みんなのシネマレビュー

アリス・イン・ワンダーランド

Alice in Wonderland
2010年【米】 上映時間:109分
アドベンチャーファンタジーシリーズものファミリー小説の映画化3D映画
[アリスインワンダーランド]
新規登録(2009-08-31)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-01-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-04-17)
公開終了日(2010-08-04)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ティム・バートン
キャストジョニー・デップ(男優)マッドハッター
ミア・ワシコウスカ(女優)アリス・キングスレー
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)赤の女王 イラスベス
アン・ハサウェイ(女優)白の女王 ミラーナ
クリスピン・グローバー(男優)ハートのジャック(イロソヴィッチ・ステイン)
マートン・ソーカス(男優)アリスの父 チャールズ・キングスレー
ティム・ピゴット=スミス(男優)アスコット卿
リンゼイ・ダンカン(女優)ヘレン・キングスレー
ジェラルディン・ジェームズ(女優)アスコット卿夫人
フランシス・デ・ラ・トゥーア(女優)アリス姉妹のおば イモージェンおば
ジョン・ホプキンス〔男優・1974年生〕(男優)マーガレット・キングスレーの夫 ローウェル
エレノア・トムリンソン(女優)
マイケル・シーンマクトウィスプ
アラン・リックマンアブソレム
スティーヴン・フライチェシャ猫
ティモシー・スポールベイヤード
マイケル・ガフ〔1916年生〕ドードー鳥
クリストファー・リージャバウォッキー
イメルダ・スタウントン長身の薔薇
ジム・カーター[男優1948生]刑吏
フランク・ウェルカー追加音声
平田広明マッドハッター(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
朴璐美赤の女王 イラスベス(日本語吹き替え版【ソフト】)
深田恭子白の女王 ミラーナ(日本語吹き替え版【ソフト】)
土師孝也アブソレム(日本語吹き替え版【ソフト】)
塩屋浩三マクトウィスプ(日本語吹き替え版【ソフト】)
茶風林チェシャ猫(日本語吹き替え版【ソフト】)
大川透サッカリー(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
京田尚子マリアムキン(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤原啓治ハートのジャック(日本語吹き替え版【ソフト】)
小形満トウィードルダム,トウィードルディー(日本語吹き替え版【ソフト】)
宇山玲加アリス・キングスレー(幼少期)(日本語吹き替え版【ソフト】)
てらそままさきアリスの父 チャールズ・キングスレー(日本語吹き替え版【ソフト】)
有川博アスコット卿(日本語吹き替え版【ソフト】)
一柳みるヘレン・キングスレー(日本語吹き替え版【ソフト】)
稲垣隆史ジャバウォッキー(日本語吹き替え版【ソフト】)
片岡富枝アリス姉妹のおば イモージェンおば(日本語吹き替え版【ソフト】)
岡寛恵マーガレット・キングスレー(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典マーガレット・キングスレーの夫 ローウェル(日本語吹き替え版【ソフト】)
定岡小百合長身の薔薇/デカ鼻女(日本語吹き替え版【ソフト】)
多田野曜平太鼓腹の男(日本語吹き替え版【ソフト】)
落合弘治(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村雅史(日本語吹き替え版【ソフト】)
浦山迅ドードー鳥(日本語吹き替え版【ソフト】)
廣田行生ベイヤード(日本語吹き替え版【ソフト】)
間宮康弘ヘイミッシュ(日本語吹き替え版【ソフト】)
坂本真綾アリス・キングスレー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
魏涼子マーガレット・キングスレー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
一城みゆ希アスコット卿夫人(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
木下浩之ハートのジャック(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
高戸靖広トウィードルダム,トウィードルディー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大友龍三郎アブソレム(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
滝沢ロコマリアムキン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
岩崎ひろしチェシャ猫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宝亀克寿ドードー鳥(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
長克巳ジャバウォッキー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
菅生隆之アスコット卿(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
咲野俊介マーガレット・キングスレーの夫 ローウェル(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
磯辺万沙子アリス姉妹のおば イモージェンおば(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
佐々木睦マクトウィスプ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
寺内よりえヘレン・キングスレー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
後藤敦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
水野龍司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』
音楽ダニー・エルフマン
作詞アヴリル・ラヴィーン"Alice"
主題歌アヴリル・ラヴィーン"Alice"
撮影ダリウス・ウォルスキー〔撮影〕
製作スザンヌ・トッド[製作]
ジョー・ロス
ジェニファー・トッド[製作]
リチャード・D・ザナック
ティム・バートン
メアリー・リチャーズ(ライン・プロデューサー:英国)
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
製作総指揮クリス・レベンゾン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮カフェFX社(視覚効果)
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
アサイラムVFX(視覚効果:タイトルデザイン)
美術ロバート・ストロンバーグ(プロダクション・デザイン)
カレン・オハラ〔美術〕(セット装飾)
ピーター・ヤング(美術)(セット装飾:英国)
アンディ・ニコルソン〔美術〕(美術監督スーパーバイザー:英国)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装コリーン・アトウッド
ヘアメイクジョエル・ハーロウ(ジョニー・デップのメイク担当)
編集クリス・レベンゾン
その他ピート・アンソニー(指揮)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
12345678


81.日本人の男で「不思議の国のアリス」のあらすじを理解している人は少ないと思うが、知っていればもっと楽しめたのかも。想像通りのT・バートン映画。 kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-12-12 00:48:33)

80.《ネタバレ》 アリスという少女(というか女性か)が、
他人がひいたレールを歩むのか、自分自身で人生を切り開くのか、
それをワンダーランドの出来事を通して自ら選択をするという内容であるが…。
ジャバウオッキーを殺すことは、予言の書のまま体現する、
他人がひいたレールに乗っかってしまっただけではないのかなという気がする。
バンダースナッチがアリスに心を開いたように、
争いではない何かを見つけるのだろうと予想してはいたけれどどうも違ってました
(このエピソードがてっきり伏線だと思ってました)。
自ら決断したかどうかが重要ということでしょうかね。
原作を未読のためアリスにとってワンダーランドがどんな存在なのか、
理解できてない部分もあったとは思います。
でもまあアリスを伝説の勇者に見立てるのは違うんじゃないの?という気がします。
それはそれとして、アリスの体の大きさが変わるたびに、
あれ服は?服はどうなるの?とドキドキしている自分がいました(お恥ずかしい…)
(まあディズニー仕様ということで問題はないわけですが)。 映かったーさん [DVD(吹替)] 5点(2010-12-08 06:10:51)

79.ティムバートン好き、アリス好きな私にとって期待せずにはいられなかった。予告で見ていたとおり、絵的には非常にユニークでおもしろいんですが、ハリウッド映画によくありそうなストーリー展開にがっかりしました。 コショリンさん [映画館(字幕)] 4点(2010-11-27 17:07:20)

78.《ネタバレ》 アリスと聞いてぱっと浮かぶイメージといったら金髪、黒カチューシャ、白エプロン&ブルーのワンピース、ウサギ、時計、お茶会。女子が好んで飛びつくモチーフが揚げられる。でもって映像化、二次作品化されるとなると大抵作者(監督)は男性でほぼジャバウォックと結びつけようとするところが興味深い。思えば不思議の国ではより夢&空想感の強い世界観だったのが、鏡の国になると話の組み立てが理路整然としてきて『闘い』がメインになっていく。原作アリスは鏡の国でチェスの手駒のひとつとしてゲームを進行していくが、ティム・バートン版のアリスはワンダーランドを救う英雄として、キーパーソン的役割を押し付けられる。別世界からの客人アリス(傍観者)を視点にして妙ちくりんな住人達を主軸に動く原作と異なり、アリスを主軸に世界を動かすとこうも真面目な物語になってしまうのかと思った。いかれ帽子屋とマトモに意思疎通が図れてしまう辺りがなんかもう真面目すぎるもんね。ティム・バートンはアリス・リデルという少女そのものを描きたかったのだろうね。実物のアリスは凡庸で慎ましい平均女子的人生を送ったようだけど、バートンの描くアリスは革新的で現代風な女性へと変貌をとげる。ただこのアリスのその後の生き様というのが多くの今時の女子の共感を得られるかどうかというとちょっと首をかしげてしまうのだ。いや、悪くないけどなんというかものすごく典型的というか類型的な「憧れの女性像」みたいなアリスでねえ…。こういう女性キャラクター像というのは、正直もう食傷気味なのです。
ただキャラクターのデザインや再現性はすごかったですね。女子はこういうデザインやモチーフに飛びつきますから、ええまあもう私もそのひとりなんですけどね。
映像や世界観としての魅せ方は毎度ながら上手な監督さんだな、としみじみ感じました。 どぶん子さん [映画館(字幕)] 4点(2010-10-27 18:28:35)

77.映画館で観ようかとも悩んだ作品だったが、普通の映画だった。
『不思議の国のアリス』自体がぶっ飛んだ作品だから、それ以上にはなりにくいだろうけどね。もう少し、オリジナリティを期待したのだが・・・ あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-11 01:23:24)

76.ティム・バートン映画ということで、少し構えてみたのですが、予想以上に平凡な作品。これが、ティム・バートンの映画??という感じです。それぞれのキャラクターに魂がなく、どれも無機質。展開も無理やり過ぎる所が随所に見られた。子供向きの作品かな。 はりねずみさん [DVD(字幕)] 4点(2010-09-27 00:14:49)

75.物語終盤まで「これは夢よ」って…アリス馬鹿すぎ。 真尋さん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-20 14:43:57)

74.映像的には面白いと思うけど、物語としては捻りが足りない印象。
駄作とまでは言わないけど、ワクワク感のようなものはなかった。
ヤマネの生意気さが愛らしくて気に入ったので、ヤマネがもっと大活躍するような内容だったら良かったのに・・・。
正直、アリスもマッドハッターもいまいち魅力的じゃなかった。
あと、服問題が容易に解決してしまうのが腹立たしい。 もとやさん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-31 01:08:06)

73.《ネタバレ》 ディズニーだからなのか、それともティム・バートンが年をとったからなのかはわからないが、彼の持ち味であるグロさやキッチュさはほとんど影を潜め、彼の作風である物悲しさや切なさは完全に脱色され、ただ淡々と無味乾燥な絵巻物に徹しているだけなのである。馬鹿デカイ頭の赤の女王やチェシャ猫など、目はいくらか楽しめるかもしれないが、頭は全く楽しめない。この作品を見に来る人は、もっともっと「奇妙でヘンテコ」な世界を見たかったんじゃなかろうか。このままではティム・バートンの作家性は、ただの「ヴィジュアル」だけになってしまう。彼のファンだからこそ、大衆併合化しているバートンを危惧してやまない。 あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2010-08-27 09:08:07)(良:1票)

72.ふつう。

ってか、アリスの続編?無理あるよん。戦えばいいってもんじゃないよ。 kanekoさん [映画館(字幕)] 5点(2010-08-22 14:38:40)

71.《ネタバレ》 そこそこ面白かったです。アリスと白の女王が可愛かったです。全体としてはアリス役の女の子のプロモーション映画として観ればいいと思います。個人的には赤の女王と双子と消える猫がいいキャラクターで好きです。ティム・バートン作品という感じはあまりしませんでした。ジョニー・デップも白塗りなので彼本来の個性を感じられませんでした。デップは男前なのだから素顔で出る映画のほうがいいと思います。ラストの手前まではストーリーがあって無いようなものだから、深く考えずに観ればそれなりに楽しめます。しかし、ラストの中国貿易に関する話しの部分が実は一番非現実的でSFチックで、一気につまらなくなります。結婚はできませんで終われば良かったんじゃないでしょうか。 大谷イレブンさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2010-08-21 12:04:34)

70.《ネタバレ》 前半の描き出しこそ悪くは無いものの、原作にあった気持ち悪くなるほどのシュールさは物語が進むにつれて陰を潜め、終わってみればアドベンチャラスな印象ばかりが残る期待はずれな作品。 j-hitchさん [映画館(字幕)] 5点(2010-08-17 23:33:27)

69.期待はずれで面白くありませんでした。 doctor Tさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2010-08-07 21:28:18)

68.3Dで鑑賞したが、2Dで充分。
ジョニーデップ&バートンコンビに期待したが
内容的にワクワクする時間帯もなく、淡々と話が進んでいく感じ。
kureさん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-18 18:10:43)

67.3D鑑賞です。
ティムバートン監督の作品の世界観が好きな方なら、奇妙でかつかわいらしい、そして美しい映像には満足すると思います。
しかし……見づらい。
3Dである意味がよくわかりませんでした。暗くてせっかくの映像美が楽しめません。
監督の世界観を細部まで楽しみたい方には、2Dでの鑑賞をおすすめします。

次に内容ですが、良くも悪くも単純。理解しやすい映画だとは思いました。個人的にはもっとひねりのある、謎なストーリーを期待していたので、少々残念でしたが、楽しく観ることはできました。
ただ、ジョニー・デップだからってマッドハッターを全面に押し出しすぎでは?彼は今作では脇役であるはずなのですが……まぁ私が彼のファンであるため、許せてしまうのですがね。
総合して、衣装などの小道具と舞台の美しさで+5点、内容は±0点、役者さんたちの演技に+3点、3D眼鏡最悪という意味で-2点の、計6点です。
ぷに子さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-15 19:16:22)

66.3Dで観ましたが、全く3Dである必然性なし。無駄に追加料金払ったって感じです。ジョニー・デップが出ているティム・バートン映画であるというだけで、評価は甘甘です。それにしてもジョニー・デップって、きっとこういうコスプレが大好きなんじゃないだろうかと思います。映画の出来不出来というよりも、ジョニー・デップがなんだかすごく楽しそうで。ディズニー映画じゃなかったらもうちょっとブラックな味付けを期待できたんでしょうが、非常におりこうさんな映画に仕上がっているのがちょっと不満ではあります。最近のティム・バートンは変人具合が物足りませんね。 カエル本舗さん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-15 16:58:26)

65.やっぱり、ティム・バートンの世界観はちょっと変わってますね。それが楽しいから僕は良いのだけど、純粋に「不思議の国のアリス」観たさに行くとちょっと覆されますね。感覚的にはあたしには「ビートルジュース」と「ビッグ・フィッシュ」の面白さをアリスで表現してる感覚がありました。
また、今回初めて3Dで観たのだけど、眼鏡を掛けている人にあの重さの3D眼鏡は辛過ぎますね。この映画は3Dの特徴を生かしたギミックが用意されているという話を聞いてきたので、非常に期待していたのだけど、思ったほどではありませんでした。劇場の差、3D眼鏡の差などもあるでしょうが、もうちょっと撮り方を工夫しても良かったかと思います。 奥州亭三景さん [映画館(吹替)] 8点(2010-07-12 01:53:22)

64.期待してなかったですがストーリー的にも映像的にも何の楽しさもなかったです。バートン監督のあの世界観はさすがに飽きちゃったかな。 ギニューさん [映画館(字幕)] 4点(2010-06-21 20:51:30)

63.《ネタバレ》 友人に誘われなければ行かなかった映画だったので、ということは期待していなかったわけです。なので結構楽しめました。3Dメガネもアバターの時よりは疲れず(2作目ですでに慣れたのか;)最後まで持ったし。
ですが、けど、しかし・・アリスが可愛くない;・・消える猫や双子は最高!
一番良かったのはさすがH・B・カーターであります。それだけでも7点!
あれ、ジョニー・デップはどこに?・・という感じの影の薄さでした。何ででしょう、あんなに出ていたし重要な役どころなのに。 AKOさん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-19 23:59:43)

62.《ネタバレ》 原作はナンセンスが持ち味。ナンセンス詩やギャグが満載。登場人物がみなおかしい。女王が頭でっかち、兵隊がトランプ、猫が笑って消える。読む人を煙に巻く内容。映画では「その後のアリス(A)」を描く意欲作。結婚という親の引いたレールに乗るかどうか迷うAが、ワンダーランドを再訪。Aはワンダーランドは夢だと思っていたが、実在することを知り子供時代の冒険心を取り戻す。現実に戻り進むべき道を発見する。作品の意図はわかります。
ナンセンスはそこそこあり笑えます「机と鴉が似ているのは何故」「首をはねてくれ、(さもないと)殺される」「朝飯前に6つのMで始まる問題を考える」など。ただ弾けるほどではない。イカレ帽子屋、ヤマネ、青虫、双子などサブキャラは十分な働きをしている。正義感の強いヤマネ、青虫の教訓、帽子屋の「自由の舞」など。赤女王が仰向けになったブタで足を休めるところがツボだった。素晴らしいセンスだ。欲を言えば、もっと「場」やストーリーをかき乱すキャラ(トリックスター)がいれば楽しくなっただろう。混乱してあらぬ方へ行けば行くほど「沸騰」するはず。
キャラを善悪に分けて戦わせるのは問題あり。本来の持ち味である「おかしみ」が消えてしまう。兵隊なのに薄っぺらなトランプであるところが笑えるところ。本当に強そうに見えてはだめ。「首をはねろ」がギャグでなくなってしまう。訳のわからない連中が好き勝手なことをやっていて、理屈は通らず、それが楽しいのだ。
少年なら剣をもって龍と戦うこともあるだろうが、大人になったとはいえ少女Aのすることじゃない。理不尽や無理難題を言う相手に対して知性やウィットでやりこめるのが本来の姿。
預言書なる絵巻物は不要。Aが龍を倒すのが決まっているのならAの存在意義は薄れてしまう。Aがアイデンティティを確立するためには何らかの通過儀礼が必要で、予定調和では感情移入すべくもない。
独断専行の赤女王を懲らしめるのはいいが、白女王を君臨させることに意義が見つからない。白女王は何者も殺さないと誓っている点が美徳だが、どこか怪しい雰囲気がある。そういう意味ですっきりしないのだ。もうひとつヒロインに魅力が無いことも指摘しておこう。年増に見える。
蛇足だが、貴族の求婚を大勢の前で行う慣習があるのだろうか?それも花嫁だけは内緒にして。大恥をかきたいのか?それとも断られることは考えられないのか。 よしのぶさん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-17 17:07:55)

別のページへ
12345678


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 141人
平均点数 5.22点
021.42% line
100.00% line
232.13% line
3107.09% line
42417.02% line
54531.91% line
63121.99% line
71913.48% line
842.84% line
921.42% line
1010.71% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review9人
2 ストーリー評価 5.06点 Review16人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review16人
4 音楽評価 6.38点 Review13人
5 感泣評価 4.11点 Review9人

【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
美術賞ロバート・ストロンバーグ受賞 
美術賞カレン・オハラ〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞コリーン・アトウッド受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジョニー・デップ候補(ノミネート) 
作曲賞ダニー・エルフマン候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS