みんなのシネマレビュー |
|
|||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 特に印象に残ったのが、冒頭の盲目の時計職人のエピソード。 この映画後半はベンジャミンとデイジーの恋愛に時間が割かれるけど、 テーマは恋愛というより、どういう風に人生を生きるかというものじゃないかな。 何かを失った時に人は時が逆巻いたらともがき苦しむ。 しかし「もし」で時は戻ったりしない、それは人生ではない。 何かを遣り残してきたのならそれは遣り直せばいい。 不幸なのは失うことではなく、目を背け逃げてしまうこと。 特異な運命の人がいて、それを包み込む人がいる。 孤独に生きた人がいて、その人のことをずっと忘れない人がいる。 誰かと別れることもある、だけどまた出会うこともある。 人生に無駄なものなんてあるのだろうか。 時間が流れ老いていくのは不幸なことだろうか。 一人も悪役が出てこないこの作品。 アイロニーな寓話に託した人生賛歌と私は感じました。 ……しかし、私、ティルダ・スウィルトンって黒目の大きさ以外 ケイト・ブランシェットにすごく似てるって日々思っているのですが、 まさか共演、しかも一人の恋愛霹靂で共演するとは!! 好みが実にわかりやすいよベンジャミン!! しかし一方は 「美人ではないが魅かれた」 でもう一方は 「美しい」「完璧」「素晴らしい」 になるんだから凄いなベンジャミン!! あと、雷に打たれたひとの映像は面白かった……。 ピアノレッスンの時も思ったけど、外人てそんな雷打たれるもんなの? 背が高くて肉をよく食べて広い自宅持ってるから打たれるの? 屋根の上ならいいけど柵に持たれてて打たれたら相当イヤだよね! 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-08 01:23:42)(良:1票) (笑:1票) 3.老いること、死ぬことを考えさせられる。脇役はみんなよかった。主演のブラッド・ピットは、主演者と言うより、脇役の引き立て役として良かった。ただ、上映時間が不必要に長いと思った。冬場でもあり小水を耐えた。アカデミー賞についていえば編集賞、というのはいかがなものか。タラジ・P・ヘンソンの助演女優賞候補も?13ノミネートのうち、特殊メイクアップ賞以外?である。 【昭和26年生まれのtaka】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-02-07 17:00:02) 2.《ネタバレ》 1918年、ニューオーリンズ。生まれながらに老人のように醜く生まれ捨てられた赤ん坊。運良く老人施設に拾われるが、なんと成長していくごとに若くなっていくという特異体質の持ち主だった・・という話。 赤ん坊時以外のベンジャミンを演ずるのは全てブラピだそうですが、特殊メイクとCGを組み合わせて使えば何でもできちゃうんですねぇ。見た目18歳位になったブラピはまさに在りし日の美少年ですしw 導入部は「タイタニック」みたいに、おばあちゃんデイジーが昔を語るシーンから。ケイト・ブランシェットがオファーされたのは、多分バレエができたからかな?と思ってるんですが、どうも「エリザベス」のイメージが自分の中では強すぎて、恋愛ヒロインに向いてないような気が^^; 設定とはいえ、薬でもタイムマシンでもなく、なぜだか若くなっていくという理由・原因は最後まで誰も触れず言及されず。しかも、赤ん坊で生まれて大きくなっていった身体が再び赤ん坊サイズに小さくなってしまうとか、80歳で生まれてって誰がその年齢と分かるの?とか、0歳で死んだのなら看取ったデイジーはちょっと若くなかった?とか・・突っ込みどころは多数あります。あまりサイエンス的発想で見てはいけないんですねw アカデミー13部門ものノミネートは、若くなっていく奇妙さよりも、波乱万丈の一生を送った人間の生き様、そして特殊メイク・CG、美術がお見事だったということじゃないでしょうか。 それにしても、盗作の疑いで訴えられたという話も出てきて、ブラピ初主演男優賞?を含むアカデミーともども行方が気になるところですw 【尻軽娘♪】さん [試写会(字幕)] 7点(2009-02-04 23:48:23)(良:1票) 1.終始淡々と物語が進んでいき、静かで優しい雰囲気に包まれた作品でした。内容よりも主役二人の特殊メイクが凄かったです。 【ギニュー】さん [試写会(字幕)] 7点(2009-01-21 19:25:32)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS