みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3. どうなのよ?山田時代劇第二弾と思いながらもつい観てしまっていた自分。『たそがれ』と時代設定も場所も殆ど同一で寅さん化の匂いがプンプンするんですが・・・でもそれで良いんじゃないのと思えてしまう完成度です。確かにシリーズものというのは主人公をはじめとする登場人物のキャラクターによって成り立つのかもしれません。しかし単発であっても時代劇という限られた同一枠の中で、別のキャスティングを使い「同じだけど違うもの」を作ってしまう監督の凄さがジワジワ染み出す作品です。 主人公の永瀬正敏の葛藤と時代の変化に気付きながらも最後まで実直さを捨てない潔さ。それが松たか子との距離感にあらわれていて、観ていて最後までドキドキの自分。 冬ソナに熱中するオバサンを笑えないですよ・・・って、そういうことなんですよね。 純愛ブームと呼ばれる今、そういう古き良き時代を(経験したことがない僕でさえも)どこか惹かれてのめり込んでしまう2時間半。全然長く感じなかったですよ。 もちろん恋愛だけの映画ではありません。決闘が終わってそこでエンドロールと思いきや最後に出てくる鬼の爪。ああ、そういうことなのかと。 何のひねりもどんでん返しもなくあくまで王道を突き進む映画。毎回言っていることですが日本映画に求められるものは、この安心感なのかもしれませんね。 【ひろすけ】さん 7点(2005-03-22 14:51:09)(良:1票) 2.《ネタバレ》 「たそがれ・・」に似てるような、似てないような? 私としては前作よりも主人公が若いのかな?って感じました。 やっぱりハッピーエンドは見終わった後なんか良い! 松たかこ、やっぱり着物似合いますねぇ~。 でも吉岡秀隆と田中邦衛が一緒のカットはつい いつ「純!」と呼ぶのかと思ってしまいました。 そんな訳ないですよねぇ~。 「私もあの技、覚えたいなぁ~」と言ったら横にいたダンナが「誰にその技を使う気だ!」と 言いながら心臓を押さえてました。 分かってるじゃん!と思いつつ「それはヒミツ」と答えておきました。 【あずき】さん 7点(2004-11-13 20:35:55) 1.《ネタバレ》 原作は未読。脇役に同じ人多数、ストーリー展開、設定、仲間の藩士や下男の笑いのシーンなど似通っているので「たそがれ清兵衛」とかなりダブりましたね。(山田監督は時代劇を寅さんシリーズ並にしたいのだろうか?)相変わらず丁寧な作りと描写で退屈しませんでしたね。しかし殺陣がかなり微妙…。おまけに決闘前に師匠に教わった技は、ボクシングの輪島のよそ見クラスだし、アレに引っ掛かるのはどうかと思うけどなぁ。竜虎と呼ばれたにしては残念な殺陣でした。そういえば、隠し剣が出ないなと思っていたら、仕置きのシーンがあるとはw まさかの暗殺剣でしたか。仕事人orブラックエンジェルズだったのかぁ。ユーモアを交えた最後のきえの台詞は、きえの頭の回転の速さと茶目っ気が出ていて粋で良かったですね。 【ロカホリ】さん 7点(2004-11-06 02:46:20)
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