みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.岡本喜八監督らしい痛快アクション。難しい理屈はなしでテンポよく観せてくれ、退屈しなかった。加山雄三・星由里子もいいが、本作では中谷一郎・水野久美コンビのほうが観ていて面白かった。特に中谷が実に楽しげに演じているように見える。 【クリプトポネ】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-08-16 21:07:02) 3.この作品はもっと評価されて良い作品だとおもいます。 「独立愚連隊」などに比べても好きなんですが、あまりにも「良く出来過ぎた軽妙アクション時代劇(いや西部劇?)」になってしまったがために(笑)目立たなかったのかも。 この時期は加山雄三と星由里子が出演すると、どの作品も清い空気になってしまいますが、この時代劇でありながら現代劇のような雰囲気にマッチしていると思う。 加山(吉丹)・中谷(播磨)・佐藤(秀吉)の三人の取る行動と進む道には監督のメッセージが込められていますね。 【サーファローザ】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-04-07 16:47:17) 2.最初の脚本はもっとシリアスな雰囲気だったらしいが、全体的にポジティブで明るい雰囲気の娯楽作でとても面白かった。岡本喜八監督の映画で加山雄三や佐藤允が出ているというとつい「独立愚連隊」みたいな雰囲気を期待してしまうのだが、やはり雰囲気的に似たところも感じられる。それだけではなく、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」のような雰囲気もあり、星由里子が雪姫を思わせる気の強いヒロインを演じているのが面白い。この映画の星由里子は「若大将」シリーズで演じているヒロイン・澄子よりも可愛かったし、下の方が既に書かれているけど、雪姫を演じる上原美佐よりも魅力的だったと思う。映画は「隠し砦の三悪人」にくらべると確かに殺陣の迫力や緊張感がイマイチで、完成度では及ばないと思うものの喜八監督の軽快な演出と加山雄三の陽性なキャラクターのおかげか「隠し砦の三悪人」よりも見やすい映画で痛快さも増しているような気がして、こちらのほうが個人的には好みかもしれないなあ。ラスト近くで馬借の一人が背中の出血を確認した後、悲鳴をあげて倒れるシーンは笑えるが、ひょっとしたらこのシーン、「太陽にほえろ!」の松田優作の殉職シーンの元ネタかもしれないと一瞬思ったけどさすがにそれはないだろう。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-04-01 21:10:40)(良:1票) 1.テンポ、ストーリーともに娯楽映画として申し分ない。これで、殺陣のシーンにもっと緊張感があれば文句ないのだが、この映画全体にただようポジティブな魅力のせいで、緊張感が少し殺がれてしまっているのが惜しい。いや、このポジティブさは、主演が加山雄三だからかな? この役を丹波哲郎とか仲代達也とかがやったら殺陣はいいとおもうけど、肝心の全体の雰囲気が変わっちゃうだろうし。そのへんのバランスがむずかしいけれど、加山雄三の良さが出ているという意味では、やはりいい作品と言えるのではないだろうか。 【wunderlich】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-27 19:04:09)(良:1票)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS