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日本のいちばん長い日(1967)

1967年【日】 上映時間:157分
ドラマサスペンス戦争ものモノクロ映画犯罪もの政治もの歴史もの実話もの
[ニッポンノイチバンナガイヒ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-06-07)【イニシャルK】さん


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監督岡本喜八
助監督山本迪夫
キャスト宮口精二(男優)東郷外相
戸浦六宏(男優)松本外務次官
笠智衆(男優)鈴木総理
山村聡(男優)米内海相
三船敏郎(男優)阿南陸相
小杉義男(男優)岡田厚相
北沢彪(男優)広瀬蔵相
志村喬(男優)下村情報局総裁
中丸忠雄(男優)椎崎中佐(陸軍省軍事課員)
高橋悦史(男優)井田中佐(陸軍省軍務課員)
黒沢年男(男優)畑中少佐(陸軍省軍事課員)
香川良介(男優)石黒農相
二本柳寛(男優)大西軍令部次長
加藤武(男優)迫水書記官長
江原達怡(男優)川本秘書官(情報局総裁秘書)
若宮忠三郎(男優)水谷大佐(近衛師団参謀長)
佐田豊(男優)佐野恵作(宮内省総務課員)
田中浩(男優)小林少佐(陸相副官)
三井弘次(男優)老政治部記者
島田正吾(男優)森近衛師団長
土屋嘉男(男優)不破参謀(東部軍参謀)
今福正雄(男優)畑元帥(第二総軍司令官)
加東大介(男優)矢部国内局長(NHK)
草川直也(男優)長友技師(NHK)
石田茂樹(男優)荒川技術局長(NHK)
田崎潤(男優)小薗大佐(厚木基地司令官)
藤木悠(男優)清家中佐(侍従武官)
平田昭彦(男優)菅原中佐(厚木基地副司令官)
中村伸郎(男優)木戸内大臣
龍岡晋(男優)石渡宮内相
北村和夫(男優)内閣官房佐藤総務課長
村上冬樹(男優)松阪法相
天本英世(男優)佐々木大尉(横浜警備隊長)
阿知波信介(男優)学生
神山繁(男優)加藤総務局長(宮内省)
浜村純(男優)筧庶務課長(宮内省)
佐藤允(男優)古賀少佐(近衛師団参謀)
久保明(男優)石原少佐(近衛師団参謀)
石山健二郎(男優)田中大将(東部軍司令官)
伊吹徹(男優)板垣中将(東部軍参謀)
藤田進(男優)芳賀大佐(近衛師団歩兵第二連隊長)
小林桂樹(男優)徳川侍従
伊藤雄之助(男優)野中俊雄大佐(児玉基地飛行団長)
中谷一郎(男優)黒田大尉(航空士官学校)
山本廉(男優)伍長(宮城衛兵司令所)
田島義文(男優)渡辺大佐(近衛師団第一連隊長)
加山雄三(男優)館野守男(NHK)
井川比佐志(男優)憲兵中尉
高田稔(男優)海軍軍務局長
堺左千夫(男優)厚木基地飛行整備科長
小泉博(男優)和田信賢(NHK)
児玉清(男優)戸田侍従
新珠三千代(女優)原百合子(鈴木首相私邸女中)
宮部昭夫(男優)稲留大佐(東部軍参謀)
小川安三(男優)巡査(首相官邸)
浜田寅彦(男優)三井侍従
大友伸(男優)陸軍軍務局長
明石潮(男優)平沼枢密院議長
北竜二(男優)蓮沼侍従武官長
武内亨(男優)小林海軍軍医
玉川伊佐男(男優)荒尾大佐(陸軍省軍事課長)
井上孝雄(男優)竹下中佐(陸軍省軍務課員)
松本幸四郎(八代目)(男優)今上天皇
勝部演之(男優)白石中佐(第二総軍参謀)
雷門ケン坊(男優)浮浪児
頭師佳孝(男優)浮浪児
加藤和夫【俳優】(男優)
桐野洋雄(男優)
長谷川弘(男優)児玉基地副長
加藤茂雄(男優)
大沢健三郎(男優)
堤康久(男優)
荒木保夫(男優)
久野征四郎(男優)
吉頂寺晃(男優)梅津参謀総長
仲代達矢ナレーター
原作大宅壮一「日本のいちばん長い日」(大宅壮一篇)(名義のみ)
半藤一利「日本のいちばん長い日」(大宅壮一篇)(名義「大宅壮一」)
脚本橋本忍
音楽佐藤勝
撮影村井博
製作藤本真澄
田中友幸
配給東宝
美術阿久根巌
編集黒岩義民
録音渡会伸
下永尚(整音)
照明西川鶴三
その他NHK(資料提供)
毎日新聞社(資料提供)
あらすじ
三百万人以上の死者、原爆投下とソ連の宣戦という状況下で行われたポツダム宣言受諾は日本の再出発の契機となったが、組織の面子をかけて戦ってきた軍隊、とりわけ陸軍にとっては完全な終焉を意味した。天皇の命令と閣議による全面降伏の決定後、一部の陸軍将校らは近衛連隊と協同して天皇を人質に取り、一般市民を盾にする本土決戦を強行しようと計画するが、そのためには天皇自らの終戦宣言、いわゆる玉音放送を阻む必要があった。皇居と放送局の占拠、首相私邸の焼き討ちという過去に例のない事態はどのようにして覆されたのか。

かわまり】さん(2009-04-20)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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19.いやぁ、三船敏郎の鬼気迫る演技が素晴らしい。画面からムンムンとした狂気と熱気が伝わってくるそんな映画でしたね。一種の洗脳に近い負けるはずがないと言う自負こそが大日本帝国の躍進の要因であり敗戦の原因の一つなのである。今の日本は上辺の平和と引き換えに日本人としてのプライドを無くしてしまったのであるとかなんとかかんとか。誰かさんがそんなことを言ってたなぁと思い出しながら見てました。しかし、戦争もの実話もの分かってはいましたが息苦しいというかズシリと重たい作品でした。余計な事を一言言うと畑中少佐が最後までうるさかったです。 雪駄さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-27 05:32:56)

18.《ネタバレ》 全体を知った後で個々の場面にじっくり注目しながら見ていくと、作品としての凄味がよく分かりました。圧巻なのはむしろ前半の会議の部分や決定から録音までのステップの部分で、ここでじわじわと丁寧に順を追っているからこそ、後半の反乱の部分が生きています。また、以前は一部を除いて個々の役者が目立っていないと思っていたのですが、よく見ると(よく見なくても?)凄いのは、笠智衆の鈴木首相の冷静沈着な迫力。とりわけ、すべてが整った後に、何気ないことのようにさらりと吐き出される「内閣総辞職」の一言の重さに鳥肌が立つ。 Oliasさん [映画館(邦画)] 8点(2009-06-21 13:08:04)

17.豪快かつスピーディーな展開。濃密なストーリー。画面越しに伝わる緊張感。戦争の狂気。血しぶき。流れる汗。大日本帝国としての誇り。傑作です。 eurekaさん [DVD(邦画)] 9点(2009-06-14 13:22:39)

16.傑作。宮城事件を中心に玉音放送がラジオ放送されるまでの様々なドラマが見事に描かれている。この日があって、若いてはこの戦争における多くの犠牲があって今の日本の繁栄があるのだと改めて身に沁みました。汗の描写がこの映画の熱気をまさに物語ってたなー。 すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 9点(2009-01-02 17:28:22)

15.《ネタバレ》 大作。そして傑作。玉音放送にまつわる終戦のエピソードを実にうまくまとめて見せてくれます。娯楽の要素は一切無いのに、とても面白く、勉強になります。初めて知ることばかりでした。終戦を受け入れられず、本土決戦に固執する陸軍の狂態ぶりがよくわかります。本土決戦が行われていたら、さらに多くの人命が失われていたに違いありません。ミッドウェイの大敗北以来、日本国民を欺きつつ、敗戦濃厚にも関わらずだらだらと戦争を継続したツケはあまりにも大きかったと思います。 ジャッカルの目さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-08-17 01:38:33)

14.日本にとって長い長い24時間を多角的に描いたずっしりとした作品。主役なし、女優も一人(ちょろっと)しかでてこない、事実とは思いたくないぐらいさまざまな立場の男たちの苦悩と暴走が凄まじい。軍国主義の思想はほんとに恐ろしい。戦争なんてやるもんじゃないね。 すべからさん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-07 14:09:46)

13.《ネタバレ》 日本人であるならば一度は見ておきたい映画の一つ。

敗戦、という未曾有の事態を、ドキュメント的ながら決して中だるみしないタッチで描いている。
敗北という、まさしく最悪の決断を全責任をもって下さねばならない、そしてそれを突き通さねばならない、その苦しさ、大変さがにじみ出ている。

大体の学校の歴史教科書では「御前会議→玉音」で終わりなのだが、この「→」の間の一日が壮絶だというのは初めて知った。
軍による宮内庁占拠、玉音盤争奪作戦などはこの映画で初めて知った。



さて、今日の日本の政治家で、かのように全責任をもって重大な決断を下せる人間はいったいどれほどいるだろうか。
皆、人が言ったから、のような責任転嫁ばかりしそうである。
いや、それ以前に、アメリカの言いなり、中国の言いなり(これは与野党ともだからたちが悪い)、などであっては何の決断が下せようか。
仲良く、とか、和、とか言っていたのではダメなことが政治の世界には多々あるのだから。

また、日本人は平和というものを「守る」意志をどれだけ持っているのだろうか。
「護憲!」「平和」「憲法改悪は戦争への道」などとバカみたいに騒ぎ立てることが平和を守ることだと誤解してやしないか。
国民一人一人が、民主主義的プロセスにおいて政府をきちんと監視し、不断の努力でもって政府に平和への道を歩ませるべきなのだ。
すなわち、国民一人一人が常に義務を持つべきであって、「憲法が禁じているから」などといって憲法にお任せしてしまおうというのは怠惰以外の何者でもない。

多数の日本人の犠牲の飢えに今の日本は成り立っているということは、もう少し感じてもいいだろう。 θさん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-25 07:54:42)

12.玉音放送の録音シーンを描いたというのは実に興味深い。原盤がNHK放送博物館に所蔵されてるそうな。すでに劣化して再生できないそうですが、生で聴いてみたいですね。 カタログさん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-03-23 22:23:03)

11. こんなことが本当にあったかと思うと恐ろしくなります。こういう作品はリメイクしてぜひ若い人にも見てもらいたいなぁ。商売になるかどうかわからないけれど。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-09-15 21:55:42)

10.《ネタバレ》 映画というよりは戦争の終戦日の記録といった感じ。タイトルさながら長い映画でした(;´∀`) でも感慨深い作品なので1度は見てもらいたいと思いました。阿南陸相の三船敏郎は凄い迫力で割腹シーンは印象的。玉音放送の録音版を探し回るところは、実際は流されてる事がわかっていてもハラハラします。戦争を色んな立場で考えさせられました。 うさぎ大福さん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-15 18:10:03)

9.《ネタバレ》 岡本喜八監督の戦争映画というと「独立愚連隊」や「肉弾」といった悲壮感の中にもどこか明るさのあるイメージが強いので、本作はちょっと喜八監督らしくない作品だと思うものの、このような大作映画にありがちなダラダラした中だるみ感がなく、橋本忍脚本による重厚な人間ドラマと喜八監督の演出の力強さによって長時間にも関わらず最後までとても面白かった。昭和20年(1945年)8月15日に玉音放送が流れて終戦に至るまでの経歴という内容も興味深く、宮城事件とかぜんぜん知らなかったのでとても衝撃的だったし、今まで生放送とばかり思っていた玉音放送が録音だったことにもビックリ。オールスター大作なので出てくる俳優陣も脇役・端役に至るまでこれでもかというくらい豪華なメンバーを揃えていて、その点でもみどころ。陸軍大臣を演じる三船の鬼気迫る演技、笠智衆演じる仏様のような総理大臣も印象深いが、やはり特攻隊を見送る伊藤雄之助のあの表情が忘れがたい。 喜八監督の映画の中では異色作かもしれないが、一度は見ておくべき傑作だと思う。 イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-25 13:28:30)

8.《ネタバレ》  子供の頃、8月の終戦記念日特集とかでこの映画を観た記憶がある。モノクロ映像と皇居前で軍人が自決したシーンが印象に残っていて「戦争はしてはいけないものだ、怖いものだ」という思いをした事を、今回観る前に思い出した。
 監督、脚本、俳優陣はこれ以上ないという程の組み合わせ。終戦前からの数日間を時
系列的に淡々と、しかし演技は熱く本編は進んでいく。戦争映画で思うことは「戦争賛
美・肯定」もしくは「反対・反戦」のどちらかに偏ったメッセージ性があまりに強いが
上に、映画の格調というか品格が落ちてしまう場合があるということで、長い時かけて
観る割には、その後興ざめした感覚が残るのですが、この映画に関しては一切そんな事
はありませんでした。
 登場人物も日本陸軍・閣僚・宮内庁関係者と範囲は狭く、民衆が出てくるのは唯一埼
玉の飛行場から飛び立つ特攻隊を、国旗を振って見送るシーンのみ。それでも陸軍の青
年将校の暴走と鎮圧しようとする幹部達の立ち振る舞い、阿南陸相の自決、終戦日当日
の特攻隊の出陣等、「極限時における行動をありのままに描くことによって、戦争のもたらす狂気、残虐性、不条理な様を観る者に実感させる」映画であり、終戦(本当は敗戦)に至る間際にこのような事実があったことをほとんど知らないだろう若い方々にこそ観てもらい、何かを感じてもらいたい映画である。
 また自分も、平和な事を当然のように享受するのではなく、このような事実の上に現在があるだということを再認識しなければと思う。
たくみさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-20 21:51:59)

7.《ネタバレ》 1967年という時代に撮られたこともあり、さらにモノクロにより臨場感溢れる映画に仕上がっていた。1945年8月15日で戦争は建前上は終結した。しかし、玉音放送の電波が届かない地域ではまだ戦争は終わっていなかった。特に北海道在住の私にとっては、ソ連による羞恥心なき侵攻を食い止めた占守島の戦いで北海道をソ連から守った日本軍兵士には感謝し尽くせぬ想いである。映画内での軍部の暴走とも言えるような行為はおかしいのかもしれない。しかし、彼らのような気持ちが昔とほとんど変わらない国境を形成しているのではないだろうか。 あるまーぬさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-20 18:21:26)

6.《ネタバレ》 8/14の深夜にBSで見ました。時間帯がリアルだったのでとてつもない緊張感で見れました。キツイ事言えば、軍部関係者は皆どうしようもない。国の事を考えているとは思えない。状況も全く理解できず、戦争を続けようとする姿勢に怒りがこみ上げてきた。<追記>リメイク版の口直し的に9年ぶりに再見。汗、汗、汗。やはり、熱気とパワーが違う。タイトルまでが20分。ナレーションが少々クドイなと思いつつ、「長い日が始まる」というカウントダウンの緊張感そしてタイムリミットに向けての攻防戦。記憶ではもうちょっと官邸・政府の攻防戦があるように思えたのだが、攻防というよりじれったくて、イライラする「大日本帝国の葬式」手続きが続く。他方、将校決起は中枢だけでなく、厚木・児玉・横浜等々の周辺部まで描いているのがリメイク版との大きな違い。それにしても狂気のオンパレードで見ている最中何度大きなため息をついた事か。時間的制約があったという事が515や226と大きく違い凝縮されてる。上官に放送許可を訴えるものの「それが未練だよ」と諭されて、畑中が泣き崩れる所が印象的だった。将校たちの決起は自分達が精魂こめて取り組んできた戦争への未練だったのかもしれないですね。天皇発言の重みを先日のビデオメッセージで感じた後だけに、あらためて考えさせられる所もあった。『ヒトラー最期の12日間』と比較すると成り上がりヒトラーと伝統と文化の継承者である天皇の違いもよくわかります。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-08-19 05:53:33)

5.終戦の日を遂げようとする政府は、この一日の終わりを待ち焦がれ、それを阻止しようとする兵士たちは、刻一刻と迫る終戦に焦り狂う。二つの相対する“焦がれ”が上手く重なり合い、複雑で良い緊張感が感じられた。 デコバンさん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-29 18:00:35)

4.日本人ならば知っておかねばならない一日であり、忘れてはならない一日、思想の左右を問わず見ておくべき作品ではないでしょうか。だから戦争反対、9条を守るべきなのか?いやいや日本は日本人が守るべきなのか?中国、韓国等に平身低頭謝り続けるべきか?日本としての自主性、独自性を貫くべきか?「東京裁判」や本作などは学校で鑑賞し議論すべき映画だと思うんだが、実際はこのあたりの歴史は端折られてしまうのが残念。 亜流派 十五郎さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-04-20 22:17:38)

3.目をいからせ徹底抗戦を主張する近衛師団の面々は軍人だが戦場に出ない人々。彼らに遠い異国で飢えと病に苦しむ同朋や本土決戦で否応なく死ぬ銃後の者に対する想像力はない。あるのはただ建軍以来の敗戦により自尊心を傷つけられることへの恐怖とそれゆえの現実逃避。それは天皇はじめ絶対であるはずの上官の意思を軽視する数々の発言に露呈している。ここまでに一度でも敗北を経験していたら、この映画のようなドラマもなく、あっさりと戦争を終わらせていたことと思う。実物の政治家・軍人たちが降臨したような俳優陣の演技を絶賛したい。(追記)再見。日本映画の最高峰と思います。10点以上進呈したい。 あと、若かりし頃の加山雄三さん。えらい男前だな。 次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 10点(2004-06-11 15:32:41)

2.歴史ドキュメンタリーをドラマ化したもので、主要登場人物は
実在の要人で、ストーリーもほぼ史実に準じている。こういう場合、おおまかな史実や人物像が見えているゆえに、映画として魅力あるものにするためには、高度な脚本や俳優そのものの存在感がないといくら監督ががんばっても無理がある。そういう意味で、
当時の日本映画界全体の奥行きの深さを彷彿させる傑作。
サラウンダーさん 9点(2004-01-15 23:22:53)

1.《ネタバレ》 三船敏郎の阿南陸将の割腹シーン、白黒なのに怖いくらいの迫力がありましたね。戦争終結までの日本の上層部の動きがよくわかります。笠智衆の貫太郎はとっても雰囲気が出ていました。若い黒沢年男が暴走気味な青年将校を見事に演じていて、ラストのサイドカーのシーンは印象深いです。何も、あそこまできて死ななくてもいいものをと思ってしまいますが、当時はああいう考え方の人がたくさんいたのでしょうね。時代の隔世を感じます。 オオカミさん 8点(2003-11-18 19:01:40)

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【点数情報】

Review人数 99人
平均点数 8.27点
000.00% line
100.00% line
211.01% line
300.00% line
400.00% line
544.04% line
611.01% line
71818.18% line
82929.29% line
92727.27% line
101919.19% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.20点 Review5人
2 ストーリー評価 7.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review5人
4 音楽評価 7.50点 Review4人
5 感泣評価 8.33点 Review3人

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