みんなのシネマレビュー

ピアニスト

THE PIANO TEACHER
(LA PIANISTE)
2001年【仏・オーストリア】 上映時間:131分
ドラマラブストーリー音楽ものエロティック
[ピアニスト]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-03-03)【ESPERANZA】さん


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監督ミヒャエル・ハネケ
キャストイザベル・ユペール(女優)
ブノワ・マジメル(男優)
アニー・ジラルド(女優)
スザンヌ・ローター(女優)
原作エルフリーデ・イェリネク
脚本ミヒャエル・ハネケ
撮影クリスティアン・ベルガー
製作総指揮イヴォン・クレン
クリスティーヌ・ゴズラン
ミヒャエル・カッツ
配給日本ヘラルド
字幕翻訳寺尾次郎
あらすじ
ウィーン音楽大学院の教授として音楽を教えるエリカ(イザベル・ユペール)は、抑圧された環境の中で育てられたために40歳を超えた今でも恋愛経験すらなく、音楽一筋で生きてきた。そんな彼女の前に美男子の男子生徒ワルターが現れエリカに好意を持つ。エリカは戸惑うが、ある日、ワルターに手紙をおくる。その手紙はSMプレイの欲求をつづった手紙だった─。ノーベル文学賞作家エルフリーデの自伝的な小説を映画化し、カンヌグランプリを受賞

花守湖】さん(2007-04-08)
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【クチコミ・感想】

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72.《ネタバレ》 本作は、妄想部分を指摘するより現実部分をあげたほうが早いと思う。
そうなると全ての辻褄が合うのです。
トイレのシーンからのワルターとの絡みはエリカ先生の妄想でしょう。あの状況でアレはないし、自宅で母親を締め出すなんていうところもまさしくって感じです。
アダルトショップ、ドラマや映画から見聞きした知識を彼女なりに組み立てたストーリーです。なので奇抜だけどとてつもなく幼い。
トイレでワルターに命令するところはエリカ自身があのように母親から育てられたとこからきてると思う。
たぶんメンタルからくるホルモンのアンバランスで生理も止まってしまっている(コレ、タダ事じゃありません、赤信号。体から出ている悲鳴です)
生理を実感したいからなんだろうけどその発想ですよ、問題は。ラストもそうだけど自傷行為にまで及んでしまっているエリカ先生。自分の存在、生きていることを確認できるのは彼女の場合「痛み」なんですね。しかしそういう自分をひたすら隠すべく鎧でガチガチ、あの無表情と腕組がソレ。
誰か早く気付いて病院に連れて行ってあげてと切に思った次第です。
芸術の才能はあっても、母親の存在と抑圧され壊れてしまった独身中年女の性癖を見せてもらったわけですが、男女関係なくこういう人は特別珍しいことでもないだろうし、だからナニ?
ただこの監督はこういう女に対して見下した感情をもっているのかな。
見守る、認めるとか優しさや愛情がみじんも感じられないのがとても気になりました。というかとても暴力的な描き方です。
妄想部分がすんなり理解できてしまい、意外性が殆どみられないところがわたしにとって大きなマイナスです。でもやはりカンヌが好きそうな映画ですね。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-22 21:08:42)

71.変態女の不完全燃焼…そのまんまです。
変態熟女が美少年に誘われて、付き合ってやる代わりに、変態行為をさせろという内容です。でも、何を思ったのか、気が変わって、やっぱりよすと言ったり。
観ているこっちは爆発できないまま終わります。
主役を演じた女優のインタビューがあれば聞いてみたいですね。「私は主人公に共感できます」なんて言ったら、こりゃ、コメディですよ、もう。
でも、不思議なんです。この映画、映像の撮り方が古い日本映画的で、小津のように、とても繊細タッチで観る者を惹きつける何かがあるんです。
「愛・アムール」みたいなジジ・ババが出てくる映画よりは、こっち観たほうがいいと思いますよ。 クロエさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-03 05:02:49)

70.《ネタバレ》 関係においてしか存在はないのだが、関係抜きに存在している感じ、それがハネケ映像である。 関係とはこの場合「経済的な語り」あるいは「語りの経済」のことである。このことについては『隠された記憶』の項で書いた。 ひと3さん [ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-02 08:45:11)

69.《ネタバレ》 好き嫌いは別として、凄い映画だということはまちがいないし、点数の付け方にも迷う。
(他の人はと見るとやっぱり10点から0点まで幅広く広がっている)
ピアニストが主人公だが、クラシック音楽の扱い方も半端ではない。バッハの何か知らない曲が出てきたかと思うと、シューベルトのピアノソナタイ長調(しかもいきなり第3楽章)、歌曲は冬の旅の中の「Im Dorfe」(村にて)、そしてきわめつけはシェーンベルクというようにかなり専門的。その他シューベルトのピアノトリオ第2番の第2楽章やブラームスの6重奏曲の有名な旋律も出てくるが・・・。もっと格調高く聴きたかったが、いきなりポルノ画像になるのにはぶったまげた。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-16 23:10:02)

68.このハネケ独特の渇いた映像…どうやったら撮れるんだろう。 カタログさん [DVD(吹替)] 7点(2011-12-09 16:55:36)

67.これまでハネケ作品は「ファニー・ゲーム」しか見たことがなかったので、本作は様々な意味で衝撃だった。
ハネケ独自の痛々しい描写、張りつめた緊張感。
人間の皮を上から下まで一気に剥ぎ取るような…そんな映画。

トミーおじいちゃんみたいな顔してこんなグロテスクな映画撮るなんて。人間やっぱり顔じゃ判断できませんな。
そしてイザベル・ユペールはこういう役をやらせたら天下一品ですね。 せかいのこどもさん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:01:27)

66.《ネタバレ》 なるほど、手紙を渡してからのエリカ先生の変態行動は妄想だという見方もできるわけですね。観ているときは全く意識してなかったので、目から鱗が落ちました。ハネケには知性的な面を感じていましたが、女性をここまで赤裸々に描くのはどういう意図があるのでしょうか。ここまで痛いヒロインは初めて観ました。後味の悪さは私には「ファニー・ゲーム」以上でした。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-18 00:16:30)

65.「好きなら変態でもなんでも受け入れろよな」とかなんとか、いろいろと考えを巡らせてみましたが、理屈よりも目の前に現れる嫌悪感に勝てませんでした。ラストに出たエリカの表情の変化に4点。それだけでご勘弁ください。 まつもとしんやさん [DVD(字幕)] 4点(2009-03-07 14:07:39)

64.《ネタバレ》 (おそらく)アラフォー女性の心の闇は深い・・・(おそらく)処女だったりするとなおさら。せっかくの大チャーーンスを台無しにしてしまったのは、男性経験が無いことへのコンプレックスなのか。ベクトルはぜんぜん違うけれど、東電OL殺人事件をふと思い出してしまった。一歩間違えると悪趣味なドラマになりそうな話なのに、彼女の悲しい不器用さをさらけだすように、淡々と、生々しく見せてくれました。あのラストは、青春を犠牲にしてまで打ち込み、(おそらく)ただひとつのよりどころだった「音楽」を自ら裏切ってしまったことが許せなかったのでは・・というのが私なりの解釈です。 ETNAさん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-11 00:26:23)

63.《ネタバレ》 この映画を観て、ミヒャエル・ハネケって、どんな監督!?と思ったら、あの「ファニーゲーム」の監督さんなんですね。なるほど、納得しました。(笑) ただ、この作品は単なる監督の悪趣味では終わっていないです。一見すると怪しい映画だけど、すごく奥が深い作品。今の世の中、自分の本質をさらけ出すことなんて、ほとんどありません。じゃあ実際にその本質をさらけ出した時、自分や周囲の人はどうなってしまうのか・・・。それがこの映画の一つの楽しみ方かもしれませんね。 たけたんさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-14 11:23:25)

62.《ネタバレ》 なんというか、ある程度の年齢に達した人間の心の傷や闇を暴き立て、そこに塩をすりこむような嫌らしい作品ですね・・・・。しかし、イザベル・ユペールの迫真の演技などもあって、心をつかんで離さない不思議な魅力を持つ映画です。後味は悪いですけど・・・・・。
 まあ、あんまり自分を抑えこんでしまわず、ほどほどに生きていった方が良いということなんでしょうね。
TMさん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-06 21:33:49)

61.《ネタバレ》 感無量。後味の悪い映画です。最後のシーンの歪んだ顔が凄まじい。途中まで普通の恋愛ドラマと思っていましたが、全然違いました。 さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-09 18:01:24)

60.《ネタバレ》 いやー痛いお話ですな。女も男もエゴが剥き出し。互いに相手を支配できるって自信満々なところを挫かれて、そりゃしょうがないでしょうって感じ。
主人公は確かに極端ですけど、多分誰にでもある自信とコンプレックス、それがドワッとあふれ出てきちゃった醜悪な瞬間って誰もが恐れているものなのでしょう?それが見事に描かれている、確かにそうです。そのあたりがこの映画のミソなんでしょうが、でも「だから?」って聞かれても「ただそれだけ」としか言えない。その辺りが一度観れば十分ってところに落ち着いてしまう理由なのでしょうか。(格調高い芸術の世界の息苦しさや非常さ、それにもかかわらずそこしがみつきたい人々の喜怒哀楽の描き方なんかは好ましかったですが・・・)
そんなドロドロ感が多い中で若い教え子の二人(コンサートで弾くはずだった彼女とレッスン中こてんぱんに貶されていた彼)の初々しさが対象的で印象深かったです。それも今のうちなんだろうね、って思うから余計まぶしかったのかもしれないけど・・・
ぞふぃさん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-21 13:16:11)

59.シリアスなだけに笑いを誘うこの展開、この痛さ、滑稽さ。こんな痛い映画は久しぶりでした。同じ人でも見る年齢や経験によって評価が変わってくるんじゃないでしょうか。これは性癖や変態思想のある人、性的コンプレックスが1ミリでもないとまともに取り合えない映画です。完全に健全な方は不向きです。どんなにエリカに嫌悪を感じながらも、心の深いところで僅かに共感できる自分がいます。エリカに、この映画にひとかけも共感できないという人とは心の底から仲良くできないだろうと思います。しかし結婚するのであれば、この映画にはまったく共感できない人がいいなと思いました。感想は聞いてみたいけど、人には勧めません。 さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-18 02:34:09)

58.《ネタバレ》 原作イエリネクのドイツ語が難解で腹が立った大学の授業で見ました。授業で扱うような映画じゃないって。筆おろし狙いの美青年ピアニストと母親との確執で心に闇を抱える中年女ピアノ教師の複雑な絡み合い。 Vanillaさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-19 13:51:47)

57.《ネタバレ》 こんなに沢山の人が見た映画なのにビックリ・・・。見終わったときは「なんじゃ?」って思ったけど、時間が経つとわかってきたこともありました。お風呂場とか最後で自分自身を傷つけたのは「知性が欲望に勝る」ということがポリシーな彼女が欲望に負けた自分を罰してるんだと思いました。変態的な行為の欲求も家庭的とかまわりの環境が原因で実際には経験して学ぶということができず、画像とかバーチャルなモノで得た間違った知識しかない、無知な人の欲求なのでは?と思いました。主人公の無言の無表情の演技があまりにも上手すぎて、この映画にはもったいない。いずれにせよ最後まで救われない話は辛すぎます。 さらさん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-18 15:47:05)

56.点数にすごーく悩む一作。もう一度観るか、と問われれば恐らくもう観ないであろうとは思う。ただ、この映画を観たことを忘れられるか、忘れるか、と問われれば、答えは明らかに「忘れない・忘れられない」である。他人に観ることを薦めるか、と問われれば、うーん・・・相手によりけり・・・恐らく薦めない。心も体もとっても痛い作品でした。 longsleeper21さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-03 17:20:05)

55.よくできた映画だけど、友人に勧められるかっていうと・・・。でもストイックな世界とそれによる歪み。現実と妄想の愛の違い。ちょっと引いちゃう性癖など・・・。テーマは盛りだくさん。感想文をかけといわれたらネタには困らないと思う。変態エリカに立ち向かって戦うワルターがスンゲー大人。さすが実生活が年増キラーだけあるぜ・・・。 のりもちあつあつさん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-04 18:33:29)

54.ピアニストを目指す少年少女は大人になってから観て下さい。 たまさん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-24 14:03:57)

53.友人と借りてきてしまって、しまったっ…と思った。 はげねずみさん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-05-03 21:05:53)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 6.08点
033.26% line
144.35% line
222.17% line
333.26% line
499.78% line
51213.04% line
61415.22% line
71920.65% line
899.78% line
91314.13% line
1044.35% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review5人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.20点 Review5人
4 音楽評価 5.75点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人

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