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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

Godzilla: King of the Monsters
2019年【米・日】 上映時間:132分
SFファンタジーシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画3D映画
[ゴジラキングオブモンスターズ]
新規登録(2019-05-01)【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【Сакурай Тосио】さん
公開開始日(2019-05-31)
公開終了日(2019-12-18)


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監督マイケル・ドハティ
キャストカイル・チャンドラー(男優)マーク・ラッセル博士
ヴェラ・ファーミガ(女優)エマ・ラッセル博士
ミリー・ボビー・ブラウン(女優)マディソン・ラッセル
ブラッドリー・ウィットフォード(男優)リック・スタントン博士
サリー・ホーキンス(女優)ヴィヴィアン・グレアム博士
チャールズ・ダンス(男優)アラン・ジョナ
デヴィッド・ストラザーン(男優)ウィリアム・ステンツ
渡辺謙(男優)芹沢猪四郎博士
チャン・ツィイー(女優)アイリーン・チェン博士/リン・チェン博士
ジョー・モートン(男優)ヒューストン・ブルックス
アイシャ・ハインズ(女優)ダイアン・フォスター大佐
CCH・パウンダー(女優)ウィリアムズ上院議員
田中圭マーク・ラッセル博士(日本語吹き替え版)
木村佳乃エマ・ラッセル博士(日本語吹き替え版)
芦田愛菜マディソン・ラッセル(日本語吹き替え版)
渡辺謙芹沢猪四郎博士(日本語吹き替え版)
松尾諭ジャクソン・バーンズ海軍兵曹長(日本語吹き替え版)
高橋理恵子ヴィヴィアン・グレアム博士(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子アイリーン・チェン博士/リン・チェン博士(日本語吹き替え版)
安原義人リック・スタントン博士(日本語吹き替え版)
土師孝也アラン・ジョナ(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦ウィリアム・ステンツ(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子ダイアン・フォスター大佐(日本語吹き替え版)
宇山玲加(日本語吹き替え版)
森なな子(日本語吹き替え版)
原作マックス・ボレンスタイン(原案)
マイケル・ドハティ(原案)
東宝(キャラクター創造)
脚本マイケル・ドハティ
作曲伊福部昭「ゴジラのテーマ」
古関裕而「モスラの歌」
製作トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
ワーナー・ブラザース
東宝
製作総指揮坂野義光
バリー・H・ウォルドマン
ダン・リン
ロイ・リー
配給東宝
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術スコット・チャンブリス(プロダクション・デザイン)
トム・ウッドラフ・Jr(クリーチャー・デザイン)
ヘアメイクジョエル・ハーロウ
編集ボブ・ダクセイ
リチャード・ピアソン〔編集〕
録音イーサン・バン・ダーリン
字幕翻訳松崎広幸
その他坂野義光(in memory of)
中島春雄(in memory of)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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17.《ネタバレ》 ゴジラ映画ファンとして先ず断言したいが、本作が映し出すビジュアルはとんでもなくエキサイティングであり、世界中総てのゴジラ映画ファン、怪獣映画ファンは、必ず映画館で見なければならない。
それが決して言い過ぎではないくらいに、映像的には本当に“どえらいもの”を見せてくれる。それは間違いない。

その妥協の無い映像的クオリティーは、この映画の製作陣が、日本が生んだ“ゴジラ映画”を心から敬愛し、尊敬してくれていることの紛れも無い証明であり、そのことについては、日本のゴジラ映画ファンとして心底嬉しく思う。

と、5年前の前作とほぼ同じ、いやそれ以上の「満足感」を得られたことは否定しない。
しかし、だ。その「満足感」と同時に、決して看過できず、拭い去れない「拒否感」を覚えたことも否めなかった。
前作鑑賞時と同様に、エンドロールを見送りながら、“神妙な面持ち”を崩すことができなかった。

「拒否感」の正体はもはや明確である。“核の取扱い”只々この一点に尽きる。
ストーリーテリングにおける“それ”についての「意識」の違いさえ無ければ、僕は前作も含め、この“ハリウッド版ゴジラ”を大絶賛することを惜しまなかっただろう。
だが、残念ながら、前作に続き本作においても、「核兵器」という人類が生み出した最凶最悪の脅威に対する“意識の違い”というよりも、むしろ明確な「無知」が、大きく分厚く障害として立ちはだかった。

その「無知」は、致し方ないものとも思える。
世界で唯一の被爆国として、この国の子どもたちは、核兵器の脅威とそれがもたらした悲劇に関する情報を、教育の中で蓄積し、潜在意識レベルで認識している。
いかなる場合であっても、核兵器は「否定」の対象であり、その象徴が、脅威としての「ゴジラ」なのだ。
一方、かの国の子どもたちにとって、「ゴジラ」とは“核が生み出したヒーロー”であり、その認識を変えることは極めて難しいことなのだろうということを、前作と本作を観て痛感した。
歴史も、文化も、価値観も違えば、それは当然のことだろうし、こと「核兵器」に関する経緯においては、日本とアメリカの立場は全く両極にあったわけだから、その「乖離」は殊更であろう。

ただ、そのように俯瞰して見れたとしても、本作における核兵器のあまりに軽薄な取り扱いは、この映画が「ゴジラ映画」だからこそ認めるわけにはいかない。
衰弱したゴジラに対し、核爆弾をあたかも“カンフル剤”のように爆発させ、復活する様を仰々しく映し出し、本作随一の名場面のように仕上げた様には、怒りを覚えるというよりも、唖然としてしまった。
我らが渡辺謙の熱い見せ場には申し訳ないが、日本のゴジラ映画ファンにとっては、あのシーンが最も「不適切」で「不要」だった。


でもね……。
これがアメリカ人が愛し、アメリカ人が観たい「ゴジラ映画」であれば、それがすべてであり、娯楽映画として本作の在り方を否定する余地は無い。と、本心から思う。(立ち位置が定まらないようで申し訳ないが)

実際、僕自身、前作同様にゴジラの巨躯に感動し、キングギドラが醸し出す絶望感に更に感動し、あの“新兵器”の登場や、“小美人”オマージュなど、一つ一つの要素に興奮した。そして、伊福部テーマ全開の劇伴には、高揚感と共に感謝が溢れた。

詰まるところ、僕はこの映画が大好きなのだ。だからこそ、“嫌い”な部分が我慢ならないのだと思う。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2019-06-05 19:21:04)(良:2票)

16.《ネタバレ》 予告のラドンに惹かれて劇場に向かった、ゴジラでもギドラでもない目的はラドンだ。
やっぱりかっこよかった、それだけでも観に行って良かった。

太古から存在する巨大生物は「神」として存在し、地球を蝕む人間を粛正するために呼び起こす、、
は、はぁ、、
どこかで聞いたことあるような設定というか、シナリオ会議でこの意見出したら笑われて即却下のレベル
この映画が凄いのはその設定を押し通して、大事な時にハッチが開かない→「よし俺が行く」
爆弾の遠隔が効かない→「よし俺が行く」ドカーン
ボストンが崩壊する中、娘探しで業火を駆け巡る家族愛の押し売り等、決して今の時代に使ってはいけないフレーズを
ゴジラと一緒に呼び起こしてくれた。
ゴジラオマージュはオマージュリストがあって無理くり入れた感じ、もうオマージュとは言えない。

チャン・ツィイーは可愛くて良かったけど「双子」という設定だけじゃ弱かった、マナ・カナ出すべきだったのでは
「ラドン」単体でやってくれないかなぁ かのっささん [映画館(吹替)] 6点(2019-06-05 10:05:59)

15.《ネタバレ》 人間は、知恵で地球の覇者となった以上、
核の問題も、知恵で乗り越えるしか道はないのか・・

「ゴジラ/KotM」にも、核のテーマが描かれてる。
しかし、今回は過去の「東宝ゴジラ」へのオマージュが多すぎ、まるで最新のVFXで作った、東宝ゴジラのパッチワークを見ているような気にった。
もちろん、見知った三大怪獣+ギドラの大迫力映像、伊福部昭&古関裕而の音楽、追悼クレジットには高揚させられた。ストーリーも、怪獣伝説、核と地球環境の問題、家族の問題、終末的大災害などがテンコ盛り状態で、もうお腹いっぱいだ。

でも、それが逆に映画のテーマを散漫にし、過去作を拡大再生産し消費するだけの、オリジナルの創意工夫に欠けた印象=後味となった。
オマージュに徹するなら、音楽も変にアレンジせず大音量で流してくれれば、どれだけ燃えただろうか。

まあとは言え、それも東宝ゴジラファンならではの贅沢な意見で、日本ではまず作れない《超ゴジラ映画》を楽しんだ事は確か。
蘇った怪獣も、まだ半数しか登場してないし、まだまだこれからって感じだろう。
次作「コングVSゴジラ」は、もっと明るい画面で、コング派とゴジラ派に別れて応援できるような映画にして欲しいな! 墨石亜乱さん [映画館(吹替)] 6点(2019-06-05 09:47:52)(良:1票)

14.《ネタバレ》 出だしからエンドロールまで、前作以上に日本のゴジラへのオマージュたっぷりで楽しめました。
ゴジラという名前だけをパクられた90年代のハリウッドゴジラとは隔世の感があります。
日本のゴジラファンなら、昭和から平成の世代に渡って「あ、このネタは・・・」と思い当たるところが多々あると思います。
ハリウッド映画でこの音楽が聞けようとは、スタッフの怪獣映画愛が尋常ではないです。
正直、何が起こっているのかわからないほど、アクションシーンが激しすぎる感もありますが、
ここまで「特撮映画」に敬意を払って頂いているので、甘々の点数です。 どっぐすさん [映画館(字幕)] 8点(2019-06-04 00:37:51)(良:3票)

13.《ネタバレ》  ベースが明らかに『三大怪獣 地球最大の決戦』と『怪獣大戦争』でチャンピオンまつり世代歓喜ワールド、だけど初代原理主義もしくはシン・ゴジラ原理主義の人には向いてなさそうよね、コレ。アタシは怪獣映画なんてテーマだのメッセージだのメタファーだのなんてさして重要じゃなくて、怪獣が出てきてドタバタ暴れてナンボだと思ってるんで、まあまあ面白かったわ。

 ただ、人間側のドラマは前作に引き続き退屈。怪獣と人間のドラマは水と油、って何度も書いてきてるけれど、今回も混ぜようと無理してて、でも全然なのよね。いちいち怪獣に近づき過ぎだっての。潰されても仕方ないわよ?みたいな状態になってんの、っていうか実際にそうなっちゃうあの人はアレで良かったのかしら? それなりに名前のある役者さんのあの退場っぷり、『ディープブルー』のサミュエル思い出しちゃったわよ。

 悪役の中二病全開な怪獣復活テロの理由とか、核の扱い雑過ぎで被曝しまくりでしょ!って状態とか、怪獣による被害描かれなさ過ぎとか、まあ、ツッコミどころだらけで、だけど良くも悪くもそういういい加減さもまた怪獣映画らしい、っちゃらしいのよね。

 地球の守護神的な描き方は平成ガメラみたいだし、傷付いて海の底で休んでるところに潜水艇で助けに行っちゃうあたりは昭和ガメラの世界だしで、ガメラファンも満足?

 でもやっぱり今の技術で巨大な怪獣がスクリーンいっぱいに暴れてる姿を見るのは気持ちいいのよね。巨大感を意識し過ぎて見辛くなっちゃってはいるのだけど(っていうか一体何が映ってるのかわかんないカットが結構あったわ)、人の力では到底太刀打ちできない畏怖すべき怪獣って存在を迫力いっぱいで見せてくれるのは単純に嬉しいわ。
 モスラの美しさ、その役割なんか、よーく判っていらっしゃる、って描き方で(予告編時点ではバトラみたいになっちゃったよー、って嘆いたケド)、それぞれの怪獣のイメージをきっちり守ってみせたレジェンダリーチャンピオンまつりだったわ。
 アタシ的にはもっとくだけちゃっても良かったんじゃない?とは思ったけどね。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2019-06-03 21:19:39)

12.《ネタバレ》 あー!面白かった!
リングサイドでプロレス見に行った気分で満喫した!

キングギドラが一番好きなデザインなのでハリウッド版が楽しみだった。
首の生え変わり以外は期待以上だった。かっこええ。

ゴジラも前作よりカッコよくなったし、出番も多かったし。
モスラの女子感アップしてて可愛いし、ラドンもマジシャンズ・レッドみたいで良かった!

あぁこれが本当に怪獣大決戦だった。興奮。
監督さんのゴジラ映画愛に溢れる1本だった。

確かにストーリー部分は日本人としては疑問視するところもあるが、
私は映像だけで大満足できました。

最近のCG過多には辟易してたけど、これは良かった! movie海馬さん [映画館(吹替)] 9点(2019-06-02 21:46:15)(良:1票)

11.《ネタバレ》 水爆実験の影響で誕生し、人類の文明を破壊する大怪獣ゴジラ。
反核兵器の象徴だったはずが、65年に及ぶ長い歴史の中で、人類の味方になったり、怪獣島でのんびりと暮らしたり、子どもに呼ばれて公害の権化みたいな怪獣を倒したり、人類の核実験のせいで王国が破壊されたので怒りに任せて地上侵攻を狙った海底人の怪獣をとっちめてみたり、おまえは台風か!と言われる位何度も日本を襲ったり、メルトダウンしたり、イグアナだったり、太平洋戦争の死者の思念の集合体だったり、同族のDNAから作られたメカに命を狙われてみたり、都心で凍り付いたり、いろ~んことになってるんで、いいっちゃいいのかもしれませんが、核兵器で「活」を入れるってアイディアはスッキリと楽しめませんでした。
神話に残るような時代に、ゴジラはモスラ、ギドラ、コングなんかと闘っていたようですが、そのあとは勝負なしのまま眠ってたんでしょうかね。スッキリしない設定です。
オスプレイが社用車みたいになってるモナークってどんな組織なんでしょう?アルゴ号なんてえらいメカ持ってるし、戦闘機部隊も所有してるようだし。それもスッキリしません。
突如発射され、雑な透視図で紹介されるオキシジェン・デストロイヤーミサイルもスッキリしません。
モスラの研究者が代々双子ってのも「これでファンが喜ぶよね」ってために考えただけなのか、あまり意味がなくスッキリしません。(ちょっと小高恵美さんに似てるのはヨシとしましょう)
大雨の中ではんだごてで修理できちゃうデジタル機器ってのもスッキリしませんでしたね。
でも、中島春雄さんへの献辞が写真付きで表示されるのは、グッときました。おとぎの国のキャラクターには中の人などいないというのが最近の定説のようですが、ゴジラには中の人がいましたからね。ちなみに本作品では、ゴジラたち怪獣は「himself」と自身が演じているとクレジットされています。これもグッときますね。 こんさん99さん [映画館(字幕)] 4点(2019-06-02 18:26:01)(良:2票)

10.《ネタバレ》 いやはや恐れ入りました。初っ端から出し惜しみをしない潔さ!
開始1時間ほどで良くも悪くも食傷気味でしたが「怪獣映画」としては満足です。
昭和、平成作品とも常連のキングギドラですが、間近での描写はある意味斬新(^^;。
名脇役ラドン(デカすぎ?)にしてもここまで丁寧に描写してもらえるとは、嬉しい誤算でした。
主役ゴジラについては、やられてやられて死にそうになりながら最後に一撃でガツン!まさにコレですよコレコレ。
(エンドロールによるとゴジラは本人が演じているらしいです…^^;)

全体としては、本家ゴジラに対し予想以上に敬意が払われていたことに驚かされました。
オマージュ満載というより、邦画ゴジラの映像をハイレベルにすればこうなるといったくらい違和感なかったです。
ストーリー展開のほうは、強引ドタバタです。
絶好のタイミングでの寸止め、寸前で踵をかえすといったベタなシーンがこれでもかと繰り返されます。
こういった頭の悪そうな展開にしても、この際どうでもよさそうな人間ドラマにしても、邦画ゴジラシリーズを忠実に再現していると言えるでしょう(^^;
今回ゴジラの擬人化がある程度進んでしまいましたので、今後に若干の懸念は残ります。まさか勝って“シェー”はしないでしょうが、プロレス化してしまった迷走の歴史は繰り返さないことを切に願います。

とにもかくにも芹沢博士まさかの「オキスジェンデストロイヤー返し」…やっていることは突拍子もないですが、いろいろな意味でジ~ンときました。
ケン・ワタナベに最高のシーンを用意してくれた監督さんに感謝です! 午の若丸さん [映画館(字幕)] 7点(2019-06-02 09:35:25)

9.《ネタバレ》  『ラドンの演出全般』『核兵器で瀕死のゴジラ復活』『平成VSメカゴジラのノリでバーニングゴジラへのパワーアップ』等恐らくデザイナーや演出家の中には東宝時代の怪獣映画を研究したか元から好きな人がいると感じれる程にオマージュが頻繁にあり、それ自体は非常に好印象かつ格好良かった。
 ただし、そんな怪獣達がいちいちおばさんが作った『怪獣翻訳機』的な装置に振り回されるのは、画的な格好良さとのギャップが激しく滑稽に感じられてしまった。
 ストーリーも全体的に起伏に欠け、話を進めるため『○○を××する』とか『□□すれば△△になるはずだ』みたいな理由に全然納得が出来ず『なんで?』とずっと疑問に感じてしまい、そこに面白さや感動はなくただただ退屈だった。
 ドラマパートの長さはそれなりに覚悟はしていたが、悪いことに前回は一応兵士の活動がそれなりにあったので洋画お得意のアクション映画的なノリがあったが、今回はひたすら非戦闘民達のダラダラと無駄に長い会話を聞かされるだけなのでむしろ悪化していた。
 ラストバトルも個人的には怪獣同士の戦いに集中したいのに、『行方不明になった娘の捜索』と言った本当にどうでも良いシーンをはさんでくるのではっきり言って邪魔以外の何者でもなかった。
 他にも、個人的に怪獣映画にとっての人間ってあくまで脇役と言う認識なのだが、『イチイチ人間を認識するために屈むゴジラとギドラ』や『戦闘機や戦艦を引き連れて現れるゴジラ』等とにかく人間の存在感を出そうとするのもなんかでしゃばってる感じがして好きじゃなかった。
 
 総評
 かなり怪獣映画の定番と言うかお約束が浸透してきているのは感じられたが、いかんせんまだまだメインスタッフのなかに『そう言うのを分かっていない者』がちらほらいて、『昔の東宝特撮映画なノリ』を期待している自分にとってはあと一歩という印象。
  ムランさん [映画館(字幕)] 6点(2019-06-02 05:24:10)

8.《ネタバレ》 ●前作よりもパワーアップし、怒涛の怪獣オンパレードであっという間の130分だった。●ラドンが飛行した後のあの、風圧で持っていかれる描写をちゃんとやっててくれて感動した。●まさかのオキシジェン・デストロイヤー登場にはおったまげた!さらに芹沢博士の最後も、初代ゴジラへのオマージュを感じてジーンときた。●相変わらず暗いシーンが多すぎ。それと建造物との対比があまりないので、怪獣のスケール感をあまり味わえなかった。怪獣同士のバトルもいいんだけれども、モノを破壊して欲しいんですよねもっとめちゃくちゃに。ギドラの引力光線(ハリウッド版もこれでいいのかな?)はもっともっと暴れまわって欲しかった。●モスラはどちらかというとバトラっぽい。そんなに美しくない。●前作でゴジラはムートーを排除するために奮戦したが、そのムートーくん他にもいたようで、ちゃっかりゴジラの配下になっちゃって、これでいいのか?ってちょっと考えてしまったw ●怪獣のオンパレードはたしかに楽しいんだが、CGに慣れてしまったのか、鑑賞後しばらくたって、実写というよりアニメな印象が強く残っていることに気付かされた。そのせいなのか、怪獣たちがあれだけ出現し破壊活動をしているというのに、恐怖や絶望といったものを一切感じなかった。いや待てよ、最近観たアニメのゴジラの方が絶望感はあったな。たぶんこの映画は、大人向けには作られていないのかも。そっかぁ!こいつは懐かしの「東宝チャンピオンまつり」なんだ。まあそう思うのが一番ですね。


次はキングコングと対決だ!楽しみ! Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 7点(2019-06-02 00:37:29)

7.あのバカ家族のせいで感情移入できないので大幅な原点です。
邦画の元ネタ通りモスラ、小美人を中心にやれば、ストーリー
もしまっていたように思います。画面は暗いし、ストーリーは破綻しているし
シン・ゴジラの方が数段よかったです。大勢の人がサクサク死んでいくので
もっと人命を大切にして恐怖感を煽らないと。
ゴジラの造形も首は短いし、マッチョだしイマイチです。
次作のVSコングでは。日本を舞台にフェンウェイパークではなく甲子園球場でバトルして、
最終決戦は熱海温泉でプロレス対決。コングは東京スカイツリーを登って欲しいですが。
現実的には、やはりニューヨーク辺りが舞台なんでしょうな。摩天楼をコングは登ったり、
ゴジラはビルを破壊して緑化するんでしょう。昼間のバトルに期待します。 SHOGOさん [映画館(吹替)] 6点(2019-06-01 22:20:45)

6.《ネタバレ》 敵役のあまりにアホで短絡的な動機とかオスプレイで着陸しておいて呼んで探す!とか気合い注入!とか…そんなことにいちいち目くじらを立てるためにゴジラを観に行く奴は家でローマかノーランの映画でも観ておけばいいのです。
上記の通りストーリーや演出は穴だらけにも程がありますし、夜と雨ばかりの演出にはいい加減辟易するところもありますが、キングギドラやラドンにモスラが大暴れする映画にリアリティもヘッタクレも求める方が見方を誤ってるってもんです。全編に渡る東宝ゴジラ(そして伊福部)愛にはとにかく脱帽ですよ。ハリウッドが本気で作った怪獣チャンピオン祭り。ゴジラの咆哮にはやはり涙が出そうになりました。カッコいい。
嫌がる妻をなんとか口説き落としてシネマシティで観て来ましたが鑑賞後には心地良い疲労感の中、温かで大きな拍手が響き多幸感に包まれました。怪獣たちは解散して巣に帰ったの?ラドンは生きてたの?チャン・ツィーみたいに年を取りたい、と帰りの道すがらも会話が絶えませんでした。 Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 8点(2019-06-01 21:06:30)(笑:1票)

5.《ネタバレ》 前作サンフランシスコでの惨劇被害者家族をメインに据えてましたが邪魔で仕方がなかったですね。夫婦は生体音を流して怪獣を操作出来るという不思議システムなオルカを開発した元モナーク幹部だそうですが、「人類は地球の寄生虫。怪獣を蘇らせ滅ぼす」という「どこのサノスだよ」的なマッドサイエンティストのような思想で環境テロリストとともに行動しギドラを目覚めさせる嫁。それを止めようとする旦那、「こんなのイヤ」と逃げる娘が怪獣バトルの合間にことごとく延々と繰り返すのでテンポが悪かったです。怪獣を操れる超兵器と言っていいくらいの能力を持つオルカはただの端末で誰も監視しておらず何度もかっぱらわれるザルっぷりだし、人類を滅ぼそうとしたくせに終盤は娘捜しに躍起になっているというブレっぷりでアホかと思いました。『死霊館シリーズ』で好演しているヴェラ・ファーミガでしたが残念な役回りでしたね。モナーク側もテロリスト側もキャラが豊富に出てるわりにキャラが立っておらず凡庸な人だらけ。そんな人間パートの中で渡辺謙はさすがだったかな。初代ゴジラと逆で長年研究してきた盟友ゴジラに人類生存の願いをこめ「さらば友よ」と身を捧げて復活させる道を選択した芹沢は良かったです(ただまあ核の扱いは相変わらずですし、なおかつ日本人に特攻させるのはどうかと思いましたけども)。 ゴジラの造形は背びれを初代のような形に修正してきましたが相変わらずでっぷりとしててダメでしたし、伊福部昭の曲をアレンジして使ってましたが変な合いの手が入っててスゴく萎えましたが、キングギドラの光線がギザギザだったり神々しいモスラの美しい羽ばたきがあったり飛翔で衝撃波がでるラドンがいたり、今回は逆な役回りでしたがオキシジェン・デストロイヤーを持ってきたりバーニングゴジラになったりとオマージュ満載だし、怪獣プロレスのバトルはとても良かったです。最後はギドラの首が出て来ましたが単独じゃとても敵いそうにないコングのために細胞を使って何を作るのかな。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2019-06-01 18:40:04)

4.《ネタバレ》 予算も人も一杯かけているんだろうにねえ・・・
人間ドラマ部分の“不出来”具合は前作を上回り、かと言って、スペクタクルシーンも怪獣たちの足元で逃げ回る人間たちのクローズアップばかりが多用されて、見栄えのするシーンはごくわずか。はっきり言って予告編のほうが出来が良い。
芹沢博士も何がしたいんだかさっぱりわからんし。
初代のゴジラを米国でロードショー公開する際は、ドラマ部分をばっさりカットしてドキュメンタリー風に公開したと聞いています。今作は逆に同じことしてやればよかったのに。 Northwoodさん [映画館(字幕)] 1点(2019-06-01 17:32:41)

3.あえて厳しめのコメントを。今、アマゾンプライムで全ゴジラシリーズが見れますが。その昭和ゴジラシリーズの中期〜末期並みの作品です。怪獣がたくさん出て、クモンガもどきもいたから「怪獣総進撃」並みかな?いや特撮的には怪獣総進撃の方が勝ってますね。今は全部CG見え見えだし。ストーリーには致命的な欠陥があるんでお話に期待してはダメです。唯一良かったのは東宝ゴジラの音楽を完璧に再現してたとこかな?やはり良くも悪くも昭和ゴジラの末期ですね。2014年版よりは遥かに良かったです。 ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2019-06-01 16:07:59)

2.相変わらず画面が暗いなぁ。まぁギドラ自体がハリケーンを引き連れているから仕方ないのかもしれないけど、明るい真っ昼間の中での闘いとかも観たかったですよ。
あと、人間ドラマなんかもわちゃわちゃしていて全然面白くなかったんだけども、怪獣達のバトルに関しては文句なしの迫力でぃしたよ!
特にモスラが良かった。繭から孵った時の羽のデカさにビックリしたし、眩いばかりの輝きを放っていてほんと神々しくて良かった。ちゃんとモスラのテーマも流れるし。
キングギドラもでかくて凶暴なんだけど、口から舌をチロチロ出して地面を舐めてるシーンがあって、なんか可愛い♪って思っちゃった。
あとはやっぱりキングオブモンスターズである我らがゴジラ。
その圧倒的な強さにシビれましたね。
日本版のゴジラシリーズへのリスペクトが随所に見受けられたので全体的には好印象。 ヴレアさん [映画館(吹替)] 8点(2019-05-31 21:39:52)

1.興奮冷めやらぬ幸せいっぱいでレビュー書いています。
オープニングからあれですもの、すっかりやられちゃいました(笑)
そして、行きつく間もなく見せ場がどんどん続く。
なんと豪華なことでしょう。
惜しげもなく怪獣登場ってところがたまりませんわ。

私はキングギドラ目当てでしたが勇壮な巨大なギドラが自由自在に動きまわる。
かつてのギドラも良かったけど、時代の進歩で素晴らしいものを目撃できて嬉しい。
もちろんゴジラも顔のアップ迫力あるし、姿から戦いから、超クールでした。
モスラの健気さ、ラドンの旋回も面白かった。

映像もそうですが、効果音と音楽が最高。
ゴジラと一緒にいる臨場感がハンパない!
ゴジラの鳴き声聞くだけでも劇場で観る価値あり。
伊福部先生のCD聞いてテンション上げて行き、劇場でもたくさんテーマ聞くことが出来、涙。

ストーリーはいろいろ意見ありますが、公開初日なので無しにします。
怪獣映画好きな方は是非見て欲しい傑作。 たんぽぽさん [映画館(字幕)] 9点(2019-05-31 13:30:11)(良:1票)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 57人
平均点数 6.35点
000.00% line
111.75% line
211.75% line
311.75% line
423.51% line
51119.30% line
61221.05% line
71628.07% line
8814.04% line
958.77% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review3人
2 ストーリー評価 3.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.20点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review6人
5 感泣評価 3.75点 Review4人

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