みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
42.《ネタバレ》 いや~、良かったなぁ。 少年のころを思い出しました。 いやいや、それじゃいけないんですよね。 おじさんも頑張りますぞ! 音楽が最高! 【トント】さん [DVD(邦画)] 9点(2020-08-14 22:10:55) 41.酷評も聞いていたので 期待しないで 鑑賞..なんだろ~ 映画としては 面白かったんだけど..あまりにも 細かいツッコミどころが多くて、私的に 苦手な演出、苦手な台詞が多くて..もっとセンスのイイ 演出、脚本で 創れば、もっともっと 良い作品になったのに..と、素直に 残念に思う... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-08-09 11:14:48) 40.《ネタバレ》 劇場でみても、まったく面白く感じず、DVDリリースされて再鑑賞。 やっぱりおもしろくない・・・。 リアルとファンタジーどっちつかずで、世界観に入り込めないです。 そして、作品をみていたらいたるところに目につくスポンサー・・・・ 冷めるんだよな。 エンディング後、動も爽快感も何も残らない作品でした。きっと1年後には忘れてるでしょう・・・中高生向け 【へまち】さん [映画館(邦画)] 6点(2020-07-26 17:20:28) 39.《ネタバレ》 これは…。新海監督、本気出しましたね。全力フルスイングの中二病映画じゃないですか。この映画をどう語ればいいのかわかりませんが、印象的だったセリフをひとつ。「大丈夫ですか。あなた、いま、泣いてますよ」。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2020-07-05 23:14:29)(笑:1票) 38.《ネタバレ》 新型コロナが映画業界にもたらした恐らく唯一の恩恵は、新作の相次ぐ公開延期のために旧作の再上映の機会が出来たことでしょう。今回、どうしても都合が付かずに見に行けなかった「天気の子」を劇場で見ることができました。結果は・・・見て大正解でした。個人的には「君の名は。」より傑作だと思いました(「君の名は。」は7点付けました)。「天気の子」のほうが断然感情移入できました。「君の名は。」では特に泣くということはなかったけれど、こちらはラスト近くウルっときましたね。 配役の中では須賀啓介役の小栗旬さんが、今年急逝してしまった藤原啓治さんを思い起こさせる声色で素晴らしかったです。 あと、仕事で散々通った新宿の景色が懐かしかったです。 【MASS】さん [映画館(邦画)] 9点(2020-06-28 02:18:54) 37.映画館で観たときは消化不良に終わったが、 自宅での再視聴でその良さに気付いた。 子どもから大人になる過程で誰もが経験する 理性と感情のアンバランスの中にだけ存在できる 「かけがいのないもの」が見事に映像化されている。 【煮タマゴ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-06-08 23:26:03)(良:1票) 36.《ネタバレ》 前半20分くらいはどうにもはまれず。 絵 前作よりも艶やかなのは雨が理由だろうが、特に前半の暗いシーンで気持ち悪くすら感じる。 それでいて小物は変なリアリティがあるので、ラブホにからあげクンがあるのはおかしいだろとなる。 それと背景動画がおかしいところが多々あり、しかもそれらのシーンが大抵重要シーンなので見ていてひどいなと。 一番ひどいのは「天気」を描いているのに、気温が10度下回ってもモブが寒がっていないのがおかしい。 雪が降るとき地表気温は平均3度以下だが、雪が降ってるシーン、半袖のモブが普通に歩いてるから。 そこら辺のリアリティが一か所でもないと、この手のはもうダメです、リアルに描かないほうがまだいい。 声 いわゆる職業声優を細かいところで出してるが、そんなんやるんなら主人公とヒロインを職業声優にやらせろよと。 前作よりも明らかに主人公とヒロインが下手だ。 俳優としては大根と言われる本田翼と小栗旬がなかなかに合ってた。 逆にきちんと攻めたつもりであろう平泉成が聞き取りづらかった。 音 BGMとしての音楽自体は特に悪くはなかったが、やはり劇中歌が五曲と多すぎ。 せめて前半と後半クライマックス二曲に抑えてくれないと。 物語としては主人公とヒロインがちゃんと出会ってからはなかなかに面白いんだが、 ラストの展開が誰がどう見てもエウレカセブンのラストとだだ被りしているなぁと。 それでもこの手の展開は好物です。 うーん、レンタルで見てみたが、買うには至らないかなぁ。 【にんじん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-30 23:53:32) 35.《ネタバレ》 良かったと思います。ただ、涙まで出た「君の名は」と比べると感動度は薄かったです。 引き続き映像が美しく、その緻密な描写には魅せられるものがありましたね。 空から見る東京の映像、雨が落ちる滴の映像、どれも印象深い。 それから、いわゆる天の気という考え方。自然は、人間のことなどお構いなしに ただ存在しているだけであり、異常気象なんてないよって。その大局観好きです。 マイナスポイントとしては、「偶然が過ぎる」展開が度々あるなと。それが少し気になりました。 それと終盤の複数楽曲を使っての盛り上げ方は、ちょっとミュージックビデオ感を感じてしまいました。 まぁそんなわけで完成度としては君の名はの方が上ですが、本作も全体的によくできた作品でした。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2020-05-29 19:08:00) 34.展開は良かった。それぞれの行動に理由が掘り下げれていたら、もっとラストにかける展開に感情を揺さぶられた事だろう。映画にまとめずに長いスパンでじっくり描くアニメをこの監督さんにはやってほしいです。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2020-03-26 20:56:20) 33.◇鑑賞は2019年8月頭で、冷夏が明けてやっと夏が始まったころ。 昨今の異常気象や天災をテーマにしてるようで、少年少女の成長というか、場当たり的な未熟さが描かれていました。 ◇天気と少年少女、それはもしかして、地球環境と人間の関係に近いのかも? 人間がコントロールできると思うことも傲慢だし、環境破壊を無視することも傲慢。人智を越えるものとの向き合い方なのかな、と思ったりした。 ◇絵は相変わらずキレイでした。 ◇代々木駅前の廃ビル、公開当時はまだ外観が見られたのですが、今はもう見られません。 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-12-07 11:37:23) 32.映像と音楽は相変わらずの美しさ。それだけでも観る価値はあるのだが期待以上ではなかった。神道的世界観から来る神秘的な力によって少年と少女がつながり、最終的に少年が少女のピンチを救うという展開は前回と同じ。次も同じことをやるなら、新海さんはこれしかできないのかとがっかりするところ。それが新海イズムと言ってしまえばそれで終わりだが、創作物というのは新しさあってこそ価値が生まれるのだと思う。あと主人公の少年のテンションに私はついていけなかったので感情移入できなかった。「君の名は」のときも主人公のテンションに「ん?」となる部分があったが、まだ許容範囲だった。しかし今回は完全にアウト。ちょっとやばい奴にすら見えた。 【ばかぽん】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-11-24 06:14:56) 31.唐突な出来事の連続で、物語に没入できなかったし、主人公二人にも共感できずじまい。観てから一か月後くらいにこのレビュー書いてるけど、今思い出してもあまり印象に残ってない映画だった。 相変わらず絵はきれいだし、声優も悪くなかったけどね。 【おとばん】さん [映画館(邦画)] 5点(2019-10-21 10:35:23) 30.《ネタバレ》 ぎゃははははっ。 《ネタバレ》 気色が悪いとしか言いようがない音楽とか絵柄のセンスだが、ラストの「もっと自分を肯定しなさいっ」メッセージがすべてを吹き飛ばす。こんな物語はこれまで日本になかった。あらゆるエピソードもわざと大雑把に描いておいて、骨太の論理構築力によってすべてをぶっ飛ばす! ええどええど新海誠。これからも悲しみなんぞ描かんといてくれ。このまま行けるとこまで突っ走れ! 【アンギラス】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-10-06 22:38:00) 29.公開開始時には何も言ってなかった小学生の息子が今頃になって「見たい」と言い出したので、一緒に見に行ったのですが(むしろ当初興味を示していた娘は欠席)、映画が始まってみると、劇中に、最近息子が興味津々のオカルト雑誌『ムー』が登場(ホント、血は争えませぬ・・・)。さてはコレが息子の目当てであったかと、映画が終わって彼を問い詰めると「いや、まさか『ムー』が出てくるなんて、知らんかってん」とのこと。それだけならまだしも、続けて彼が言うには「でも、『君の名は。』にもちょっとだけ『ムー』出てきたで」。ってオイオイ、オマエはいつからそんなムー的都市伝説を語るようになったんだ? ⇒でもこれは事実なんです、ハイ。『君の名は。』にも、床に伏せて置かれた『ムー』誌が、一瞬だけ登場します。息子曰く、「見てたらたまたま見つけた」とのこと。トホホ。 前置き長くなりましたスミマセン。それにしても、前作に続いてまた、心をチクチクと刺すような映画を作ってきますねえ。災害にあうことなく生き続ける者たちは、災害にあって死んいった人々に対し、何ができるのか、同情だけはしつつも結局は忘れ去って日常を送るだけじゃないのか、という問いを前作では突きつけられたように感じたのですが、本作ではさらにストレートに、我々の原罪を糾弾しているかのようです。「今の我々のぬるま湯のような生活は、不公平の上に成り立ってるんじゃないのか、誰かの犠牲の上になりたっているんじゃないのか、それをみんな分かっていながらノホホンと分かってないフリをしてるんじゃないか」という、痛烈な問い。突き刺さるなあ。 作品は例によってスピード感があり、これは、間を省略したような断片的なシーンを積み重ねる構成によるもので、「もうちょっと間をとってじっくり描くシーンも見たいなあ」と感じなくもないんですけどね。でも、このやや軽い語り口であっても、登場人物たちを印象的に描くことでちゃんと物語を盛り上げていくし、クライマックスの主人公が走るシーンへと繋がっていくのが、いいんですねえ。ここはあくまで、走り「続ける」。その姿の持つ魅力。 舞台となっているのが、雨が降り続く東京の街。異常気象ってのは、騒ぎすぎるのもどうかと思いつつもやはり、我々にとって昨今の大きな不安となっていることは事実。その中で、雨、水、といったものがアニメーションの中で巧みに取り入れられていて(「風」はあまり出てこない作品ですが)、印象に残ります。その雨の中のネオンサイン、あるいは雲が切れて太陽が顔を出す、光の描写もまた印象的。一方、日が差さない「暗さ」をアニメでどう描くか、ってのは、少し難しいところがありますねえ。 【鱗歌】さん [映画館(邦画)] 9点(2019-09-28 00:25:51)(良:1票) 28.《ネタバレ》 前半から全然感情移入できんかったからなー。ラストは前作とおんなじ感じだし。個人的な当たりは「バニラ」と「東京農工大」。 【すたーちゃいるど】さん [映画館(邦画)] 5点(2019-09-26 19:57:41) 27.《ネタバレ》 良い映画なのかな?テンポはすごい良いけど。 たしかに、主要人物はみんな良いこと言ってるし、やってるし、良い映画なんだけど、表層的というか、心の奥までじわーっと沁みるものが無いというか。 まずいくら何でも、雨がそんなに降り続けるわけないじゃん…って思ってしまう。 君の名は。のときもそんな感じだったので、根本的に肌に合わないのかもしれない…。 あと、ここが熱い!ここで泣ける!みたいなシーンでRADWIMPSの楽曲が駆使される手法も、前作のまんまでしたね(笑) 新宿TOHOシネマズで観たのもあり、馴染みのある街並みがそのまま登場したりしてそれは面白かった。 言うまでもなく作画はキレイ。 雨の描写はリアルなのに、ホダカの涙の描写はマンガチックなところとかも、アニメっぽくて良いなと思いました。 主人公のホダカだけど、結局なんでわざわざ島から出て東京で暮らそうと思ったのかは謎。 闇を抱えてそうな設定の割には素直な良いやつすぎるし、でもいざとなれば人に向けて実銃をぶっ放すぐらいのクレイジーさはあるんだよな。 んで結局なんだかんだあって地元の卒業式出てるし。あんま感情移入はできなかった。 このへんは、物語のテンポの良さの犠牲になったという感じでしょうか。 今作で感情移入がしやすいとなれば須賀さんか。 小栗旬の演技が上手いなあと思った。 最初、クレしんのお父さんかと思った。 【アーウーマンデ】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-09-12 22:56:21) 26.君の名はと同じ点数ですが,若干前作より上かも知れません.9点10点付けるような傑作ではないが,酷評されるような映画でもない,その位がこの作品の順当な評価なのではないでしょうか.もう少し言えば,君の名はもその程度の内容で,作品の中身以外の何らかの要因で,動員とか興行収入とかいった数字との乖離が非常に大きくなってしまったというのが私の印象. この作品は,主人公の行動が理解できない云々という意見をよく見かけますが,個人的にはどこにも違和感は感じられませんでした. 本田翼の声も,タレント起用としては,全然合格点,問題なしだと思いました. 全体の印象としては,ティーネイジャー向けのウブな青春アニメということかと思います.同じ青春アニメの例えば「時かけ」と比較すると,あちらには遠く及ばないという感じ. コナンやドラえもんといった定番以外のアニメ映画がランキングを賑わせること自体は,個人的には大歓迎なので,新海監督以外のビッグヒット,期待しています. 【マー君】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-09-04 12:52:56) 25.《ネタバレ》 なんか有名なアーティストが曲担当してるとか、前作を大ヒットさせた監督が作ってるとか、 絵のクオリティが高いとか、テレビでよく見る俳優が声担当してたりしてるとか、そんなことは どーでもいい。 ただこの映画の最大にして最悪な点を見つけた。 それは最後のカットからタイトルがでてエンドロールが流れ終わるまでの時間が圧倒的に短いことだ。 こんな短い時間じゃオレの目からドバドバ流れ落ちている涙がとてもじゃないが収まりきらない。 まあ・・・・そういう映画ですw 【クワイガン人】さん [映画館(邦画)] 10点(2019-09-02 18:12:30) 24.《ネタバレ》 元々、新海誠監督の、青臭く、痛々しい、青春恋愛ものは大好きで、今回はベタベタのド直球で、しかも監督の得意な、青い空と、白い雲と、天候の表現に、シンクロ度の上がったRADWINPSの楽曲で、メジャーになって資金も潤沢になればそりゃまあ気持ちの良い映画ができるだろうと、期待したところ、期待を裏切られず、しかも「監督が信じるであろう所のハッピーエンド」にすることに、ためらいがなくなって、実に気持ちの良い、イイ作品と思いました!(5回も観に行ってしまいました……まだ行くかも) 賛否の分かれるエンドについては、演出的に唐突感があるのはさておき(そこまでなるとは想像してなかったよ! という感じ)、このエゴイズムは1周回って、現代的に極めて正しい結末かなあと、私は非常に納得が行ったです。 以下、かなりネタバレしますので、未見の方は注意。 -- 個人的にこの話って、ブラック企業の社畜の話かなあと思って見てしまったのですが(そのような演出も多々あるので)、だから、ヒロインが世の中を天気にするために命を投げ出す、というのは、某企業で過酷な業務で自殺したブラック企業の一従業員とかと同じだなあと。 で、今の価値観では、そういうやり方は間違っている、という認識になっており、 「逃げればいいよ」 って言うんですが、それでも自分が逃げると「周りが迷惑する」とかの自己責任の呪いにかかって逃げられない人が現実にはあまりにも多く、この映画ではそれらの問題に対して明確に、 「(大切な)人1人の命の方が大切だ!」 と主張してるのがとても新しい、現代の理想的な「正しさ」に則った結末だなあと思いました。 -- また、エンタメで、ヒーローとか自己犠牲とかを否定しつつ面白い話を作れるか? というジレンマがあるんですけど、この「天気の子」は「ヒーローや自己犠牲などなくても、恋愛ものなら面白いエンタメは作れる!」と言ってるところが革新的作品ではなかろうか? -- 主人公の家とかの描写がないので感情移入しがたい、という感想はよく見ますが、幸か不幸か、私は、主人公みたいに逃げて、救われたような経験があるので、なんかよくわかるなあと思いながら観ておりました。最初にヒロインの部屋に主人公が訪れたときに、ヒロインが、 「そっか」 と一言だけ言って、何でもないことのように流してくれたことに主人公がどれほど救われただろうと思いましたし、元のところに戻ればすべて丸く収まるとわかっていても、戻りたくない、というのも、すごくよくわかります。 「不登校」とか割と近い感じと思いますが、戻って学校に通えば周りは丸く収まるのでしょうが「そこに戻ることで私の心が死んでしまうことに対して何ら配慮はされないのでしょうか?」みたいな感じ。 むしろ、最近、事件関係者の個人情報をわざわざ公開するのは非人道的なことではないか? という批判があり、この主人公の背景の話を明らかにするのも同様の下世話な野次馬根性的なところがあるかなーというのもあって、個人的には、あまり明らかにされなくてホッとした、という感じでした(よく見ると、回想エピソードや言葉の端々で結構色々語られてますが)。 -- 主人公は恩を受けた人に迷惑をかけまくる~云々については、そもそも健康で文化的な最低限度の生活すら満たされない境遇で恩義とかありえんし、私から見ると、主人公らって、どこからどう見てもガキんちょに過ぎないので、 「これくらいの迷惑くらい、どんと来い」 と言えるような世の中であると良いんだけどなあと思いました。 それよりも「どうしても救わねばならない大切なものは何か?」を知らせて欲しい感じでしょうか(この作品はもちろん恋愛ものなので、それは「愛」になるに決まってるのですが)。 -- この話で、個人的に唯一文句を付けるとしたら「終わりはもっとハッピーエンドにしてくれても良かった」というくらいでしょうか。 東京が、あのような事態になったということは、大企業や官憲の地方移管が進んで地方で莫大な雇用が生まれ、実は、日本全土としては事件後の方が経済的に豊かになってても全然不思議ではない(笑)。 唯一、須賀さんが、立派な事務所を持って職員も何人か雇えるようになって、事件後の方が経済的に豊かになった、悪いことばかりではなかったと、ささやかに主張してるくらいで、恋愛ものっていうものもあって悲壮感をぬぐい切れてないんですけど。 もうちょっと大人というものの狡さやしぶとさを信じて、楽観的に描いてくれると嬉しいなあ、という感じでした。 以上です(長文失礼)。 【sim】さん [映画館(邦画)] 10点(2019-08-25 23:17:43)(良:1票) 23.《ネタバレ》 ★最後、東京を水に沈めたまま放置の「ブン投げラスト」はなかなか面白かった。お寺のじいちゃんの「観測史上なんてせいぜい100年」ばあちゃんの「(東京の)自分の住んでたとこはもともと海だった」というセリフはリアリティがある。 ★その反面、じゃあ日本や世界のほかの場所はどうなってるの?とか、天気の巫女って結局何なの?とかいろんな謎も同様に投げたまんま。 ★そもそもの物語の要因となった主人公の少年の家出の原因も語られずじまいなので(当然思春期の反抗期、ってのはあるだろうけど、それが家出まで発展する理由、どれ程のことがあったのか?)、「都会へ出て現代っ子らしく上手くやってるんだな」とは思えど感情移入は全くできない。 ★映像は前作同様きれいだった。雨の風景の中、一筋の光がさして徐々に晴れていくさまに人々が明るい表情になっていくのは「お日様っていいな」と子供っぽい(笑)感想を抱いてしまった。まあ最も最近お日様めっちゃ暴力的なんで、どっちかっていうと「東京8月なのに気温10度!」とか「記録的豪雨!」とか果ては「雪!」とかのシーンのほうが・・・避暑にはもってこいの映画だ(^^; ★あとそこかしこで歌流しすぎ、やかましい。感動強要してるみたいだが、全然感動なんかしない。 ★というわけで、つまらないとまでは言わないが、雰囲気だけの映画、こんな延々2時間もの長さにする必要もなかった。せいぜい異形の雰囲気を漂わせてラストでちょっと驚かせてくらいの短編映画でいいかな、と。映像はきれいなんで、「ビデオでもいいかな」とは思わなかったんで、5点ではなく、6点。 【wagasi】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-25 09:03:53)
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