みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
8.《ネタバレ》 香川照之の演技が凄い。表情や後姿で語ってる。見終わった後にあれこれ色々考えてしまいます。最後はバスに乗ってたような気がします。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-10 01:06:21) 7.《ネタバレ》 兄は智恵子を殺したのか、事故だったのか。 結局明確な答えは出していないと思える。 裁判が進み自分の証言が受け入れられつつあり、この裁判は自分の勝ちと信じ始めた兄は無罪放免となって家に戻った後のことをあれこれ浮かれて弟に接見中に話す。 これは自分のうそが通って無罪になりそうだと浮かれていたのかそれとも本当にやってないからほっとして浮かれたのか。 裁判の最後、弟の証言で兄の実刑が確定したのだが、あれが真実を語ったのかそれとも偽証だったのか。 兄は智恵子に好意を寄せていた。 その智恵子は弟に好意を、そして弟を通して東京にあこがれていた。 事件の前夜弟は智恵子の部屋に上がりこみ関係する。 夜遅く帰り兄に居酒屋で智恵子と食事し智恵子が以外に酒がいける口だなどとうそをつく。 兄は智恵子と弟の間で何かがあったと感じ取ったはずだ。 そして翌日事件は発生した。 後に智恵子が酒が飲めないことを父親から聞いた弟は当然それを知っていた兄があの時何も言わなかったことに恐怖を覚えたろう。 その描写がうまい。 橋のゆれ、心のゆれ、なにもかもがゆれている。 役者の演技がわざとらしくなくうまい。 素直に映画に入り込めた。 演出も良い。 【称えよ鉄兜】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-14 04:38:50) 6.《ネタバレ》 2回目見ました。 やはり不満なく、おもしろかった。 主役2人の演技は素晴らしかった。 何よりこの映画のすぐれた点は、それぞれがそれぞれに考えさせられる(考えてしまう)作品になっている点だ。 普段それほど関係を気にしない兄弟、特に大人になればただの人と人、という関係を、ゆさぶり、ゆさぶられていく。 最後の方は少し作りが雑になってしまっている気はする。 もう少し細かく丁寧に時を進めてもいい気がした。 7年ぶりに兄が出てきたときのあの笑顔の意味だけはどう解釈するか分からなかった。 弟に様々な心境の変化を感じさせることはあったが、それが何もせず、何もしゃべらず伝わるわけはない。 7年という歳月は長いし、自分をこの状況に追いやった弟を(仮にそれがどこかで兄の意図的であったとしても)顔を見た瞬間に笑顔で迎えるのは無理があるように感じた。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 19:40:10) 5.オダギリジョーの調子のいい弟が、次男である自分とだぶって見えてしまい、鑑賞中はものっすごくゆれた。映像と音楽と間がとっても心地よいバランスの作品。 【Keicy】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-05-14 00:30:29) 4.《ネタバレ》 まず、何はさておき主演二人の演技がひかります。 作品の核となる部分は、とても重くて深いと思います。 僕なりに考えを述べると、弟の証言台での証言は意図的な偽証ではなく、兄弟の中にだけ存在する一つの真実であり、それであるが故に兄は服役することを受け入れたのではないだろうか。一方、弟は後に記憶を蘇らせ、自分の犯した罪に気づいたため、そこで改めて兄への信頼と愛情、己の弱さや狡さを確信したのだと思う。 作品のラストでは、苦悩の末にあるかもしれない兄弟の再生を願わずにはいられない。 【camel】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-21 01:16:50) 3.警察や裁判所まで巻き込んだ壮大な兄弟げんか!主演二人の演技は本当にすごい。兄の土下座シーンは鬼気迫るものあり・・・ 【サイレン】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-03-03 23:07:38) 2.2時間があっという間に感じました。本当は何が起こったのか?兄貴は偽善者なのか?と観ているこちらの気持ちも揺れていました。監督が2年かけて書き上げた脚本ということですが、非常に繊細に緻密に兄弟、周囲の人物の心情を描写しています。主演のオダギリジョーもよかったのですが、兄役の香川照之は本当に素晴らしい役者だと改めて思いました。それとキム兄の粘っこい検察官役も意外とよかったですね。スタンドで無人のホースが水を噴出しながらゆれるシーンはD・リンチのブルー・ベルベットを思い出しました。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-26 18:24:27) 1.大根だと思っていた役者の演技に脱帽。一人一人の役者の演技がとてつもなく凄い。役者の演技を見ているだけでも本当に楽しかった。邦画でもこういう作品が作れるんだと感心し、そして嬉しく思った。内容もとてもいいと感じた。物語の進み方は邦画ならではの淡々とした構成なのだが、全く飽きる事無く最後まで引き寄せられっぱなしだった。おもしろいと感じた事の一つに食事のシーン。これがまた、どの食事のシーンも全くおいしくなさそうなんです。まさに砂を噛むと言うか、ゴムを食べている様な重苦しい感じが実にうまく表現されています。人間心理の描写が本当にうまい監督なんだなと感じました。 【はむじん】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-08-27 01:14:26)
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