みんなのシネマレビュー

ゆきゆきて、神軍

1987年【日】 上映時間:122分
戦争ものドキュメンタリーバイオレンス
[ユキユキテシングン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-05-24)【イニシャルK】さん


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監督原一男
助監督安岡卓治
出演奥崎謙三
撮影原一男
企画今村昌平
美術赤松陽構造(題字)
編集鍋島惇
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【クチコミ・感想】

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27.奥崎謙三は我々に色んな姿を見せてくれる。ある時は「神」がかった存在であり、またある時は単なる狂人であり、そして、またある時はエンターテイナーにも姿を変える。この映画が彼のポジを描いているとすれば『神様の愛い奴』は彼のネガを描いていると思う。奥崎謙三に興味のある方は是非オススメする(本作で気分を害された方は勿論観ない方が良い)。この映画の凄いところは、奥崎謙三以外の元軍人の言葉、表情を押さえたところである。過去を語るのを躊躇う、彼らの表情はどんな戦争映画よりも戦争の凄惨さを語っている。この映画で描かれる戦争の凄惨さの前では、奥崎謙三の奇行すらかすんでしまっている。 はざま職人さん 8点(2004-08-17 21:18:42)

26.これがドキュメンタリーというものなのか!、、、という感じでした。すごいパワー、すごい時代、すごいキャラクター!太鼓の音が忘れられない。 コーラLさん 9点(2004-05-31 03:50:32)

25.ここはひとつ冷静に。奥崎謙三氏の人生哲学と行動については肯定も否定もしません。あの凄惨極まりないニューギニア戦で想像を絶する地獄を体験し、奇跡的に生き残った数少ない日本兵の一人であるわけですから。我々戦争体験のない平和な時代に生まれ育った人間には、とうてい理解出来ようはずがない。それではドキュメンタリー作品としてはどうか?…というと本作は紛うことなき傑作です。奥崎氏の激烈な人物描写も手伝い、“衝撃的”とか“ショッキング”という言葉はまさにこの作品の為にあるようなもの。終戦後23日もたってから、ニューギニアで2人の兵卒が銃殺刑に処せられるわけですが、その真相が次第に明らかにされていきます。テーマがテーマだけに、まさに固唾を飲み込むという言葉がふさわしくグイグイと引き込まれてゆく。凄惨を極めたニューギニア戦で、戦死者の肉を喰って生きながらえた日本兵が少なからずいたということは、東京裁判や帰還兵の証言でも有名な話です。《ネタバレ》しかしこの作品では、さらに一歩も二歩も突っ込んでおり、極限状態で行われた戦慄すべく真相が明らかにされようとする。当時この処刑に係った元下士官達の証言により、上層部の命令下、同胞の日本兵をも殺しその新鮮な肉を分け合ったというそら恐ろしい事実が…。もちろんまだまだグレーゾーンのままなわけですが。まぁとにかく欧米で起きた歴史的猟奇事件でさえ、かすんでしまうほどショッキングなドキュメンタリー作品でした。 光りやまねこさん 10点(2004-05-30 21:57:26)

24.高校3年生の頃、当時の国語の先生が「戦争」を知ることのできる幾つかの文芸作品を紹介した。その中で僕が覚えているのがヴェルコール『海の沈黙』、遠藤周作『海と毒薬』、大岡昇平『野火』。そして、それら小説群と共に、先生は、映画『ゆきゆきて、神軍』の衝撃について僕らに語って聞かせた。それからすぐに映画を見に行ったか、それとも暫くしてからビデオで観たのか、実はあまり覚えていないが、当然のことながら、この映画から受けたある種の衝撃は、いまだに深く僕の心に刻まれている。何せまだ純真な高校生だったのだから。。。
戦争従軍体験者の方々の多くが戦後、黙して語らないこと、これは何を意味しているのだろうか。彼らにとって戦争というのは、目の前の現実としてあったはずであるが、山本七平が戦場というものを「何が起こったのかなんて全く分からないまま、気がつくと周りが死体だらけだった」という現実として捉えていたように、体験していながら語りえないもの、事実としてそういうこともあったのだろう。しかし、別の意味で語りえない、語りたくない現実というものもあったはずである。戦場を生きるということは日常の倫理を超えて、人間を残虐にする。それは強さへの過信と共に誰もが持っている弱さから膿出るものであり、戦争という不条理下での否応ない現実なのだ。戦場帰還者に対して、僕らがそのことを論うことはできない。逆にそういう弱さを認識すること、そしてお互いをそういう弱さを持った人間として赦し合うことこそが人間という関係性にとって最も大事な認識<優しさ>ではないか、と僕は思っている。そんな認識に対する強烈でいて確信犯的なアンチテーゼが奥崎謙三という存在であることはもはや言うまでもない。正直いって彼を見ているとある種の嫌悪を感じずにはいられない。しかし、彼こそは純粋でイノセントな人間であることもまた確かなのだ。今やイノセントは行き場を無くし、それは狂気へと容易に転化する。この映画は、そんな人間の弱さを認めず、敢えて時代錯誤的なイデーを身に纏うことによって強さを仮装する男、奥崎謙三の確信犯的な自作自演劇であり、また、それは彼が表現しえたギリギリの人間的な喜悲劇とみなすことができるのではないか。 onomichiさん [映画館(邦画)] 9点(2004-05-29 22:21:08)

23.キチガイ。私は理解できないし、しようとも思わない。共感をするのもどうかと思う。もう新しい価値観を作っていくべき時代なんだから。ただ、近代日本の正しい歴史と、こういう人物がいる事については知っておいたほうがいいとも思う。…いや知らないほうがいいのか。意義のある0点。 カワサキロックさん 0点(2004-02-03 01:25:22)

22.真相を明らかにすべく関係者を訪ねてまわるという点では日本版「ショア」とも言うべき映画。「ショア」と違うのは、奥崎謙三という特異な人物を中心に据えている点。しばしば誤用される「確信犯」という言葉は、本来奥崎のような人のために使われるべき。 北海道日本ハム優勝さん 7点(2004-01-14 13:35:24)

21.ドキュメンタリー映画というのはどうしてこうパワーがあるのだろう・・・このインパクト・姿勢まさに驚異。正しいか間違ってるかは別にしてね。 とまさん 9点(2004-01-09 11:29:31)

20.びっくりした。衝撃的ドキュメンタリー。 MASHさん 7点(2004-01-03 13:32:16)

19.ちょうどこの映画の撮影されている頃に、「コミック雑誌なんかいらない」も取られていたのでは。「カメラ入ってる?」とか「音出てる?」なんかは、現実のキナメリが存在しているかのようだ。戦友の母親と対面するシーンは泣ける。そして充填されたパワーがカメラに向けてほとばしる! 神谷玄次郎さん 8点(2003-12-21 21:35:16)

18.これは学生時代に友人に薦められてみました。いやーびっくり。そして後味最悪。 ロイ・ニアリーさん 8点(2003-12-12 16:15:56)

17.このような映画が存在することに衝撃を覚えました。奥崎氏はまるっきりのテロリストでその行動は無茶苦茶なのだが、説得力を感じた点もあったことは事実です。貴重な作品とは思いますが、半端な評価で肯定的にとられるのは嫌ですので、0点を付けます。 shakuninさん 0点(2003-11-02 11:59:31)

16.戦時下のショッキングな事件を執拗に追求する奥崎さん.すごい執念.すごいエネルギー.すごい人です.でも,間近にはいて欲しくない人ですね.猛獣みたいなもの.彼我を隔てる檻が必要.まあ,実際,檻に入っておられたわけですが.そう言えば,奥崎さん以外にも強烈な人物が登場してましたね.錯乱しながら「兄は!」「兄は!」って叫んでいるおばさんとか,奥崎さん以上に怖かったです. LB catfishさん 9点(2003-09-20 23:41:06)

15.いろいろ考えさせられる映画じゃなくて、奥崎謙三というヘンなおじいさんを見る映画でしょ、コレって。だって、この人絶対、カメラや映画ということを意識してやってるって。リアルに見えるけど、計算してるよ。やらせじゃなくて、本人が自分のパフォーマンスに、この映画を利用しているんだろうね。 mickey&gonさん 10点(2003-08-09 20:08:48)

14.彼の意思は今、小林よしのり氏が継いでいる。タブーの世界のどてっぱらに風穴を開けた彼の突破力に敬意を表する。彼の功績は計り知れないほど大きい。 SPEEDさん 10点(2003-08-07 16:06:37)

13.理由や理屈がどうであれ、奥崎謙三氏の行為は許されるものではない。もちろん本人も製作者もそんなことは分かっているのだろうが、どうもこの作品は彼の行為を正当化しているように見えて気分が悪かった。 スマイル・ペコさん 5点(2003-06-30 17:04:06)

12.強烈です。公開時ちっちゃな映画館で見たのだが立ち上がれないようなショックを受けた。ただどう評価したらよいのかはよく分からない。 亜流派 十五郎さん 5点(2003-05-28 23:50:37)

11.奥崎氏のやっていることは法的にはマズイんだろうけど、平和ボケした私には考えさせられることがイッパイ。映画的(?)にはOKかな。 なかなかさん 10点(2003-04-27 02:49:37)

10.ラストの奥崎氏のストップモーションから、和太鼓にのってエンドクレジットが始まったとき、それまで凍らされていた血液が、一気に溶けて全身を駆けめぐりました。奥崎氏の新作映画「神様の愛い奴」とセットで見ると、ドキュメンタリーとは何か?と考えてしまう。まあ、それ以前に奥崎謙三って??なんですが。「まっとうな野菜がそうであるように、彼はゆがんでいる。」と中島らも氏はおっしゃっていました。 草壁さん 10点(2003-04-20 03:30:55)

9.世界最高の戦争映画だと思う。 一言仮面さん 10点(2003-04-19 03:39:57)

8.戦争が彼を生んだ。彼のような人をうまないためにも戦争はやめよう。 ゆうたさん 6点(2003-03-15 21:45:48)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 87人
平均点数 6.90点
0910.34% line
133.45% line
211.15% line
311.15% line
411.15% line
578.05% line
655.75% line
71213.79% line
889.20% line
92528.74% line
101517.24% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.60点 Review5人
4 音楽評価 9.66点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

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