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ミスト

The Mist
2007年【米】 上映時間:125分
ドラマホラーミステリー小説の映画化
[ミスト]
新規登録(2008-03-10)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2014-11-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-05-10)


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監督フランク・ダラボン
助監督K・C・コーウェル
グレゴリー・ニコテロ(第二班監督)
キャストトーマス・ジェーン(男優)デヴィッド・ドレイトン
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女優)ミセス・カーモディ
ローリー・ホールデン(女優)アマンダ・ダンフリー
アンドレ・ブラウアー(男優)ブレント・ノートン
トビー・ジョーンズ(男優)オリー・ウィークス
ウィリアム・サドラー(男優)ジム・グロンディン
ジェフリー・デマン(男優)ダン・ミラー
フランシス・スターンハーゲン(女優)アイリーン・レプラー
クリス・オーウェン(男優)ノーム
デヴィッド・ジェンセン〔男優・1952年生〕(男優)マイロン
アレクサ・ダヴァロス(女優)サリー
ネイサン・ギャンブル(男優)ビリー・ドレイトン
堀内賢雄デヴィッド・ドレイトン(日本語吹き替え版)
宮寺智子ミセス・カーモディ(日本語吹き替え版)
日野由利加アマンダ・ダンフリー(日本語吹き替え版)
古澤徹ブレント・ノートン(日本語吹き替え版)
茶風林オリー・ウィークス(日本語吹き替え版)
辻親八ジム・グロンディン(日本語吹き替え版)
佐藤利奈ビリー・ドレイトン(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
佐々木敏ダン・ミラー(日本語吹き替え版)
原作スティーヴン・キング『霧』(扶桑社刊『スケルトン・クルー1 骸骨乗組員』所収)/『霧』(『闇の展覧会―霧』所収)
脚本フランク・ダラボン
音楽マーク・アイシャム
製作フランク・ダラボン
ディメンション・フィルムズ
製作総指揮ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー
K.N.B. EFX Group Inc.
ジェイク・ガーバー
特撮K.N.B. EFX Group Inc.(特殊効果)
カフェFX社(視覚効果)
グレゴリー・ニコテロ(クリーチャー効果)
美術グレゴリー・メルトン(プロダクション・デザイン)
ハワード・バーガー(クリーチャー・デザイン)
グレゴリー・ニコテロ(クリーチャー・デザイン)
録音マーク・A・マンジーニ
エリオット・タイソン
字幕翻訳松浦美奈
その他ジェイク・ガーバー(パペット操演)
スティーヴン・キング(スペシャル・サンクス)
あらすじ
メイン州の田舎町。凄まじい嵐が過ぎ去った翌朝、 買出しに来た住民で賑わっていたスーパーマーケットは まったく視界が利かなくなるほどの霧につつまれる。 霧の中には得も言われぬ恐ろしい〝何か〟が潜んでいた…。

ヒゲ太】さん(2008-06-01)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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224.《ネタバレ》 ひどい!!!!!!
オリーさんが死ぬなんてあんまりだ!!!!!!
ひどすぎる!!!!
もう2年以上レビューしてなかったダメメンバーだけどあんまりにもオリーさんの死が悲しすぎて久々のレビューだよこのやろう!!!!! らいぜんさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-31 22:39:08)(笑:1票)

223.《ネタバレ》 良かった点としては、舞台がスーパーマケットという日常空間である事が面白かったし、
ドリームキャッチャーでも感じたが、何か大変な事が起きる予感、ってのが
良く出ている作品で、冒頭話に引き込む力は凄かった。

最近、映画のテーマを考えながら見るのが、マイブームなので、この映画のテーマを分析すると・・・
1.諦めたらそこで試合終了。
2.極限状態での人間の弱さ、怖さ、エゴ。
って感じだったが、このテーマを強く訴えようとした作品ではなかった気がする。

面白いと感じた部分としては、最後まで諦めてはいけないというテーマを
主人公の失敗によって表現している点だと思う。普通に考えれば、最後まで
諦めない主人公の姿勢から、同様のテーマを感じるが、この映画では、
最後に諦めてしまうという反則ぎみの行動に出る。
その諦めに対する失敗、後悔によってテーマを訴えている気がする。
ただ、思うに別にコレをテーマとして訴えようとしたわけではなく
物語のオチを強引につける為に、諦めさせているだけな気がする。

大規模なパニック物は、軍など第三者の力によって解決する物が多いが
それでは弱い物が強い物に勝つカタルシスがなく、話のオチがないように感じる。
そこで意外性のある展開で、強引にオチをつけているだけという感じがした。
もしも、この展開にテーマを持たせようと思うなら、その後の主人公が必要ではないか?と思う。
後悔の苦悩、その先の答えにテーマがあり、感動を呼ぶのではないか?

二つ目のテーマ、人間の弱さ、怖さに関しては、それを解決する手段が
暴力によって解決していた点が、共感できない。
うっとうしいカルト女を射殺したところで、多少の爽快感はあるものの
それが道徳的に正しいとは思えない。撃った人物が、そのことで後悔し、
苦悩するっとかあれば、まだ、人間の醜さ、怖さを暴力によって押さえつける事の、
愚かさとかが出てよい気がするのだが、対立に対する解決方法が
負の回答では、見ていてスッキリしない。

また、冒頭から息子を気遣う主人公から、物語のテーマが家族愛か?とも
思ったが、最終的な行動が全く反する物で、一貫性が取れてない気がする。


スティーブンキングの、日常空間におけるパニック物を題材として
衝撃的なラストをくっつけただけの、企画物映画って感想。 六爺さん [DVD(吹替)] 5点(2008-10-05 14:48:38)(良:1票)

222.《ネタバレ》 「キングのファンとしては、割と原作のイメージに忠実であるというだけで嬉しかった。タコ足の登場シーンでは普通なら失笑してると思うけど、「うわ、懐かしー」と喜んでしまった。そうそう、数あるキングの小説のなかでも『霧』は飛び抜けてB級風味が強いんだよね。

ラストの賛否が分かれるのは当たり前。ただ正直な話、原作のぼやけた幕切れよりは数段ましだと思う。微かな希望を暗示する結末ではあったが、はっきりいってお茶を濁して終わった印象だった。キング本人が映画版の結末を認めたのも、あの中篇の最大の欠点がそこにあると自覚していたからじゃないだろうか。

このラストはあざといといえばそれまでだが、作品のコンセプトが明快になったのも確かだと思う。つまりは、ときには災難それ自体よりも人の恐怖心やパニック、絶望のほうが命取りになり得る、ということ。誰も指摘しないのが不思議だけれど、この作品の状況設定はスーパーマーケットに閉じ込められる『ゾンビ』によく似ている。『ゾンビ』の方は人間同士の悪意によって自滅するのに対し、こちらは精神的な脆さに焦点がある。仮に異次元の怪物ではなく大規模な自然災害を題材に選んだとしても、似たようなストーリーが成立したはずだ。

冷静に振り返れば、実は人々が冷静、かつ用心深くさえいれば、死傷者は半減しただろう。怪我人が霧中に危険があると証言した時点で、そこに留まって警察や軍隊の救援を待つというごく当たり前の判断をしていればよかったのだ。遭難したときに下手に動かずレスキューを待つのが賢いのと一緒で。ところが恐怖という感情は厄介なことに、伝染する。スーパーから逃げ出すはめになったのは恐怖心に支配された群衆のせいだが、逃避行に最悪の形で終止符を打ったのは、自分たちの恐怖心のせいだ。そもそも冷静に考えれば、工夫次第でさらに生き延びることができたはずではないか? 最後に再登場するあの母親が、もう一歩で助かり得たのだという冷厳な事実を突きつける。

ところでこの狂信者の女、アメリカ人からするとどれだけリアリティが感じられるキャラクターなのか、気になるところだ。日本人からすればこいつに惑わされるなんて絶対ありえないように思うが……いや、細木数子みたいなのがいれば数人は騙されるのか? no oneさん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-26 11:56:27)(良:1票)

221.《ネタバレ》 ここまで嫌悪感しかおぼえない映画は久し振りに観た。
ありがちなモンスター映画を装い、観客に毒を吐き絶望と嫌悪の底に突き落とす映画だ。
映画制作者の姿勢として最低。

キングの中編小説『霧』は何年も前に読んで、漠然とした恐怖が印象に残ったが
敢えて霧の中で終わる小説からは、まだ救いを想像することも出来た。
だが映画には希望どころか情けの欠片もない(知性もない)。
何しろ、小説で霧の中に踏み出していった主人公たちの、悪趣味な結末を映画は描いている。
それも無駄に丁寧に、ダラダラと時間をかけて、真綿で首を絞めるように如何に救いがない状況か見せつけ、あの結末に至る。
演出の技は認める。が、あの無駄に皮肉めいた結末は、悪乗りとしか言いようがない。
今までダラボン監督作品は好きな部類だったが、この映画の記憶が褪せるまでは観ないだろう。

もう一つ、この映画が最悪なのは、
結末変更を提案された原作者・キングに『思い付いていれば原作もこの結末にしただろう』等と
今更余計なひとことを言わせてしまったことだ。
そりゃないぜ。 i-loopさん [DVD(字幕)] 1点(2008-09-21 02:44:04)(良:1票)

220.《ネタバレ》 のっけからB級オーラとニオイがぷんぷんで、なんとも身震いするほどうれしい映画である。怪物の造型もOK。教(狂)祖と化したオバちゃんを「バン!」もOK。なんかスカッとしちゃったけど、きっとこの監督も昔からこの手の映画に出てくるこういう輩を何とかしたいと思っていたに違いない。ただ、それが行き過ぎて主人公たちまで「バン!バン!バン!バン!」。。。これはいけない。気前よく映画化はさせるくせに、すぐケチをつけるキング氏は、このラストを相当気に入ったそうだが、今回こそ違うだろう!!と思うのだが。せっかくいい感じで観てたのに、後味悪い点は大きなマイナスである。ただ、子供が親父に「奴らに僕を殺させないでね」という何とも違和感のある日本語訳は、このラストのためだったのかと、なんとなく納得しながらも、このDVDを購入するかはいまだに悩んでいる。もう一つ気に入らないのは、最後に勝ち誇った顔でトラックの荷台に乗っかって登場した母親・・・自分の子供のために人を巻き込もうとしたあなたは、ハッキリ言って自己中です。
リニアさん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-16 11:51:59)(良:1票)

219.《ネタバレ》 2008年公開の最高傑作、ダークナイトさえなければ、間違いなく1位をさらっていた。ここまで引き込まれるサスペンス/ホラーがあるだろうか。「異次元の怪物」という一見してチープなモチーフとは裏腹に、この人間がもちうる狂気は何だ!集団心理、極限の状態に追い込まれた者が理性から狂った宗教へ転落する様、すべてがリアルすぎる!まるで自分があのスーパーに閉じ込められたような気になる、まるごと劇場ごと。そんな空気さえ形成させるほどの撮り方、これはうますぎる。キング作品のもつ雰囲気・特徴を見事、撮影に実現させしめた。DVDでは半減、劇場で見なければ意味がない。何よりもこのラストよ、驚愕、衝撃、唖然、言語を絶するとはこのことよ。鳥肌がたって劇場を去ることができなかった。とにかく何よりもまず観てほしい、部屋を暗くして、液晶テレビで、大型32型以上で、5.1CHサラウンドで! JUKEさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-10 23:08:36)(良:1票)

218.《ネタバレ》 単純にラストが悪趣味すぎてのこの点数です。
ラストシーンはオリジナルストーリーなわけですが、原作がとても好きなだけに、そこがどうにも好きになれないです。いや、なかなか意地悪でおもしろいのもわかるけど、謎の霧に覆われた絶望的な世界をこれからも必死で生き抜いてほしいんですよ。息子と共に。息子とした約束を破ってまで。弱虫は嫌いです。

もし自分が息子撃ち殺した後に救助がやってきたら…自殺しますね。でもその前に息子は少なくても自分の手で殺したりしません。なにがあってもね。 HAMEOさん [映画館(字幕)] 4点(2008-07-02 21:02:14)(良:1票)

217. 俗に言う『死亡フラグ』や『生存フラグ』の概念を打ち砕き、誰が生き残り誰が死ぬのか予想できませんでした(死にそうな人が生き残り生き残りそうな人が死ぬと言う訳でもありません)。
 オチも予想できなくは無かったのですが、その見せ方がとんでもなく上手いです。アノ人の姿を見た瞬間『やられた!』と素直に感心しました。
 主要人物一人一人にも『人間味』というものが凄くあり、映画的な行動や考えはあまり観られず、非常にリアルな世界を感じれました。
 サイトなどを見てみると、パニックホラーっぽく見えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。パニックホラー的な状況に陥った人間たちの物語がメインで、霧やその中の存在はあくまで舞台でしかありません、ジャンル的には『アクション(怪物と戦う)』ではなく『ドラマ』や、不適切な表現かもしれませんが『人間学的ハードSF(私的にはそう感じましたが、科学的ハードさは皆無です)』に分類できる気がします。 
 『この子と約束した必ず守ると』このキャッチフレーズ考えた方は間違いなく天才だ!観る前と後ではこの言葉の意味が全く異なります。
 設定は違いますが、映画の『サイレントヒル』よりもサイレントヒルっぽかったので、あのゲームの雰囲気が好きな方は気に入ると思います。
 ラストに関しては、私個人としてはスタッフロールの最後に銃声が一発鳴り響いてくれたら10点付けても良かったです。まぁ、そこら辺の結末は我々自身で決めて欲しかったのではとも考えられますが。
 『どのような行いがベストの結果になるのか?』『父親が子供のためにするべき最良の選択とは?』『ベストと思った行いがワーストになることもある』『現実にフラグなど存在しない』等、色々考えさせられました。 ムランさん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-07 20:11:52)(良:1票)

216.予備知識ゼロで鑑賞。ラストは賛否両論あるでしょうが撮り方がとても上手い。
人にこの映画は薦めないけど、映画としてとても良くできた作品だと思う。
虎王さん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-01 00:00:41)(良:1票)

215.《ネタバレ》 『リーピング』と『es』を思い出します。
蟲もおっかないですが、神に救いを求めるために、人間が豹変していく様がやはりおっかない。自分もあのスーパーにいたら、おそらく主人公と一緒に行動するだろう。
教祖が撃たれ、撃った連中が店を離れたあと、スーパーではどうなっていたのだろう。そこが見てみたい。カトリックとプロテスタントみたく2つに分かれて、殺戮が始まるのかもしれない。とても恐怖であるが、映画としてははなはだ滑稽で楽しめそうだ。 no_the_warさん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-31 00:58:41)(良:1票)

214.《ネタバレ》 まず。
「パニッシャー」に引き続き、愛する家族を守れなかったトーマスジェーン(主役)に
合掌―――。次は良いことあるさ(次回作はなんだ??)

「ミスト」面白かった笑えた。リアルさは極力音楽を流さなかった演出ぐらいで、
何故かマジメに見れなかった。その中で印象に残ったシーンは―――。

まず、無邪気に光で虫みたいのを呼び寄せ観察してる君達。
好奇心旺盛なのはいいが、サイズを見ようねサイズを。
これじゃあゴムボートでカジキマグロを釣ろうと餌まいてるのと一緒だよ。
あと、少しは見た目で判断しようね。とても獰猛そうだよコイツら。
ほれ言わんこっちゃない。前線で「ライト消せー!」後方で「ライト点けろー!」
結局は映画スタッフが「クリチャーの撮影には照明必要だから、そのまま点けてていいよん♪」てな声が聞こえてきそうな展開で、最悪の事態に突入。
敵が来たゾ!さーモップに勇ましく火をつけて→宣戦布告「俺も男だ!いざ!勝負!!うぉぉぉぉ」で、バナナの皮を踏みつけたかのように、見事にスッテンっ炎上→戦線離脱・・・まさに勇み足(笑)店内は滑りますから。

メガ陰鬱~あのカルト教祖オバサン嫌だよ~演技と分かっててもやだよ~。
最後はおぞましいクリチャーに変態するんじゃないかと、
ビクビクしてたら、ずどんっ!!ずどんっ!!って、ありがとうピストルさん。
何故か銃を手放せない国の人達の気持ちが分かったような気がする。
だってあの危機的状況を打破するには、ピストルさんの力が無ければ子供は危険だったよ。

最後。トーマスジェーンがクルマから降りて、ボンネットを叩き
「ばっちこーーい!!ばっちこーーい!!」(かかってこいの意)
で覚悟を決めて、全身に闘魂を注入してたのに、タンクがキャラキャラ来てぷしゅぅ~・・
彼のぽかーん顔に大爆笑中に、フェードアウトして
「え!?あれがオチ?」て気が付かなかった私・・・

『映画史上かつて無い衝撃のラスト』は「望みは捨てるな」ってことかよ。イジワルゥゥゥ シロちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2008-05-30 22:27:53)(良:1票)

213.《ネタバレ》 ありきたりの「モンスターパニック映画」やヒッチコックの「鳥」現代風アレンジかと思わせつつ、極限状態での人間ドラマを狙った秀逸な作品に仕上がっていると思います。本当に気の置けない友人何人かと観れば、鑑賞後の会話は大いに盛り上がるはず。総勢およそ2クラス分位の人数の中、お前なら一体あの中のどの登場人物に比する行動を取るかという議論で。自分に限りなく近いキャラクターの人間は、絶対あの中に一人は居るはず。心から息子を愛し、果敢に行動する主人公タイプか?目の前の現実に耐え切れず毒を呷って自滅するタイプか?呆然自失に陥った輩を扇動し、場の状況を更に悪化させる困ったちゃんか?冴えない外見ながら、実は意外と潜在能力発揮型なのか、それとも最初から最後まで、単なる傍観者のまんまただ「いるだけ」の人間なのか・・・。私は皆から当然主人公タイプではないかと言われるのを暗に期待してたんですが、即座に却下されてしまい(泣)更衣室で幼馴染にモーションかけてみたり、ちょっとだけ義憤にかられ英雄的行動を取ってみたりするけど、最期は生贄扱いにされ涎をたらしながら許しを乞いつつ魔物に殺られる若い軍人さんタイプだと決め付けられてしまいました。・・・・う~ん、俺って一体他人からどういう風に見られているんだろ・・・?気になる・・・。なかなか自身の客観的な判断っていうのは難しいモンです。狂信的扇動者マーシャ・ゲイ・ハーデンの怪演がこの作品の迫力を一層強めていましたね。彼女が要所要所で暴れてくれたおかげで、この手の映画で途中緩みがちになる手綱が大いに引き締まった印象。ラストの処理の判断は賛否分かれるでしょうが、直前に「巨大生物」を横断させる事で彼らの絶望感を更に煽るシーンがうまく効いて、あの主人公ならああいう行動に出るだろうな・・・と充分納得させてくれたんで自分は支持します! 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-18 11:00:45)(笑:1票)

212.《ネタバレ》 後味悪し

どうせなら、主人公が霧の中へ消えていくほうが良かった

冗談なら笑えるが、皮肉は笑えない…という感じですかね


追加:怒りに任せて0点にしてしまいましたが、5点に変更

狂信おばさんの最期といい、のめり込んでいたのは事実ですから 栗頭豆蔵さん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-14 17:39:23)(良:1票)

211.意外に無計画なんですね。極限の状態だから仕方ないですが。射撃担当のおじさんは、主人公より目立ってましたね。 Yoshiさん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-14 17:00:12)(良:1票)

210.《ネタバレ》 原作未読。クリーチャーの造形からしてクトゥルー神話かと思いました。 軍の実験で異次元世界と繋がり、その世界の生物が霧の中から現れ人々は不安と恐怖でパニックに陥る。 忠告を無視し危険を顧みず子供を助けるため直ぐに外に出て行く母親。続々と現れる異次元の生物を前に現状を打破しようとする者。自分の理解を超えた存在を否定し出て行く者。なにもせず諦めてる者など十人十色。 そんな中、常日頃から妄言を吐き散らして嘲笑の的でしかなかった狂信的な女性は神の言葉を聞く事のできる預言者扱いを受ける。普段なら戯言で済ませるモノも、妄言(聖書の引用)が当ってしまうあの状況では縋りたくもなるか。まぁしかし心神喪失な人々を陽動してカルトですなぁ。 極限に置かれた人間模様、パニック連鎖は巧みに凝らされていて嫌になるほど。 世界は霧に包囲され異形の生物が闊歩し、まさに世も末状態。絶望して自ら命を絶つのも理解できるわ。最後の主人公の選択は究極でしたが、霧の中の生物の足音や鳴き声が霧が晴れていくと共に戦車や車の音に変わり、生物が軍に掃討されていくという衝撃度はお見事過ぎる。最初に出ていった母親も無事に子供と一緒に保護されていて、しかも来た道から軍が来るというのがまた無情。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-13 18:18:35)(良:1票)

209.《ネタバレ》 結論から言うと悪くはない映画。じゃあ良いのかと問われればそれも違う気がする。
終始ハラハラドキドキしてスーパー内の人間関係の微妙な心理の動きを描き、単純な
化け物映画ではないところは評価したい。
しかし、ラストがしっくりこない。
ガソリンがなくなることは最初からわかっているはずなのに違う車に乗り換えようともしない。最後はもっと努力して欲しかった。
同じ子供を持つ親として最後の選択はたとえ絶望を感じたとしてもやってはいけない。
ラスト次第でこんなに評価が崩れる映画も珍しい。それだけ中盤は良作だったのだ。
後味が悪い映画はどんなに良くても嫌なのだ。6点が精一杯の点数。 キャメルさん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-13 13:47:13)(良:1票)

208.《ネタバレ》 最初、テンポが悪く、タコの足が出てきたときはどうなることかと思ったが
中盤から加速。恐怖。隣の男性は震えていました。
傑作です。ラストが秀逸。
ポセイドンアドベンチャーの逆か。
ぼ~っと見てたら、ただのモンスターパニック映画ですが、
考えれば考えるほど全ての行動と結果がものすごく深い意味を持ちます。
神とは?信仰とは?どっちが正義なのか?正当な殺人は存在するのか?
特にラストのトラックにあの主婦がいたのにはびっくり。なんという皮肉!
因果応報もくわわって、様々な問題を私たちに問いかけてきます。
これぞ映画。 うさぎさん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-11 00:02:45)(良:1票)

207.《ネタバレ》 町を包む謎の霧、その霧の中に潜む、何か。
と言ってもジョン・カーペンター親父の何とかいう映画のことではなく(どういう訳か、この『ミスト』という映画の原作をキングが発表したのは、『ザ・フォッグ』公開と同じ1980年らしい)、こちらはやや、動物系パニック映画のテイスト。霧の中に潜むのは得体の知れないモンスターどもで、スーパーマーケットに閉じ込められた人々の籠城戦。しかし、パニック映画の常道は徐々に奇怪な事件、前兆が発生し、やがてパニックが広がって一軒家に立てこもり、ってなところでしょうが、この作品では割と最初の方から、人々がスーパーに閉じ込められます。そこは普通のパニック映画とちょっと違う点。
それはまあ、いいのですが、どうも映画の作り手は、閉じ込められた人々の対立、社会の縮図みたいなものをここに描きたかったらしい。しかし、脅威は建物の外にあるはず。普通は「外敵」がいれば、それなりに結束するもの。よって、内部の対立を描くためには、外部からの脅威を描くことがおろそかにならざるを得ない、という、企画上の致命的な欠点が。
ましてや、中盤では、外との境界が「脆弱なガラス」に過ぎないことが印象づけられております。外にいるモンスターは多種多彩、次はどんなヤツが現れるか知れたものではなく、この薄氷のごとき結界がいつ破られてもおかしくない状態。なのに登場人物たちは、外のモンスターそっちのけで、内部でやりあってばかり。
いくら何でも、映画で描こうとしていることと、そのために選んだ映画の設定との乖離が、ヒドすぎるんではなかろうか。ここまで違和感しかない映画ってのも珍しい。少なくとも、この違和感の中でこの作品からコワさを感じるのは、すみません私にゃ無理だ。
内部の対立は、やがて殺人という「悲劇」を生み出すが、いやこれ、悲劇だと感じる人、いますか? むしろ、イヤなヤツがいなくなってせいせいした、ってなところでは。
さらには衝撃の(?)ラスト。衝撃というよりは唐突。これ見よがしに絶望感を描くのが良いとは言わないけれど、これじゃ、大して絶望感を感じさせないまま、木に竹を接いだようなバッドエンド。この点も含め、申し訳ないけど、この映画からは理屈っぽさしか感じられません。
悪夢でもいいから、夢を見させておくれ。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 1点(2023-11-23 06:48:19)

206.集団心理と個人の選択。自分的には合理的に判断したハズの不幸な結果。パニック時に冷静でいることの難しさ。冷静かつ合理的に判断したとしても未来はどうなるかもわからない。結局、人生は「確率(賭け)」と「意志」の関数で決まるのかと。あとは信仰の有無は別としても、人間は「希望」がないとダメなのかもね。 東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 7点(2023-06-08 12:41:44)

205.「このようなシーンでこのようなことをする」といった薄っぺらい記号的な登場人物に対して
誰一人感情移入できない
思わせぶりなSFとしたかったのかも知れませんがSF要素がない(セリフで説明されただけ)
スリルとかサスペンスってでっかい虫のことだったのでしょうか?
クライマックスは一体どこだったのか見当もつかない
噂では胸糞悪いエンディングとのことだったが、なんのカタルシスもなく
「はぁ、それで?」といった感じだった
例えるなら邦画の魔界転生並の駄作、面白いくだらないとか、その様な印象もない
「だからなんですか?」という疑問しかなかった
こんな言い方したくなかったですが、
この作品を世に送るスタッフは見上げた根性の持ち主だと思いました ぐりこさん [インターネット(字幕)] 0点(2022-10-29 15:35:04)

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【点数情報】

Review人数 284人
平均点数 6.34点
041.41% line
193.17% line
220.70% line
372.46% line
4279.51% line
52910.21% line
65017.61% line
77325.70% line
85720.07% line
9134.58% line
10134.58% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.18点 Review37人
2 ストーリー評価 6.91点 Review46人
3 鑑賞後の後味 4.58点 Review48人
4 音楽評価 5.70点 Review27人
5 感泣評価 4.57点 Review26人

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