分を慰めて、その先を生きていく。それでいいのだ。

この映画の作り手は、「現実」に対してドライな観点を終始保ちつつ、同時に普遍的な慈愛をもって、決して劇的ではない人間模様を落ち着いて描いていると思った。


すべての人間が生きていいく上で必ず意識する「生」と「性」。
それらは常に対のものとして、人生に喜びと苦しみを平等に与える。
その美しさとおぞましさを、何の変哲も無い普通の人々の群像の中で繊細に描き出してみせたこの映画の在り方は、とても正しい。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2013-11-05 23:59:20)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.07点
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416.67% line
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6320.00% line
7640.00% line
8320.00% line
9213.33% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

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