みんなのシネマレビュー

TENET テネット

Tenet
2020年【米】 上映時間:150分
アクションサスペンスSFスパイもの
[テネット]
新規登録(2020-08-04)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2023-03-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2020-09-18)
公開終了日(2021-01-08)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督クリストファー・ノーラン
キャストジョン・デヴィッド・ワシントン(男優)主人公
ロバート・パティンソン(男優)ニール
エリザベス・デビッキ(女優)キャサリン“キャット”・バートン
アーロン・テイラー=ジョンソン(男優)アイブス
クレマンス・ポエジー(女優)バーバラ
マイケル・ケイン(男優)
ケネス・ブラナー(男優)アンドレイ・セイター
マーティン・ドノヴァン〔男優〕(男優)
櫻井孝宏ニール(日本語吹き替え版)
内田直哉アンドレイ・セイター(日本語吹き替え版)
高島雅羅プリヤ(日本語吹き替え版)
小松史法アイブス(日本語吹き替え版)
青森伸(日本語吹き替え版)
行成とあホイーラー(日本語吹き替え版)
伊藤和晃(日本語吹き替え版)
加藤亮夫サンジェイ・シン(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・ノーラン
音楽ルドウィグ・ゴランソン
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
制作東北新社(日本語吹き替え版)
配給ワーナー・ブラザース
美術ネイサン・クロウリー
衣装ジェフリー・カーランド
日本語翻訳アンゼたかし
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ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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41.劇場で久々に見た映画。
そのため期待度も非常に大きい。そう、クリストファーノーランというだけでさらに期待度も大きい。
正直、面白かった?いや、正直、もう一度見ないとよくわからないというのが本音だ。
ある意味映画としては大成功だろう。だって、もう一度見ないとわからないのだから、リピーターが増える。
最近、あの手この手で、劇場へ足を運ばせる手法が増えている。代表的なのがアナ雪の歌で内容よりもヒットをさせるという手法。
まさに、そういう感じがしてならない。
ダークナイトのように、もう少しストレートに映画を楽しめて、面白かった、もう一度見に行こうと思わせる映画を期待したい。 シネマファン55号さん [映画館(字幕)] 6点(2021-02-07 00:39:36)

40.《ネタバレ》 昨年、映画館で見ましたが、物語も時系列も理解できず絶句したままエンドロール。
ただ、自分の頭が足りないのもあるので、評価せずに、DVDの発売を待っていました。

で、家でじっくり見てみましたが・・・ ヤッパリ解りません。
映画館で30%くらいだった理解度が、60%くらいにはなりましたが・・ アカンです。
名前の無い主役は、無知からスタートして、嘘に気付きながら、最後に全てを知る事になる。
一方ニールは、全てを知っていたかのようだ。そして、作戦の計画を指示したのは、この先の
未来で主役の男だと最後に明かす。
つまり、未来でニールに作戦を指示して、ニールが過去へ戻り、過去の自分と一緒に戦った?
肝心なこの部分でさえ、理解が追い付かないのに、空港のシーンや、高速道路のシーンに
スタルスクの戦闘シーンのドタバタでは、何を見ているのか????

「理解できればスゲー面白いよ」という感想を見て、果敢に挑んだつもりでしたが無理でした。
諦めます。 ホントは解らなかった映画に点数付ける気は無いんですが、判らない一方で
なんだか面白いものを見たような気持ちもあるので、最低点にはしません。
ただ、もう少し簡単なお話でお願いしたいですよ、ノーランさん。 グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 6点(2021-02-02 16:34:00)

39.どっと疲れました。もう理解することを諦めて、映像だけ見よう。と開き直って見たのですが、
目に入ってくる情報を脳が理解しようとしてしまうのか、もうしんどい。しんどい。1割も理解できなかったですけど・・・。
どうしてこんなに難解にしてしまったんでしょうか。全く楽しめませんでした。
でもなんかすごい大作見たような満足感はありました。 へまちさん [インターネット(字幕)] 4点(2021-01-24 14:04:47)

38.ああ、この映画がダウンロードでも鑑賞できるようになったんだ…と思いDLして再生するも、主人公が逆行弾を打った辺りの陳腐な映像表現に「興覚め」して再生を停止。その後、見なければと思いつつ、しかし結局何週間も観ずテン。 その代償行為でYouTubeに数多ある「これで貴方にもTenetの謎が判る‼」系の2次利用を数本観てますます興ざめというか面倒になって観る気うせてしまった稀有な映画でした…ちゃんちゃん。 crushersyuさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-01-14 11:33:37)

37.鑑賞後は、恐らく映画の半分は意味がわかってなかったと思う。でも面白かった。例えるなら、ものすごく複雑な動きのダンスを見せられた感じ。どんな風に動いたか正確にはわかんないんだけど、見てて面白いって感じだけ伝わるとゆーか。 なにわ君さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-10 11:42:24)

36.《ネタバレ》 ノーラン監督のスパイ映画愛に溢れた、それでいて実に珍妙で難解な作品だった。初見では、ハイウェイでのカーチェイス以降の展開に、頭がついていくのに必死だった。クライマックスの戦争シーンでは、何がどうなっているのかさっぱりわかっていなかった。それでも本作をもう一度観てみたくなったし、他人に本作について語りたくなるという、不思議な仕上がりの映画だった。逆行世界の珍妙な光景や、変テコなルール設定、妙に癖のある不思議な登場人物たち。鑑賞した後で、とにかくいろいろと議論したくなる映画であるのは間違いない。

映画的に質が高いかというと、難点が多いのは否めないだろう。個人的には、逆行が本格化する後半から急激に難解になるため、伏線回収の快感やタイムサスペンスのスリリングさ、そして感動的な人間ドラマが、その難解さのせいで伝わり辛くなっている気がした。正直に言うと、クライマックスシーンでは、逆行と順行の展開を考えるので頭がいっぱいになり、ニールの自己犠牲の尊さや、セイターとキャットのやり取りなどは、すぐに腹に落ちてこなかった。つまるところアクション描写が難解過ぎるせいで、本来映画が企図していたスリルや感動が低減しているのだ。ここはこの作品の最大の難点だと私は思う。

登場人物も癖はあるが、優れた人物造形かというと、そういうわけでもない。セイターには破局を望む理由をもう少し具体的に語らせてもよかったと思うし、キャットとの夫婦関係はちょっと無理くりな感じが否めない。キャスティングも今回はミスがあったのではないだろうか。ニールとキャットは、キャラクター設定と演者の年齢がフィットしていない気がする。一方で、主人公の造形はなかなか好みだった。任務遂行に命をかけるが、一般人の犠牲を良しとしないその性格。スパイのくせにスパイらしくないお人よしな性格は、観ていて好印象だった。特に冒頭のオペラハウスで、一般人を巻き込む爆弾が仕掛けられているとわかった瞬間、躊躇なく走り出した姿には痺れた。彼が自分自身のテネット(信条)を語る場面は少ないが、彼の行動パターンから、彼のテネット(信条)はしっかりと伝わった。 nakashiさん [映画館(字幕)] 7点(2020-11-15 21:19:49)

35.《ネタバレ》 うーん、なんか、既視感ありまくりで、7点。
超ネタバレ。

ドラえもんとか藤子F短編ばっかり読んでると、先が読めてしまう。
たとえば前半に黒ずくめの真っ黒いのと戦うところがあるが、これは主人公だろうなと、思うのではなく、気づく。

それと、時間遡行の原理が謎。
なぜ本人と出会ったときだけ対消滅が起きるのか?
反陽子的な振る舞いをするならあらゆる粒子と対消滅するだろうに。
まぁそれじゃ映画にならないか。
なんだろう、その他、炎は寒く、持ち込んだ酸素が必要という要素も、まずそれ自体が邪魔くさい要素なのにそれを生かしたシーンがほとんどない。
宇宙空間ライクに酸素を求めるシーンがあっても良かっただろうに。

前半の犯人捜しはなかなか良かった。
そこで出てくる奥さんがすごくきれいだった。
だが、背が高すぎるやろ。
警備の男性より背が高いので、本当に守られてるのか?感。

ラストの戦闘は全くなくて良かった。
あれ、奥さんと旦那のシーンを見るためにくそつまらん戦闘を見せられてる感。

あと、旦那が頃されるのもつまらん。
旦那を頃したら世界が終わる、というラインは残すべきだった。
死ぬにしてもたとえば主人公が頃すべきだった。
だって、

そうしないと、奥さんが未来から戻って頃す必要なく、あの時間軸の奥さんがどうにかして銃を持ち込んで旦那を頃せばいいだけって話になっちゃうじゃん。

あとラスト突如出て来た男誰?
誰それという説明はいらないんだけれど、誰?

ニールが奥さんの息子説は、ああ、そうかもねと。
彼の雇い主が主人公、これはベッタベタだったがこれはこれでよい。

要するに脚本が杜撰なんだよ。
惜しいんだけど、もっと完成度上げられるだろうという感じ。
単に一般客に数回見させたい勢いで書いたようにしか見えない。
この監督ならそんな次元を軽く飛び越えて新たな地平を見せてくれると信じてる。

インターステラーは10点だったが、これは「ブルーレイが出たら買ってやってもいい、映画館では二度と見ない」の7点。
一、二か月前のインターステラー再上映を映画館で見ておけば良かったと心底後悔した。 にんじんさん [映画館(字幕)] 7点(2020-11-11 00:02:22)

34.クリストファー・ノーランらしい映画で面白いのですが、インセプションほどのインパクトはありません。
精神世界ならともかく、物理現象で支配されている世界で、物理現象を無視するような内容なのは、納得がいきませんでした(理系の性なのか?)。 あきぴー@武蔵国さん [映画館(字幕)] 6点(2020-10-26 21:58:33)

33.《ネタバレ》 良作。3D全盛期にも3Dに走らなかったクリストファー・ノーラン監督は好きなのだが、すごい映像にこだわって、ストーリーに感情移入しにくいことが多い。本作もそんな感じ。ただ、2回目の鑑賞で色々な伏線が判明したというところは面白い感覚で、「カメラを止めるな!」を思い出した。
【ネタバレ注意】色んなパターンの“逆再生”を使っているけれど、それ自体が映像表現として“とてもすごい”感じはしない。順行と逆行の入り混じった表現はうまいと思うところもあるけれど、普通に考えて因果関係がおかしいのを勢いでごまかしてる気がしてならない。たとえば、クルマが横転して漏れたガソリンに火を付けられて、それで(炎上せずに)凍っただけで助かっていたけど、漏れたガソリンは逆行してきたクルマから流れ出たものなんだから、そもそもガソリンが気化したり、炎上したりしないのではないか。そもそもあのクルマが逆行時間で運転できるということは、回転ドアを通していたということなのだろうか(どうやって?) よく分からなかったのは逆行に必要なマスクで逆行時にはマスクが必須なはずだけれど、逆行してた人は全員マスクをしていた? 協力者(ニール)が普段マスクをしていないということは、逆行と順行を繰り返して過去にさかのぼっているのだよね? 本作のキーとなる「回転ドア」はセイターが管理しているのではないのだろうか。そんなに“部外者”がちょくちょく利用できるというのはおかしくないか? というか、そうでないなら、もっと警備を厳重にしておくべきなのでは? 時間をいじるものは何かしらパラドックスが起きるものではあるのだろうけど、けっこう設定が雑な印象を受けた。 mohnoさん [映画館(字幕)] 7点(2020-10-19 11:47:52)

32.《ネタバレ》 正直、コロナ収束までは完全自粛も已む無し、と腹は括っている。が、今作は別腹だ(文字通り死んでもIMAXで初日に観ると決めていた。モノのついでに『ミッドウェイ』まで観てしまったのは内緒)。

しかし、コレは……率直に、事前情報も無しに一回観ただけじゃどーにもならない映画に思えますですね。んでもって碌に理解もしてないのにレビューもクソも無いとも思うのだけど、とは言え今作、観客に理解とか納得とかキチンとさせてあげようという映画でないのも確かだろう。ならば、とりあえず初見での観たまま・感じたままを記しておくのも無意味ではないのかもと(だから近々に再見してなんか追記すると思います)。

ただ、話の大枠自体は割と単純、かつ結構「よくあるヤツ」に思える。世界を崩壊させかねない「アルゴリズム」。その悪用を企む敵と、それを防がんとする善玉の秘密組織(スパイ組織的なアレ)という。そこからの話の細かい展開の意味するトコロはほぼほぼ理解できなかった(特に主人公が「回転ドア」に入って以降はもう何がどーなってるのやら)のだが、率直に展開運びの全部が鮮やかにキレ好くキマッてるという訳でもない様にも思われたし(ラストなんか、かなり「アレッ」という感じで終わっちゃった様な気もする)、そこまで完成度高く内容の整合性が取れている訳でもない、という可能性も、実は大いにあるのではないか。

しかし、映像面の出来は正に圧巻だった。潤沢な製作費をひしひしと感じさせる、もはや今どき珍しいリアルにやっちゃった・つくっちゃった・建てちゃった各々のシーンも然ることながら、最大のコンセプトたる映像空間における部分的な「時間の逆行」をそこに被せていくCGのクオリティもこれも実写と中々区別のつかない超高品質ぶりで、150分の映像体験は確実に「今まで誰も観たことが無い」というユニークなクオリティを実現していた(ただこれは、チープでチンケなCGで塗り潰された様な『ミッドウェイ』に続けて今作を観た、ということが影響している可能性も捨て切れないが)。その他、ロケーション(風景)、小道具・乗り物、モブキャラに至るまでの各キャストの見映え&演技、更には肝心の個々のシーンの画づくりにせよ、どれを取っても全て監督が拘りに拘り抜いて(かつカネも惜しみなく使って贅沢に)つくり込んだ素晴らしい完成度であった。

結論、映像面の新規性・斬新さと、全体の(話の内容以外の)完成度の高さをもって、一旦のこの評価としたい。このうえ、話の内容の方の完成度が高いか低いかが判断可能になった時点で、±1というトコロだろうか。

※2020/10/18追記
2回目はIMAXレーザーGTにて。解説サイトを熟読して再見したら、おおよそ全ての場面で十分な理解が得られた様に思う。その意味では、高度なユニークさを備える難解さ、ではあったものの、いったん慣れればそこまで難解すぎるというワケでも無いし、整合性や理解するためのとっかかりは十分に用意された作品だと感じる。ただし、それでも逆行カーチェイス(特にアルゴリズムの動きの部分)と、主人公の腕の怪我の描写については、未だに若干の不可解さが残ったまま、である。

理解が追いついたことで再見時に印象に残ったのは、ニールの存在感である。特にラスト付近は彼の働きが(作戦行動上も、また作品のクライマックスとしても)最も肝心な部分であり、ここをイマイチ理解していなかった初見時とは異なり、終盤が気持ち的にも色々とだいぶん盛り上がって観終わることが出来た。2回目の方が確実に面白かったし、皆様もぜひ2回目を楽しみにしていただければと思います。

まあ、かなり細部までよく出来た話だとは思うが、同時に大枠はやはりシンプルな話だというコトも再度理解した。評点は据え置きで。 Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2020-10-18 02:49:07)

31.《ネタバレ》 時間と空間の魔術師、クリストファー・ノーラン監督の最新作を観てきました!!正直、内容の方はほとんど理解できなかったけど、「なんか凄い映画を観てしまった!!」感はビシバシ伝わりました!!その全体的な密度の濃さには素直に圧倒されたので、取り敢えず今は8点!レンタルされたもう一度見て、内容を確認してみます~。それで10点になるか6点になるか、どちらもあり得るのがまた凄い…。 かたゆきさん [映画館(字幕)] 8点(2020-10-17 22:30:21)

30.《ネタバレ》 わかっていたけど初見で理解出来るはずがなかった。
お陰様で後半はどんどん置いてきぼりを喰らう羽目に。全く説明する気がないしわからないけどDV野郎の自暴自棄な悪事を止めればいいんだな!わかったぜ!
今回はスパイアクションなのでノーラン風007をこれでもかと堪能できる。想像以上に主役のジョン・デビッド・ワシントンはチャーミングで魅力的でビックリ、可愛いぞ。周りの役者もかなり良いし相棒のニールも良い。

だけど映像的にはインセプションほどの目新しさも、ダンケルクほどのインパクトは無く、所詮は逆再生なので見慣れてくるとそこまでの面白さは無い。(まぁどうやって撮ったのだろうとは思いますが)
むしろ見所は飛行機を突っ込ませるシーンに驚き。ノーランの事だからマジでやったんだろうな、マジかマジかよとあのシーンが最も胸を滾らせてしまった。思えば007カジノロワイアルでもこんなシーンがあった気がするけどこちらの方が派手だぜ。

でも演出的には突然高速道路のバックしてくる車は新手のスタンド攻撃のような不気味さがあったり、尋問シーンの絶妙なおかしさが不穏だったりと巧さを感じますね。
設定的にも未来人がマジで話の上でしか出てこなかったり、アルゴリズム(2000代なら絶対ストラップが発売されてた)というものがマジでよくわからなかったりと面白さもありました。

ただ後半の戦場はインセプションの後半と同じく相変わらず面白さが無い。敵も見せない、なにか複雑な事をしてビルとか破壊したりするけれど景色もつまらない、しかも今回は謎の挟撃作戦のおかげで、ややこしさがこれでもかと上積みされているので純粋なアクションシーンとしては全然見れないのでけっこう残念。どうせだったら一人ぐらい対消滅して欲しかったぜ!

本作はこれまたノーランに一杯食わされた気分になる一度では全く理解できないなんとも面倒くさい作品でした。もう一度、いや、二度見れば面白いのかなぁ。とりあえず他のノーラン映画と違って映像的には若干インパクトには欠けました。

ラストもラストでドヤ顔の彼の理由もわからず、頭に疑問符が残ったまま席を立ち、とりあえず悔しくてパンフレットを買った。 えすえふさん [映画館(字幕)] 6点(2020-10-16 13:36:42)

29.《ネタバレ》 大分前に2テネット済ですが、感想書く暇がなかったためこのタイミングでの記載に。
1回目を見たときはノーラン映画をこれから見るというのに、上映前の時間つぶしに喫茶店に入ってしまいアイスコーヒーを飲むという愚行を犯したせいで、爆弾が爆発するのが先か膀胱が爆発するのが先かみたいな状況で見たため、非常に理解が追い付かなく苦戦しました。
が、1回目を鑑賞したあとでパンフレットや解説サイトなどで流れを把握してから鑑賞すると、すんなりと理解が追い付きました。
解説サイトで疑問点に上がっていたことも、そこを意識してみると大体理解できたので、そうなるととても楽しく感じられる映画でしたね。

親子で時間に関わるタイムマシン的なものが出てくる映画に出演しているのはなかなか感慨深い。デジャヴも単純な終盤トンデモ映画と見せかけて実は奥が深いループ物(ループ物と気づいていない人も多いけど)でしたが、こちらもある種のループ物。
ループ物に外れ無しという原則に当てはまった映画でしたね。

この映画、理解するのに何テネット必要なのかなと最初は思ってましたが、解説サイトというカンニング?したとはいえ2テネット目で大体疑問点が解消されましたし、そこまで難しい映画ではなかったなという印象(カンニングしたけど)。
ただ、ノーラン、見せ方が親切じゃないのは確かである。
冒頭でのテロの時にも誰が何をしていてそれが見つかり救出を演出したテロなのか、とか細かいところが解説されないし、なんのためのシーンなのかがよくわからん場面(冒頭の風車の中でのトレーニングなど。あれ無くても直接陸に戻れるよね?)などがあるが、あまりそういう整合性に気を配らないのはダークナイトライジングなどでも明らか。意図があるのは明確だが、なんの意図があるかはちゃんと示してくれない。
また終盤のアルゴリズムの奪回の件。さらっと映している為「え?セイター死んじゃったけど大丈夫?」となるが、セイターが死んだ時点で解体が完了しているのがあの演出だとわからない。だからみんなそこで混乱してしまう。アルゴリズムの完成形をきちんと表現していないのがまず不親切。たいていの映画だと、ああいう全てをひっくり返す兵器が出てきたら、それが完成したらドーンと完成形を見せるじゃないですか。もしくは未完成の場合も「ここにこの部品が入れば完成形!」というのをじっくり見せるのが普通。なのにそれをあえてしていない。
さらによくある映画だと、解体するシーンをもっと手元とか細かく見せて、セイターが死ぬシーンと交互に移しながら「解体タイミングが間に合うか!?」というところをスローなりフラッシュバック的な演出なりでわかりやすくするんだけど、そこは勢いでやっちゃってるのよね。インセプションだとそこはきちんと表現してたんだけど・・・
ちなみに爆弾爆発前に奪還することに意味があり、あそこに爆発とともにアルゴリズムが埋められてしまう(アルゴリズムが完成した状態で取り出せなくなる状況)と未来人がアルゴリズムを起動するから敗北という解釈があったが、それだとセイターが死ぬタイミングはいつでもよかった(電話で勝利宣言している間にさっさと撃ち殺してもなんの問題もない)ことになるため、辻褄が合わない。セイターの死ぬタイミング以外は筋が通るので良い解釈だとは思うけど・・・なのであの時点で解体が完了し、アルゴリズムが起動できなくなっているという話じゃないと辻褄が合わないのよね。まあ単にテネット側が勘違いしている可能性もあるんだけど、それを言ったら整合性とかどうでもよくなってしまう。ユーチューブのアクセス数と収入欲しさにダークソウルのトンデモ解釈を垂れ流して、公式に否定されたのに「公式が否定してもそういう解釈があるはずだ!」として取り下げない連中と同じになってしまう。

なので今回の作品はあえてなのかわからんけど、わかりにくい題材を猶更わかりにくく作っているノーランが悪いのです。それが意図的だったとはいえ、わからん=不満という意見が噴出するのも仕方ない。
とはいえ、わかるとそれなりにスッキリするので、複数回鑑賞は必須です。複数回鑑賞を必須とさせる時点で作品としてどうなのか?という話も当然ながらありますけどね。

しかしまあニールと主人公の関係性はエモいよね。女性人気が高まっているとのことで。映画館で映画を鑑賞できない体質の嫁さんのためにも、早くDVDを買って見させてあげたいなぁ。DVD早く出ないかなぁ
ちなみにマックス=ニール説は俺も反対です。そのほうがエモさが増えるのでそっちを推したいのもわからんではないけどね。 みーちゃんさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-16 11:15:56)

28.《ネタバレ》 事前に「時間が逆行する」「演者が逆再生の動きで演技した」というような事前情報を得ていたにもかかわらず、スッキリと理解することは出来ませんでした(笑)。なんとなくこうなんだろうなという予想は出来るものの、時間軸や人物の動きにおいて??な点が多かったですね。でも時間の逆行(あるかどうかは疑問です。もしかして量子領域ではあるのかもしれませんが。)をなるべくわかりやすく視覚化しようというノーラン監督の心意気みたいなものは感じられました。

唐突な話ですが、RPGを最初から攻略本を見ながらプレイするタイプの人間がいます。私もそうです。そうする理由は色々あると思いますが、私の場合は時間的な理由ではなく、いろいろ知った上でそれを実際に追体験することで得られる満足感を味わいたいからです。もしかするとTENETもそういう楽しみ方の方が合っているのかもしれません。映画は映画館で観るのが一番いいとは思いますが、この映画は自宅で、わからなくなったら場面を何度も巻き戻して理解できるまで見る、という見方のほうが楽しめるのかも知れません。

パンフレットは洋画にしては分厚いですが、日本語版の科学監修を行った大学の先生が時間逆行の解説を行っており、映画を理解する上で大変役立ちました。
その上でもう一度見るとかなりスッキリするんじゃないでしょうかね。

追記:
しょうがないので2回目を見ました。ようやく大体理解できました。細かい点でわからないことはあるんですがね。ただ、個人的には何回も見ないと完全に理解できない映画は映画としてどうかな、と思います。あと、1回目を見た時からときどきBGMが変になるなーと思っていましたが、逆行視点で場面が描かれているときはBGMも逆再生になっていたんですね。だから時々変なBGMになるんですね。今回ちゃんと内容が理解できたのでそういう意味では7点なのですが、1回で理解出来なかったのがくやしいので(笑)、6点のままです。 MASSさん [映画館(字幕)] 6点(2020-10-13 20:01:36)

27.ノーラン作品は大好きだし、奥深い映画も大好きなんですけど、これは難解すぎた。
大筋のストーリは理解できる。ただもう少し解説してくれないと動機が理解できんのだ。
カラクリを理解した上で2回目を見ないと何が起きているのかさっぱり分からん。

時間が進む世界で、時間が逆行するから、足し算しながら引き算するような計算をずっと頭の中でしないといけない。
で、その中で、あれ?と一瞬思ったらもう迷子になる。相当頭いい人しかついていけない。

いやー分からん、というのが大多数の感想なんだろう。「分からんけど面白かった」ではダメだ。
「考えるな、感じろ」というコピーも難解な映画に対する言い訳にしか見えない。
難解なものを観客にどうやって分かったふりにさせるか、が腕の見せ所だと思うので、
撮り方としては失敗したのではないかと思う。難解であることを美化するべきではない。 Keytusさん [映画館(字幕)] 4点(2020-10-13 11:47:55)

26.ノーラン監督らしく、どの作品も既視感のない、つまり新しい映画体験をさせてくれるという意味では、
本作も期待どおり(以上)だった。

普通に考えたら、1回観てもよくわからないような難解な映画は興行的には成功しづらいところだが、
本作はコロナによる自粛明けということもあり、新作の娯楽大作に飢えている私たちのニーズにマッチしていたし、
ノーラン印がついているし、眼前に展開されるアクションはスリリングで楽しいわけだから、難解とはいえ苦痛ではない、
ということも相まって、日本ではヒットしているようだ。

かくいう私も脳みそをフル稼働しながら観ていたが、終始「わかったような、わからなかったような」感じで、
致命的だったのは、ラスト近くでついにお手洗いを我慢できず席を立ってしまい、戻ってきたらエンドロールになっていたという、
全く笑えない失態を犯してしまったため、最後の5分間の出来事を連れに聞くしかなかったという体たらく(汗)

仕方ないので、もう一度、せっかくなのでIMAXで鑑賞しようと思います。 田吾作さん [映画館(字幕)] 7点(2020-10-12 15:43:39)

25.前評判通り、「??」連発だったが、それを考えさせない展開の早さと、派手なアクションのお陰で楽しめました。
世界観はシュタインズゲート。
吹き替えで観たかったな。 すたーちゃいるどさん [映画館(字幕)] 7点(2020-10-12 07:42:40)

24.設定と構成の超絶技巧を見せられる映画。それらを面白がれる人なら最高に面白い映画だろう。前作「ダンケルク」以降この方向性に走っているノーランに、ちょっと関心が離れていってます…。
時間の順行と逆行が同居している新しい映像を創造したのは感服するけど、この複雑な構成を理解したところで、話が面白いかというと…そんなに面白くないのでは…?
「インセプション」や「インターステラー」では凄まじい「想像力」を感じることができたが、本作ではそんなに感じられなかった。 eurekaさん [映画館(字幕)] 7点(2020-10-11 20:09:00)

23.事前の情報はCMで見た「時間を逆行」するらしい。ということと、何やらとても難しいらしい。という二点だけ。
で、結果なにも理解できなかったし、頭のなかグッチャグチャになったけど、面白かった!と自信をもって言えるし、また観たいと思った。
冒頭のシーンから引き込まれるし、次から次へミッションをこなしていくので、2時間半があっという間。解説が読みたくて、映画観た翌日パンフレット買いに行っちゃったよ。いつでも新しい世界を見せてくれるノーランはすごいね。これぞ映画だよ。
音楽はハンス・ジマーじゃないけど、重低音最高だったよ。 おとばんさん [映画館(字幕)] 9点(2020-10-11 19:30:37)

22.《ネタバレ》 ムチャクチャだな~

【ネタバレ】

でもまあ「時間の矢の逆行」を概念としてはっきりうちだしたのはエラいんでないかい?(ありそうで今までなかった?)
ずいぶん投げやりな感じで、説得力はまるでないし直感にも寄り添わないがなw。
挟撃作戦などもう少し説明してもよさそうなもんだが、早口でわざとごまかしてる、ように見えるのはマイナス点。

ラストもほとんど夢オチと変わらん。ただ現状ではそうせざるを得んのもわかるんで、だからこそ量子とか物語にしにくいわな。

でもまあ、みんなでおそれずチャレンジしていって、少しずつ真実に近づいていくしかないだろうな。
おれも、あなたも含めてな。 アンギラスさん [映画館(字幕)] 5点(2020-10-09 06:49:02)

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【点数情報】

Review人数 81人
平均点数 6.15点
000.00% line
100.00% line
211.23% line
344.94% line
467.41% line
51012.35% line
62429.63% line
72429.63% line
81012.35% line
922.47% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review7人
4 音楽評価 6.85点 Review7人
5 感泣評価 2.00点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2020年 93回
視覚効果賞 受賞 
美術賞 候補(ノミネート) 

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