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ストーカー(1979)

Stalker
1979年【西独・ソ連】 上映時間:163分
ドラマSF小説の映画化
[ストーカー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-03-29)【イニシャルK】さん


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監督アンドレイ・タルコフスキー
キャストアナトリー・ソロニーツィン(男優)作家
脚本アンドレイ・タルコフスキー(ノンクレジット)
音楽エドゥアルド・アルテミエフ
美術アンドレイ・タルコフスキー
字幕翻訳岡枝慎二
あらすじ
かつて異星人が来訪したという郊外の一角。そこは「ゾーン」と呼称され、政府軍の厳重な包囲によって立ち入りが禁じられている。ゾーンでは物理法則が歪み、侵入者の運命を操り、その深奥の部屋では願いがかなうという。従ってこの地に忍び込もうとする者も、また後を絶たなかった。そういう輩から高額の金を取り、軍の目を盗んでゾーンへの侵入を手引きするヤミ案内人たちの事を、世間は「ストーカー」と呼んだ…。

エスねこ】さん(2007-09-25)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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33.《ネタバレ》 他者を幸福に導く事を自らの幸福であると信じているストーカー。自分の名誉や欲のために部屋を目指す作家。人類の幸福の為であると言い部屋を壊そうとする物理学者。いずれも大義名文を掲げているが欲望に支配されている。
部屋への旅の道中、理系と文系のインテリが人生について机上の空論を交わす。誰が先に行くか、どうやって部屋に行くか、3人の男が四苦八苦している中、なんの障害も感じていないかのように、犬(=本能、純粋性の象徴?)がスイスイと部屋へと進んでいく。
3人はようやく部屋の前までたどり着くが、誰も部屋に入れず自分の本当の姿(欲望)と向き合う事ができない。そして帰路につきバーへと戻る。
ストーカーの妻はどの男よりも地に足の着いた現実に即した、たくましい言葉を言い放ち、ストーカーはただ現実に絶望する。
そして今まで呪われた子と言われた、言葉を語らず足の不自由な娘が、人間の手には及ばない力を発揮する。人間の力を超え、何も語らず瞳を向けるその姿は、神のようにもみえた。 ちゃじじさん [DVD(字幕)] 6点(2015-07-16 03:20:48)

32.《ネタバレ》 すっと前から観たかったけど、どこの店にも置いてなくて、宅配レンタルを試みるも貸し出し中続き‥
そんなわけで長い期間お預けをくらって諦めた頃に、TSUTAYAの発掘良品に! 嬉しいチョイスに飛びついてレンタル。
ようやく鑑賞できる喜びのわりに、あまり物語にのめり込んでいけませんでした。
「その部屋に二人同時に入って、一人は世界平和を願い、一人は世界制服か世界滅亡を願ったら、どうなるの⁇」とか「二人が、自分自身は幸せになることを、そして互いのことを不幸になるように願ったら、どうなるの⁇」とか、そんなことばっかり考えてしまったのです。『どんな願いも叶える』なんて話が出されると、どうしてもそういうことを考えちゃいます。
で、そういうところの何かがオチとして用意されてるのかなーとか思ったりもしたのですが、それはなかったものの、ゾーンから帰還して大金を手にした人物がなぜ死んだのかを知った時、ちょっとしたガチョーンでした。
僕はその部分だけとっても印象に残りまして、『深淵を覗くと深淵は貴方を見つめ返す』とかいう言葉を思い出して頭ぐるぐるしていました。
「自分が本当に一番欲しがっているのは、実は何なんだろうな〜?」と思ったりもしました。お金は普通に欲しいし、あればあっただけ欲しいですから、大金入れば喜びまくりますけど、その願いが僕の他の何の願いを阻止したら死にたくなるかなぁ〜?
そういうことを考えられたので、観て良かったとは思ってます。ただ、僕が感心したことだけを伝える映画なら、大金手にした人物が主人公で数十分の短編で描けそう。というわけで僕にはかったるく無駄な時間も多く感じられたので5点どまりです。 だみおさん [DVD(字幕)] 5点(2015-07-10 21:29:36)

31.屋根の上で昼寝をしたときに見た不条理な夢を漫画にしたら世の評論家から大絶賛されて描いた本人が驚いたという「ねじ式」と同じ。ゾーンの描き方も、意図的にSF的描写を避けたのではなく単に予算とセンスがなかったからではないのか? la_spagnaさん [DVD(字幕)] 3点(2015-06-30 21:08:08)

30.宇宙の叡智が詰まった”ゾーン”に向い願いを叶えようとする2人+案内人1人が、次第に”ゾーン”の真実へと迫っていく、というお話。
SFらしくテーマが哲学的ですごく自分好み。タルコフスキーの静的な世界観も心地良い。
映画では説明不良な部分が多いが、おかげで原作小説にも興味が出てきて次の日に買いに行ってしまった。良作。
ポン酢太郎さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-01 00:21:25)

29.《ネタバレ》 この映画は、徹底して「描かない」ことによってゾーンを描きだすという逆説的手法をとっている。ただ淡々と、そして部分のみを描き出すことで、観客は己の想像力で周りの空白を埋めていく。そう、それはまさにゾーンの「部屋」の構造と同じである。「部屋」は自分の無意識(本性)を表に出す部屋であるが、それは自分の想像=本性が埋めていく「周りの世界」そのものである。

最も身近でありながら究極の謎、自分の真の存在を知ることのできる「部屋」。ストーカーはそれを特権的なものと認識し、ゾーンに依存してしまう。だが作家と教授は「自分」を謎に包むことによってリアルを生きる方を選択する。真実はときに残酷であり、認めがたい。だから「部屋」は封印される。

しかし信じがたいことも起こる。最後の「奇跡」はリアルに生きるしかないわれわれに一片の希望を見せている。

しかし長い! θさん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-11 23:40:18)

28.《ネタバレ》 はじめは何度寝そうになったことか!!しかし、ゾーンに着いてからはまばたきをすることすら惜しかった!ゾーンに魅せられた男たちの、絶望と希望のピクニック。まず、今のハリウッドでは絶対に作れない映画。CGを使いたくなるような設定なのに、一切それを使わずに観る者の想像力でゾーンを描かせてしまう!!ゾーンを映像化してしまう方がよっぽど楽であろうに、観るものに強烈に想像させてしまう演出・演技・構成は脱帽としか言いようがない。「ゾーンは一見きまぐれのようだが、行く者の精神そのものだ」という台詞に象徴されるように、これは観る人間の深層心理を映像化したものである(そんなことがまさかできるとは!)。ハッキリ言って単なる原っぱと廃墟なのに、あんなに緊迫感があって、観客を引きつけてしまうなんて、信じがたい。役者の演技と監督の演出で、廃墟がまるで生き物のように思えてくるのはなぜ?
久しぶりにスゴい映画に出会っちまった。 kanekoさん [映画館(字幕)] 10点(2009-11-18 20:35:57)

27.《ネタバレ》 映像の美しさ、構図や色彩などの彼独特の緊迫した完成した映像について自分がネチネチと語るのは野暮なので語らない。ただ、主演のアレクサンドル・カイダノフスキーの表情が自分には印象に残っている。何かに威圧されているようでとても辛そうで切ない。彼は善良そうなのに最後に他者を否定する言葉を吐く姿が自分にはショックだった。ゾーンは彼にとって重要かもしれないが、本当に彼に「必要」なのかどうかは分からない。ゾーンは彼を構成する要素ではあるのに、依存し心をすり減らすようで痛々しい。そしてラストでの奇跡はそれまでの全てが無に帰すような何とも言えない力があった。それは可能性や純粋さかもしれないが、それが何を示すのかは自分には分からない。 05さん [DVD(字幕)] 9点(2009-10-15 21:10:47)

26.この映画では「水」が非常に効果的に使われているが、それと同じぐらい、「闇(陰?)」と「光」の美しい描写に魅了された。

本来は「光」があって「陰」が浮かび上がるものだが、この作品では「闇」の中にくすんだような「光」が頼りなく描かれることで、現実世界の虚無感を最高に美しく表現出来ていると思った。

逆に、非現実世界であるはずのゾーンの描写は自然に溢れ美しい。
鳥が飛び、犬が佇むシーンなどは、本当にため息が出るほど美しかった。
おーるさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-03-26 03:11:09)

25.《ネタバレ》 あの気だるい表情。ラストの女の子は本当に希望なんでしょうか・・・。
njldさん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 01:09:27)

24.登場人物に答えを探させる作品。幸福とは何か?観終わった後、成程と思いました。にしてもこれ全部観るのに忍耐がいるねー。人生と同じだね。 Yoshiさん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-07 18:42:39)

23.《ネタバレ》 すみません、私にはあまり合いませんでした。尺が長いのはいいとしても、2分で済むような描写を5分も7分もかけられて、それを延々と繰り返されると・・・。あれだけ引っ張っておいて、最後に特別なことを何も起こさない潔さは良かったです。 Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-17 00:54:29)

22.長くて退屈。そしてキリスト教的世界観に、息苦しさも追加。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:28:00)

21.ストーカーの言う事を聞かずに、ずんずんと一直線に部屋まで行こうとして、ゾーンの怒りを買うシーンが見たかった。ハリウッドかどこかでCG使いまくりでリメイクして欲しいような・・・。まあ、この映画の美しさ、奥深さを超える事はあり得ないでしょうけど。 風えるさん [DVD(邦画)] 10点(2006-10-01 01:19:30)

20.CSでタルコフスキー監督特集があり、何気なく観たところ・・・
雷に打たれたようなショックを受けました。
野原が、廃墟が、監督の手にかかるとここまで張り詰めた美しさを放つとは!
映画を観続けて良かったとしみじみ思える名作。
私の人生のベスト映画のひとつ。 たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-05-24 20:55:22)

19.哲学色の濃い作品なのだけれど。ラストの妻の台詞と娘の存在がすべてであり、前兆である・・・そんな印象をもった作品です。映像が叙情的で、とても美しい映画。 としこふさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-07 22:28:08)

18.《ネタバレ》 成る程、ほとんどの人が最後の部屋まで辿り着けないのは途中で眠くなってしまうからですか。と、冗談はさて置き、これほどしんどい映画もありませんでした…。恐らくはもう二度と観ないでしょう(とは断言できないものの)、本当にただ散歩しているだけの映画ですからね。↓【エスねこ】さんの仰る通りまさに命がけのピクニック。たまに横になってゴロゴロしたり、たかがトンネル如きでビクビクしてんじゃねえぞ!と思わず喝を入れてやりたくなりました。しかし物語前半の廃墟のイメージには思わず失神しそうになるぐらいの美しさ。ユーリ・ノルシュテインの『アオサギとツル』、もしくは『話の話』を彷彿とさせます。劇中にはハリウッド最先端のCGや超自然現象も無く、特別凄いセットが組まれているわけでもないのにそこには確かに"ゾーン"という聖域があり、その奥には何でも望みが叶う"部屋"が存在するという圧倒的なリアリティが備わっています。よくよく考えてみればこれほど馬鹿らしい話もありませんからね、大の大人三人が子供騙しのトラップゲームに参加する。それなのにここまで観客を自分の世界へと引きずり込んでしまうタルコフスキーってやっぱりヤバイ。最終的には自分もゾーンに魅せられてしまいました。 かんたーたさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-02 19:06:06)

17.たしかに「信仰」がひとつのテーマとしてベースにあると思われます。現実から超越した世界に我々もストーカー(ゾーンへの案内人)によって作家と教授と共に導かれていきます。極端な長回しによる静寂と独特な色で被われた映像が緊張感を煽ります。じっと静止した何も起こらない画がなぜか何かが起こっているように感じられる。目に見えない超越した力を我々も感じているような錯覚に陥ります。ストーカーは奇跡の存在を信じる布教者と言えます。それは違法行為であり、また皮肉にもストーカーを愛する妻が作家や教授以上に現実的に生活をしています。そんな中で「奇跡」らしきものを我々に提示して映画は終わります。けしてゾーンがいったいなんだったのかや、超越した力をはっきりとした形として見せずに。何も起こらない、しかし何か起こっているのかもしれない、でもそれも錯覚かもしれない。そんなものを映像化したこの映画、一言で感想を言うなら「凄い!」です。 R&Aさん 8点(2005-02-09 15:02:10)

16.学生時代初めて観たときには、それはそれは強烈な印象を受けました。衝撃でしたねえ。これでもかと言わんばかりに展開していく画面に釘付けになり、下手な解釈なんてする気も失せました。眠気どころか至福の時間でした。中年になった今ではさすがにこの手の「哲学的」(?)作品に触手が伸びることはなくなりました。映画に限らずロシアの芸術作品は、若いうちに体験しておくべきです。いま20代の皆さん、ぜひご覧あれ。 バッテリさん 10点(2004-01-15 20:16:34)

15.ラストの少女は何者? STYX21さん 5点(2003-11-15 21:11:09)

14.初見はTVの深夜放送で、何気なく観ているうちに、わけの判らないまま終わってしまいました(汗)。ただ、映像がとても気持ちよかったので、ソフトを見かけたときおもわず買ってしまいました。私にとっては、癒し系の映画です。 shakuninさん 8点(2003-10-30 04:27:59)

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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 53人
平均点数 7.45点
000.00% line
100.00% line
223.77% line
335.66% line
423.77% line
5713.21% line
623.77% line
759.43% line
81120.75% line
9611.32% line
101528.30% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 9.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review4人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 8.33点 Review3人

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