みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.透明人間というのはなかなか想像力をかきたてられるテーマなわけで、そこからどんな面白い物語が生まれるのか、期待にワクワクしちゃうわけです。 しかしその扱いが難しいテーマらしく、意外と透明人間を主題においた映画は少なかったりします。 透明なキャラというのはそれが想像で補える小説とかならまだしも、映像で見せる映画との相性が最悪ですからしょうがないのかもしれません。 そんな中で生まれた新しい透明人間映画、これは観るしかないのですが… これ「透明人間」というギミックをはずしてみればそこにあるのはありがちなサイコホラー映画の姿。 この映画の内容であれば「透明人間」というギミックを使わなくても話が成立してしまうのが致命的です。 (もちろん劇中のトリックの類は変更の必要がありますが、そこは映画の本質ではありません) 透明人間じゃなくても同じような話が作れる時点で「透明人間映画」としてはダメでしょう。 シンプルに「透明人間の無駄遣い」 つかインビジブルのレビューあたりでも書きましたが、男子たるもの透明人間になったらやりたい事はエロいいたずらですよ、えぇ。 ワンピースで透明になる実を食べた奴も女湯に侵入してたし、ジャングル黒べぇでも透明になったらヒロインのお風呂を覗いてました。 それこそが透明人間としてやるべき行動です。きっとそうです。 いや一般論としては違うのかもしれませんが、個人的には絶対それです。それしかありません。 そういう意味でもこの映画は間違ってます、うん。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-04-14 02:55:41) 5.透明人間なんていう、「見えないもの」を、映画でどう見せるか。というところですが、いや実際、透明なんだから、見えなくったっていいじゃないの、というアプローチの作品になっていて、これが功を奏してます。誰かがそこにいるんじゃないのか、という空間、それが映画の中で重要なファクター、というか重要なキャラクターと言ってもよいような役割を果たしています。何かが起こるんじゃなきいか、という、ボヤっとした空間。この雰囲気は、パラノーマル・アクティビティなんかにも繋がるものがありますけれど、ホレ、この通り、別にインチキドキュメンタリ形式にしなくったって、ちゃんと恐怖が成立するのが、本作を観ればよくわかります。 とは言え、何もない空間に対してひたすら怯える演技をし続ける映画、ってのもさすがに昨今、流行らないワケで、随所に取り入れられた特殊効果が、ちょいとドキリとさせるスパイスになってます。 基本は、SFというより、心理サスペンス。見えるものが正しいもの、である以上、見えないものに怯える主人公はすなわち「正しくないもの」であり、彼女は、ひとり追い詰められていくことになる。だけど透明人間がその姿を垣間見せ、見える・見えないの境界が揺らぎ始める時、物語は一気に加速し始めて。で、最終的にはまた「見えるものが正しいもの」へと回帰していく、ちょっと意表を突くラストへ。 今さら透明人間、という先入観を逆手にとった、意外な面白さのある作品でした。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-01-02 17:26:00) 4.《ネタバレ》 うーん。結構な大立ち回りをするにもかかわらず、彼女以外の人には気配(空気の動き、立ち振る舞いの物音)を感じさせないというのであれば、最終的にはホントに彼女の妄想だった(あのスーツも含めて)ということかと思いましたが、そうではないのですね。オチもそうすっきりするものではありませんでした。はっきりとエイドリアンがボロを出すところを見てからの展開だったらよかったのですが。当方、簡単な観客なので。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-01-02 14:12:54) 3.《ネタバレ》 「透明人間」、見てきました。 コロナ状況下でも結構、混んでいました。 「透明人間」って言っても、透明人間が主役ではないんですね。主人公を持ち上げる、吹っ飛ばすなど、どんなパワースーツかと思ったら、単に見えないだけとか…。 DV夫なら、透明人間なんて面倒くさい手は使わずに普通に追ってきて力づくでさらっていきそうです。 【ぶん☆】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-07-24 22:52:48) 2.《ネタバレ》 H・G・ウェルズ原作のジェイムズ・ホエールの映画版「透明人間」が元ネタということで、"元祖"透明人間のリブートということになるのだが、透明人間の現代版は20年も前にバーホーベンが「インビジブル」でもうやっちゃってるし、「姿は見えなくても殺意は見える」みたいなキャッチ・コピーまで同じと来ている。 二つは全くの別物で原作もそれぞれ違うが、透明人間を現代的なアプローチで描くというコンセプトが同じでは印象が被っても仕方ないというもので、もう少し新味が欲しかったというのが正直なところ。 透明人間の正体も捻っているとは思うけど、何と言うか・・・SFではもはや定番の姿が見えなくなるギミック(という表現に留めておく)がようやくここに来て「透明人間」に使われた、という何とも複雑な気分だった。 【J.J.フォーラム】さん [映画館(字幕)] 4点(2020-07-21 00:22:52) 1.《ネタバレ》 透明人間というとワクワクしてしまう自分が居るが、本作は透明人間をホラーに用いた新感覚の映画だ。なのでワクワクするというよりはドキドキビックリする展開が待ち受けていた。 いまいちだったのは透明人間の正体よね。 いや、一発目のレビューなのでそこには触れないでおこう。 透明人間の視点で描かない所が新しい映画かな?と思ったけど、2年前に公開された「エンジェル、見えない恋人」という映画でも同じ事をやってたわ。主人公は女性で、透明人間の男にストーキングされるという所まで一緒。ただ、この作品では男がいい奴だったからラブストーリーになっていたけど、一歩間違えれば本作みたいな展開になっていたはずよね。 透明人間がほんとに居るのかどうなのか?主人公の女性は頭がおかしいのではないか?という前半の展開はそれなりに面白かったんだけど、後半はちょっとジャンルが変わってしまっていまいちだったかな。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-07-20 20:43:22)
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