みんなのシネマレビュー

インセプション

Inception
2010年【米・英】 上映時間:148分
アクションサスペンスSF
[インセプション]
新規登録(2010-03-08)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-08-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-07-23)


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監督クリストファー・ノーラン
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)コブ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)アーサー
エレン・ペイジ(女優)「設計士」アリアドネ
トム・ハーディ〔男優〕(男優)「偽装師」イームス
渡辺謙(男優)サイトー
キリアン・マーフィ(男優)ロバート・フィッシャー
トム・ベレンジャー(男優)ピーター・ブラウニング
マリオン・コティヤール(女優)コブの妻 モル
ピート・ポスルスウェイト(男優)ロバートの父 モーリス・フィッシャー
マイケル・ケイン(男優)マイルス教授
ルーカス・ハース(男優)ナッシュ
テイラー・ギア(女優)コブとモルの娘 フィリッパ(5歳時)
ティム・ケルハー(男優)痩せた男
マイケル・ガストン(男優)入国審査官
内田夕夜コブ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
土田大アーサー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
渡辺謙サイトー(日本語吹き替え版【DVD/BD/テレビ朝日】)
五十嵐麗コブの妻 モル(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
三木眞一郎ロバート・フィッシャー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
石塚運昇ブラウニング(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
小川真司〔声優・男優〕マイルス(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
木村雅史ユスフ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
丸山詠二ロバートの父 モーリス・フィッシャー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
諸星すみれフィリッパ(5歳時)(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
浪川大輔コブ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松田洋治アーサー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
冬馬由美コブの妻 モル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
白石涼子「設計士」アリアドネ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平田広明「偽装師」イームス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江川央生ユスフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小山力也ロバート・フィッシャー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷口節ブラウニング(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博マイルス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷悟朗ロバートの父 モーリス・フィッシャー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金田朋子ジェームズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
釘宮理恵フィリッパ(5歳時)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
恒松あゆみブロンドの女(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝杏里ナッシュ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本クリストファー・ノーラン
音楽ハンス・ジマー
挿入曲エディット・ピアフ"Non, je ne regrette rien"(水に流して)
撮影ウォーリー・フィスター
製作クリストファー・ノーラン
エマ・トーマス
製作総指揮トーマス・タル
制作東北新社日本語版制作(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
フランク・ウォルシュ[美術](美術監督スーパーバイザー)
衣装ジェフリー・カーランド
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
字幕翻訳アンゼたかし
日本語翻訳アンゼたかし
あらすじ
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、夢に入り込み、潜在意識から貴重な情報を盗むことを生業としている。絶大な富と権力を有するサイトー(渡辺謙)から情報を盗み取ることに失敗したコブであったが、反対にサイトーから競合相手を貶めるため、ある人物の潜在意識に考えの芽を植え付けることを依頼される…。

ヒゲ太】さん(2010-08-04)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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20.《ネタバレ》 ○正直な感想を言うと、まあまあ満足だがかなり疲れた。○インセプションという行為と目的の結びつけがあまりにも強引で、途中から一体こいつらは何のためにやっているんだと感じた。○製作者のアイデアを見せ付けられた感はあるが、その作り上げられた勝手なルールを観客がどう感じるかで見方が大きく変わってくると感じた。夢が3層になっているとかなるほどとは感じたが、斬新だとは思わなかった。やっぱりマトリックスのパチもんと捉えてしまう。 TOSHIさん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-25 16:22:26)

19.《ネタバレ》 クリストファー・ノーラン監督の作品はどれも好きですが、いまひとつ理解出来ないものばかりです。
本作は「メメント」の次ぐらいに良く解りませんでした。
頭が悪くて、どうもすみません。

そんな私にも、夢がバームクーヘンのように何層にもなっていて、それぞれの時間の経過が違う事は解りました。
それぞれの夢に入り込むところや無重力アクションや007を彷彿させるようなアクションシーンとか、見どころは沢山あり、満足しています。
ホテルのシーンはどうやって撮影したんだろう?と不思議なぐらい、無重力に見えました。

不満なところは、こうまで苦労して夢に入り込む必然性です。
命を懸けて痛い思いしてまでするほどの事?と思ってしまったので、お話に入り込めませんでした。
渡辺謙さんの名演技も、役の位置づけが理解できなかったので惜しいと思いました。

私は映画が終わっても夢の中に居る感覚が取れず、夕食の買い物してレジでお金を払う時にやっと「これは現実だ。」と目が覚めました。 たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-25 16:15:13)

18.《ネタバレ》 この映画で定義されている独自ルールをいかに許容できるかで、楽しめ度が違ってくるように思いました。私としては納得できない点が多々あり、一歩引いた所からドンパチ娯楽映画を眺めてたって感じ。このビジュアル、物語の仕掛けは、確かに魅せます。だけど、ああも理屈で組み立てられていたら、まるで人間の頭の中はデジタルデータで構成されていて、総てが定義された法則に則って確定しているもののようで。それは、この映画が描こうとする現実の不確実性と矛盾した状態な訳で、映画という媒体の虚構性までをも内包して、その矛盾を意図的に晒しているんだよ、っていうのならば、それはそれで面白いのですが(だけどそれじゃ押井守だ)、しかし、あくまでここに人間の心の深みは存在しておらず。夢を創り出す土壌としての意識・心はもっと曖昧で移ろい易く、それゆえにもっと自由で掴みどころのないものではないのかなぁ。この映画では階層ディレクトリ化され既にそのカタチが確定した表層がやかましく存在を主張するばかりで、映画を成立させるには、決定的に欠落しているモノがあるように思えるのですよ。うーん。口で語りビジュアルで語りながら、存在が感じられないモノ。実は作者が興味を持ってなさそうなモノ。それはもしかして、愛、かしら? それとも心? あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-25 13:18:12)(良:2票)

17.《ネタバレ》 おもしろかった!
夢の中の夢の中のそのまた夢の中。
夢から覚めた世界は、はたして現実か、それともまだ夢の中か。
SFとかにはよくある設定だけど、夢の中の世界は1階層上の世界より時間の経過が早いというのが新鮮で秀逸だった。(1階層ずつ約20倍の時間の経過)
1階層ずつ仲間が残ってその階層を守っていくところとか、少年ものの漫画チックな展開で燃える。
仲間のキャラクターも個性的で、2階層目のホテルを守るアーサーがいい味出してたなぁ。
無重力のアクションも最高におもしろかったし、裏切りそうな顔をしてたからいつ裏切るんだろうとドキドキしながら見れて飽きなかった。(結局裏切らなかったけど)
最高に楽しめました。
かずろうさん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-25 02:06:26)(良:1票)

16.睡眠中の「夢」というものを、本当によく見る。
前夜に見た夢のことをつらつらと思いめぐらせて、一日が過ぎるということもしばしばある。
そういう者にとっては、この映画の完成度は殊更に高まると思う。

「夢」の世界の中で巡りめく攻防を描く今作。
先ずはストーリー展開がどうのこうの言う前に、その世界観のクオリティーの高さにおののく。

夢をよく見る人であれば、常に感じているだろう“夢”という世界の“目まぐるしさ”を完全に表現している。その映像世界が、先ず圧巻だ。

表面的な現実感と同時に存在する、時空と空間を超越する「感覚」。

そういうことを、現時点で成し得る映像表現の全てを使って”具現化”している。
その映像世界を構築した時点で、この映画の価値は揺るがない。

「ダークナイト」ですっかりメジャー監督となったクリストファー・ノーランだが、よくよく思い返せば、彼は「メメント」の監督なわけで、この手の作品こそこの映画作家の“真骨頂”ということなのだろうと観終わって納得した。

ただし、この映画に対して充分に評価した上で言わせてもらうならば、

物凄い製作費を投じて生み出された作品ならではの、出来るだけ広いマーケットを意識した“譲歩感”は感じられる。

恐らく、クリストファー・ノーランの本来の「構想」は、もっと無遠慮に難解で、歪んでいく映像世界を凌駕する程にねじり込まれたものだったのではないかと思われる。

“鑑賞者”として物凄く身構えた分、ストーリー展開に対しては、案外“ストレート”な印象を受け、一抹の物足りなさも感じた。
詰まりは、もっと人間の精神的な内部に踏み込み、その不可思議さに対する顛末を表現出来たのではないかと思う。

主演のレオナルド・ディカプリオが、もう一つ弾き切れていなかったことも、そういった“遠慮”が少なからず影響していたように感じてならない。
一概には比較出来ないが、ディカプリオのパフォーマンスだけを捉えるなら、今年公開された「シャッター アイランド」の方がインパクトがあった。

まあ、とは言っても、とんでもないオリジナリティに溢れた映画だということは間違いないし、その映画のセカンドネームに「Ken Watanabe」がクレジットされていることは、日本の映画ファンとして誇り高いことだと思う。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-25 00:34:22)(良:2票)

15.《ネタバレ》 1、良かったところ。 海岸の断崖の朽ち果てたビル群の遠景。その後の、ひとのいない、朽ち果てた巨大ビル群の遠景。これはすばらしい。これはどっかの西洋美術館かなんかでこれだけ、一作品として、流し続けて欲しい。(音楽もすばらしかったので、これのサントラかなんかをバックにね。)ただし、この風景と、街のローリングサンド風景は予告編でみせているものであり、案の定、それ以外のCG製作によるすばらしい風景は皆無であったのが、致命的でさえある。”夢と現実”はたまた”この世とあの世”という”未知の領域”のことを観客に”哲学させる”というか、夢想させるこの作品のテーマみたいなもんは非常によいねえ。映像、アクション、音楽、一級品です。     
   2、悪いところ。 難解。というのではなく、正確で”現実”と”整合性”を持つ”スジ”を、わざと客に解らないように造ったのか、あるいは、俺が頭の回転が悪いバカだからなのか、あるいは、製作者も解ってないのか、(どう表現してよいか解らない俺もバカだが)その辺がスッキリしないのがこの作品の弱点。何しろ、こういう”ガキ向け”のおはなしにありがちな、この世でまだ”未知の領域”なのに、登場人物達が”研究”というか”仕事”としてやってることがあまりにも”一般的現実”からあまりにも”幼稚”で”独りよがり”(夢のすりこみとか、夢の階層とか、そのルールとかがホンマに何でもアリ!)になっているので、ちょっとした短い時間ならよいが、その製作者側の造った勝手なルールを3時間近く延々と見せられた日にゃー、こちとら、たまったもんではない。各、夢の層にて、皆でもしくは何人かで、一斉に睡眠に入るシーンで、ノビタ君が何度も簡単にお昼寝できるマンガを思い出したが、それこそ、ドラえもんみたくシンプルなオハナシで良いわけで、なんで、こんなにわからなくしたのかわからない。それとこれのケンワタナベの英語と演技はなんかこう、いやだ! 男ザンパノさん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-25 00:25:01)

14.《ネタバレ》 映像と音楽が素晴らしい。音楽が効果ありすぎて、後半はずっとハラハラしながら見ていました。こういう「設定はわかりにくいけれど、おかまいなしでズンズン進んでいく映画」はわりと好きなので高評価です。私のお気に入りのエレンペイジ嬢もいい役で出ていて嬉しい。ラストシーンは私は好きです。 キュウリと蜂蜜さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-24 15:55:14)

13.《ネタバレ》 これはかなり良い。スタイリッシュで難解な感じがハマリましたね。
そしてその時間の経過がその層によって違いながら同時進行なんて計算されてますね。
特に上層は同時に見せるためにはスローモーション。この画像がいい。
夢かどうかを何で区別するかなんてマトリックスや13Fのような世界観。
展開めちゃめちゃ速くてついてくのけっこうしんどかったです。
もう1回みたい映画です。
細かく見ると話に粗はあるんですが、小気味よさとスタイリッシュな感じにBGMがマッチしていてどうでも良くしてくれる感じがしました。
欲を言えばもう1どんでんあっても良かったかな。
結構、(うける)層や国が絞られてしまいそうな気がしますね。好き嫌いが大きく分かれると思います。 森のpoohさんさん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-23 23:20:19)

12.《ネタバレ》 パンパンの期待で観に行ったのですが、その期待を完全に超えていました。知的で、そして燃える映画。私は完璧に満足しました。難解な映画と言われていますが、物語の骨子は大して難しくありません。ただし映画の雰囲気作りのため、小難しいセリフ回しや情報を提示するタイミングの操作によって観客をわざと混乱させる仕組みになっています。なかなかイヤらしい作りではあるのですが、これはキューブリックやリンチも用いている立派なストーリーテリングの技術だし、積極的に物語を読み解くことを要求された観客は、映画を理解する喜びを得ることができます。これは単純明快な娯楽作では得られない感覚であり、アート作品ならともかくSFアクションでこの感覚を得られたことは貴重な体験でした。また、監督は遊び心も失っていません。哲学的な作品ではありますが、007の大ファンだという監督は本作を燃えるアクション大作として撮っています。産業スパイが困難なミッションに挑む、そしてミッションはどんどん悪い方へと進んでいく、このミッションは成功するのか?高級なスーツを着込んだディカプリオが様になった構えで銃を撃つ姿はまんまジェームズ・ボンドであり(子供の名前もご丁寧に「ジェームズ」)、アフリカからNY(と思われる都市)、そして雪山へという舞台のバリエーションも007を思わせます。この監督のアクション演出は冴えに冴えていて、銃撃戦やカーチェイスは本家007を超えるほどの迫力とかっこよさ。そんな見ごたえ十分のアクションにSF的設定が突如割り込み、空間がビニョーンと歪む中での見たこともない格闘には大興奮なのでした。夢と現実では時間の流れが異なるという設定を活かしてタイムリミットサスペンスにしたこともアクションのスパイスになっており、制限時間が迫る中での戦いには本当にハラハラさせられました。そして素晴らしいのがラスト。詳しくは書きませんが、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかの判断を観客に委ねた素晴らしいラストには鳥肌が立ちました。本作にはその他にも解釈の分かれる点があり、そもそも現実として描かれているパートが現実である保証もないわけで、ビルから飛び降りた奥さんの判断が正しい可能性だってある。観客に多様な判断を楽しせる余裕まで与えた本作は、後々にまで語り継がれる映画になるはずです。 ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 10点(2010-07-23 17:21:34)(良:2票)

11.難解な作りなので、映画にわかりやすさを求める人には向いていない作品。なんとなく観る前は「夢の世界」という点でドラえもんの「のび太と夢幻三剣士」のような映画を想像していたのですが、それよりもかなり複雑です(比べるのもどうかと思うけど)。「夢の中の夢」が多層にあるというアイディアは面白いのですが、オープニングからろくに説明もなく展開するのでついて行くのがやっとでした。
ヴィジュアルはかなり面白くて、特に廊下での格闘シーンはニヤニヤできます。こんなにも疲れる映画にもかかわらず、再度観たくなる魅力を持っています。が、手放しで褒めるには構成がひどく不親切に思えたし、クライマックスが長めでダレるので惜しいという印象を持ちました。音楽が素晴らしいので音響の良い映画館で観るのがお勧めです。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-20 17:16:58)

10.主人公ディカプリオが映画館で目が覚めて「全て夢だったのか」というラストシーンだったなら10点かも笑 kocyanさん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-20 14:56:47)(笑:2票)

9.この脚本はものすごい。天才だと思います。緻密に計算されているし、何よりこの映画の所々に出てくる発想に脱帽です。ティーンエージャーから人気のある俳優を使ったりと役者のチョイスも良い。今のところ2010年のベスト映画でしょう。 トニー・モンタスキューさん [映画館(字幕)] 10点(2010-07-20 11:52:59)

8.かなり練られた作品。脚本,世界観,キャラ作りがよく出来てる。良作ですね。 honeydewさん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-20 00:28:08)

7.前半はイマイチのめり込めなかったが、さすがはCノーラン、後半は引き込まれた。やはり現実と非現実の狭間を描くのは得意分野。隣のポップコーン姐さんがオープニングから20分にわたってポリポリうるさく集中できなかったのも一因。映画館でポップコーンをバケツで売るのも如何なものか。 kaaazさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 19:07:08)

6.この「インセプション」が私の初レビューです。

まず思った感想が、「この映画を作った人間の【アイデア】を盗みたい」。すごい映画を創る人間がいるもんです。クリストファー・ノーラン監督はやはりやってくれた。

「夢の中の話」というのは決して斬新とは言えないが、練りに練られた脚本、無重力アクション、スローモーションなど独特の映像などはやはり素晴らしい。そして日本人としては渡辺謙の活躍は嬉しい限り。

ただ、何点か言わせていただくと、この手の映画によく登場する【強烈な悪役】が特にいないのでアクションシーンに緊迫感やスッキリ感があまり感じられない。さらには彼らが言う【インセプションの危険と難しさ】がいまいちピンとこなかったことと、ミッションのスケールが意外とこじんまりしてるかな…と。
「会社をつぶす」よりも、せっかくなら世界を変えてしまうようなもっとすごいことできるんじゃないかと思った。

この映画は1回じゃ十分楽しめない。何度も観ることでどんどん深く潜れる映画。 テンパーるさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 10:40:58)(良:2票)

5.一度観ただけでは細部まで理解することができない複雑な映画だが、それを補って余りある中毒性を持った映画だった。予告編で流される今までに観たことのない映像とドラマチックな音楽。それの実物を確認するだけでも、映画館に足を運ぶ意味がある。期待を裏切らない新感覚の映像体験だった。
ネタバレしないためにはどこまで書いてよいのか線引きが難しいが、「主人公のコブと5人の仲間が、ある男にあるイメージを植え付けるための夢を見せようとする」ことがこの映画の骨子になる。より正確に言うと、「彼の夢に入り込み(イコール皆で同じ夢を見るということだが)、その世界でそれぞれがそれぞれの与えられた役割を演じて、その男がその内容を啓示として受け取るように画策する」ことだ。この時点で、説明はかなり複雑なことになっているのだが、この映画の中では夢を共有すること自体は意外と簡単で、専用の機械をお互いに接続して一緒に寝ればいいだけだ。そして、この映画の面白い点は筋ではないので、これ以上の説明は差し控えたい。
この映画の魅力は「独特の」映像世界にあると思う。近年「アバター」など3Dの映画が多く公開されているが、2Dでも十分に堪能できた。その世界は派手なのではなくて、まさに「夢の世界」で、無重力だったりアジアだったり銀世界だったり土砂降りだったりする。背景がコスプレのごとく変化する映画と言っても差し支えないだろう。たとえば「007シリーズ」は色んな場所でアクションが展開するのが面白いのだが、これを観ていたら思わずそれを連想した。でも、できればIMAXで観たかった!
予想通り、評価が分かれているようだが、僕は好みなので、是非問題点が改良された続編をお願いしたい。筋を観るべき映画ではないと言いつつも、設定が複雑なので色々と説明不足な部分もあるような気がするし。確かに監督の肩に力が入りすぎた感じもするし。たとえ失敗作と言われようとも、僕は「少なくとも前に倒れている!」と擁護したい。来週もう一度観る予定だ。

【追記】映画館で字幕版を再鑑賞。上のレビューでは「説明不足な部分がある」と書いてましたが、よく観てみると作品中できちんと説明されている部分も多いですね。ただし、情報量が多すぎて、字幕で追うのはちょっと限界があるかも。次は吹替えでも鑑賞したい。とにかく何回も観たい作品。この映像は何度観ても興奮する。1点プラスで9点! 枕流さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-18 22:46:19)(良:1票)

4.《ネタバレ》 会話式レビュー。A『予告で流された凝った映像や粗筋で俄然に興味沸いたんだよ』
B『あと「ダークナイト」の監督の新作ですからね』
A『まずさ、主人公のディカプリオの演ずるコブの私的な物語と危険なインセプション計画の物語を絡ませているじゃん、でもそれがこの映画で上手く絡まってるように見えないんだよ』
B『そのせいでコブの奥さん話のくだりに入ると映画の流れが分離されて停滞してるように感じますね、作り手の視点がどっちを見せたいのかはっきりしていないように感じてしまいます。』
A『結果、150分なんて無駄に長い上映時間を費やすんだな。あれがなければインセプションのエピソードだけでスマートなアクションものとして120分以下に収まるよ。その間にコブの抱える問題を物語の中でもっとスマートに見せる事は絶対に出来ると思う』
B『そういう所で内容が阻害されて、折角の作り込んだ映像とかも見せ掛けにしか見えなくなります。』
A『他の部分だと、渡辺謙演ずる依頼人のサイトーってさ・・いくら計画遂行の確認とはいえ、わざわざあんな危険な夢の中に入るというのも無理があるよな・・実際、すぐに撃たれて別に大した役にも立ってないじゃん』
B『大実業家なのですから、普通なら依頼遂行まで安全圏で待った方が自然かと・・無理矢理、出番を増やした感もあります。あげく伏線っぽく見せた冒頭の老人の展開も関係ないように思えます』
A『あとは学生の設計士の女!行き成りコブの内面に割り込む、図々しいKYな小娘に思えてウザかった。こいつの設計した世界というのも大して物語で生かされてるとは思えなかったなぁ』
B『もう諸々がこんな調子ですから、今回のターゲットの息子の父親との決着も大仰に演出されてますけど、薄っぺらだったです。あれであの息子が会社を潰す決断に至るとは思えないですねぇ「親父より大きい会社にしてやるぜ」という決断した感じに見えなくもなかったです』
A『後半は退屈だった・・爆破とか銃撃とかガンガン始まったと思ったら、コブの奥さんが出ると映画の流れが完全にストップしちゃうんだよ、もう奥さん登場禁止!とまで思ったよ』
B『とにかく大風呂敷広げたような設定と物語が結局、しょぼいレベルでしか消化されなかった印象になります』
A『あー期待してたんだよマジで・・でも役者陣の熱演がせめてもの救いかな、ギリギリ5点』 まりんさん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-18 16:34:55)

3.《ネタバレ》  相手の夢に侵入して(もしくは自分の夢に相手を引き込み)、記憶や情報を盗む仕事をしている主人公が、他人の潜在意識の中にすり込みを行い人生を操作しようとするのが目的。
 アイディアは斬新ではないが『夢の中でまた夢を見せ、覚醒したと安心させて騙す』等構想は悪くない・・・・・が。
 まず目的が、すり込みで極悪大統領を改心させるとかなら分かるが、敵対企業の衰退が目的とショボイ。以下にもまだまだ。『メンバーの中に、夢泥棒のスペシャリストの他に民間人の女子大生が仲間になるがプロフィールからして浮いてる』『しかもそんなガキに説教食らうディカちゃん、ダッサ!』『すり込みを行うには潜在意識の奥に行く必要があり夢の中で夢を見させてその夢でさらに夢を・・・・長い!!』『夢を共有する装置があるが、後半その装置を付けてない人間も夢を共有していた』『戦闘シーンやド派手なCG(予告のシーンは本編にあまり絡まず、似たような(それ以上の)シーンもない)が無いのに2時間越えは長すぎ、戦闘シーン無しのマトリックスを見ている感じ』『間接的とはいえ妻を殺したディカが何のおとがめも無しにハッピーエンド。因果応報が欠如した作品は大嫌い』『てか催眠術や暗殺じゃ駄目?』等アラが多い。
 削るとこ削って100分位にすればまだ見れたが後半はあくび連発。素材は良いが典型的な『あと一歩』作品。 ムランさん [映画館(字幕)] 4点(2010-07-18 04:14:16)

2.《ネタバレ》 画面の奇抜さ、シュールさは素晴らしい作品ですが、ストーリーはお粗末。
専門用語やディスカッションで高尚そうに振舞っていますが、話の目的・結果ともにあいまいで、説得力に欠けます。

ターゲットの潜在意識に「意識」を植えつけることで、行動をコントロールするのが目的ですが、命がけのミッションの割に、目的がショボイ。
一応、ミッションをやり遂げましたが、あの後、息子が父親とは別のやり方で会社を改革、さらに発展させちゃう事もあり得るわけでしょう?
「会社をつぶす」という目的のためなら、ぶっちゃけ役員全員暗殺したほうが手っ取り早いですし、なんなら催眠術をかけてもいい。

主人公の過去話を絡めて、インセプションの重大さを説明しているのもわかりますが、今回の目的のために、あんな遠まわしで、効率の悪い、ハイリスクな方法を取らざるを得ないのかが、腑に落ちない。なので、主人公たちの頑張りっぷりがまるでコントに思えてきます。

画面は奇抜で楽しかったですが、それも長時間見せられていたら飽きます。
もっと根幹のストーリーを頑張って欲しかったです。 kayokoさん [映画館(字幕)] 3点(2010-07-18 02:11:22)(良:5票)

1.《ネタバレ》 夢の中の映像が中心なのですが、
これが結構、凝っていて、観ていて面白い。
後半は、同時進行で話が進むので、マジ、疲れます。
したがって、カップルよりも、一人でじっくりと鑑賞することをお薦めします。
落ちが淡白なので、二作目を期待するしかありません。 オドリー南の島さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-17 20:41:08)

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【点数情報】

Review人数 280人
平均点数 7.22点
000.00% line
141.43% line
241.43% line
362.14% line
451.79% line
5196.79% line
64114.64% line
77526.79% line
85519.64% line
94516.07% line
10269.29% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.94点 Review19人
2 ストーリー評価 7.64点 Review42人
3 鑑賞後の後味 7.45点 Review37人
4 音楽評価 7.50点 Review34人
5 感泣評価 5.90点 Review22人

【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作品賞 候補(ノミネート) 
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
撮影賞ウォーリー・フィスター受賞 
作曲賞(ドラマ)ハンス・ジマー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞 
音響賞 受賞 
美術賞ガイ・ヘンドリックス・ディアス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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