みんなのシネマレビュー

戦場のピアニスト

The Pianist
(Le Pianiste)
2002年【仏・独・英・ポーランド】 上映時間:148分
ドラマ戦争もの実話もの音楽もの伝記もの小説の映画化
[センジョウノピアニスト]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-11-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2003-02-15)


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監督ロマン・ポランスキー
キャストエイドリアン・ブロディ(男優)ウワディスワフ・シュピルマン
エミリア・フォックス(女優)ドロタ
トーマス・クレッチマン(男優)ヴィルム・ホーゼンフェルト大尉
フランク・フィンレイ(男優)
モーリン・リップマン(女優)
ロナン・ヴィバート(男優)
ロマン・ポランスキー(ノンクレジット)
宮本充ウワディスワフ・シュピルマン(日本語吹き替え版)
北村和夫父(日本語吹き替え版)
寺田路恵母(日本語吹き替え版)
関俊彦ヘンリク(日本語吹き替え版)
唐沢潤レギーナ(日本語吹き替え版)
冨永みーなハリーナ(日本語吹き替え版)
深見梨加ヤニナ(日本語吹き替え版)
藤本譲リパ(日本語吹き替え版)
加藤精三エーリック(日本語吹き替え版)
沢田敏子羽飾りのレディ(日本語吹き替え版)
稲葉実ベネク(日本語吹き替え版)
藤原啓治マヨレク(日本語吹き替え版)
牛山茂ミカル(日本語吹き替え版)
村松康雄グリュン(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子マッチ売りの少女(日本語吹き替え版)
さとうあいパンを売る女(日本語吹き替え版)
宝亀克寿イェフーダ(日本語吹き替え版)
後藤敦アンジェイ(日本語吹き替え版)
岡寛恵ドロタ(日本語吹き替え版)
高宮俊介(日本語吹き替え版)
廣田行生ナチス親衛隊将校(日本語吹き替え版)
坂東尚樹(日本語吹き替え版)
脚本ロナルド・ハーウッド
音楽ヴォイチェフ・キラール
ヤーヌシュ・オレイニチャク(ピアノ演奏)
ポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラ(演奏)
作曲フレデリック・ショパン"Nocturne cis-moll" "Ballade in G Minor"他多数
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン"Moonlight Sonata"
ヨハン・セバスチャン・バッハ"Cello suite No.1 Prelude"
撮影パヴェル・エデルマン
製作ロマン・ポランスキー
アラン・サルド
製作総指揮ヘニング・モルフェンター
配給東芝エンタテインメント
美術アラン・スタルスキ(プロダクション・デザイン)
衣装アンナ・B・シェパード
編集IMAGICA(日本語吹き替え版編集協力)
字幕翻訳松浦美奈
その他梶淳(日本語吹き替え版担当)
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【クチコミ・感想】

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479.ポーランドの退廃したセットに絶望感を覚えた。見事な再現だった。ポーランドの国歌は希望に溢れる明るいメロディなのに。 Michael.Kさん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-20 19:52:12)(良:1票)

478.周りに散々迷惑をかけつつまんまと自分だけ生き延びる主人公に、有罪判決を受けながらちゃっかり逃げおおせたどこかの映画監督の姿がダブって見えました。 MELさん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-07 03:53:42)(笑:1票)

477.《ネタバレ》 いろいろな意味で凄い映画でした。感動モノなのかと思って見始めたのですが、前半部分のユダヤ人にたいする余りに酷い差別の状況や後半部分の主人公の生に対する執着心の凄さ、ワルシャワという一つの都市が廃墟になる様等々圧倒され続けました。見終わった後は、もう感動とかそんなものではなく放心状態になるほどでした・・・・・。(マスコミは上映時に感動の作品みたいに言ってたけど、そんな甘い作品じゃないですよ、これは。)主人公を助けたドイツ軍将校(他にもユダヤ人の命を救ったそうです。)が最後に捕虜となり、主人公の知人に助けを求めるシーンは、いわばホロコーストを国の命令のもと実行せざるを得なかったドイツ軍兵士もまた戦争の犠牲者であったんたんだなと思い非常に考えさせられました。
TMさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-16 22:29:27)(良:1票)

476.《ネタバレ》 映画自体の出来(映像の良さ&役者の演技)は凄く良いのに、話そのものが面白くもなんともなく、主人公が非力で逃げまわる&隠れるのみで、おまけに感動の涙を誘うような泣かせる場面がほとんど無いという、ちょっと変わった作品です。ただ、「ピアノを弾くことしか取り柄がなく、それ以外においては全て凡人以下である」ということを自覚している主人公にとって、彼の行動はごく自然なものだと思います。彼(シュピルマン)にとって戦争は台風や地震と同じで、決して自分が望んだわけでもないし、自分の力ではどうしようもないものだから、とにかく我慢して、いつの日か過ぎ去ってくれるのを待つしかない、そして過ぎ去った暁には思いっきりピアノを弾こう、と思うに至ったのでしょう。これについては凄く共感できるし、自分も同じ立場(妻も子もいない独身)だったなら同じように考えたかもしれません。実際、当時こういう形で生き延びようとした人って(結果として生き延びたか死んだかは別として)結構いたんじゃないでしょうか。戦争映画というと、とかく「戦争を招き起こした凶人」と「命がけで戦い抜いた人々」にばかりスポットが当たりがちですが、こういう人物を描いたことには価値があると思います。 長毛さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-14 02:09:56)(良:1票)

475.人種・思想・国境を越えて「音楽」が人々に感動を与える。「音楽」って素晴らしいと讃える映画。
ではなく、
どんな残虐非道なことをする人々にも「音楽」を愛する心がある。その事実、同じ人間であることを哀しむべき映画なのではないか? 虎尾さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-05 16:35:35)(良:1票)

474.戦場に放り込まれてもなお音楽を愛し続けた、一人のピアニストによる愛と感動のストーリー。今、劇場が涙で包まれる……! って感じの映画かと思ったら全然違うんでやんの。なんか知らんけどいっつも泣きそうな顔した情けねぇ顔のオッサンがひたすら逃げ回る映画。愛も感動もナシ。「映画史上もっともカッコ悪いヒーロー」とどこかで紹介されていたという話も頷けますね。だが、それが良い。主人公が無力であることによって、あの時代に虐げられていた人々の鬱積とした気持ちが手に取るように伝わってくるワケだ。そういう点で制作側の試みは成功してるんじゃないですかね。エンターテイメント的な要素はあまりないけど、こういう映画こそ後世に残すべきなんだろうな。そして学校の社会科の時間に見せられた学生があまりのダルさに居眠りをする。これはそんな映画になっていくと思います。 コバ香具師さん 7点(2004-10-04 11:32:46)(笑:1票)

473.俺は観る映画は大抵「こいつヴァカじゃねーか?アフォじゃねーか?」とか色んな突っ込みを入れながら鑑賞するワケですが、本作にしてはそんな考えは一切無かった。いや考えられなかった。2時間半近くもの間、暗く重い空気が全編を支配し、まるで戦争そのものの存在を示してるかのように思えるし、主人公のシュビルマンの虐殺が続く街で「生きたい」の信念が画面を通して観ている俺にも痛烈に感じ取れる。後半でシュビルマンが、荒廃した街に佇む姿を見て「もし俺の生まれ育った街がこのようになったら」そう考えると不意に涙が出そうになった。もちろん俺は戦争なんて経験したことが無かったんですが、本作で主人公を一般人にした事により観ている自分自身にも戦争の恐怖が今まで以上にリアルに思えたし、感情移入するのにも難しくなかった。この「戦場のピアニスト」は自らも収容所で母を亡くしたと言うポランスキー監督にしか作れない魂のこもった傑作だと俺は思います。 エージェント スミスさん 10点(2004-06-25 19:18:23)(良:1票)

472.超一流の再現VTR。しかし、映画としては二流。 永遠さん 4点(2004-05-25 16:10:57)(笑:1票)

471.現在にもホロコーストは、チベットや朝鮮半島やパレスチナで行われている。 Waffeさん 10点(2004-05-10 20:03:22)(良:1票)

470.これは映画ではなく実話ドキュメントとして観るべき。たった半世紀ちょっと前の現実である。どんなに幸せになりたいと思っていても戦争という状況ではどうにもならないという事実。常に空腹で、雨風を凌ぐこともままならない、どうしようもない絶望。それでも人間は毎日隣り合わせの死を感じながら必死で生きていく。家に帰ればご飯があり、暖かい布団で眠るのが当たり前の現代において、これだけの現実があったのだと見せつけられると日頃自分が抱えている悩みというものはなんとちっぽけで甘ったれたものかと自己嫌悪すら感じてしまう。あの時代を必死で生きた人達、生きたくてもどうにもならなかった人達に対して敬意を示し、出来る限り精一杯生きていこうと強く思う。 ちーたさん 10点(2004-04-14 01:08:38)(良:1票)

469.ピアニストは何もできずに逃げ回っていただけじゃないか、という批判は、当たらない。
彼が「逃げ回る人」であること、直接的に世の中に役に立つ職業というわけではないけれど、私たちにとりなくてはならない「芸術家」であること。この2つは密接にからまりあって彼というキャラクターをさらに強化し、強いメッセージを発しているのだと思います。命の大切さ、と一言で言いきってしまったら陳腐ですが、でもやっぱりそういうことかと。死というものは何も生み出しません。その事実が誰かに何かを訴えるとしても、受け止める側は、常に「いま生きている」側。この映画は、見る人自身の死生観によって、受け止めが極端にかわってくるのでしょう。私にはとても共感できる作品でした。そうそう、配給会社のつける邦題にはひどいものが多いけど、これもその一つ。日本でも、原題「The Pianist」で公開してほしかったと、切に思います。 おばちゃんさん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-03-09 01:05:17)(良:1票)

468.《ネタバレ》 とても良くできているし、拍手を送りたい映画だが、事実を元にしているだけあってあまり映画として楽しめる作品ではない。それは「重い」「残酷」などの理由で楽しめないのではない。ドイツ人に対しての蜂起にも参加せず、ただひたすら逃げ続けるだけの主人公に嫌悪感を抱くからだ。更に、逃亡中、ピアノを切望している主人公にも関わらず、自分からピアノを弾くシーンが全く無いのも頂けない。「見つかる覚悟で・・・」という展開を「ピアニスト」と付く映画に、こういった期待してしまうのは一映画ファンとして当然だと私は思う。これで「ただのユダヤ人の映画」と言われてもしょうがないだろう。あと原題の「The Pianist」に「戦場の」を付けた邦題には怒りを覚える。なぜならこの作品には戦場らしい戦場は一度たりとも出てこないし、主人公は只管に逃げていただけだからだ。私には「戦場」と付ければ客が入ると見越して付けたとしか思えない。そして「戦場の悲惨さが・・・」と完璧に内容を勘違いして、ユダヤ人の方々には無礼極まりない感想を持っている人が少なからずいることにも私は怒りを覚えずにはいられない。 Яさん 7点(2004-02-27 16:08:59)(笑:1票)

467.作品賞、なんで人殺ししたおねえさん二人が踊ってる方へ持っていかれたのか?去年の米国の状況か?ただ単に楽しい方がいいのかな?とか疑問でした。が、私の勝手な解釈ですが、ちょっと納得もいきました。 とにかく終盤の好転がとてもあっさりしてて驚きです。解放後、見違える様になった彼の姿に、平和の素晴らしさを実感して感動するか OR 芸に秀でたアンタだけラッキーやったなあー(同時にオスカー個人賞だけ獲ったのは皮肉だ)と思ってしまうかで印象が違うのかなー、と思います。私はその両方を同時に感じたのでストレス持ちました。 うちの子どもは、ピアノ弾く草なぎ君、なんて言います、この子が何年かあとにこれを観て、前半に何も感じない子であってほしくない、という恐怖も感じます。ですが私自身この子に戦争の酷さを教えきれる自信がなく、親として情けない思いで一杯です。 かーすけさん 7点(2004-01-23 03:00:11)(良:1票)

466.原題はただの「ピアニスト」。そうでなくてもタイトルに惹かれてピアノ演奏を聴こうと映画館に足を運ぶ音楽ファンは多いと思いますが、作品中演奏されるピアノ曲は多くはありません。ピアノ演奏のためにこの映画を見ようと思った方は忍耐を強いられます。でも、そんな忍耐、ナチの脅威に晒されながら逃げまくった実在のピアニストの忍耐には比べようがないでしょう。ナチの暴虐、非人道性はこの手の作品では当たり前のように出てきますがその中にちらりと「ドイツ人だって芸術もわかるし家族もいる人間なんだ・・・。」あるいは「時代が悪かった。」というやるせないメッセージが汲み取れれば映画を見る鑑賞態度は及第点。もちろん、そこは抑えて抑えて表現されています。敢えてネタばれを恐れず言うならば、最後のシーンで主人公が生き延びた喜びを謳歌するかのようにショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」を弾きます。彼の両親も兄弟姉妹もみんな殺されちゃったんでしょうに・・・。でも、ラストがショパンの葬送行進曲じゃさまにならないですからね・・・。薄暗い色調の画面の中で展開される主人公の孤独と不安のサスペンスは圧巻ですが、主人公が生き延びたからこそこの映画ができたという事実も見る前から自明・・・。むしろ、生き延びるために主人公同様の壮絶な努力をしながらもあっけなく殺されていったユダヤ人が大勢いたという事実を肝に銘じるべきでしょう。この映画はナチの歴史のほんの氷山の一角を見せ、残りを想像にゆだねているところに価値があると思います。 かわまりさん 9点(2004-01-22 10:49:20)(良:1票)

465.《ネタバレ》 シュピルマンというピアニスト、知らなかった(というか日本では無名「だった」)のですが、この映画をきっかけに、ドキュメンタリー番組が放送され、CDもリリースされて有名になりました。その彼の驚くべき体験が、むしろ淡々と描かれています。エイドリアン・ブロディ演じる主人公シュピルマン、箸より重いものは生まれてこの方持った事がないというタイプ、少し惚けたような飄々とした感じですが、その彼も否応なく戦争の波に飲まれていきます。ナチスの残虐行為、激しい戦闘シーンも、彼の目を通しているかのように敢えてロングショットで描かれているのが、不気味なまでのリアリティがあります。隠れ家を転々とする彼が、久しぶりにピアノと対面するシーン、非常にあっさり描かれていますがそれでも感動的です。実際に音を立てて演奏する事はできない。しかしその音楽は彼の中で確かに鳴り響いている。後半、ワルシャワ蜂起以降の描写は圧巻です。絶望的な逃避行。ついにドイツ将校に見つかってしまった時のシュピルマンの姿は、髪もヒゲもボサボサの、そりゃまあヒドイ状態(と本人もTV番組のインタビューで言ってましたが)。自分の職業をピアニスト「だった」(「です」を「だった」と言い直してましたね)と答えた彼に対し、ドイツ将校は、何か弾いてくれと言う。何年かぶりにピアノ演奏に取り掛かるシュピルマンのボロ姿、これも決して大袈裟には描かれていないのに、何と神々しく見えたことか! 戦火の中で右往左往するだけだった彼の中には、確かに「芸術」という不変の魂が息づいていた。そう、どんな状態に陥っても、人間の精神は不滅。その精神とは、ある人にとってそれは民族の精神でもあろう。シュピルマンにとってはそれはたまたま音楽、特にポーランド人の魂とも言えるショパンの音楽だったわけである。あのシーンはそういう不屈の魂を象徴したシーンと言えるでしょう。(ところで余談ですが、当代髄一のチェリスト、ミッシャ・マイスキーも、チェロを全く弾く事の出来ない不幸な収容所生活を経験した後、今や屈指のチェリストとして活躍している。演奏家にとっては、練習のみならず、体験もまた、音楽の糧となりうるのです。) 鱗歌さん 9点(2004-01-11 01:38:09)(良:1票)

464.ポランスキーの傑作。おそらく、シュピルマンの実際の体験に基づく歴史の一こまを切り取って見せたら、このとおりだろうと感じた。まったく、演出自体を、現実の出来事に忠実に従った形(と思われる)にして仕上げている。シンドラーのリストは、監督の意図が反映された演出を感じたが、ポランスキー監督は、事実をそのまま見せることに執着している。こういうことが、歴史のある時期に起こった、ということだけの表現。そこに関わった人達の様々な思いや感情を置き去りにし、無常に歴史が動いていく映像。それが、見る者の胸を打つ。 パセリセージさん 10点(2004-01-09 01:59:13)(良:1票)

463. これは単なる、ホロコーストの映画ではなくて、ユダヤ人の中にも悪者がいたり、ドイツ人の中にも善人がいたり。100%ナチが悪者ではないと言うのが、とても印象深いです。 
 あまり感動する映画ではありませんが、これを見たら戦争がいっぺんに嫌いになったり、戦争には正義も悪もないのがわかります。
 実際私は、この映画を見終わった後、しばらくその場を立てずにいました。そして、アメリカンのテロへの戦いは、間違いだと思いました。

 ホーゼンフェルト大尉が、純粋なドイツ人って感じで、とてもかっこよかった。それと、エイドリアン・ブロディの努力に脱帽ですね。
 ショパンの曲がたくさん出ていますので、クラシック好きの人も楽しめると思います。

 最後に この映画を偉大なる金日正とブッシュ大統領に見せてやりたいです。  マックさん 10点(2003-11-30 19:18:35)(良:1票)

462.ひたすら逃げるだけというプロットが良い。映像も美しい。
ただユダヤ人が現在パレスチナやアラブ社会で何を行っているかを見ると、あまりに単純な善悪二元化に感じて素直に感動できない。
相手を糾弾するハナから自分達が同じ事やってちゃいけません。
結局この映画がブッシュの中東侵略・占領の強力な後押しになったわけで、どうにもやるせない。 番茶さん 5点(2003-11-29 23:15:34)(良:1票)

461.あらん限りの暴力の描写に、多くの観客が幻滅したりウンザリしたり、時には退屈だと感じたかも。でも現実には、これと同じようなことが世界の様々な地域で今この瞬間にも起きている。映画の場合、不快なら目を閉じれば済むけれど、そんな現実からも目を背けていて良いのか・・・?主人公の生き方が、受身かつ強い教訓やメッセージ性とは無縁に感じられる分、むしろ「わたし」が試されているような気がする。どれだけ泣けた、どれだけ怒った、どれだけつまらなかった・・・といった感覚の押し売り的な「量」ではなく、何を考えたのか、を観終わった人に聞きたくなった映画。 中山家さん 9点(2003-11-21 07:22:29)(良:1票)

460.ちょっと大甘の8点です。でも映画は大変良かったのではないでしょうか?良くも悪くも、とにかく「あるがまま」の現実主義に徹した作品だと思います。この映画の残虐描写や、荒れた街角に所々に無造作に置かれているリアルな死体。戦争において、恐らく日常的なこの映像を淡々と、そして、特に積極的に悲惨さをアピールしたわけではなかった点に、むしろ畏敬の念を感じた。「シンドラーのリスト」は壮大に悲惨だったが、「戦場のピアニスト」日常的に、リアルに悲惨で私は胸が締め付けられた。これが苦手な人は、結局「重くて」、「悲しくて」、「怖い」としか思えないのだろう。それが間違いとは言わないが、その裏にある監督の真の狙いを感じるには浅い感じ方ではないかと思う。そして、残酷なシーンに人間としての「業」を感じ、真摯になったり、過去の日本の行動に思いを馳せるのもこれまた悪いとは言わないが、常にこの手の映画によくある、ナチス犯罪批判や、日本軍の過去の批判論に簡単にもっていかれる人達がいる事への、視野の狭さに暗澹たる気持ちになります。この映画、それだけじゃないでしょう?言っておいて私自身、うまく言えないのですが・・・・・。話変わって、例のオスギのCMは、あんなもん無視してていいと思います。所詮あんな人だと思うので。作品の評価にはまったく影響なんぞ、あたえようも無いでしょう。 <<2004年12月12日のTV放映版を鑑賞した後の追加コメント>>TVで久し振りに本作を見ましたが、2回目の今日は涙があふれました。見れば見るほど、何かもっと凄い、奥深いものを感じる事ができました。 はむじんさん 8点(2003-09-09 03:52:32)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 499人
平均点数 7.14点
010.20% line
120.40% line
281.60% line
3132.61% line
4285.61% line
5326.41% line
66412.83% line
712324.65% line
810821.64% line
97515.03% line
10459.02% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.42点 Review26人
2 ストーリー評価 6.96点 Review26人
3 鑑賞後の後味 5.88点 Review27人
4 音楽評価 8.00点 Review30人
5 感泣評価 6.35点 Review17人

【アカデミー賞 情報】

2002年 75回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞エイドリアン・ブロディ受賞 
監督賞ロマン・ポランスキー受賞 
撮影賞パヴェル・エデルマン候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アンナ・B・シェパード候補(ノミネート) 
脚色賞ロナルド・ハーウッド受賞 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2002年 60回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)エイドリアン・ブロディ候補(ノミネート) 

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