みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
161.ロマンスとしてはあまり惹かれる話ではないのですが、リックの店での絡み合う登場人物の様々な思惑に、絡み合う様々な視線。その人間模様の見せ方が見事な作品だと思います。 また、作品に漲る反ナチスの感情は戦時中に作られた映画なので非常に力強いものがあります。リックの店でドイツ人が歌うのに対抗し”ラ・マルセイエーズ”を合唱するシーンには特にその力強さを感じました。その時代を生きた人達によってその時代に撮られた映画だからこその力強さを感じます。 本作のイングリッド・バーグマンの美しさは強烈に印象に残ります。彼女の撮り方にもその美しさをいかに際立たせるかという相当なこだわりも感じられるし、彼女のその美しさとともに映画史に残り語り継がれていく作品なんだなと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-22 01:35:26) 160.アカデミー賞作品賞映画だし、ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマンの主演とあれば文句のつけようがないはずだが、私はそれほど高く評価しないし好きな映画というほどでもない。 この映画を見て以来、ハンフリー・ボガートの気取った格好つけの演技が嫌いになり、それは「ケイン号の叛乱」を見るまで続いた。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-09 09:11:39) 159.AFIアメリカ映画ベスト100の3位なだけに構えて観賞しました。 1位、2位は私のような映画素人など寄せ付けないないような重厚な作品です。 しかし、この3位は、意外にも軽いタッチの作品でした。 これが3位?という感じですが、やはり「アメリカ万歳」的な作品だからでしょうか。 戦時中の悲劇ではなく、最後の粋な計らいで後味よい洒落た作品に仕上がっていますが、それゆえにちょっと安っぽさを感じます。 とはいえ主人公とヒロイン・・・スクリーンや大画面のアップに堪えられるとはまさにこのこと。 「君の瞳に乾杯」はちょっと安売りしすぎでしょう。劇中2回まででいいでしょう(^^; 【午の若丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-21 15:53:00) 158.2011年2月28日、第83回アカデミー賞を目前に控え、作品賞歴代82作品の中で、第1位に選ばれたのが この「カサブランカ」だという事で、早速鑑賞してみました。・・・めちゃめちゃ期待して損した・・。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2011-03-01 23:54:33) 157.《ネタバレ》 通行証を「くれ」「やらない」のやりとりは見ててあまり気持ちの良いものではないけど、飛行場での緊張感あふれる展開はとても良かった。「少佐が撃たれた… 犯人を捜せ!」 この言葉にほとんど持っていかれたような気がするけど(小さくガッツポーズしてた自分がいる)、それ以外も決して退屈はしなかったし、格調の高さが感じられるTHE・名画といった印象。「君の瞳に乾杯」の元祖に乾杯したい。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-02-25 00:09:36) 156.カッコよすぎます、ボガート。とても普通の人間には真似できませんがね・・・???男同士の友情も良かったです。 【白い男】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-02-23 00:53:49) 155.久しぶりの鑑賞で、昔と違う視点で見ることができますね。しゃれたせりふ回しや意訳など、そちらも楽しめました。ラストが粋でしたね。こちらでもハンフリー・ボガートは「アフリカの女王」につながる船長は結婚式が挙げられると言っていますね。同一人物と思えないくらいの演技、さすがです。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-27 21:34:58) 154.《ネタバレ》 典型的古典名作と誉れ高き本作品 正直うーーんな内容で(期待度が高すぎたか…) あまり面白味を感じなかったなぁ 全般的に ボガートのキザなセリフ 例の有名なセリフもいいけど「昨日は? 昔のことは忘れた 今夜は? 先のことはわからない(チョットうる覚え)」のほうがびっくりしました うるうるお目目のバーグマンは確かにキレイだけど都合のいい女な気が… 制作時の状況を考えれば(戦中ですしね)不安な女の心情をうまく表現していたと解釈します まぁいかにもアメリカ人が好きそうな展開で(AFIベストムービー100第3位!)映画的にいい勉強にナリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-11-15 08:42:33) 153.都合の良さバンザイ。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-20 21:12:57) 152.バーグマンはさすがに美しく、ボギーはキザでかっこいいけど女々しいところも見せています。「名画」の名に恥じない出来ではあるけど、絶賛するほどでもないと思います。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-24 17:55:56) 151.《ネタバレ》 イングリッド・バーグマンがもう、無茶苦茶素敵でした!2人の男を愛してしまうイルザには若干イラつきましたが、人間生きてるとそういう事もあるんでしょうね。途中眠くなってしまったけど、つまらないからじゃなくて、心地良かったから。深夜にボ~っと見て眠りにつくのも良さそうです。今後、また何度か見たくなりそうな予感を感じさせる映画でした。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-04 21:35:06) 150.《ネタバレ》 サスペンスとラブロマンスが絡み合って結論から言うと最高と言いたいのですが、どうも私には、モロッコ、カサブランカ、という地名に馴染むことができず、時代背景を描く前半15分が退屈でなりません。 リックとラズロ、二人を同時に愛しているイルザに、な~んか…ズル賢く感じてしまうのは私だけでしょうか? これが反対に、二人の女を同時に愛する男と設定を変えたら、女性はその男に共感できるのでしょうか? 製作中も、どちらの男がイルザとアメリカに行くか決まってなかったそうですが、一番美味しい役を演じたのは、やはりハンフリー・ボガードだと思います。 この時43歳のボガード……う~ん、私には60歳くらいにみえる。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-17 08:13:07) 149.身勝手なナルシストぶりがどうにもこうにも鼻持ちならない二股女イルザと、都合のいい男に甘んじるやせ我慢ぶりが痛々しいキザ男リック。これ見よがしなダラダラとした絡みのよろめきドラマは陳腐の極みで白け返ります。真に男らしいルノー署長に敬意を表してプラス3点。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-10-11 17:34:07) 148.《ネタバレ》 イルザは尊敬する活動家ラズロと恋に落ちて結婚する。が、夫は捕まり、処刑されたと聞く。パリで失意のどん底にいたときリックと知り合い、本当の恋を知る。夫への愛は尊敬にすぎなかった。パリ陥落の日、二人は脱出を決め、駅で待ち合わすがイルザは来ない。手紙が残され「一緒に行けない。理由は言えない。でも信じて、愛してる」以後リックは人間不信に。カサブランカで再会。イルザは事情を説明しようとするが、話を聞こうともしないリック。だがどうして通行証が必要となり、リックに嘆願。さらに拳銃で脅す。ひるまないリックに泣き崩れて、事情を説明。自分は残るから夫だけを脱出させてと頼む。「愛しているわ。今でも。もう離れられない。こんなに愛してしまうなんて」これでリックの心が大きくゆれる。そこへラズロが来て、「妻だけでも逃がしてくれ」二人を脱出させるつもりになったリックは、策を弄し、イルザに本心を告げず、空港へ。三者ともども傷心の別れ。リックは二人を逃がすと決めたとき自分は残り、死ぬつもりだったのでしょう。署長がラズロを逮捕して、事態は変りましたが、二人を逃がしたあと殺されるのは確実です。愛した女のためなら。男のダンディズム。イルザの気持ちをどこまで理解できるで映画の評価が違ってきます。「Here's looking at you、 kid.」は二人の合言葉。「君を見ている僕がここにいる」という意味で、意訳すれば「君に夢中さ」パリで三度、最後の別れの場面で一度。パリ時代の二人に戻った瞬間でした。好きな場面:パリ陥落の日。リックは脱出し、結婚しようという。ためらう女。最後のキス。女の手がグラスに当りこぼれる。雨の駅。来ない女。雨でにじむ手紙。二人の感情を見事に演出したシーケンスです。気になった点:①リックが通行証を入手したのはたなぼた。これがドラマとして弱い。②ウガーテは通行証を何故リックに預けたのか。そもそも警察の目のあるところで取引するのが無謀。③サムはピアノが弾けない。手が音楽とあっていない④ルーレットで好きな目が出せるのにどうして負けるの?「今日は2万負けている」といわれ、金庫からお金を取り出す場面があった。⑤サムは置きざり?⑥一人でのこのこ空港へやって来た大佐に乾杯。普通部下を向かわせる。⑦ドイツ軍はどうしてラズロを拘束しない。ラズロが本名を名乗ったとき驚いた。妙に紳士的。⑧署長、何も水にあたらなくても。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-27 10:18:08) 147.《ネタバレ》 ボギー演じるリックはキザキザで「くっさ~」だけどやっぱカッコいい。 イングリッド・バーグマンは美しいですがイルザのキャラが弱く、ヒロインというよりリックを引き立てる助演みたいな役。 クロード・レインズは飄々として「スミス都へ行く」とは違ったイメージ、悪徳議員よりチョイ悪な署長の方が本人楽しいかもね。 一夜のアバンチュールを邪魔されてもリックとの友情にヒビは入らず、最後はいいトコ見せてくれる。 リックの白いタキシードや夜霧の飛行場は「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」に影響を与えてそう。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-30 00:03:55) 146.やたらカッコつけているだけの、スカスカ映画という感じ。 もとが舞台劇なんだそうで、どうりでカフェの場面から変わらないわけだ。 歴史が覚えられるかも?と思って観てみたけど、リアリティがなくて、あまり勉強にならない内容だった。 舞台は戦時だけど、戦闘シーンなんて全くなかったし。 アクションも何もなくて、顔アップとかどうでもいい会話ばっかりの、本当に退屈な内容。 せめてカラーだったら、もうちょっと印象も違っていたかもしれないけど。 アカデミーを取ったのは、反ファシズムのメッセージが 当時の世相にぴったりマッチしたからだと思う、でも今となっては…。 【且】さん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2009-07-15 09:02:43) 145.数百の映画は観ているだろう私でしたが、カサブランカという誰でも知ってる映画を初めて観ました。セリフ、字幕ともにシンプルなんですね。水野晴郎さんの「いや~映画って本当に素晴らしいものですね!」という感動がありました。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-01 14:20:21) 144.バーグマンさんの瞳にしびれました。あんな女優はもう出てこないのかな。 【色鉛筆】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-08-22 21:44:17) 143.《ネタバレ》 久々に鑑賞してみて、あれ?こんな感じだったんだね、という印象。超ビッグスターの共演でのメロドラマ、独り歩きし過ぎたいくつかの名セリフのせいで、本質を見失いやすい種類の作品です。ラブストーリーというよりは当時のような世界情勢下に置かれた人々、とりわけ若者たちが、その逆境の中でたくましく生きている、生きていかざるを得ない、そんな状況なのにそこで交わされる会話はさり気なくクールでおしゃれ。そこにしびれるわけなのです。当時のカサブランカという微妙な場所で、昔別れた男女が再開してまた別れる。人がただ通り過ぎるだけの土地。実は極めて叙事的な作品なのかもしれない。イングリットバーグマンはとにかく美しく品があり、目がキラキラしていて、誰もがメロメロになるでしょう。余談ですが同じようなストーリーの「脱出」の方が、会話はウィットがきいて面白みがあります。そして何と言っても特異な魅力を放つローレンバコールの存在感が物凄いです。当時の女優って日本の同世代の女子の目にはどう映っていたんでしょう。日本でも戦後間も無く公開されたと思うのですが、そりゃアメリカ人の美しさとカッコ良さに度肝を抜かれた事でしょう。戦後復興の子供世代の私なぞは、ジュリーのあの歌が頭の中で流れます。ボギー、ボギー、あんたの時代は良かった。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2008-03-20 10:48:54) 142.ボガードかっこいい! バーグマン美しい!。ストーリーはたいしたことはないのですが、主演のお二人があまりにも素晴らしくてこの点数になってしまいました。ストーリー重視の私としては珍しいことです。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-04 01:00:57)
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