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フラガール

Hula Girl
2006年【日】 上映時間:120分
ドラマコメディ青春もの実話もの音楽もの
[フラガール]
新規登録(2006-03-20)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2016-10-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-09-23)


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監督李相日
演出秋永政之(擬斗)
キャスト松雪泰子(女優)平山まどか
蒼井優(女優)谷川紀美子
山崎静代(女優)(南海キャンディーズ しずちゃん)熊野小百合
徳永えり(女優)木村早苗
池津祥子(女優)佐々木初子
高橋克実(男優)木村清二
岸部一徳(男優)吉本紀夫
豊川悦司(男優)谷川洋二朗
富司純子(女優)谷川千代
三宅弘城(男優)猪狩光夫
志賀勝(男優)熊野五郎
菅原大吉(男優)若松浩司(炭鉱の労務係長)
寺島進(男優)石田
及川以造(男優)組合幹部1
北島義明(男優)組合幹部2
眞島秀和(男優)徹(バンドメンバー・ウクレレ担当)
大河内浩(男優)炭鉱の組合長
山田明郷(男優)小百合の祖父
上野なつひ(女優)宮田比呂子
脚本李相日
羽原大介
音楽ジェイク・シマブクロ
主題歌ジェイク・シマブクロ"Hula Girl"
挿入曲ジェイク・シマブクロ"Wish On My Star"Featuring Jennifer Perri
撮影山本英夫〔撮影〕
製作李鳳宇
河合洋
細野義朗
シネカノン
S・D・P(スターダストピクチャーズ)
川島晴男(製作委員会)
企画石原仁美
シネカノン
プロデューサー石原仁美
杉原奈実(アシスタントプロデューサー)
祷映(ラインプロデューサー)
制作シネカノン
配給シネカノン
特撮OLM(CGI)
美術種田陽平
編集今井剛
録音白取貢
照明小野晃
その他シネカノン(提供)
ハピネット・ピクチャーズ(提供)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(提供)
吉田康弘[監督](応援スタッフ)
武正晴(応援スタッフ)
松本昇和(応援スタッフ)
木村信也(応援スタッフ)
滝本憲吾(応援スタッフ)
東京現像所(現像)
あらすじ
昭和40年。福島県にある炭鉱会社は炭鉱に見切りをつけ、レジャー施設常磐ハワイアンセンターを設立しようと考えその目玉としてフラダンスのショーを企画していた。そのためにわざわざ東京からフラダンサーの平山まどか(松雪泰子)を招き、地元の女性たちにダンスを教える先生になってもらうことにした。しかし鉱山で働く地元住民たちは本業を廃止してレジャー施設を作ろうとする炭鉱会社に猛反発する。常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)設立時の実話をベースに映画化。

花守湖】さん(2006-10-25)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(10点検索)】

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6.《ネタバレ》 とりあえず、松雪泰子と蒼井優のキャスティングは最高ですね(蒼井優に踊らせるのはもう反則に近いですね。)。この2人の演技だけでも満点をあげたいくらい素晴らしかったです。
 それに、プロジェクトXの要素まで入っているんですから、もう見ていて目が潤んで潤んで仕方ありませんでした。(結構、泣いてる方もいましたね。)
 やはり、時代が変わっていく中でどうやって生きていくかという切迫した状況の中での話なので、何というか重みが感じられました。(あの、炭鉱の町の風景とハワイはどう考えても結びつかないですからね。しかし、ノスタルジーを誘う映像でしたね。)

 常磐ハワイアンセンターは子供の頃行ったことがあって、印象に残ってるのは巨大な室内プールに大きな滑り台、そしてショーでした(小さい頃のハワイのイメージってアロハに花飾りとフラダンスでしたね。)。今は温泉施設もあるみたいだしまた行ってみたいなと思いました。

 あと「でれすけ」連発でしたけど、意味のわかる人少ないんじゃないですかねw(ちなみに千葉でも使う人います。)
 
 しかし、見る前はしずちゃん(意外と良かったです。)が出てることもあってコメディタッチの軽い映画なのかと思ってたら、松竹・山田洋次作品を彷彿とさせるヒューマンドラマだったので、良い意味で裏切られましたね。お勧めの作品です。   

TMさん [映画館(邦画)] 10点(2006-10-01 20:14:52)(良:1票)

5.《ネタバレ》 本当に良い映画というものは、そのファーストシーンから観客を包み込む。
最初のシーン、福島の“なまり”で語り合う少女たちが映し出された瞬間、「ああ、これは良い映画だ」と思った。

毎度のことであるが、映画が“良い映画”であるほどに、こうやって感想を紡ぐことは困難で、むしろナンセンスだとさえ思う。
節々で溢れ出る涙と反比例するように、映画を語るにたる「言葉」は出てこない。

それは、この映画が、その中で描かれる人生が、決して「理屈」ではないということを物語っている。

この映画は、昨今流行りのストレートな“スポコン”では留まらない。
廃れゆく炭鉱のまちで、自分が生きるため、家族を生かすため、まちを守るため、彼女たちは未知なる舞台へと上がる。
まったくの素人集団が、荒涼とする寒空の中ひたすらにレッスンに励み、困難と別れそして数々の笑顔を経て、紛れもないフラダンサーへと成長していく。ただその姿を見るだけで、感情は激しく揺さぶられる。

東京から流れてきた女流ダンサー(松雪泰子)、廃れゆく炭鉱の中で新しい時代に踏み出そうとする少女(蒼井優)、かつての隆盛の時代から炭鉱に生き続けてきた母親(富司純子)、という三様の女性の視点からこの映画の物語は紡ぎだされる。
その他の女性たちも含めて、それぞれの感情がぶつかり合い、混ざり合うことによって、物語は濃厚な広がりを見せる。
変化する時代と環境に対し、しっかりと向き合おうとするそれぞれの“女性の強さ”こそ、この映画がもっとも雄弁に語るものだと思う。

厳しく悲しい実情を抱え、それでも尚、自分たちが立つべき舞台に凛と立ち、ひたすらに踊り、絶えずスマイルを放ち続ける“フラガール”たちの姿そのものに、涙が止まらなかった。スバラシイ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2006-10-01 18:19:36)(良:1票)

4.すまん。観る前、実はナメてた。この映画も、常磐ハワイアンセンターも。↓で二人の方が「パッチギ!」の名前を出しているが、確かにこれは「パッチギ!」的映画(というと異論のある方もおられるかもしれないけど、んじゃあ「ゲロッパ!」的映画と言い換えても可。「腰がぐり~んちゅうねん」つながりで)。それは何もこの映画がシネカノン配給で、脚本の羽原大介はじめ「パッチギ!」絡みのスタッフ(特に擬斗担当の秋永政之を見落としてはならないだろう)が参加しているから、というだけでは決してない。明るいとは言えない過去を背負って東京からやって来たプロのダンサー、現状を打破せんが為ダンサーを志望する女性たち、そして炭鉱町で生まれ育ち、誇りを持つがゆえに時代の変化を容認出来ない炭鉱の労働者たち、それぞれがそれぞれの生きてきた背景、のっぴきならない立場から、互いに対立し、時に激しく罵り、あるいは怒りを込めて相手をぶん殴る。そしてそれぞれが心の底から笑い、泣き、怒り、そしてまた、泣き、笑う。その、むき出しの感情表現が素晴らしい。また、これも他の方が指摘されているが、個々の役者の演技が良い。決して客寄せとしてテレビから引っ張ってこられた「タレント」ではなく、しっかりコメディエンヌであったしずちゃんこと山崎静代、まるで沢尻エリカのキョンジャの如く、一昔前の田舎娘になり切っている蒼井優、二枚目なのに真顔で笑いを誘うという稀有の才能を持った豊川悦司、それまでの人生の重みを感じさせる存在感の富司純子、何故か椰子の木に異常なまでの愛情を注ぐ三宅弘城・・・挙げればキリがないが、主役級も脇役も、それぞれが人間の可笑しさと哀しさ、切なさを見事に体現している。そして、嗚呼、クライマックスのダンスシーンの高揚感、躍動感は、まるで「フレンチ・カンカン」ではないか。これは、「生きる歓び」に満ち溢れた、極上のエンタテインメントだ、と断言しよう。しちゃうんだから。 ぐるぐるさん [映画館(邦画)] 10点(2006-10-01 13:23:06)(良:2票)

3.《ネタバレ》 100点、パッチギに10点つけた以上120点でもいい。思いっきりベタなんですけど、映画の感動ってこれですよね、ドラマ観てこんなに興奮したの何年ぶりだろ? おなじ振り付けで、松雪泰子のソロ→蒼井優の練習→本番の舞台、3回重ねることで「これでもか」って迫ってきます。駅のホームの向こうとこっちなんて絵に描いたような青春ドラマなんですけど、昭和40年に日テレ青春ドラマ第1号「青春とはなんだ」がスタートしたことを思えば、ありというかこれでなくっちゃ。カメラ先生側も常道です。今はなき夕張映画祭で上映してたら、とてつもない皮肉になってたかも知れませんね。活性化の起爆剤がことごとく失敗したのに、昭和50年代には「ダサい」の代表選手だった常磐ハワイアンセンターが現在もスパリゾートハワイアンズとして繁盛していてることは。松雪泰子の登場シーンから、細かいところに気を配ってるのがわかりました。あの眉で、時代のディテールが完璧なのは証明済み。惜しむらくは、ストーブのくだりです。石油ストーブで時代の流れを表現したいのはわかりますが(本来なら石炭ダルマストーブしかないでしょ)Araddinは炭住にはありえないはず、高価すぎます。同時代に炭住のある街で暮らしてましたから。それから細かいことですが、食堂のメニュー高すぎじゃない?イカの一夜干しが300円はあんまりのような… その頃かけうどんは30円前後。あ、そんなことはどうでもよろしい、より多くの人々の眼に触れることを願っております。 shintaxさん [映画館(邦画)] 10点(2006-09-26 20:00:28)(良:2票) (笑:1票)

2.《ネタバレ》 やられました。参りました。こんな素晴らしい傑作とは予想を完全に上回る出来で本当に良いものを見せてもらった思いでいっぱいです。私の中では「パッチギ!」以来の日本映画の大傑作です。絶対に泣かないぞと思っていたものの、途中から我慢出来ず、涙が止まりませんでした。蒼井優演じる紀美子と親友、早苗との別れのシーン辺りから涙を堪えるのに必死で、それもあの落盤事故の後の話からはとにかく涙を堪えることなど出来ず、周りの眼を気にすることなど出来ずに泣けて、泣けて、観終わる頃にはそんな涙が心地の良い(気持ちの良いと言った方が良いかもしれない)涙へと変わり、なんて素晴らしい作品なんだと心の底から思えるぐらいの本当に素晴らしい作品を観た思いでいっぱいです。松雪泰子演じる先生を慌てて駅へと駆けつけるフラガール達が先生に教えてもらったフラダンス「わたしは、あなたを心から愛しています」の意味を持つ踊りをするシーンでそれまで我慢していた私もここで一気にきました。涙がここから最後まで止まらなかった。蒼井優演じる紀美子が一人、黙々と練習している場面で、父親の仕事の都合で夕張へと引越して別れた親友の早苗からの手紙とプレゼントを何も言わずにそっと渡す母親とのシーンなど言葉なんて必要ない。台詞なんて無くても二人の気持ちが痛いほど見て解る感動的なシーンだ!そんな感動的な場面を用意した上で更にフラガールのメンバー達が踊るシーンなど、日本映画というよりも何か華やかな良きミュージカル映画でも見ているような躍動感に満ち溢れ、とにかく盛り上がる。盛り上がる。映画ならではの素晴らしい躍動感と愛情に包まれた素晴らしい感動を「ありがとう!」とそんな気分にしてくれたこの映画、洋画も含めて今年のナンバーワン映画に決定です。心から本当にありがとう!そう言いたい。文句なしの10点です。 青観さん [映画館(邦画)] 10点(2006-09-23 23:05:51)(良:4票)

1.《ネタバレ》 途中から最後まで 泣きっ放しでした。笑顔に泣かされた。
炭鉱の長屋娘たちの笑顔が背負うもの思うと 堪らないです。
松雪さん好きなんですが ますます好きになりました。
相変わらず キレル演技は天下一品。寺島純子の一言も喋らないあの演技にも感動。
蒼井優ちゃんの笑顔にも いつも泣かされる。
リトルダンサーとブラスとフルモンティと・・・イギリス映画を 思い出しました。
いわきの切ない風景にぴったりと寄り添うジェイク・シマブクロのウクレレにもまた感激。。
しろっぷさん [映画館(邦画)] 10点(2006-09-23 21:26:46)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 286人
平均点数 7.07点
031.05% line
110.35% line
241.40% line
331.05% line
4124.20% line
53512.24% line
64415.38% line
75719.93% line
85117.83% line
95017.48% line
10269.09% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.10点 Review30人
2 ストーリー評価 7.29点 Review44人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review48人
4 音楽評価 8.04点 Review41人
5 感泣評価 8.00点 Review49人

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