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恋人までの距離(ディスタンス)

Before Sunrise
(ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス))
1995年【米・オーストリア・スイス】 上映時間:105分
ドラマラブストーリーシリーズものロマンス
[コイビトマデノディスタンス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-03-02)【ESPERANZA】さん


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監督リチャード・リンクレイター
キャストイーサン・ホーク(男優)ジェシー
ジュリー・デルピー(女優)セリーヌ
アダム・ゴールドバーグ(男優)電車内で寝る男(ノンクレジット)
宮本充ジェシー(日本語吹替)
岡本麻弥セリーヌ(日本語吹替)
脚本リチャード・リンクレイター
音楽フレッド・フリス
作曲ヨハン・セバスチャン・バッハ"ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調BWV1027"他
ヨハン・シュトラウス2世"Wiener Blut"
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン"ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」"
アントニオ・ヴィヴァルディ"ヴァイオリン協奏曲イ短調RV 358"
撮影リー・ダニエル〔撮影〕
製作アン・ウォーカー=マクベイ
グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕製作補
コロムビア・ピクチャーズ(共同製作)
製作総指揮ジョン・スロス
配給東宝東和
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
パリへ向かう列車の中、セリーヌ(ジュリー・デルピー)は五月蝿い夫婦喧嘩を避けて席を移る。そこで同じように本を読んでいたジェシー(イーサン・ホーク)と眼が合い、何気ない会話の中で意気投合してしまう。ジェシーはウィーンで下車してしまうのだが、どうしてももっとセリーヌと話がしたい。彼はウィーンでの一晩を一緒に過ごして欲しいとセリーヌに切り出す。14時間のラブストーリー。

fero】さん(2003-12-13)
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【クチコミ・感想】

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113.この映画を観た誰しもは、“美しすぎる一夜”は、美しいままの「思い出」にすべきだと、考えることだろう。
この映画の主人公の男女も、ちゃんとした“大人”なので、一時の“甘美”に溺れることなく、「朝」の訪れとともにちゃんと一旦断ち切って、それぞれの旅路に戻っていく……一応は。

そのまま付き合って、結婚しても、きっとこんなにも幸福な夜は二度と味わえないことはきっと二人共分かっている。
それでも「再会」の約束をせずにはとてもいられなかった。
失望することが分かりきっている選択をすることは、愚かなことなのだろう。
けれど、その愚かで、滑稽な様こそが、「恋愛」であり、結局人間にとって、それ以上に優先されるモチベーションなんて有りはしないのだと思える。

僕自身は現在結婚5年目で、まだまだ酸いも甘いも経験値としては序の口程度だろう。
ただ、もしこの映画の二人のような美しすぎる思い出の夜があったとして、その綺麗なままの思い出を、時に辛辣な現実と比較して、ただただ「今」を悲観することほど不幸なことはないと思う。
そんな一夜を過ごせたならば、その思い出を抱えて、二人、たとえ罵り合い続けてでも共に生きたほうが、やっぱり幸せなのではないかと思える。


見知らぬ外国人夫婦の日常的に繰り広げられているのだろう喧嘩がきっかけで、この映画の二人は出会う。
それは、この二人に向けての何かの暗示なのかもしれない。
それでも、冷静を装った“大人”を理由にただ離れることなんて出来ない。
それが恋愛、それが人間、残酷で、だからこそ眩い。


ふいに出会った愛しい人と、夜通しを歩き通したことによる疲労感と多幸感の中でまどろみに沈んでいくラストシーンのヒロイン。
目覚めた時、彼女は何を思い、どういう人生を歩んでいくのか。

20年前の公開時にこの映画を観たならば、この後の彼らの人生に思いを巡らせつつ、気になってやきもきしたことだろう。
それはそれでこの恋愛映画の醍醐味だったことだろうと思う。

しかし、幸か不幸か、2015年のタイミングで今作を初鑑賞した僕は、彼らの人生をあと映画2作品に渡って確認することができる。
“美しくすぎる一夜”の後、残酷な時の流れを経て、一体二人の何が変わり、何が変わらなかったのか。
それを確かめることは、とても恐ろしくもあるが、やはり楽しみでならない。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-09-29 23:36:23)

112. 若い時の初心な気持ちを思い出させてくれる素晴らしい映画。
 なんてことない、若い二人が延々と身の上や、人生観、お互いに対する想いを吐露していくだけなんだけど、それが面白い。
 休日にのんびりお酒でも飲みながら鑑賞すると、とても新鮮な気持ちになれる。 タックスマン4さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-18 01:45:06)

111.《ネタバレ》 長回し多用の撮影とほぼ無音の進行、出演者もほぼ二人のみ。お金かかってなさそうとか言ったら失礼だね(笑)延々と続く会話劇に今一つノレなかったが独特の雰囲気は理解できた、かな? でも正直なところ後半はちょっと飽きてきたというのがホントの印象。続編があるようなので観てみようと思ってイマスハイ Kanameさん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-29 08:42:02)

110.主人公たちの会話やそこから伝わってくる心情には共感できるところ満載でしたが、観終わってみると、二人の行動の中途半端さやいい加減さが余韻として残り、あまり心に響く映画ではなかったです。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-22 22:22:47)

109.《ネタバレ》 「ビフォア・サンライズ」。
とても素敵な映画だ。これほど平和で、これほど人の心を揺さぶる恋愛映画は。

ゲーセンで不良がナンパしてきたり、ギター持った男が奇声をあげてきたり(「スクール・オブ・ロック」)とか、そういうハラハラする“イベント”はまったくないと言っていい。本当に一時の静かな出会いと別れなのさ。
音楽も冒頭と終盤までほとんど無い。

列車の中でふと出会った男女二人。最初は一人で暇な時間を潰すための会話だったが、やがて互いの心の傷を見せ合って溶け合う中となっていく。

列車にはじまり次々と移動して移動して移動して、喋って喋って喋りまくる。結んだ髪もあっと言う間にほどけるくらいに。
なのに不思議と飽きることなく、延々と聴いていたいような穏やかな時間が流れる。街からは出ないけど、移動しまくる様子はこの映画も立派なロードムービーなのだろう。

手相占いのばあさんとか、二人に絡んでくる人々の会話も面白い。

ゲーセンで体ごと動かしてゲームを愉しむ様子。確かに、解ってても体ごと動いちゃうよねーあーいうのって。

人気の無い公園での交わり。
夜が明け、昇るサンライズ(朝日)は別れの時間が迫っている知らせ。
彼女が三つ編みでラフな服装になっているのは事後を物語るのだろうか。

列車の前でハッとして「もう・・・お別れなのね」なんて表情をする場面はもらい泣きしそうになったよ。

続編の「ビフォア・サンセット」も素敵な映画です。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-09-03 19:37:30)

108.《ネタバレ》 ○ヨーロッパの旅先を舞台に、出合った男女の会話劇ともいうべき内容。○長回しの多用は、役者たちの緊張感と、出合った二人の探り合いが相まって良い仕上がりだと思う。○半年後の二人はどうなっているんだろう、そんな想像を掻き立てる終わり方も良し。○続編が9年後に作られているのも気になる。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-16 23:38:48)

107.男と女が列車で出会ってから二人の会話がとりとめなく続く。
その会話は良く言えば哲学的、悪く言えば頭でっかちで理屈っぽい。
ナンパのお手本となりそうな作品だが、単調で少々退屈。 飛鳥さん [ビデオ(吹替)] 4点(2014-04-11 20:28:31)

106.《ネタバレ》  最初の列車を降りるまでのシーン。レコードの視聴室での絶対に合わない視線のシーン。仮想電話でお互いにさりげなく告白しあうシーン。どれもこれもかなり良いんです。ちなみに、個人的にはワインとワイングラスをゲットするふたりのコンビネーションも、二人の距離感がさりげなく近くなっていることを示唆していてかなり好きです。俗っぽいシチュエーションなのが臨場感を際立たせています。それはクラブのシーンでも言えることですが。
 二人が辿った道のりを、もう一度順番に映し出すシーンの雰囲気も最高に素晴らしい。そして何と言っても、ラストで二人が一人きりになったときに映し出される姿が最高に共感できるんです。最後に二人が半年後の再会を約束したからこそ訪れる安息の瞬間なんですよね。それは未来への希望を余韻として残す、個人的にはベストの締めくくりだと思われるんです。
 ただ、一本の映画としては、この内容で押し続けるのはちょっと無理でした。途中でさすがに飽きましたもん。ちょっとくどいんですよー。似たような話ばっかりするし。ピンボールときの話なんかその最たるもので、正直もうどうでも良いわーって気分でした。
 更には、最初の頃はセリーヌ(ジュリー・デルピー)がもう大変魅力的に見えまして、二人で汽車を降りることになったときには我がことのように「おおー」って盛り上がったものですが、セリーヌが話せば話すほどなんか彼女に当初感じていた魅力がどんどん無くなっていきました。やっぱ沈黙は金ですよ。
 続編があるそうで、どうしようか迷っていました。そこで、他の方のレビューを参考にさせてもらうことに。今作で、カラバ侯爵さんのレビューを見て、「うんうん、そうだそうだ」ってうなずいていたんですけど、カラバ侯爵さんが続編もご覧になっていて、そちらでも0点をつけてくれていたので、大変参考になりました。
 続編は見る必要なしってことで、無駄な時間を過ごさずに済みそうです。 たきたてさん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-24 04:41:39)

105.《ネタバレ》 この映画はやはり主演二人の溌剌さがよい。本当に旅先で出会った恋人たちのように私の目には映りました。二人から溢れだす多くの言葉もほとんど即興のアドリブではないか、と思えるほど自然な感じでしたね。そして二人の別れ方が素敵です。「半年後、またこの場所で逢いましょう」なんて、一生に一度は異性と交わしてみたい言葉。この魔法のことばによって、一晩のロマンスは記憶に残り、未来が恋しくなったわけです。ストーリーは徹底的に現実感を追及しているため、他のロマンス映画とは一線を画す個性的な映画だとは思います。でも現実的にはこのような出会いは海外一人旅を100回もして1回あったらよい方でしょう。これは、恋の成熟よりは"出会い"を愛する人にとって珠玉の映画。勝手な先入観ですが、このシリーズの心酔者はいつまでも独身でいる方が多いのでは?話が逸れましたが、、、どうか多くの旅人たちに素敵な出会いがありますように。 タケノコさん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-21 22:05:50)

104.2013.12/20 2回目鑑賞。マイッタ、同じような作品を見たことあると感じながら最後まで判らなかった。鑑賞ノートをチェックし解る。情けないこんなこと初めてだ、呆けが少しずつ酷くなってゆく。でも邦題もインパクトなくつまらない。-1点。 ご自由さんさん [地上波(字幕)] 6点(2014-01-30 21:09:08)

103.《ネタバレ》 列車で偶然出会って、話してみたら意気投合、一緒に下車してウィーンの町を散策。ちょっと知的な話を楽しみながら、いつのまにやら接吻する仲に。そして半年後に再会することを誓い、名残惜しい別れ。あぁ、なんというか、「行きずりの愛」の理想型だなという感じがします。本当最初から最後まで、この二人だけ、そしてお話してるだけなんですけど、その甘酸っぱさにこっちまでにやけてくる。演技も凄くナチュラルで、まるでドキュメンタリーでも見ているような感覚。こういうセリーヌみたいな女性、どこかにいないかな?日本のセリーヌさ~ん、見かけたらすぐに声かけますんで、僕の前に現れてくださ~い!(笑) あろえりーなさん [地上波(字幕)] 7点(2013-12-24 14:02:44)

102.ストーリーの流れが自然で、素直に感情移入することができた。
どちらの主人公も超美男美女ではなく、どちらかというと欠点も抱えた等身大の人物であるが、それがゆえにこちらも入り込める。
なんといってもウィットに富んだ会話が素晴らしい。恋人未満でありがちな、照れやツンデレといったかけひきに溺れることなく、お互いの内面を深め合っていく。
ラストへ向けてどう収束するのか不安だったが、この終わり方で間違っていなかったと思う。良作。 mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-20 10:09:07)

101.ところどころではっとする素敵な言葉は出てくるが、何せ私にはセリフが多すぎた。でも惹かれあう雰囲気や美しい街並みと相まって、まずまずのラブストーリー。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-17 10:36:44)

100.女子または女子っぽい方のための映画。私も女子です。素敵なデートムービー。この頃のイーサン・ホークのビジュアルに+1点。続編も似た感想だったので2作で1本とします。同じ点数。 movie海馬さん [映画館(字幕)] 8点(2013-09-26 16:08:38)

99.素敵。 枕流さん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-01 11:31:00)

98.《ネタバレ》 連れ合いお気に入りのごひいきの映画、と聞いてとても真剣に観ました。が、ダメでした。会話主体の進行は良かった。「質問タイム」や「仮想電話ごっこ」などは、初対面同士を掘り下げる効率的な手法であると同時に、お互いの何に期待して何を言うのだろうという穏やかな好奇心を誘うものがありました。ウィーンの町並みも美しい。しかし致命的であったのは、「ナンパもの」であったことでしょうか。映画開30分でキス。オヤ? そろそろお芝居を見に行く時間やで何してんねんと思いきや、ド忘れしてスマートボールを興じているところでアレ? 船の上で一夜限りの出会いを楽しむ約束をした直後、誰もいない日の出前の公園でチョメチョメ。 アレレ! 予想した展開であるものの、イーサン・ホークの会話も行動も、結局は最後までいくための雰囲気作りに消費されてしまったものに見えてしまったのでした。お互いが徐々に惹かれあってゆくのではなく列車を降りる時点で惹かれあっているので、この男女関係にはサスペンスがないことが問題、と思いました。 さめがいさん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-11 13:38:44)

97.《ネタバレ》 そんなに好きならアメリカに行っちゃえば良くないか? 英語も問題ないし、きっと上手くやっていけるでしょうに。ほぼ二人の会話だけで構成されているという珍しさは感じた。 リーム555さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-19 18:06:41)

96.《ネタバレ》 列車で出会った2人が、ヨーロッパの街を歩く。で、連絡先を交換せずにわかれる。それだけなのに、何故か見入ってしまう映画でした。ヨーロッパの街並みが、ロマンチックです。 lalalaさん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-22 05:32:47)

95.《ネタバレ》 約4年半ぶり2度目観賞、次作公開のための復習。ラブコメ会話劇、シリーズ第1作。白昼の列車内で出会った男と女がウィーンで途中下車し美しい街の中で夜通しクッチャべる、べしゃりオールナイト。止めどない会話を続ける二人を静かに追うカメラ。行きずりの恋の行方は理性が幕を下ろしました、半年後の再開を口約して。 獅子-平常心さん [地上波(字幕)] 6点(2009-11-08 23:43:25)

94.ここでの高評価からローマの休日のようなロマンティックな恋物語かと思ったらちょっと肩透かしを食らった感じ。でも逆に二人の恋人とも人間くさく、人間らしく、普通の恋人の物語として身近にも感じました。 珈琲時間さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-25 20:20:09)

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【点数情報】

Review人数 153人
平均点数 7.50点
010.65% line
100.00% line
210.65% line
342.61% line
474.58% line
553.27% line
62516.34% line
72616.99% line
83422.22% line
92315.03% line
102717.65% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review12人
2 ストーリー評価 7.23点 Review13人
3 鑑賞後の後味 8.07点 Review14人
4 音楽評価 7.77点 Review9人
5 感泣評価 6.50点 Review6人

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