みんなのシネマレビュー

殺人鬼に罠をかけろ

(パリ連続殺人事件)
Maigret Tend un Piege
1957年【仏】 上映時間:120分
ドラマサスペンスシリーズものモノクロ映画犯罪ものミステリー刑事もの小説の映画化
[サツジンキニワナヲカケロ]
新規登録(2022-08-18)【放浪紳士チャーリー】さん
公開開始日(1958-07-26)


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監督ジャン・ドラノワ
キャストジャン・ギャバン(男優)メグレ警視
アニー・ジラルド(女優)
リノ・ヴァンチュラ(男優)
原作ジョルジュ・シムノン
脚本ミシェル・オーディアール
ジャン・ドラノワ
音楽ポール・ミスラキ
撮影ルイ・パージュ
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 違法にも程がある捜査方法を駆使するメグレ警視と犯人の頭脳戦に高まった期待は空振り。犯人、妻、犯人の母、ウジウジと捻れた愛憎模様は三人の熱演もあってなかなかの見応え。「服は青、白い縞の」痺れる名シーンでありました。若きアニー・ジラルドの存在感も特筆もの。ラストはジャン・ギャバンが締めてくれます。千両役者の佇まい、カッコつけ過ぎ・・・もとい、カッコいい!  The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2022-09-05 15:58:43)(良:1票)

1.《ネタバレ》 フランス警察小説を代表するメグレ警視、ジャン・ギャバン主演でシリーズ映画化されたこれが第一作。パリ市内のある地区内で頻発する女性ばかりを狙った連続殺人、犯人検挙に乗り出すメグレ氏。偽の容疑者や、覆面女性警官を囮に使って、真犯人に罠をかける、という展開。ギャバン扮するメグレ警視の執拗な容疑者への追及シーンが見どころ。神経衰弱状態の容疑者にも全く手を緩めないあたりは、凄いというかタフというかなんというか。ヒロインアニー・ジラルドが魅力的。入り組んだ迷宮みたいなパリ下町の風景も面白い。残念ながら推理小説的犯人当て要素は殆どナシ。そういう意味では次作『サン・フィアクル殺人事件』の方が、探偵映画趣味的には面白かった。そもそも、ジャン・ギャバンとリノ・ヴァンチュラ御両人が雁首揃える警察署なんて、裏でギャングかマフィアと繋がっている悪徳警官にしか見えない・・・、というのは冗談で、ここではまだ職務に忠実な刑事役。でもこのお二人って、裏街道を突き進む役どころを演じてる時の方がずっと生彩あるよね。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2022-09-04 21:23:36)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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