みんなのシネマレビュー

ノー・マンズ・ランド(2001)

No Man's Land
2001年【仏・伊・ベルギー・英・スロヴェニア】 上映時間:98分
ドラマコメディ戦争もの
[ノーマンズランド]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-02)【Olias】さん
公開開始日(2002-05-25)


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監督ダニス・タノヴィッチ
キャストサイモン・キャロウ(男優)ソフト大佐
カトリン・カートリッジ(女優)ジェーン・リビングストン
花田光(日本語吹き替え版)
根本泰彦(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
脚本ダニス・タノヴィッチ
音楽ダニス・タノヴィッチ
挿入曲ダニス・タノヴィッチ"Neprilagodjenost"
撮影ウォルター・ヴァン・デン・エンデ
配給ビターズ・エンド
字幕翻訳石田泰子
あらすじ
いろんな国の人たちのお馬鹿な戦争を描くコメディー。

てつ】さん(2004-09-24)
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【クチコミ・感想】

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142.《ネタバレ》 映画音楽が全く使用されていません。・・・・映画音楽とは何なのだろう、と考えさせられました。・・・・・地雷をセットされた兵士は、旧ユーゴを象徴させているのでしょう。「解決できない」「動いたら爆発する」というのは、旧ユーゴの民族対立でした。ラストで横たわった兵士は旧ユーゴの地図に重なります。・・・・地雷は本当に外せないわけではないでしょう。もしそんな状態なら、一連の動きの中で爆発しているはずです・・・・・最後のセリフが強烈でした。国連軍司令官「夜に塹壕に相手が進出する予定だと伝えろ」→当然、両軍とも夜になれば塹壕を激しく砲撃するでしょう。国連軍司令官は、そうやって、地雷兵士を抹殺し、証拠の隠滅をはかっていました。・・・・レポーター「塹壕の中には何もない」→世界の旧ユーゴへの無関心を象徴させていました。・・・・・争っていた二人は、セルビア人とクロアチア人なのでしょう。セルビア語とクロアチア語は、ほとんど同じで意思疎通が可能といわれていますから。・・・国連司令官がTシャツで出てくるのは、秘書との情事の後だからでしょう。ハリウッド映画だと、そういう乳繰りあうシーンを入れるのかもしれませんが、この映画には、そんなサービス精神はありません。・・・・・・全体として、良くできた大人の映画でした。ただ、これが映画として面白いのか、と考えると、どうかなー、と思えるので、1点減点です。(旧ユーゴ紛争のおおよその図式がわかっていても退屈なので、そんな10年以上も前の出来事に係わっている暇のない現代の若者には、もっと退屈な映画ではないだろうか、と思います) 王の七つの森さん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-20 00:07:28)

141.《ネタバレ》 最初見たときは国連軍の無能ぶりを皮肉る映画かなと思っていたが、どうもそれだけではなさそうだ。そもそも地雷というのが非人道的な武器である上に、信管を外すことが不可能なジャンプ型地雷というものであればどうしようもない。これじゃいくら国連軍であろうと、地雷除去専門家でもどうしようもないだろう。そういうどうしようもない武器を作り出す側、使用する側の非人道さが伝わってくる。
そしてまたボスニアとセルビアといっても人種は違っていても、紛争が起こる前は一つの国、その一つの国が人種の違いや宗教の違いその他でいがみ合い対立する愚かさ。そういった諸々の戦争の愚かさが凝縮されていて考えされる映画だ。

ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-12 23:02:31)

140.序盤、現場のシビアなリアリティに比べて、中盤以降の国連やマスコミの俗な側面の描き方がベタすぎてこの映画の見方がわからなくなった。国連のミニスカ秘書、あれは笑わそうとしているの?皮肉ってことなの?コメディっていうことでいいのですか? ?
ラストもねえ。衝撃といえばそうですが・・鯨が岸に打ち上げられたって人間はっちゃきになって助けようとするのに あんなことあるかな。なんぼなんでも。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-06 16:01:45)

139.《ネタバレ》 当事者、紛争、国連、マスコミの縮図が描かれています、ベタな感動物の方が後味がよいかもしれない。 ないとれいんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-06 14:26:48)

138.《ネタバレ》 戦争の風刺の映像化ですが、ちょっと地味すぎて退屈です。ラストの取り残された兵士が不憫でならなく、かなり後味が悪い終わり方でした。マスコミや戦場カメラマンのネタにしか興味のない態度や民間兵どうしの幼稚な戦争理由等、表現できていたと思います。先程も述べた通り、非常に地味で解り辛いので、オススメしません。 マーク・ハントさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-05-28 17:48:55)

137.現代の戦争に対する皮肉をシーンにして貼り付けた、スクラップブックのような映画。映画から発信される情報量が少なく、断片的なために、内容が深いように錯覚するが、実は表面的なアプローチしかしていないため、非常に浅い。映画を見た後の充実感は無い。 アーロンさん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-14 15:06:24)

136.《ネタバレ》 救いようのないラスト。
それだけに、余計な映像が付加された作品を観るより、心に残る作品。

登場人物達が話す言語もバラバラで、塹壕内の三人だけが通訳を必要としないのも皮肉。 hyamさん [DVD(字幕)] 9点(2010-03-22 21:21:39)

135.戦争は愚かで滑稽なものと、とても見事に描いている。セルビア側とボスニア側は元より、国連軍の頼りなさやマスコミの功罪もとても巧く織り込んでいる。ドイツ人とフランス人の描写を含め、随所にユーモアも混ぜ込み全く飽きさせないものの、終始随分とシニカルなテイスト。内戦て戦争てどういう意味があるのよ?と思うと同時に、だから内戦て戦争てこういうことなのよ、とラストシーンが象徴しているのだと感じました。傑作です。 泳ぐたい焼きさん [DVD(字幕)] 9点(2009-03-08 20:18:48)

134.《ネタバレ》 シリアスな内容で、誰もふざけていなくて真剣なのに、なぜか滑稽で面白い戦争映画でした。戦争という、人間にとって永遠の課題であるテーマに、映画の醍醐味であるエンターテイメント性も加え、まるでドキュメンタリーのような、かたや舞台劇のよう感じました。反戦への思い、国連の低能さ、マスコミの非常識さが、分かりやすくストレートに伝わってきます。BGMが一切無く、緊張感漂う空気が最初から最後まで続いています。 VNTSさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-03 19:37:07)

133.《ネタバレ》 一兵卒の絶望的な状況で、周りにどんどん関わる人が増えてきて、国際的な事情も巻き込んで、ととても大きい展開と、ちんまりした場面。
これに重いテーマがドーンと乗っかるあたり、この手の映画の醍醐味です。
戦争を欲のために世界大戦をすることのように直感的に勘違いしている日本を含めた東アジアの人間には衝撃的。
人間、欲程度の事ではそうそう戦争は起こしません。じゃぁなんでこんなことになるの、と考えさせられる貴重な一本。
コメディではないような気が・・・。
黒猫クックさん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-24 13:21:51)

132.《ネタバレ》 戦争がテーマですが、重くも軽くもなくほどよい空気とテンポで三人の人間を描いてるんですが、なんか物足りない。テーマがテーマなだけに話をキレイにまとめないところはすきですが後味悪すぎ。しかも、いきなり終わるので見た!って感じがしないです。 すべからさん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-07 14:51:41)

131.現代を一つの設定としてうまく言い当てるのも映画の仕事。美しい田園が広がる中、背中に地雷を感じて微動もできず、便意をこらえつつ横たわり続けるという状況に、“現代”が、単にボスニア・ヘルツェゴヴィナという地域を越えて、言い当てられている。この切迫感と、それをうんざりしている気持ちとがまぜこぜになった心理状態。セルビア兵とボスニア兵が、互いに銃で脅して「戦争は俺たちが仕掛けた」と言わせ合うあたりの笑いも苦い。国連もマスコミも最後の裁き手としては登場しない。ただ遠雷が聞こえてくるだけ。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-12 12:10:00)

130.敵と1対1という極限の状態の中に笑いのエッセンスを少し加え、国連の平和維持軍の在り方について問いただし、戦争の無情さを描いた、見る者を引きつける映画でした。たいていは戦争を茶化すか、または非情な場面のみを映すかだけなんですが、この映画のバランスは絶妙です。 shoukanさん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-17 17:57:38)

129.《ネタバレ》 戦争という状況が生み出した悲劇をものの見事に表現した見応えある作品。一番凄いのは、監督がボスニア人で実戦経験のある人であることだ。そんな人間がこれほどまでに中立に描けるのは凄い。そして惜しいことに、日本の配給会社はこの映画をコメディとして売ろうとしていた。確かにブラックコメディだが、そこをあえて押すべきではない。どんな映画でも興収を上げるためなら何でもする日本の配給会社は、チキから見たマスコミそのものだ。でも、幸い変な邦題を付けていないだけマシかもしれない。 TOSHIさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-15 23:09:37)

128.《ネタバレ》 メインの2人はあの現場でこそ敵対していましたが,もし戦地でないところで出逢っていたらどうなっていたのか…なんて考えると,きっと映画中の会話で出てきた共通の知り合いの話やなんやで気心の知れた2人になっていたような気がします。特に恨みつらみはないけれど相手が自分を殺そうとするから相手を殺そうとする,相手に取っても同様であり,戦争の虚しさの縮図がこの2人の関係性に集約されているように思いました。平和のために活動しているはずの国連はただのマスコミの取材の標的という存在に成り下がっているし,マスコミは平和をただ口で訴えるだけで何の役にも立っていない。特に憎いわけでもないのに殺し合おうとする2国の兵士,意味のない国連や地雷撤去部隊,何も面白そうなネタがなければそそくさと帰るマスコミ,そして極めつけは全世界に取り残され動けなくなった兵士。全てがこれ以上ない強烈な風刺であり,戦争映画としてはかなりの傑作だと思います。派手なドンパチはありませんが,戦争の無価値さを訴えるのにそんなものは必要ないことを証明してくれました。 Thankyouさん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-25 04:06:57)

127.こんなに戦争を愚かに感じた映画はありませんでした。
戦争をさせられている人がそうなのではなく。
戦争自体が、あまりにも、くだらない愚かなものだなぁ、と思います。
コメディだったのか。。。 猿の腰掛けさん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-06 17:54:11)

126.戦争を思いっきり皮肉ってますね。国連も名前だけでな~んもできない。ニューシネマを思い出すような救いのないラスト、このモヤモヤ感がたまりません(笑)結局戦争っていうのは子供のけんかといっしょでふとしたことで起こってしまいしょーもないことで人を殺してしまうんですよね。終わり方も戦争ではよくあることで仕方のないことだと思えば、、、監督の撮り方は上手いなぁ。。 M・R・サイケデリコンさん [地上波(吹替)] 7点(2007-05-25 23:32:24)

125.国連が無力だということがよくわかった。
日本がここに関わってなくて良かったと思う。
できればこういった憎しみの連鎖には加担したくないものです。
物語としては、後味の悪いものですけど、メッセージとしては強く印象に残った。 もとやさん [地上波(吹替)] 8点(2007-05-15 18:59:30)

124.《ネタバレ》 何と、あれだけの空間設定と時間設定(わずか1日の話)の中に、これだけ多くの要素を凝縮してみせた手腕にびっくり。最初はひたすら塹壕とその近辺を舞台とする心理ドラマかと思っていて、国連やらマスコミやらが出てきたときは、話拡げすぎでは?と思いましたが、終わってみれば、見る者を突き放すラストとして結実しています。舞台劇でもできそうですね。 Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-14 02:09:07)

123.見る方向が面白い戦争映画だと思います。ひとつの場所だけ(たまに飛びますが)でこれだけ楽しませてくれるところが良いですね。そして、やるせないあの終わり方・・・戦争のむなしさを物語っています。 SAKURAさん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-19 22:25:00)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 162人
平均点数 7.32点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
342.47% line
474.32% line
574.32% line
62213.58% line
74024.69% line
84326.54% line
93521.60% line
1042.47% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.60点 Review5人
2 ストーリー評価 8.00点 Review7人
3 鑑賞後の後味 4.55点 Review9人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
外国語映画賞 受賞 

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