みんなのシネマレビュー

アウトレイジ(2010)

OUTRAGE
2010年【日】 上映時間:109分
アクションドラマシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィアバイオレンス
[アウトレイジ]
新規登録(2010-02-15)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2021-03-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-06-12)


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監督北野武
キャストビートたけし(男優)山王会大友組組長 大友
椎名桔平(男優)山王会大友組若頭 水野
加瀬亮(男優)山王会大友組組員 石原
三浦友和(男優)山王会本家若頭 加藤
國村隼(男優)山王会池元組組長 池元
杉本哲太(男優)山王会池元組若頭 小沢
塚本高史(男優)村瀬組組員 飯塚
中野英雄(男優)村瀬組若頭 木村
板谷由夏(女優)大友の女
石橋蓮司(男優)村瀬組組長 村瀬
小日向文世(男優)刑事 片岡
北村総一朗(男優)山王会本家会長 関内
三浦誠己(男優)山王会池元組大友組組員 上田
柄本時生(男優)山王会池元組大友組組員 江本
坂田聡(男優)山王会池元組大友組組員 岡崎
しいなえいひ(女優)ジュン
渡辺奈緒子(女優)水野の女
真田幹也(男優)
児玉菜々子(女優)キャバクラ嬢
黒田大輔(男優)
島津健太郎(男優)
脚本北野武
音楽鈴木慶一
オフィス北野(音楽製作)
撮影柳島克己
製作バンダイビジュアル(「アウトレイジ」製作委員会)
テレビ東京(「アウトレイジ」製作委員会)
オムニバス・ジャパン(「アウトレイジ」製作委員会)
オフィス北野(「アウトレイジ」製作委員会)
プロデューサー森昌行
吉田多喜男
配給ワーナー・ブラザース
オフィス北野
特殊メイク江川悦子
特撮納富貴久男(ガンエフェクト)
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
原口智生(特殊造形)
衣装黒澤和子(衣装デザイン)
山本耀司(大友組組長衣装)
編集北野武
太田義則
録音堀内戦治
柴崎憲治(音響効果)
照明高屋齋
その他吉川威史(キャスティング)
東京現像所(協力)
あらすじ
山王会池元組組長の池元(國村)は総本部若頭・加藤(三浦)から、池元が村瀬組(組長村瀬:石橋)と親しくしていることを注意される。池元は子分である大友組(組長大友:ビートたけし)に村瀬組に対し多少のトラブルを起こし、池元と村瀬が親しい関係ではないと本部に思わせたいと考えた。そして大友は村瀬の縄張りに小さな事務所を構え、ある罠を仕掛ける…。それが想像を絶する裏切りと密約と下剋上の世界への入り口だった。

やしき】さん(2010-06-09)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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130.暴力映画というよりも、もはやスプラッタ映画だと言っていいほど気持ち悪い残虐シーンが多い。とくに歯医者と中華料理屋のシーンはトラウマになりそうなほどだった。歯医者の予約をキャンセルした人がいるというのも頷ける。血みどろ系無理な方はまじでやめといたほうがいいです。しかも何のために争っているのかぜんぜんわからない。なにか根拠がほしいというわけではないのだけど、根拠がないからこその面白さも私は見つけられなかった。
俳優が豪華すぎるのも私的にはマイナスポイント。映っても映っても知っている顔なので、目の前に映っている世界がヤクザ界というよりも芸能界にしかみえなくてちょっと興ざめしてしまった。
とはいえ、次はいつ殺しの瞬間が訪れるのだろう…次はどんな殺し方がされるのだろう…という緊張感は凄まじく、そこは北野監督さすがの手腕だと思いました。日常と隣り合わせに潜んでいる暴力の恐ろしさをいやというほど味わわされて、終わってからどどっと疲れがきました。心から辛かったです。ものすごく怖いお化け屋敷に喜んで入るような、「恐怖=娯楽」変換が上手な人ならきっと楽しめるんだと思います。 クリロさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-02-27 17:46:43)(良:1票)

129.《ネタバレ》 俳優陣は豪華で暴力シーンもバラエティにとんで娯楽性は高いと思いましたが、
何かバイオレンス映画というより喜劇に思えました。

個人的には『その男、凶暴につき』や『ソナチネ』など、初期の冷たく感じるバイオレンス映画の方が好きです。 ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 5点(2011-02-17 15:32:14)(良:1票)

128.《ネタバレ》 「バカヤロウ」という言葉にこれほどの幅があるとは!出てくる主要キャスト全てが一度は「バカヤロウ」。あの小日向さんですら、「バカヤロウ」。場面ごとに意味の違う「バカヤロウ」が鑑賞中に完全に耳にこびりつきました。

テーマそのものは「ヤクザ同士の権力争い」。以上です。それだけ聞くと取り立てて特筆するような特徴はない映画なのですが、中身が凄い!!こんなに痛々しい映画は久しぶりに観ました。観るだけで「痛い!」って思う映画と言う点では『SAW』シリーズと通ずるものがありますね。カッターナイフで指を切ったり、耳に菜箸突っ込まれたり、そういう映像を見てるとなぜか自分も同じ場所がうずきながら、顔をしかめてしまいます。痛いわ・・・。

しかし現代のヤクザを描いていることからも、世界観もどこかモダンなヤクザ映画。「ショバ代」なんて単語この映画ではほとんど聞かなかった気がします。その代わりにカジノを経営したり流暢に英語を話すヤクザが印象的でした。ヤクザも近代化してるんだな。そういう視点で見ると、最後大友組が一人残らず殲滅されたのも、彼らみたいなヤクザはもう古いという時代の変遷を象徴してるのでしょうか。でももしヤクザに「格好良さ」を求めるなら、大友組みたいなのが一番支持を受けるんでしょうけどね。 TANTOさん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-01 14:04:29)(良:1票)

127.《ネタバレ》 普通に面白かった。タケシの映画で普通に面白いはマイナスの評価です。
見終わった後、心に何も引っかからない映画。わざわざタケシが撮る意味がないと思います。「暗くて見えねえから気にすんな」に+1点。 ピチクンさん [映画館(邦画)] 6点(2010-07-09 17:40:53)(良:1票)

126.《ネタバレ》 まずタイトルが出るまでのオープニングがとても良いです(この冒頭部が最も好き)。〝全員悪人〟という宣伝文句に違わず悪人だらけで、カッターナイフから菜箸まで生々しく痛覚を刺激し目を覆いたくなるばかりに狂気で凶器が満ちており、もはや銃なんぞ映っても全く怖くならないほど暴力全開です。また各々別世界から集めたようなキャラクターもしっかり立っていて、髪を撫で付けず煙草プカプカでヘラヘラの椎名桔平の魅力は否定できないですし(警察署前の煙草ポイ捨てのやりとりが面白い)、加瀬亮の風貌といい英語ペラペラのインテリ具合といい漫画から飛び出してきたみたいなキャラクターももっと見せてくれと思わせます。それに頭パカパカ叩かれてもオトボケ顔の三浦友和(吠えない犬ほど噛む)、時代劇から出てきたような石橋漣司(彼の登場シーンは喜劇だが、この皮肉な笑いも残酷なものだ)、人が良さそうな北村総一朗と小日向文世(彼らこそ最も計算高い悪党だ)と一人一人が本当に良い味を出しています。しかも誰もが口を揃えて〝バカヤロー〟〝コノヤロー〟と言うので、これはコントでそのうちダンカンも登場するのではないかと思ってしまう一方で、とても冷め切ってもいる不思議な世界になっています。
 ・・・ただ、いつもより説明台詞が多いのが気になります(おそらく無くたって問題無いのだが)。例えば何処かの国の大使は完全にコメディーパートを勤めていますが、あの笑いはTVでやるようなしゃべくりによるものです。 ミスター・グレイさん [映画館(邦画)] 8点(2010-07-07 18:16:31)(良:1票)

125.《ネタバレ》 まずキャスティングからして素晴らしい。寺島進や大杉蓮らこれまでの北野組は出てないものの、ラーメン屋での笑顔が恐い椎名桔平や、恐そうなんだけれどいかにも幸薄そう(殺されそう)な國村準や石橋蓮司の顔。地味で目立ちすぎない故に危うさも備えた中野英雄、たけしの昔気質で落ち目のヤクザ感等々・・・。それぞれが見事な具合で描き分けられ(出演時間もほぼ一緒!)、これといった主人公はもちろんのこと、狂言回し的存在すらない。それでいてこの物語の推進力。ほとんど俳優たちの表情、所作だけでも十分に魅せてくれます。
これまでの北野作品と違い台詞を排した心象描写は一切無く、ひたすら続く怒号の応酬。口汚い罵り合いに反して映画のテンポはとても心地良く、そんな中に不意打ちのように飛び込んでくるバイオレンスシーンがまた素晴らしい(語弊があるか!?)。顔を切り裂かれ、口をドリルでぐちゃぐちゃにされ、箸で耳をぶっ刺される・・・工夫を凝らした痛い痛いシーンの数々がバイオレンス映画としての価値も多いに高めています。
北野作品としての分かり易い特徴は殆ど見られないものの、『ソナチネ』や『キッズ・リターン』に並ぶ完成度だし、僕の好みで言えば北野映画一番と言ってもいいくらい。極めてタイトにビシッと整った楽しい楽しい一級のバイオレンス映画に仕上がっています。 Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 9点(2010-06-16 02:12:17)(良:1票)

124.《ネタバレ》 ヤクザ映画的に『かっこいい』シーンとか『かっこいい』男達なんか一人も出てこないです。前半は何か妙な間も多く、妙なテンポ、しかもちょっとコメディチック・・後半から事態が加速し殺しまくりの展開になりますが、過剰な熱さもなく淡々としている所が逆に怖くて救いがないように思えました。役者陣は本当に見事でみんな適材適所でバッチリでした。北村総一郎の大ボスが特に恐ろしく、人の良さそうな笑みがゾッとするほどで彼が部屋に入ってズカズカ歩くだけで『恐ろしいことが起こる』的な雰囲気もあり素晴らしかったです。登場人物は全員、感情移入なんか出来ないキャラクターなので殺されても『ああっ殺られたね』と余韻もなく通り過ぎますが、北野監督演ずる大友に関しては別でした。最初はその他のヤクザと同じで感情移入も難しいです(でも演じているのがビートたけしなので全く他のキャラと同一線上に見るのは困難なのですが・・)。しかし終盤で彼が追い詰められ後輩の刑事に恥ずかしそうに出頭する瞬間にこのキャラだけ『人間くさい』一面が見えて初めて感情移入が出来ました。ですからラストで彼がメッタ刺しに殺される瞬間は他のキャラとまるで違って『悲しい』感じがしました。今までの北野ヤクザ映画の主人公にはない味わいがあり新鮮でした。ただそんなキャラもこの映画の構図から見たら、ただの『虫けら』で生き残った連中が彼が殺されたと知っても『あっそう』と切り捨てられる虚しさ。生き残った一番の悪党が悠然とビーチにたたずみます勝利者気分を満喫していますが、こいつらだっていつ背後から頭を撃たれるか分かったものではない世界に相変わらずいる訳ですから、その末路も容易に浮かび取れます。どうしようもないクズ世界に生きる連中をかっこ悪く淡々したタッチで見せられてイヤ~な気分になり、スッキリもしないのでそこの所とか好みがバッチリ割れそうだと思います。あと気になったのは中盤の至ると大使館のカジノのくだりがあります。あれは確かに面白い所もありますが前半の物語の流れとは分離されているように見えて、何か違和感は拭えなかったです。あそこは前半の話に直接、繋がってないと・・あのエピソードは正直、冗長でテンポをが明らかに損なってます。確実に面白い所もあって好きな映画なのですが『何かが足りない』というような違和感は拭えません。周りの高評価にはどうしても賛同できずです。 まりんさん [映画館(邦画)] 7点(2010-06-13 14:06:33)(良:1票)

123.《ネタバレ》 BROTHERの時も思いましたが、ラストで次々と人が死んでいく過程が非常に安直。
全滅させればそれでいいってもんでもない。
監督の特色として、突然訪れる死がありますが、その死にインパクトを与えるのはやはり個人個人に感情移入させるドラマが必要であって、そういった部分が薄かったので
安直と感じたのだと思う。
男たちが悪事をはたらく前半~中盤の過程は非常に良かったので、落差が大きかった。
それでも、椎名桔平演じる水野の処刑シーンは非常に印象に残った。 osaosaさん [映画館(邦画)] 5点(2010-06-12 22:41:16)(良:1票)

122.《ネタバレ》 実は3作目を観ていなくて、で今回観ようと思ったのでついでに1・2作目も観直してみたのです⇒そしたらやっぱ結局、1作目が一番面白かった…という始末なのですケド。。

でもまあ、気楽に(テーマとか気にせずに)観る分にはシンプルにかなり面白いですよね(⇒その意味でも1作目が一番だとは思いますが、暇潰しになら3作全部使えるか…とは)。1作目がまた結局、お話としてもシンプルで分り易いのも大きいと思いますし、役者の演技のキレも(2作目の西田敏行・塩見三省を除けば)やっぱ1作目が一番バランス好かったかな…と。ただね~重ねて、別にヤクザ映画としてもそこそこ面白いとは思うのですが、かつての東映の任侠映画とかヤクザものとかを多少観てきてしまうと、特に「全員悪人」とか言われると……例えば鶴田浩二さんとかはちょっと別格としても、高倉健さんとかだって(若い頃は)観てるコッチがちょっと怖くなる位に「マジでヤバい」雰囲気ってのが確実に感じ取れるのですよね。でも、昔のヤツは基本みんな(ある面では)そーいう感じでもあって、でソコにちょっと(また部分的に)雰囲気の柔らかい菅原文太さんが入って来る…とかはやっぱバランスとして悪くないと思うのです。けども、逆に今作は基本みんな「ヤクザの演技をしてる善良な市民」にしかなってなくて、ソコでソレこそビートたけしさんだけ(昔みたいに)マジヤバ、という風に見えてしまうのですよね。そんな意味でもやはり、ちょっと「全員悪人」は誇大広告だと思ってしまいましたかね⇒コレもやっぱ、部分的にはコメディに見えてしまうのですよね(ソレはソレとして素直にそーいう風に仕上げれば・見せかければ好いのに…と)。 Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 6点(2023-09-25 23:04:25)

121.面白かったです。まさに21世紀版仁義なき戦いです。それにしてもよく人が死にますね。たけし以外はみんな短気過ぎる。 次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 7点(2022-06-23 09:12:04)

120.《ネタバレ》 この映画の「全員悪人」というキャッチコピーは覚えていた。
で、見終わった後は、「”全員悪人”じゃなくて”全員短気”じゃんか」と思った。
だって最初は60万円ですよ?60万円。
そりゃあ高いですけど、命のやりとりする金額じゃあない。
それに、警察署の前でタバコのポイ捨てするシーンに象徴されるように、意味なく相手に反感持たせてるし。
これじゃヤクザじゃなくて頭の悪いチンピラだし。

でもねえ、見終わって数時間すると、やっぱり「面白かった!」って感情が上回る。
テンポいいし、暴力とお笑いを両立させてるし。
このセンスはたけしならではだなあ。
やっぱり「全員悪人」ってキャッチは正しいな。
みんなカッコつけて悪ぶった後、カッコ悪く死ぬ。
それを一言で言うなら「全員悪人」しかないと思うから。
大人の男しかわからん映画だと思うけど、それでいいのだ。
もっと早くみれば良かった。 まかださん [DVD(邦画)] 7点(2019-02-10 20:50:25)

119.《ネタバレ》 久々のスタイリッシュな北野映画復活。加瀬の演技がきれっきれで良し。車が重層して走るシーンが良い。 にけさん [映画館(邦画)] 7点(2019-01-26 21:39:26)

118.《ネタバレ》 北野武の映画がなんで世間では高評価なのかがイマイチ解せない自分ですが、やくざモノを撮らせたら目が覚めるような秀作を撮ることは認めざるを得ません。この映画の優れているところは、ストーリーテリングというか脚本の構成です。会長の池元への叱責がきっかけでまずは大友組の嫌がらせから始まり次は村瀬組の反撃、このテニスのラリーのようなターン交代が徐々にエスカレートしながら上映40分過ぎまで続く。途中カジノ開業のハーフタイムショーがあり、試合再開したらたけしの怒涛の攻撃で村瀬組組長のタマを捕る。しかしこれでワナに落ちることになって、窮地に立たされた大友は池元を葬ってしまい、旧池元組と山王会の連合軍の猛反撃であえなく大友組は全滅。これぞまさしくヤクザ抗争におけるバタフライエフェクトと呼ぶにふさわしいエスカレーション劇、まことに見事な脚本です。この映画で面白いのは、北村総一朗が三浦友和を、椎名桔平が加瀬亮を、そしてたけしが小日向文世をと上位者や先輩が目下の者に恥をかかせたり殴ったりするのですが、三人とも逆襲されて無残な最期を迎えます。アウトレイジな世界でも、行き過ぎたパワハラは禁物ということなんでしょう。 とは言え、「やっぱたけし映画だなあ」と嘆息させられたのも確かです。それは大友が山王会会長に「池本を殺っちゃえ」と唆されるところで、大友が会長の甘言を疑わずに信じていたところです。たけしが自身の映画で演じるヤクザは、どれもお人よしだったり過剰にカッコつけたりなど悪人に徹しきれていないのは彼個人のナルシスト気質が濃厚すぎるからで、これが鼻につくんです。あんだけ無法の限りを尽くした大友が、あんな見え見えの策略に引っかかるようなアホでしたってのは、私には耐えがたいところです。半面、池元演じる國村隼の人間の卑しい面をこれでもかと強調した演技は、もう絶賛しかないです。これは『仁義なき戦い』シリーズの金子信雄を超えちゃったかもしれません。できたら二作目以降も出てほしかったけど、さすがのたけしも死人を蘇らせる(自分が復活するだけで精一杯)わけにはいかないでしょう(笑)。まあこの映画の前日譚を撮るという手もありますけどね。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-01-23 20:45:01)

117.《ネタバレ》 バイオレンスは基本的に好きなので楽しめました。まあ理不尽ですねw ないとれいんさん [インターネット(邦画)] 6点(2017-12-29 15:53:36)

116.《ネタバレ》 全編にわたって登場人物たちが、組織内の理不尽さに苦虫を噛みっぱなし。あんまりすぎて『カッコ悪く描き過ぎだ、バカヤロー!」とホンモノのヤクザ側から抗議されるンじゃないかと心配するぐらいの『ヤクザ残酷物語』。なのに適度にコメディタッチで(しかし中華料理屋のシーンはやりすぎw)テンポよく見られるのが北野監督の腕なんでしょうね~。そして小日向さん…“光速ジャブ”やラストの“おねだり”とオイシイ場面ゲットでちょっとズルかったぞ、このヤロー!(笑) 幻覚@蛇プニョさん [地上波(邦画)] 7点(2017-11-19 10:46:50)

115.《ネタバレ》 公開当初劇場で観たけど内容をまったく覚えてなかった。
暴力を通してなんの主張もしないので観た後どんな映画だったか全部忘れてしまっていた。おそらく意図的に暴力から意味性を排除しているんだろう。
任侠映画にある情緒や実録物にある緊迫感は皆無。たまに笑いは交えるがひたすら乾いたザラザラ感が続く。なのでたいして面白くない。
ヤクザの手口や雰囲気がちょいありきたり過ぎる。ただ会話のテンポやったり、画の面白さでついつい観いってしまう。
バイオレンスも笑いも今メジャーな邦画でこんなに監督らしさが出せるのは北野武しかいない。 CBパークビューさん [DVD(字幕)] 7点(2017-10-14 12:11:06)

114.最初は耳が痛かったテメーこの野郎!なんだバカ野郎!やるのかこの野郎!がだんだんと心地よくなって来る不思議に、ああこれはエンターテイメントなんだと気がつかされる。任侠(?)映画は本作くらいしか観ていないが、監督の画作りも相まってとても清々しい気持ちで鑑賞出来た。続編は作らずここでスッキリ終わらせた方が良かった気もする。 Kの紅茶さん [DVD(邦画)] 7点(2017-10-05 10:06:14)

113.《ネタバレ》 ジャパニーズマフィアの真骨頂を見せてくれた。バイオレンス好きの私にとっては極上のエンターテイメント。
映画館で見に行き自宅で録画を20回ぐらい鑑賞したぐらい笑
まず役者が豪華。普段優しいヒューマンドラマに良く出る役者がたけしワールドのヤクザに見事に変貌。椎名や加瀬は特に好演出。
ストーリーも小難しくなくシンプル。「コノヤロー」、「バカヤロ」、「カタチダケダカラヨ」「ハモン」の台詞だけで成り立ってしまっている。
ヤクザは親でも兄弟でもメンツである。当然親には逆らえないし、立場上やるしかない。失敗すれば責任を取らされ落とし前をつける。そして人の弱みにつけこむのが商売。その反社会組織の仕組み、シノギや極道の筋ってのはよく描かれているなあと感心した。
仁義なき抗争からマル暴との絡みまで登場人物は【全員悪人】。これが本作の見所であり全てである。
10点に届かなかったのは皆様がおっしゃるとおり椎名演じる水野の生かし方とマフィア映画特有の銃で乱殺しておしまいってとこが在り来たりだったかな。
アウトレイジ3発表まで秒読み。今後のシリーズ化に期待を込めてリクエストしたい。 mighty guardさん [映画館(邦画)] 9点(2016-09-29 13:11:37)

112.ヤクザ映画はあまり好きではないんですが、北野武は本当光るものがあってカッコいいと思います。その他豪華なキャスティングでしたが、三浦友和だけはこれはないって感じですね。いくら凄んでも全然恐くない。こんなのが幹部クラスというのはキャストミスだと思います。 SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-25 12:27:44)

111.《ネタバレ》 ○豪華キャストによる演技合戦とみればなかなか。○やくざ会と警察の関係性の描き方は秀逸。最後に大友がやり返しに行かなかったのは意外。○椎名桔平と警察のやり取りがつぼだった。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-17 09:28:34)

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【点数情報】

Review人数 150人
平均点数 6.58点
000.00% line
110.67% line
210.67% line
353.33% line
4106.67% line
51711.33% line
63322.00% line
73523.33% line
83221.33% line
91510.00% line
1010.67% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review8人
2 ストーリー評価 6.73点 Review15人
3 鑑賞後の後味 6.62点 Review16人
4 音楽評価 7.50点 Review12人
5 感泣評価 4.60点 Review5人

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