みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
48.《ネタバレ》 ドイツ兵の乱行や極貧状態の民衆が必死に足掻く様が淡々と描かれている様子は、ドキュメンタリーチックに感じました。主人公の行動も殆どが周囲の保護と成り行き任せで、この辺りがある意味真実味を加えています。主人公を救ってくれたドイツ将校が戦犯として処刑されたという結末(と言うより、主人公が救おうと何らかの行動を起こさないこと)は不満ですが、まあ仕方が無いか。主人公がドイツ将校の前でピアノを弾くシーンと、エンディングロールでの演奏は素晴らしいです。少しでもクラシックピアノをかじった事がある人なら必見です。 【(^o^)y-~~~】さん 8点(2003-10-20 00:53:52) 47.前半あまりにも迫害シーンが惨いのでやりきれなくなりました。主人公の<生きる>への執着心が物凄く、人間のなかにある動物的本能を見た気がします。あの恐怖政治の下でプライドも人格をも殺されて、勝利など無い戦いをするより逃げることを選んだ彼の選択は臆病ではなく普通の人間の心理だと私は感じました。終盤のピアノのシーンは彼の人間としての心の叫びやピアノへの思いが籠めれているようで、ボロボロな状況下の美しい音色がなんとも悲しく胸が熱くなりました。賛否両論の様ですが、私的にはかなりの秀作と思っています。 【ステラ】さん 8点(2003-10-17 06:10:35) 46.只の再現ドラマだっ、文句あるかっっ!って言っちゃえば良かったんじゃん? 【ぽろぽろ】さん 8点(2003-10-03 09:46:54) 45.《ネタバレ》 大まかな内容は、観る前から想像がつく。それでも引き込まれるのは、誰もが状況次第で、とてつもなく非情になりうるという現実の重さ故でしょうか。爆撃を受けたときのリアルな耳鳴り、そして緊張の果てのユーモアが秀逸です。 【coco2】さん 8点(2003-09-23 13:36:04) 44.自分だけでも生きよう・助かろう、と、生に強い執着を示す主人公。愛する家族とも別れ、彼には複雑な感情が渦巻いていたはずだが、あえてそれを前面に押し出さず、淡々と進むストーリーが、かえって色々なことを感じさせてくれた。 【ぷっきぃ】さん 8点(2003-09-22 03:55:07) 43.私は戦争映画は苦手で、普段はあまりすすんで観ないのですが、ピアノ関連の映画は好きなので、どうしても観たくて観ました。確かに内容としては、想像以上にまっすぐに表現されていて重かったですが、その重さとピアノのメロディの美しさと…混ざり合わさって、今まで味わったことのない気持ちになりました。あと、ピアノを弾くふりをするシーンはとても素敵でした。 【ckeru】さん 8点(2003-09-21 21:19:38) 42.重いテーマでしたが、私は最後まで飽きずに見ることができました。ホロコーストや戦争を題材にした映画が好きなこともありますが、こんな残虐なことが実際にあったなんて・・・平和な時代・国に生まれた私には映画の中でしか見ることのできない世界です。主人公が最初から最後まで難しい顔をしているのも真実味があってよかったと思います。 【ゆり】さん 8点(2003-09-15 23:30:33) 41.観終わった後に、感動したとか面白かったという気持ちは残りませんでした。ですが、この映画は素晴らしく、一生心に残ると思います。人を人と思わず簡単に殺してしまう残虐性がとても鮮明に映し出されていました。戦争は絶対にあってはならないものだと再認識させられました。 【銀次】さん 8点(2003-09-08 16:02:32) 40.ホロコーストを題材にした映画・ドラマ・小説等に接する度にイタリアと共に、ドイツと三国同盟を結んでいた日本のことを思うと罪悪感を覚える。杉原千畝のような日本人がいた事を、精神の均衡を保つよりどころにしているのだが・・・また、日本軍のアジア各国での蛮行に思いが及ぶ。ユダヤ人達に残虐行為をしていたドイツ兵達がことさら残虐性を持った人間を集めた集団でなくごく普通の人間の集まりだったろうと思うとより重苦しいものを感じてしまう。 【虎太郎】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-09-08 00:30:06) 39.よくある戦争映画なら主人公は敵に立ち向かい、勝利するか敗北するかというところを、シュピルマンはあちこちで助けられ、自分は仲間の反乱にも参加せず、実話じゃなければこういう行動はどうかと批判してしまいがちだが、この時代の状況やシュピルマンのその後の生き方を考えると、彼の行動は正しく、意味のあることだと思います。どうしても生き延びたいがための行動、考えさせられました。 【スリーオー】さん 8点(2003-09-07 12:55:21) 38.シュピルマンの生への執着というか、必死さにはただ圧倒された。しかし、特技って大事ですよね。彼はピアノの才能があったからこそ戦乱の中を生き延びる事ができた。もし、自分があんな状況に陥ったら、果たして生き残れるだろうか。いや、無理っぽい・・・。 しかし、シュピルマンのように最後まで諦めないで生き続ける事がなにより肝心だと思った。 【きのすけ】さん 8点(2003-08-30 22:57:21) 37.正直目を背けたくなるぐらい残酷で冷酷な虐殺シーン。重いです。なのに、淡々と進んでいく。すごいですね、これが実話なんて。ところで、彼はナチスの将校に見つかった時に絶対缶詰を放さなかったですよね。多分、誰しもそうなるように思います。やはり、戦争は嫌です。でも、過去の歴史を直視しないことには戦争はなくならないのではないでしょうか。そう、考えさせる、映画です。 【キャラメルりんご】さん 8点(2003-08-24 23:43:47) 36.戦争映画ってこういうのが理想じゃないですかね。リアルにできててすごくよかったと思います。そりゃー単に映画としては友情や恋愛で感動がすさまじくあったりしたわけじゃないですけど、戦争を「絶対やってはいけない」って伝えられる映画だったと思います。 【幕末魂】さん 8点(2003-07-05 21:17:54) 35.《ネタバレ》 事実を淡々と描いている姿勢に好感を持ちました。声高に主張はしないけど、戦争の悲惨さがジンジンと伝わってくるような映画でした。印象に残ったのは、ドイツ軍の将校の前でピアノを弾く姿です。いろいろな映画の中でこのシーンのためにこの映画を撮ったのかと思われるシーンが時にありますが、このシーンもそんな感じでした。ただただ圧倒されました。お前は誰だと聞かれ「ピアニスト」と簡潔に答えるシーンも印象的でした(この部分字幕は違っていたようにも思いますが)。自分というものをこんなにも簡潔に答えられることに羨ましさを感じました。原題である『ピアニスト』もここから来ているのかもしれません。 【tocchan】さん 8点(2003-07-03 18:55:03) 34.すごい映画ですね。ナチスのユダヤ人ホロコーストがどうのこうのという映画ではなくて、最後のドイツ人将校と主人公のやり取りを観るためだけの映画だと思います。単純に感動しました。 【すけさん】さん 8点(2003-06-18 22:44:01) 33.銃殺シーンが怖かった。ラストのドイツ人の立場が見てて辛かった。 【ネフェルタリ】さん 8点(2003-06-17 22:22:43) 32.この映画を観て、自分の中で戦争はイカンという気持ちが更に強固になった気がする。でもシンドラーのリストの方がズシンときたかな。 【sima】さん 8点(2003-06-16 20:45:32) 31.ユダヤ人ネタとしては本当は比較してはいけないのだけれど、あたしは「シンドラーのリスト」よりはるかに上をいっているのではないかと思う。ユダヤ人の中の可哀想な面を見せるだけでなく、狡猾な面を見せる事で、戦争の狂気というのを見事に見せつける事に成功したのではないかなぁ。戦争映画好きとしては7.5cm歩兵砲(だと思うが)の射撃のシーンなんかはかなりしっかりと作られているようで感心したのだけど、自動拳銃の音が異様に大きかったりして、これって演出として音を大きくしたのかな、なんて思ってます。あと、これは映画への問題でなくて、邦題の問題なんですけど、ちょっと映画に合っていないような気がします。「戦場の~」という付け方で戦時下のユダヤ人ピアニストの生き様を見せつけようとしてるのだろうけど、実際のピアノを弾く場面はあのドイツ将校の前での1度で肩透かしを喰らったような感じが否めないです。 【奥州亭三景】さん 8点(2003-05-23 18:44:12) 30.映画館で初めて泣きました。特にエンドロールの時は涙が止まんなかった。他の戦争映画に見られる偏りが無くて、終始淡々と客観的に描くところには好感が持てました。カメラワークや演出も素晴らしい。すなおにいい作品だと思えました 【驢馬賭DE弐瑯】さん 8点(2003-05-20 15:36:39) 29.ユダヤ人の迫害を扱った映画は重すぎて見続けるのがつらい。戦争はやはり女子供年寄りの弱いものから死んでいくのを改めて実感。ゲットーを脱出してからは、スリルの連続で重苦しさから開放された。生き残ったので、ほっとした。ソ連軍にドイツ兵と間違われて撃ち殺されたらしゃれにならんからね。 【ジブラルタの星】さん 8点(2003-05-19 23:43:33)
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