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ブッチャー・ボーイ

The Butcher Boy
1997年【アイルランド】 上映時間:110分
ドラマコメディ
[ブッチャーボーイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-02-25)【8bit】さん


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監督ニール・ジョーダン
キャストスティーヴン・レイ(男優)
フィオナ・ショウ(女優)
イアン・ハート(男優)
ブレンダン・グリーソン(男優)
脚本ニール・ジョーダン
撮影エイドリアン・ビドル
製作総指揮ニール・ジョーダン
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【クチコミ・感想】

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20.《ネタバレ》  冒頭、大人になった主人公が子供時代の過ちを振り返る形式で映画は進んでいく訳ですが「僕とジョーの友情に首を突っ込んだ夫人が悪い」って、全然反省していない辺りが凄い。  この主人公、殺人の被害者となった夫人以外にも、他所者を「田舎っぺ」「ブタより醜い」と見下していたりして、とかく感情移入を拒む存在なのですよね。  そんな彼に呆れかえっていたはずなのに、観ている内に段々と感情移入させてしまうのだから、作り手の上手さを感じます。  父母を失うだけでなく「血の兄弟」「唯一で最高の友ジョー」と語り、大切にしていた親友からも絶交されてしまう主人公。  そんな彼は八つ当たりのように凶行に至る訳ですが、それが完全な狂気によるものとは思えず、一応主人公なりに理屈は通っているなと納得させられてしまうのだから、これはもう恐ろしい映画です。  少年愛嗜好があると思しき神父に、性的悪戯を受けそうになるシーンでは、逆襲してみせた彼にスカッとさせられたし「ジョーにウソを言わせた」事が何よりも許せないと怒るシーンでは、ついつい彼に肩入れしてしまう。  そんな具合に、巧みに感情移入させた上で主人公に「人殺し」をさせてしまう訳だから、観ているこちらまで罪悪感を抱いてしまうのですよね。  「エイリアンの侵略」「原爆による世界の終わり」「父母の美しい思い出を否定する現実」など、彼が殺人を犯したキッカケを大量に用意してみせて、その凶行に説得力を持たせているのも上手い。  上手いんだけど……それによって「殺人犯になるまでを疑似体験出来る映画」という形になっている訳だから、後味の悪さは折り紙付きです。  上述の通り、主人公には反省の色が全く窺えません。  ラストにおいても「もう悪党ではないで賞」を取ったから釈放された、としか感じていないのです。  「トラブルは、もう結構」という独白からするに、今後彼が犯罪に手を染める可能性は低いと思われます。  それでも、彼は許されるのだろうか、自分が殺した夫人に対して「悪い事をした」「可哀想だ」と考えたりする事は無いのだろうか、と非常に悲しい気持ちに襲われましたね。  聖母マリアが彼に渡した花、スノードロップの花言葉は「希望」そして「慰め」。  果たして彼に「希望」を与えるべきなのか、彼を「慰め」るのが正しい事なのか、と観る者に考えさせてくれる。  様々な意味で、問題作と呼ぶに相応しい一品でありました。 ゆきさん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-12-15 22:48:18)(良:1票)

19.《ネタバレ》 ニール・ジョーダンって、こんなに解りにくかったっけなぁ・・・というのが、まず第一の感想。 少年に降りかかる、不遇な出来事を描いているのだけは理解できたが、つながりが悪い印象。 出来事が、つらつらとただ描かれていく。 描き方が悪いのか、私の理解力が足りないのか。 いずれにしても、一つ一つのエピソードが、すんなりと頭に入ってこなかった。 少なくとも言えることは、もっと明快に理解できたとしても、面白い内容ではないということ。 かと言って、ど肝を抜かれる様なエピソードも無く・・・ この少年の不幸な生い立ちを散々見せて、結局、何を言いたかったのか。 その部分も理解できない。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 3点(2016-09-14 22:59:24)

18.《ネタバレ》 いやー驚きました。 ニール・ジョーダンがこんなすごいものを作っていたなんて。 それなのに、完全無視されてきたために、この存在すら知りませんでした。 が、なぜ「完全無視」されてきたのかそれは見れば一目瞭然で、上映すらできない国がほとんどであることは容易に想像できます。特にアメリカなんか絶対に無理です。 まあ、承知のうえで作ったのでしょうし、コレで賞を取ろうとかゼニを稼ごうとかいうことは全然考えていないに違いなく、いい意味でも悪い意味でも作り手が「満足」する作品であるわけです。 そこんとこを考えてみたいのだが、「いい意味」で言うなら、こんなに妥協のない徹底した完璧な作品は本当に珍しいわけで、似たような意味で思い浮かぶのは「ブリキの太鼓」くらいのものでしょう。 どこにも妥協がない、観客に対するサービスなどハナから頭にない、そして、だからお話として素晴らしい。 いっぽう、この作品における自己満足の結果もたらされた「悪い意味」とはなんでしょうか。 それは映画として「愛されない」ということです。 フツーの観客はこの作品の登場人物の誰をも愛することはできませんし、自分を重ね合わせる対象も居ませんし、アイルランドの寒くてビンボーな風景に愛着を覚えることも困難です。百歩譲って言うなら現地の人々は多少違うでしょう。しかし、「オラが国のムービー」として自慢する対象には絶対にならない。 せっかく作った映画が、ほとんどの国で上映もしてもらえず、無視されて消えていくのです。 私はこの作品が素晴らしいということは全く認めますが、全然愛せません。 もう一度見たいとも、思わない。 フランシーが通行税を取ろうと夫人を脅す場面で、もう、ドン引きになってしまったのです。 フランシーはハードな家庭に育ったため同年代と比べて心身ともに「強靭」すぎて、強靭すぎることが、すなわちくじけることができないことが、その後の顛末となった理由なわけです。 そして、最終的にジョーに拒絶させることで作り手は「物語としての妥協のなさ」を達成しましたが、同時に「観客から愛される要素」もきれいに消し去ったのでした。 そして、私は「映画」とはやはり観客に愛されてナンボ…という気持ちが消せない。 観客に媚びず、なおかつ愛され、妥協もしない、というのが最高ですが…求めすぎ? パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-04-11 00:56:12)

17.《ネタバレ》 未熟で幼い少年期の心理の暴走を巧く描いているとは思いますが、とにかくブラック過ぎてちょっとひいてしまいました。主人公の少年の悩み(家族や友人関係等)は結構皆心あたりがあるとは思うんですけどね・・・・・。まあ、しっかりと人生の基盤作りを後押ししてあげる存在が子供には必要なんだなと感じましたね。  しかしまあ、内容的にはアレなんですが、本当にこの作品の音楽の使い方は見事としかいいようがありませんね。なんと言うか「合ってないけど凄く合ってる」というような不思議な感覚でした。  ちょっと過激なアイルランド版「ライ麦畑でつかまえて」といったところでしょうか。 TMさん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-02-05 00:04:38)(良:1票)

16.《ネタバレ》 アル中の父親と、情緒不安定な母親。唯一の親友。そしてきらびやかに広がる涯てしない夢想。それが主人公の少年フランシーにとっての全てだ。ニール・ジョーダン監督が描くのは、少年のささやかなそんな幸福さえ容赦なく一つ一つ奪いとっていくこの世界の非情さだ。彼の人生はただただ失うことの連続だ。「故障した」母を、ろくでなしの父を、ささやかな家を、噴水の広場を、そしてついにはただ一人の友だちすらも。形ある確かなものを一つのこらず失った彼がかろうじて持つのは、涯てのない夢想、それきりだ。そんなたった一つ彼が持ちうる夢想がしかし孤独と絶望に次第に蝕まれ、あたかも捨て犬が野犬と化すかのようにその内在する獰猛さを顕わにしていくさまは、あまりに悲しい。彼はこの無慈悲な世界に屠殺されまいと決死で逃げまどう豚だ。そんな彼が今にも頭上に振り下ろされるその鉄鎚を回避すべく選ぶのは、まるで悪意と欺瞞にみちみちた屠殺者=世界そのものとして君臨するようなニュージェント夫人その人への反撃である。それは自らこそがおぞましい屠殺者(ブッチャー・ボーイ)となることを意味する。ここに至り我々が知るのは、映画の冒頭で描かれる滑稽なほど包帯でグルグル巻きにされたフランシーの姿が、まさに満身創痍となった彼の魂そのものなのだということだ。彼をそのまま現実の少年殺人者とシンクロさせるのは、野暮というものだろう。赤頭巾をベースに『狼の血族』を徹底して寓話として完結させたジョーダンらしく、本作もまたあくまで悪夢的寓話として昇華されているからだ。ジョーダンはまるで泥水を濾し砂金を見つけ出すように、ひどくグロテスクな模様の濾紙の上にこの孤独な少年の粉々の魂をただひたすらに、掬いとる。その砂金は観る者によっては毒々しく、あるいは時に美しく光り、そして胸を刺すだろう。やがて大人となったフランシー。全てを失い孤独なまま、あるのは変わらず夢想ばかりだ。けれど少年の悪夢とはうって変わったその金色の光景は雄弁に彼の心の有り様を物語る。夢の中の聖母マリアが彼にさし出す一輪の花。それは奪われるばかりの人生でフランシーが初めてその手にする、愛だ。フランシーの犯した罪を理解することは出来ない。けれどこれだけは言える。その美しい花の意味は、その大切な意味だけは、フランシーにも私にも変わりなく等しいのだと。そしてその花を携えて私たちは生きていくのだと。 BOWWOWさん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-09-26 10:26:06)

15.《ネタバレ》 可笑しい。信じられないぐらいの主人公の悪童ぶり。でも、何か憎めない、同情とは違う何かを、主人公には抱いてしまう。女神(天使か?否!みたいなの)との対話で締めくくられたラストシーンの良さは、なんともいえない清涼感。 aksweetさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-10 04:59:54)

14.《ネタバレ》 特に何も感じなかった。 海夫の夏さん 3点(2005-01-17 18:03:43)

13.《ネタバレ》 主人公の少年はいつもわめいたり悪態をついたりしていて、それこそブタのようにやかましい。でもそれは迷子になった子供が親を探しているときのような、痛ましい混乱と怒りに満ちたもので、結局彼はいつも自分を愛してくれる人を探して迷走していたように思う。彼はこれが「ブタの成れの果てだ」とブタの首を指して言う。誰にも気にかけてもらえず、やがては屠られてしまうブタに重なる彼の姿は、途方もなく孤独だった。ニュージェント夫人に罵られたとき、本当は「お前はブタなんかじゃない」といってくれる誰かが必要だったはずだ。それなのに家族は死に、親友は去っていき、心の拠り所としていた美しい幻想も奪われる。少年の混乱は頂点に達し、破滅へと向かってしまう。しかし、この映画のいいところは単に破滅を描いて終わるのではなく、穏やかなラストを用意していてくれたことだ。彼が成長し、ただ静かに手の中の一輪の花を見つめている姿を見たとき、涙が出そうになった。彼はもうブタのようにけたたましくわめいたりしない、もうブッチャー・ボーイではない。哀れな少年の心にようやく平安が訪れたのだと、救われた思いがした。 no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2004-11-30 23:59:59)(良:1票)

12.終始ハイテンションで撮り切った演出、子役のありえない演技。これはもっと話題になってもいい ドレミダーンさん 9点(2004-07-19 10:41:43)

11.フランシー少年の本能に従った動物的衝動がこのような事態を招いたのであってそれを抑制させるにはキリスト教のような”宗教”によって道徳的観念を植え付けてこそ人は人としての理性を保ち安泰に暮らせるのだろう。人の分別とは紙一重でありそれを少年期に教え説くのが”教育”となる。だからこそ人間社会における教育こそが犯罪や非行を抑制出来得る唯一の手段だと画面の向こうから伝わってきた。個人的にこの『ブッチャー・ボーイ』という作品は観終わった後の爽快感たるやものすごく清清しい気持ちになれる。『スタンド・バイミー』、『マイフレンドフォーエバー』、『サイモンバーチ』etc・・・”友情”という名のつく作品の全てを否定してやる!!という意気込み(個人的意見なので監督にはそんな気無いと思います)に乾杯。何が素晴らしいというと作品そのもの自体も素晴らしいけどこのフランシー少年の演技力に勝るもの無し。はっきりと言うが君は最高だよ。今回は飯を食いながら観たけどいつもの倍は飯が美味かったよ。私はこの作品におけるこの監督の演出というかセンスがもろツボに入ってます。私自身のセンスが悪いかもしれませんけどこれだけは声を大にして言いたい「好きだよブッチャーボーイ!! 」 「追い越せマイフレンドフォーエバー!!!」無理と思うなかれ。 tetsu78さん 9点(2004-07-18 23:11:03)

10.コレを観てて思うのは、ニール・ジョーダン監督ももしや子供の頃はイジメっ子だったのではないかと。そのくらい堂に入った描きっぷりでございます。アイルランドを舞台に、主人公の少年フランシーの狂気が描かれますが、そこには、キューバ危機を背景とした核戦争への不安が色濃く投影されてます。少年は成長せねばならない、とにかく周囲は待ってくれないのである。かつての縄張りであった「噴水」は他の少年達に譲ることになるし、友人ジョーは離れて行く、そして少年の家庭も順調に崩壊していってしまう。現状に安住できない一方で、将来もまた核の不安に閉ざされた状態。そんな中、やがて少年のアイデンティティは、日頃からこころよく思わぬニュージェント家への、理不尽な敵意へと集約されていく。というわけで、何だか殺伐とした話のようですが、幻想的な描写、ユーモラスな音楽によって、何だか戯画的な雰囲気があります。特に、少年に語りかける聖母マリアの幻影が、本作における潤いの一つとなっています・・・ちょっと安っぽい映像ですけどね、えっへっへ。不思議な味わいの一本です。特に豚の屠殺場の描写は奇妙に生々しく、印象に残ります。 鱗歌さん 7点(2004-05-03 23:17:50)(良:1票)

9.《ネタバレ》 1人の少年が狂っていく様を目撃してしまう作品。社会的閉塞感が精神的閉塞感を育み、その行き詰った精神が、絶え間なく襲う不安要素の重ね合わせで、どんどんどんどん歪曲していく。そして行き着く先に待つあの惨状。悲惨で、陰惨で、凄惨。しかし、なぜかどこか奇妙に滑稽で、軽い。衝撃的で救いなど全くないのに、不思議に心はそれほど重くない。監督の手腕だろうか。この作品はベルリンで監督賞を獲っているそうで。カンヌとかベルリンとかってどうも病んだ映画がお好きなようですね。ええ、私もです。 ひのとさん 8点(2004-01-22 20:58:36)

8.《ネタバレ》 ひとが「狂って」いく過程をバーチャル体験できる貴重な映画。というと乱暴かもしれませんが、だれでも、こんなふうにちょっとずつ何かがずれていったり拡大していったりするだけなのかもしれないと思う。でも全体を通してフシギなほど暗さがなく、あとあじも悪くない。おすすめです。 ETNAさん 10点(2003-12-24 18:19:24)

7.たまにはホラーをと思い、パッケに惹かれて借りてきたのがこれです。しかしつまらなくはないですが、ホラーと言うには程遠いものだったような・・・。しかしどこのレンタル屋でもホラーコーナーに置いてあるのはなぜ? TAKIさん 5点(2003-05-04 11:04:16)

6.「裏切り」ということに諦めを感じつつ憧れを抱いている者にとっては、かなり救いなく心に響く映画かと思います。『スタンド・バイ・ミー』(原作でなく、映画のね。)の世界をこよなく愛する者が観ると泣き叫んでしまうかもしれません。 jasmineさん 8点(2003-04-20 23:44:26)

5.元気いっぱいのブッチャー君、大活躍の一本!人ん家でウンチをするシーンが印象的です。 マチューさん 10点(2003-02-11 23:24:23)

4.衝撃作、問題作を創ろうという糸が見え見えで、監督の苦悩を感じる。映像的には評価するところがあるが、焦点が見えない狂気は苦痛でしかない。 ゆたKINGさん 3点(2003-02-08 11:30:02)

3.レンタルで見ました。身につまされた。面白かった。でも、ホラーのコーナーにおいてあったのは疑問に思いました。 ロング顎イサムヨーシヨーシヨーシさん 8点(2002-12-29 16:30:50)

2.大人が描く子供という感じで面白い事は面白い。けど全体がばらばらで、何が言いたいのかがよく分からない。撮り方によってはもっといい作品にできた可能性はあるように感じた。 チャベスさん 4点(2002-12-04 21:14:35)

1.本作を見て何か月経ったか分からないけど、その感動及び衝撃は未だまったく色あせません。あえて例えを持ち出すならキューブリックとサリンジャーの間にある少なくはない溝を見事に跳躍して見せた、とでも表現すれば良いのでしょうか?とにかく役者(特にフランシー役の少年はスゴイ)、演出(かくも陰惨な内容をどこかコミカルに仕上げる手腕はスゴイ)、音楽(ハワイアン風にアレンジされた三文オペラのテーマを挿入するセンスがスゴイ)、映像(アイルランド特有のどこか淀みながらも張り詰めた空気感と緑に彩られた風景の美しさがスゴイ)等々、映画を構成するものがかくも自分の感性にピタリと符合することも珍しく、ニール・ジョーダン監督の才能には改めて感嘆しました。本作は日本では劇場未公開なんだけど、その理由は当時少年による刺殺事件が多発していたからだそうで・・・でも、こんな時代だからこそ、なぜ少年が凶行に走るかということを考えさせてくれる本作がとても重要になってくるんじゃないのかな。なお、マリア様はシニード・オコナーが演じています。 ダイさん 10点(2001-07-31 00:01:17)

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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.20点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3315.00% line
415.00% line
515.00% line
6210.00% line
7210.00% line
8420.00% line
9210.00% line
10525.00% line

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