みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
28.《ネタバレ》 ぱっと見くたびれた親父が実はバリバリの殺し屋でした、ってギャップの妙味がこの手の映画の肝。息の上がってるジョン・ウィック、という画ヅラながらボブ・オデンカークは健闘賞もののアクションをこなしてます。(もっとも、”頭脳派”のソウル・グッドマンの方がハマリ役だったとは思うけど。) 地味なおっさん大暴れカタルシスが、もっと弱者であるはずの老人ホームのじいちゃんまでがキレ良く参加することによって倍になるとは笑。ロイドじいちゃん、ホームに世話にならなくても全然大丈夫そう。 全体としてこちらの期待通りに無双に暴れ散らかしてくれて、さっぱりした気分で観終えることはできました。でも難を言うとこの種の映画作品の型通りでストーリーに意外性が無さすぎな気もします。観たことあるなあと思わせては負けでしょう。 冒頭の「満身創痍で猫にエサ」のシーンの掴みは万全なだけに、展開するにつれ普通になっていくのはちょっと残念でした。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-20 23:12:45)(良:1票) 27.悪への徹底的制裁で正義中毒的な快感にはまってしまうバイオレンス映画。 スーパーマンのような強さもない一見普通で地味な男が殆ど不死身の活躍… このギャップに引き込まれますが、次第にリアリティとのズレに爽快感がグラついてくるのがちょっと残念。 続編に期待してます。 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-21 00:15:04) 26.こういう新たなアクションの王道?(一見普通の主人公がめちゃくちゃヤバいやつ)に浸かってその系統の映画でしたが、そういう映画が好きなら十二分に面白い映画だった でも主人公よりクリストファー・ロイドおじいちゃんのほうがすごいインパクトがあった。どこにでもいる中年xよぼよぼおじいちゃん+αで無双できるわけねーのにw 【ラスウェル】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-09-10 23:53:56) 25.退屈な仕事の象徴がエクセルなのには笑いました。見終わってから知ったんですがハードコアの監督だったんですね。前作のように一人称カメラで撮られているわけではないものの、この映画もまた主人公の主観から一方的に語られる一人称的作品で、妻や子供たちの内面を全く描こうともせず主人公のものの見方が相対化されていません。ふつう複数視点で語るか主人公を現実と妄想の境目が曖昧な狂気の人物として描くような内容にするのが常道だと思うのですが、逆に暴力シーンをはじめとしてリアリティが追求されているような演出で違和感が強いです。所詮中年サラリーマンの願望充足映画なのですから、もうちょっと夢のある内容にした方がいいと思います。痛みを強調したリアルな暴力シーンを目指しているのかと思いきや終盤は普通に非現実的で馬鹿馬鹿しい銃撃戦になっちゃいますしこういうのは正直見飽きました。タイトルにも意味があるんだかないんだかという感じです。ハードコアは少なくとも斬新な挑戦を見る楽しさがあったのに、これはありきたりでつまらない内容でしかないです。それにしてもロシア人監督がロシア人を悪役にするのはどういう心境なんでしょうか(笑)。 【Сакурай Тосио】さん [インターネット(字幕)] 3点(2023-09-06 23:48:37)(良:1票) 24.《ネタバレ》 面白かった! リーアム・ニーソンがやりそうな役だけど、なんにせようだつの上がらない哀愁のあるおじさんが活躍するのがいいのかもしれない。 ドクっぽいなぁって思いながら見てたけどほんとにドクとは。 バスの中でやられてたけどあれは本気出してないだけだったのか?それとも多勢に無勢なのはやむ無しなのか。 後半ホーム・アローンなのもたまらなかった。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-03-11 20:52:58) 23.《ネタバレ》 面白かったー爽快で痛快。 最初は「わらの犬」とか「フォーリング・ダウン」みたいな感じなのかと思ってたんですが、コメディよりっていうのが 更に面白さが増したと思います。バイオレンスなシーン満載なのに残酷さ痛さや不快感はなく、クスっと笑えるところが散りばめられていて タランティーノとかコーエン兄弟とか、そういう系統でしてかなり好み、大好きですねぇ、こういうの。 普通の生活がしてみたかったけどダメだったていう父と、「今度はしくじらない」という息子。でも地下室は必須ていうのがいいね、しかも奥さんが言うんだもの。笑いでしめてあるのもいいです。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-07-19 12:17:20) 22.俺も勇気を出して嫁にパルプンテ唱えるか。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-12 23:24:03) 21.《ネタバレ》 おじいちゃん、かっけぇ。「普通の生活に憧れたんだけど、やっぱダメだったわw」みたいな終盤、ぶち上がりました。 【はりねずみ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-05 00:04:44) 20.《ネタバレ》 彼の名は、Mr.ノーバディ(誰でもない男)。毎日同じ時間に起きて同じ時間にゴミを出し、同じ時間にバスに乗って会社に行き、そして仕事を終えると同じ時間に帰宅してご飯を食べ、同じ時間にベッドに入る。そんな単調で平凡な毎日を過ごす、何処にでもいるような普通の男だ。妻との関係もマンネリ気味で長いこと夜の営みもなく、高校生の一人息子からも疎んじられている。そんな鬱屈した毎日を過ごしていたある日、彼の家に強盗が入る。ゴルフクラブで犯人を倒す機会があったのに、彼は反撃を恐れその場で立ち尽くすのみだった。さすがに息子からも失望のまなざしを向けられる彼。だが、そのことが彼の中に眠っていた過去を目覚めさせるのだった――。そう、彼はアメリカ諜報機関の元凄腕工作員だったのだ!!すぐに強盗の住処を割り出した彼はすぐさま反撃に向かう。そればかりか、彼は偶然バスに乗り合わせたロシアンマフィアのボスの息子を半殺しの目に遭わせるのだった。当然、そのことを知ったマフィアのボスが黙っていない。ぶちギレした平凡な親父と凶悪なマフィアとの血で血を洗う抗争の火蓋が今、切って落とされる……。ごく普通の平凡な中年男のそんな怒りの暴走を終始ハイテンションで描いたエンタメ・アクション。と、もう潔いくらいベッタベタな内容なのですが、その分安定して観てられますね。家族から舐められまくりのお父さんも実はキレたら怖いんだぞ!という世の中年オヤジの皆様の願望をものの見事に叶えてくれる内容でございました。本作のちょっと新しい点は、そんな覚醒したぶちギレ親父が完全無双ってわけではなく、マフィアからけっこう反撃を喰らうところ。バスの中のアクションシーンなんかだいぶボコボコにされた後に、ぎりぎりで勝利するとか今までにない感じでした。クライマックスの畳み掛けるようなアクションシーンもけっこうキレがあって大変グッド。ただ、それに対して脚本がイマイチ。ちょっとこの主人公が行き当たりばったり過ぎて僕はそこまで嵌まれませんでした。肝心のロシアンマフィアとのいざこざに巻き込まれるきっかけが、偶然乗り合わせたボスの息子とトラブったからというのは弱い。やぱ過去の因縁やら現役時代のアレコレが絡んできた方が絶対盛り上がると思うんですけどね。ここらへん、もっと頑張ってほしかったです。あと、冒頭の取り調べのシーンで出てきた猫も何処で登場するんだろうと思ったら、まさかの一番最後にちょこっと出てくるだけって、「ここまで引っ張っといてそれかよ!」と思わずずっこけそうになっちゃいました。うーん、アクションシーンとかは普通に良かっただけに、ストーリーの方でももっとカタルシスが欲しかったです。惜しい! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-06-22 08:48:29) 19.よくある、「普通に見えてキレたらすごい奴」なんだけど、このパターン、なんか飽きない。まあ私はキレてもすごくない普通の人な訳だけど、そんな私にも「怒り」はあるわけで、そんな私のようなキレたくてもキレられない大人がストレスを発散するにはちょうどいい感じの映画です。もちろんストーリなんてあってないようなもんです。それでもいいと思います。 【木村一号】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-06-18 23:18:28) 18.《ネタバレ》 アマプラで点数高いのでポチっと観てみました、全くの予備知識なし、こういうの久しぶりですねw ジョンウィックやイコライザーが引き合いに出てるけど、僕が感じたのは「バカ成分」です、なんというかタンランティーノ、ロドリゲス、マシューボーン、初期のガイリッチーと同じようなものを感じました。 限りに無く猿寄りの知能指数低めの男ばかりのバカ成分が濃い作品が好きなんですよね。 冒頭の変化のない毎日を表現したシーン良くて引き込まれてからの、バカ成分でめっちゃ楽しめました、予備知識があったらここまで楽しめたかどうかは怪しいけどね。 こちらのサイトでは監督、脚本等のスタッフ情報が乏しいので、気になるところです。これ作ったやつ誰なんだ?と名前を憶えておきたいと思わせました。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-05-27 12:28:55) 17.《ネタバレ》 悪い奴が手をだしたら、メチャ、ヤベー奴で逆にボコボコにされる系の映画。ただ、前半、バスで喧嘩になるんだけど、一方的に敵をやっつけるんじゃなく、主人公も結構、ボコボコにされるってのが、なんか新鮮。後半の銃撃戦は、こっちのテンションもあがりまくりのカッコよい大量のモブキャラ殺しで、スカッと解決。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-11 11:48:18) 16.Breaking, Better callでは悪徳の弁護士、映画ではこんなにも動けるおじさん、おそるべしですね。 かなりすかっとします。強すぎる 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-30 08:51:55) 15.《ネタバレ》 普通のおじさんとして始まる序盤から、実はやたらと強いことがわかる中盤、そしてランボー化する終盤まで、 おじさんの見事な変化が楽しめます。そしておじさんのお父さんもいい味出してます。 本作ではいつくかの楽曲が使用されてますが、その使い方がセンスいいですね。 ストーリー自体は見新しくないが、センスの良さで魅せている印象です。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-04-28 16:21:42)(良:1票) 14.現代基準のおしゃれなバイオレンスアクション映画だなぁ…という感想。 ストーリー的には古典的なお約束の範囲を一歩もはずれず非常にシンプルなものですが、逆に言えば結局一番面白いのはまさにその手垢のついた定番ストーリー。 その古典的お約束なお話をスタイリッシュな映像と音楽で描くことで2020年レベルの映画に仕上げていると思います。 そもそもこのタイプの映画に求められているのは純粋な娯楽なわけで、そういう意味ではこの映画の出来は満点に近いんじゃないでしょうか。 逆に言えば、それ以上の物は本当に何もありませんが。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 14:50:05) 13.《ネタバレ》 どこにでもいるそこら辺の奴、ではなく存在してはならない奴、なのね。 情報屋の女性が正体を知った瞬間に降りるって逃げ出すのは効果的。 でもって、無敵ではないのも新しくて良い。 元々年齢不詳に見えたクリストファー・ロイドがほんとに歳とってるのはちょっと切ない。 適度に傷つきつつ最後はやっつける、というのが爽快感が増すな。 いや、あっぱれ。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-21 22:59:59) 12.《ネタバレ》 面白かった! ツッコミどころはある。あるが鑑賞後は爽快だった。 尺も短くていい感じ。 細かい部分が気にならないジャンル映画だし。 殺しのライセンスを持っているが、普通の幸せも夢見てしまった。 が、やはり性に合うのはあちらって事でしょうな。 バスで久々の戦闘シーンでは感覚を取り戻しながらって感じでしたが、 後半に行くにしたがってドンドン迷いが無くなってくのも良かった。 そしてサウンドトラックが良かった。 パット・ベネターのハートブレイカーは特に痺れたなぁ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-03-20 02:56:50) 11.無慈悲に去っていくゴミ収集車、何の変哲もない通勤と職場、愛想のない思春期の息子、毎夜距離の空いた夫婦の寝室、家族の冷たい視線と小言、延々と繰り返される鬱積の日々……。 積もりに積もった欲求不満と、持って生まれた“或る狂気”がついに抑えきれなくなり、猫ちゃんのブレスレットが奪われたことを“きっかけ”に、地味な親父はブチ切れる! 破天荒で痛快。 「ジョン・ウィック」、「96時間」、「イコライザー」の系譜に位置する“舐めてたパンピーが実は殺人マシーンもの”の新たな傑作と言って相違ない。 もはやジャンル映画化されているキャラクターの基本設定はそのままに、主人公ハッチ・マンセルの人間性が独特で良い。 地味で大人しく、妻や息子からはやや蔑視され、毎日路線バスに揺られ、Excel入力を日がな繰り返す会計士の男が、突如秘めた暴力性を呼び醒ます様は、荒唐無稽で狂気的だけれど、同時に多大な娯楽性とカタルシスを孕んでいた。 自宅に押し入って去っていった強盗に対して、意気揚々と報復に行ったはいいものの、予想外の展開で“不発”に終わる主人公。悶々としたまま帰りのバスに乗り込んだところに、街のゴロツキどもが乗り込んでくる様子を見るやいなや思わずニヤニヤを抑えきれない主人公の様相からは、長年抑え込んできたのであろう彼の真の狂気性が溢れ出ていた。 そう、この男、間違いなく狂っている。 他の同系譜の映画のように、愛する家族を守るためにひた隠しにしていたその凶暴性を不本意に解放したのではなく、日頃の鬱積が堪らなくなって、意識的に“暴発”させたと言ったほうが正しい。それは、家族との安穏な生活を自ら放棄したと言っても過言ではなく、明らかに“やりすぎ”であろう。 だがしかし、その“暴発”の様こそが、多くの鑑賞者、特に彼と同じように日々鬱積を抱える我々“親父”層には堪らないカタルシス解放の起因となったのだと思える。 このアクション映画が描き出した娯楽の本質は、まさしく世界中の“親父たち”が抱える「欲求」の実現化。 唯一の得意料理を家族に振る舞いたいし、贅沢な海外旅行を計画したいし、高級クラシックカーを乗り回したい。そして、娘には好かれたいし、息子には尊敬されたいし、妻とはいつまでも愛し合っていたいのだ。 無論、普通の親父には、そのためにロシアンマフィアを壊滅するなんてことはしないし、できないけれど、小さくても自分自身が孕む「力」を解放することは、できるかもしれない。 この映画のカタルシスの正体はそういうことだった。 主人公の父親役で登場するのは我らがクリストファー・ロイド。施設暮らしの老いさらばえた爺さんと思いきや、主人公以上の狂気性を爆発させて見せてくれる。 最高、続編も期待大。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-02-23 00:02:37) 10.終始イコライザー的なノリですがMrノーバディ氏には三世代の家族がいる点が大きく異なる点です。イコライザー同様序盤は結構渋めですが、徐々にほころびが目立つようになってくるのも酷似しています。第一、日々の鍛錬を行っていない晩秋のオッサンが実践的に強いとかありえませんよねぇ。まあそういうリアル感を求めてもいけないのかもしれませんが、なんだかちょっとシラケちゃう点が目立ちます。(笑いどころかもしれませんが、おじいちゃんのパートも同様) 噂や雰囲気で凄みを演出する点はハナマル。また、Jazzを聴いたり無線から聞かれる謎の声などの演出も渋くて良いですが、若者数名との肉弾戦は無い。またその他の部分ももう少し工夫すればもっとよくなったハズですが、安易にドンパチに収束させる流れは短絡的で稚拙に感じました。そもそも今の時代はこういった直接的かつ過激なドンパチはみんな見慣れちゃっているので、新しい見せ方を開発していただきたかったところです。(ラストシーンを最初にもってくる意図もよく理解できなかったし、それが正しく機能しているとも思えなかった) 個人的にはソウル・グッドマンくらいの雰囲気のほうが渋くて良かったので今回はやり過ぎに感じました。総合的に見ると渋さを前面に出している割に子供っぽくてかなり軽いノリの作品ですが、まあ見られないこともないので甘めの点数にしておきます。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-12-31 12:29:02) 9.大筋はジョンウィック、イコライザー。 ボロボロになりながら戦う姿はダイハード。 音楽の使い方はアトミックブロンド。 10年代にありがちなアクション映画…といった感じなのですが割と新鮮な見せ方も沢山あって飽きなかったです。 これが90分以上あったらくどくなっていましたね。90分という尺もシンプルな内容と相まって丁度いいです。 王道のハリウッドアクション映画の流れを汲むような作品でしょうか。 アメコミ系作品に飽きちゃった人にオススメ。 【南雲しのぶ】さん [映画館(字幕)] 7点(2021-12-13 18:46:38)
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