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シティ・オブ・ゴッド

City of God/God's Town
(Cidade de Deus)
2002年【ブラジル・仏】 上映時間:130分
ドラマ犯罪もの青春もの実話もの小説の映画化バイオレンス
[シティオブゴッド]
新規登録(2003-10-10)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-03-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2003-06-28)


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監督フェルナンド・メイレレス
演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
キャストアレクサンドル・ロドリゲス(男優)ブスカペ
レアンドロ・フィルミノ(男優)リトル・ゼ
ダグラス・シルヴァ(男優)リトル・ダイス
セウ・ジョルジ(男優)マネ
アリシー・ブラガ(女優)アンジェリカ
パウロ・リンス(男優)
杉本ゆうリトル・ダイス(日本語吹き替え版)
宮内敦士マネ(日本語吹き替え版)
本名陽子アンジェリカ(日本語吹き替え版)
竹内順子(日本語吹き替え版)
阪口周平(日本語吹き替え版)
後藤哲夫(日本語吹き替え版)
勝杏里(日本語吹き替え版)
原作パウロ・リンス
脚本ブラウリオ・マントヴァーニ
音楽アントニオ・ピント
エド・コルテス
挿入曲ジェームズ・ブラウン[主題歌]"Get Up I Feel Like Being Like (Sex Machine)"
撮影セザール・シャローン
製作ウォルター・サレス(共同製作)
配給アスミック・エース
特撮レナート・バタタ(視覚効果スーパーバイザー)
編集ダニエル・レゼンデ
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
1960年代。ブラジルのシティ・オブ・ゴッド(神の街)と呼ばれる無法地帯で写真家を目指す真面目な青年ブスカペが街を取り仕切るギャングの大ボスのリトル・ダイスの写真をスクープ。犯罪が日常となっている神の街で、幼少から、のし上がっていくリトル・ダイスの半生を描いた衝撃作。

花守湖】さん(2007-02-12)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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240.《ネタバレ》 のっけの、カットアップを思わすオープニングから既にセンスが溢れ出ている。素晴らしい。 afoijwさん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-15 02:49:28)

239.個人的には00年代のベスト。 セラーズさん [DVD(字幕)] 10点(2014-01-04 09:18:41)

238.《ネタバレ》 「日常を描いた映画」と言えば、淡々としてのんびりした雰囲気の映画を思い描くはず。けれど、"ブラジルのスラム街での"と頭に付けただけで、ここまで様変わりしてしまうとは!「常識」っていうのは一体なんなんだろうなと思っちゃいます。この映画以降手持ち撮影が流行ったりしてこのスタイルにも見慣れたし、それなりに年数も経ちました。それでも初めて見た時の衝撃は強烈に印象に残っています。ハエを叩き殺すのとさほど変わらないテンションで殺人が行われ、偉そうなギャングでさえ「神の街」の中では虫ケラ同然。まるで虫カゴの中を観察しているかのような残酷ささせ感じる作りの映画でした。もしかして「神の街」の"神"ってこの映画を見てる観客のこと?まさかねえ…。とは言え、映画を楽しんでしまったのも事実。個人的に印象に残ったのは、最初はただクスリをやってた白人のアンちゃんが、何時の間にかギャングの中でそれなりの地位まで上がっていたこと(笑) 野心を持たずにマイペースでいるほうが、案外生き残るのかもしれない(彼は結局死んでいたけど 汗) 。リトル・ゼなんかも、絶対に関わり合いたくないような人物。けど最後まで見てると、意外と彼に感情移入していたことに気づかされて、それもまた複雑な気分に。 ゆうろうさん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-08 10:09:11)

237.生きてるって感じ。 黒ネコさん [DVD(吹替)] 9点(2013-10-13 19:34:07)

236.バイオレンスで他人には薦められないからこの点。恐いー。でも映画の持つパワーはとてつもない。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-19 15:09:32)

235.《ネタバレ》 けっこうドラマがあって面白かった。
幾人かの視点でドラマが描かれていて、その多くが黒人であったが、
なかなか分かりやすかったと思う。
というのも登場人物の多くが黒人の場合、
キャラを混同して物語が分かりづらくなることがあるから。
貧民層のスペクタクル、クライム、クロニクル、バイオレンス、
それらを時間軸いじり?したものであるが、複雑過ぎず単純なわけでもないようで、
上手く貧民街の現状を伝えていると思う。
この作品の中でイイやつと悪人はいるが、善も悪もゴッチャでただただ生きているだけな映画。
善悪感が自分の信じていたものとちょっと違った状況の中での
ハイ・アドレナリナブルな展開が面白かった。
エンターテイメントとリアルが両方あるようだ。
あっちの明るい気候のせいだろうか、貧民街で何もすることなければ、
(この映画の)”犯罪”や”戦争”は”暇つぶし”のようにも見えてきた。
”生きるため”というのよりもそっちの色合いが強いのかもしれない。
いっちゃえばドラッグやセックスといっしょかも。
リトル坊やが限りなく憎ったらしい。
ただ、親友の送別会にいたリトルゼを見たら、
彼はまたとてつもなく孤独な人なんだと思った。
この映画は人脈がまた面白い。 ゴシックヘッドさん [DVD(吹替)] 8点(2013-07-14 14:05:55)

234.《ネタバレ》 地球の裏側で起きている、信じ難いまでの暴力の炸裂。文明国とは思えないほどプリミティブ。なにせリトル・ゼときたらジャイアンそのもの。「お前の物は俺のもの」というジャイアン理論を銃を乱射しながら実践、このプリミティブ感に呆気にとられるんですよ、こんなに幼稚でいいのかと。他のギャング映画に見受けられるような組織のドンが持ち合わせてるフトコロの大きさや事象への目配り、すなわち“大人”の部分が無いんですな。他者の痛みが分からない想像力の欠如も、脳みそが幼児並だからなのか。親友が恋人と新生活を始めることに嫉妬し、自分が見捨てられると感じて周囲に八つ当たり。自己顕示欲が強くて、写真に撮られたがる。ガキである。14才くらいの。ガキなので子分にしていた連中にもあっさり掌を返される。恐ろしいのは、リトル・ゼが次の世代にもまだまだいるということ。「○○が邪魔なら殺せばいいじゃん」とゲームの話みたいに気軽に言うんだ。ああ簡単に手に入りすぎるよ銃が。銃よりも鉛筆を手にしてまず字を覚えるべき子供らの、この荒廃。気分は甚だ悪いけど、語り手のブスカベがどこかのほほんと呑気な空気を醸すので、奇妙なバランス感に助けられる。傑作だけど・・、キツイ映画だ。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-30 01:37:31)

233.《ネタバレ》 映画が始まってから、ひたすら延々と繰り返される過激なバイオレンス描写と子供を含めた登場人物たちの盗みと殺し合いシーン、事実を基にしたとてつもなく重たいストーリーなんだけど、ブラジルという乾いた土地柄がなせる技か、最後まで一気に見せる。そして鑑賞後の気分は何故か爽快感さえあった。それは、冒頭の鶏を追いかけて走る男の姿に象徴されるように、人間の生きるエネルギーを良くも悪くも肯定的に描いているからだろう。ライオンが草食動物を噛み殺すのに理由など要らないように、ここの人間たちはただひたすら必死に生きている。まさに〝神の街〟としか言いようのない世界を濃密に描き出した俊英の手腕に拍手。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-03 10:32:33)

232.《ネタバレ》 非常に吸引力が高い映画。
面白く観ていたけど、最後に実話に基づいていると出てあんぐり。
二回目があれば別の感情を持って観るだろう。 たんたかたんさん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-08 23:53:28)

231.《ネタバレ》 見終わった後に、この映画が事実を基にしていると分かると、受け取り方も違ってくるね。我々からすると、子供の頃から死ぬか生きるかの毎日を過ごすとは、過度に作られた物語なだけに、唖然とさせられる。蟻を踏み殺す様に子供~若者が人を次々に殺す姿に、人命の尊さなどは皆無だ。彼らに、そうさせるものはスラムなど貧困だけが問題だけでなく、警察も正義が成していない様に、この国全体の体質も関わっているはずだ。サッカーWCやオリンピックなど世界的なイベントを控えるこの国で、少しでもこの様な物語が無くなる事を望む。 狂童さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-29 10:17:36)

230.《ネタバレ》 舞台はブラジルのスラム街「神の街」。
これまで観たギャング映画とは、印象が違う。
ギャングやヤクザ映画を観た後は、役に自己投影して、肩で風を切って歩きたくなる。
それは、どこかカッコよくて、憧れる部分もあるからだ。
けれど、この映画にはそれがない。

声をかけた女に相手にされず、ヤツ当たりでその恋人に絡んで屈辱を与える。
気に入らない奴をぶちのめし、欲しいものは力づくで奪う獣たち。
まるで、北斗の拳の無法者たちのよう。
カッコいいアンチヒーローではなく、質の悪いチンピラなのだ。
暴力は子供にも蔓延しているから始末が悪い。
自分の欲望を満たすために、笑って引き金を引く。
そこに命の重さは微塵もない。
絶対にこんな世界には入りたくないと思うほど、あまりにすさんでいる。

悪さをする少年グループへの懲らしめで、捕まえた子供をゲームのようにいたぶりながら、配下の子供に殺させるリトル・ゼ。
リトル・ゼは、人を片っ端から殺してボスの座に上りつめた。
一方、リトル・ゼへの復讐のため、罪のない人は殺さないという条件で、対立グループに入るマネ。
そんなマネも、強盗中に歯向かった警備員を射殺してしまう。
結局、リトル・ゼは少年グループに蜂の巣にされ、マネも警備員の息子に射殺される。
報復が繰り返され、勝者のいない争いがむなしい。

ただ、重苦しい映画にはなっていない。
苛酷な現実をリアルに描き出しているが、不思議なほど明るく軽いタッチで仕上がっている。
カメラマンになった主人公からは、不幸な過去の影は見えてこない。
ひたすら、「生きる」ことに集中している。
命が虫けらのように扱われる中で、生きることが光を放つ。
自殺者が毎年3万人を超える平和ボケした日本とは、何もかもが対照的に見える。

巧みな構成と、センスの良い映像には感心させられた。
登場人物を紹介する際、時間軸を前後させて、効果的なエピソードを挿入している。
いくつもの話を巧みにリンクさせ、散漫な印象を与えず、一つの物語として収束させる手腕は見事。 飛鳥さん [DVD(吹替)] 9点(2012-12-13 21:56:37)

229.紛争地より怖いブラジルの闇社会を演出する映画でした。 SATさん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-27 11:30:17)

228.《ネタバレ》 神の街を取り仕切るギャングの大ボス“リトル・ゼ”をジャーナリストが命がけで追います。南米人の黒々とした無法者たちによる容赦ないバイオレンスシーンの連続。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-21 01:57:41)

227.《ネタバレ》 人は生れ落ちる場所を選ぶことができない。しかし、生まれてからの道を自分で選択することはできる。この映画の主人公たちは、過酷な環境の中でも自身の選んだ道を走っていた。それに対して他人が正誤の判断を下すのは、ある意味でとても残酷なことであると思う。道徳的なそれは別として。
概して、ものすごい力をもった映画であった。 lalalaさん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-10 22:01:21)

226.ブラジルのスラム街の日常を描いた映画。フィクションであるが、実際もこのようなことが行われているかと思うとかなり衝撃的な内容でした。
人の命が軽い。簡単に殺される。まして仲間も。そんなところが平和な日本人にとってはスリルとして捉えられ見所のある映画にできあがっているように思えた。
治外法権の街であるが、実はその中にも独自のルールがあって、そんなところもこの映画の見所の一つであった。 たこちゅうさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-21 00:13:54)

225.《ネタバレ》 衝撃的な映画。ドキュメンタリータッチと斬新なカット、複数の人物を時間軸を前後させながら次々に描いていき重ね合わせる巧妙な脚本が光る。

■ともかく片端から人が死んでいく。それもごく日常的に、というのにまず驚かされる。子供が「うざいから」といって人を殺していく光景は私たち日本人には信じられない。

■だが他方、「店員さんが可愛くて銃を突き付けられなかった」と言ってしまう主人公、誘われるままに初体験に行ってしまう主人公、ある意味でこれが激しいこの街には生きていけないだろう私達を代弁しているんだろうなあ。この街では相当浮いた存在なんだろうな。しかしこれがラストで実話だとわかり二重の衝撃 θさん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 00:22:26)

224.たまらん!ブラジルに住みたくなる。 Malandroさん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-27 00:19:24)(笑:1票)

223.衝撃的な作品。しかも実話!斬新なカットもすごいし、見ていて全く飽きない のははすひさん [DVD(吹替)] 7点(2011-06-18 10:47:11)

222.《ネタバレ》 この世界では子どもが拳銃を持ち、トラックを襲撃し、麻薬を巡り、殺しあう。リトル・ダイスが生き死ぬまでを淡々と描いているだけなのに、何故か最後まで飽きずに一気に観てしまいました。結局、神の街のトップにまで上り詰めたリトル・ダイスは、どこの誰とも分からない子どもに殺され、誰にも悲しまれずに死んでいく。暴力で勝ち取った地位なんて物は、暴力によって奪われるのかもしれませんね。その暴力の嵐の中で、カメラという非暴力を使って、最後に人生を掴むブシュカペの姿に正義と勇気を強く感じました。 民朗さん [DVD(字幕)] 10点(2011-05-07 09:24:39)

221.映像や音楽のスタイリッシュさで映画の雰囲気事態は重苦しいものではないが、実際にスラムの素人を使って撮ったということもあり、ハリウッドのただのドンパチ映画と比べてリアルさがハンパじゃない。子供に銃殺シーンを演技させるあたりは非人道的と言わざるを得ないが、それがあってこそのこのリアルさ。実話をモチーフに描いた何とも救いようの無いストーリーだが、製作陣の手腕で、スピード、スリルに溢れる「エンターテインメント」として観れる作品として成り立っている。目を背けたくなる「ドキュメント」になっていないのは凄い。特に後半部の展開は圧巻。ブラジルスラムの現実の恐ろしさを、映画作品として最高のかたちで表現している作品なのではないだろうか。


おーるさん [DVD(字幕)] 10点(2011-02-18 23:47:52)

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【点数情報】

Review人数 260人
平均点数 7.92点
000.00% line
110.38% line
210.38% line
372.69% line
441.54% line
572.69% line
6218.08% line
74216.15% line
86324.23% line
97930.38% line
103513.46% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.09点 Review21人
2 ストーリー評価 8.51点 Review37人
3 鑑賞後の後味 7.67点 Review34人
4 音楽評価 8.24点 Review33人
5 感泣評価 5.08点 Review12人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
監督賞フェルナンド・メイレレス候補(ノミネート) 
撮影賞セザール・シャローン候補(ノミネート) 
脚色賞ブラウリオ・マントヴァーニ候補(ノミネート) 
編集賞ダニエル・レゼンデ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2002年 60回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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