みんなのシネマレビュー

世界侵略:ロサンゼルス決戦

Battle: Los Angeles
2011年【米】 上映時間:116分
アクションSF
[セカイシンリャクロサンゼルスケッセン]
新規登録(2011-01-09)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-02-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-09-17)
公開終了日(2011-12-21)


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監督ジョナサン・リーベスマン
演出ジョーイ・ボックス(スタント・コーディネーター)
キャストアーロン・エッカート(男優)マイケル・ナンツ
ブリジット・モイナハン(女優)ミシェル
ミシェル・ロドリゲス(女優)エレナ・サントス
マイケル・ペーニャ(男優)ジョー・リンコン
Ne-Yo(男優)ケヴィン・ハリス
ラス・ブラックウェル(男優)K・N・リッチー
デヴィッド・ジェンセン〔男優・1952年生〕(男優)精神科医
コリー・ハードリクト(男優)ジェイソン・ロケット
ルーカス・ティル(男優)スコット・グレイストン
ジョーイ・キング(女優)
木下浩之マイケル・ナンツ(日本語吹き替え版)
山像かおりミシェル(日本語吹き替え版)
朴璐美エレナ・サントス(日本語吹き替え版)
志村知幸ウィリアム・マルティネス(日本語吹き替え版)
檀臣幸ケヴィン・ハリス伍長(日本語吹き替え版)
咲野俊介ジェイソン・ロケット伍長(日本語吹き替え版)
間宮康弘ジョー・リンコン(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
青山穣(日本語吹き替え版)
行成とあ(日本語吹き替え版)
志田有彩(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・バートリニー〔脚本〕
音楽ブライアン・タイラー〔音楽〕
編曲ロバート・エルハイ
挿入曲トゥーパック・シャクール"California Love"(2パック として)
撮影ルーカス・エトリン
製作ニール・H・モリッツ
ジェフリー・チャーノフ
コロムビア・ピクチャーズ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮シネサイト社(視覚効果)
美術ピーター・ウェナム(プロダクションデザイン)
衣装サーニャ・ミルコヴィック・ヘイズ
編集クリスチャン・ワグナー〔編集〕
録音ポール・マッシー[録音]
その他ブライアン・タイラー〔音楽〕(指揮)
あらすじ
突如として宇宙から降ってくる謎の物体。地球上のあらゆる海にそれは規則正しく降り注いで来た。そして何一つ前触れなく始まる激しい攻撃。躊躇なく人間を殺戮する敵は地上戦を制し、更には空域も制圧してしまう。人類はこのまま滅亡してしまうのか?地球は侵略されてしまうのか?ロサンゼルスで生き残った海兵隊の一小隊が、決死の反撃を試みる。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2012-05-01)
全てのをあらすじ参照する

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ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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26.《ネタバレ》 これはSF映画のようでいて、れっきとした戦争映画である。ある意味「スターシップ・トルーパーズ」の現代版ともいえる。もっといえばアメリカ海兵隊のプロパガンダ映画でもあろう。敵は突如現れ、何の説明もなく攻撃をしかけるエイリアンであるが、彼らが使う火力はなぜか地球での現代兵器とさほど変わらない。きょうび、近代戦におけるリアルな白兵戦を映画化するのは何かと政治的な問題があるのだろう。敵は適当なエイリアンにするのがもっとも無難である。アメリカ海兵隊の教習では、今後この作品を鑑賞することが必須になるだろうと思えるほど、海兵隊万歳!な映画である。一方で、手持ちカメラでの臨場感あふれる画には賛否両論あるが、戦争映画の見過ぎで不感症に陥っている現代人には多少物足りないかもしれないが、実際に近代戦の白兵戦に飛び込んだなら、あのような恐怖と混乱と緊張の連続であることを想像させてくれる意味で、大変よく撮れていたと思う。その意味では、映画館での鑑賞をお薦めしたい。

田吾作さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-26 12:44:09)

25.《ネタバレ》 震災により延期されてようやく見れた映画。その分期待値も高かったが充分に応えてくれました。
他の方もおっしゃってますが、とにかくベタ。ひたすらドンパチしまくりです。

「一小隊に視点を絞った演出」に高評価。例えばですが、子供を身ごもっている奥さんをもつ少尉。「奥さん側=一般市民側の視点での演出」があってもおかしくないほど美味しい素材。そういったものを一切破棄(つまりは他がどうなったかは全く分からない)した、見ている側にも「一体(世界は)どうなってしまっているんだろう?」と思わせながらの展開はドキドキです。

ありがちな感動シーンは殆どありません。次々と味方もやられていきます。でもそれが「戦争」なんですよね。だからこそ「部下を死なせてしまった隊長」がさらにリアルに感じられるのです。
「誰が指揮しても結果は同じだった」状況の中、周りから悪態を受けようとも、それでもなお皆を生かし作戦を成功させるために奮闘する軍曹は上司の鑑です。
でも、それだけだと映画は成り立たない。だからこその最後のドンパチ。今まで苦労してきたんだ、最後くらい派手にやらかそうぜ!という感じが爽快でした。

見る人によっては評価がばらつくと思いますが、自分的にはもう1回見てもいい映画です。ただ、見るならやっぱり映画館で見るのが1番なんだろうな。

何より1番の評価点は「3Dではなかった」ことw HIGEさん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-26 10:48:44)(良:1票)

24.ベタすぎる・・・ベタすぎるぞ。設定、展開、映像、一体何番煎じなんだ、この映画?どのシーンもどこかで見た事あるような・・・あれ?・・・でも、え?なんで?なんでこんな心が熱くなるんだ? 関白宣言さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-26 00:45:28)

23.《ネタバレ》 どう見ても圧倒的な戦力を持ちながら、白兵戦までして地球の戦力レベルに合わせ真っ向勝負してくれる宇宙人さんは優しいなと。 でも本物の歴戦の軍人にしか見えないアーロン・エッカートのナンツ2等軍曹は背を見せ育てる寡黙タイプでカッコ良かったですね。独白シーンや一人ヘリからロープで降下すると次々にロープが下されて隊が一つにまとまるシーンや、最後は束の間の休息後すぐに無言で弾丸を詰めだす軍曹、それを見て隊のみんなも続いていくなんて辺りはグッときますね。「反撃だっ!」で終わるのも良いし、米軍万歳、海兵隊万歳な展開ながら燃える物があるのは事実だなぁ。女性兵士にミシェル・ロドリゲスが出てますが慣れたモノですね。現場の一小隊の目線で進むので人によってはこじんまりした印象を受けるかも知れませんが、緊張感、臨場感があり楽しめました。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-25 23:12:23)

22.《ネタバレ》 エイリアンの描写を見ていたら航空機&無人機による攻撃や、先進的な歩兵用の装備によって敵を圧倒するのは現実世界のアメリカ軍がイラクやアフガンでやって来た事のような気がしてワザとやってるわけじゃないんだろうけど自分たちのことは見えないもんだなぁと苦笑いでした。あとアメリカ人て「防衛戦争」への潜在的な憧れがあるんじゃないかと・・・確かに自分たちが世界各地で行っている戦争に比べれば「自分たちの国を守る!」というシチュエーションは彼らの理想像を体現できる戦争ですから。なんていろいろ思いつつも面白かったです(笑)やはりカッコいいものはカッコよいんですよ。宇宙人が圧倒的に強いわけじゃなくて互角だけど若干劣勢くらいの戦いを繰り広げてるほうがワクワクしますね。 AIRSさん [映画館(吹替)] 7点(2011-09-25 16:06:53)

21.《ネタバレ》 起こっていることはID4(インデペンデンス・デイ)と殆どオチまで同じですが、この映画は闘いを一小隊の視点からのみで描いている点が大きな相違点として面白かった。視点が常に最近流行りのドキュメンタリータッチであることも違いを強調させている。残念だった点を挙げますと……、音楽が一辺倒で常に感動を押しつけて来る感じがイラつく、アーロン・エッカートが軍曹にはどうしても見えない、あとこれは完全に私の映画の見方に問題があるのでしょうが、終盤に主人公の小隊がハンビーに乗ってエイリアン(人型)を轢き殺しながら「死ね~!」「まるでボウリングみたいね!」と狂喜乱舞する姿にはなにか嫌な感じを受け取らざる得なかった。演出のやり方は理解できるし正しいのでしょうけど、アメリカ映画の戦場でハンビーが出てきたらやっぱりイラク戦争を意識してしまいます。しかも相手は正体不明のエイリアン(外国人)。なんだかなー。 民朗さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-25 09:56:41)(良:1票)

20.《ネタバレ》 厭戦と不況と失業率悪化の中、なりふり構わぬリクルートに精出す米軍と、物資・施設協力の見返りに露骨なゴマスリぶりをみせる製作側。(ベビーブーマーへの配慮もぬかりない。)

あまりの臆面の無さに、逆効果ではないかと心配してしまうくらいだ。
キャスリン・ビグロー『ハート・ロッカー』ほど巧妙でないぶん実効性は低いだろうが、本質は一緒だ。

軍関係の画面占拠率とアクション規模は、迎合とアピールの度合いにはっきり正比例していて、イラク侵略泥沼化を経て、尚も仮想敵の捏造と徴兵宣伝に勤しまねばならない懸命ぶりが気の毒にもなってくる。

それはともかくこの映画、相も変らぬ「故意の手振れ」にまず萎える。
こんな手垢のついた「詐術」をまだやってるのか、と。そのダサさに心底、呆れる。

いくら揺らしの為に揺らしたところで、対話シーンでは平気で切返しを使い、ビルやバスへの突入シーンの度にキャメラが先行して、兵士が銃口を向けるのを「川口探検隊」式に幾度も正面から捉えるのだから、緊張感も臨場感もあったものではない。(『ハート・ロッカー』もまったく同様。)

出鱈目な視点で、単に揺れてさえいれば「ドキュメンタリータッチ」だというなら、観客愚弄というべきだろう。

これまた手垢塗れの近視眼的「小状況」設定と近視眼的顔面アップの連続は、文字通り近視眼的ヒロイズムにまみれ、無線遮断も時間制限もカウントダウンも、ドラマの中で何らサスペンスとして立体化せず、退屈極まりない。

新鮮味も皆無で、端的につまらない。



ユーカラさん [映画館(字幕)] 1点(2011-09-24 16:43:26)

19.《ネタバレ》 うーん?なんだろうね!?まず、主人公が最初、先の戦いで、部下を失った事を周囲から責められている、という非常にザワとらしい時点で、モウ!なんかイヤーな予感たっぷり!(世界中で上官やってて部下亡くした奴、ほかにいねえのかよ!!!???)予感は的中!なんや、これ、”てれびのコンバットみたいに、ロスかどっかその辺の普通のダウンタウンの裏庭でロケハンしてる感プンプン!宇宙タコならいざしらず、急に、その辺の近所の、買い物オバハン達や、あはんあはんブラックブラザー達がキャメラ前に、飛び出してくるんじゃないかと冷や冷やモンでした。まあ、46歳にもなると、もう、すべて、前に観たように感じられ、色褪せてしまうのかなあ?それにしても、映画を観ていて、近年の多数の他の戦争映画にも観てとれる”ある撮影の手法”が延々と続くと、当然、まず物語に同化できなくなるし(ウソのストーリーがわずらわしくさえ感じるようになる)、後は、”飽きる”のドツボにはまってしまう。ドルビーサラウンドデジタルどっかんがっしゃんきーきーキャーキャー!これでもか!と、いくらやっても、もう!飽きてくる。そしておまけに、なぜか、こんな作品の出演俳優達のカオをみているだけで、ツタヤのアクションコーナーの棚とVシネマの棚と劇場未公開の棚を連想し、なんだか非常に、貧しい気持ちになるのでした。 追加!!そうそう、主人公が先に亡くした部下達の認識番号やなんやかんやをペラペラと、すべて正確に記憶してるのは、さすがに、”超感動!”と言うよりも、”もはやカオス”でした。いったいなんなの?どういう趣味しとるの?記憶力バツグーーン!! 男ザンパノさん [映画館(字幕)] 3点(2011-09-24 01:51:37)(良:1票)

18.《ネタバレ》 米海軍の「やる気」が凄い。その気力だけで最後まで走り抜いたと言ってもいい。エイリアン侵略系の映画というよりも、戦争映画だ。エイリアンの代わりに他国が攻めてきても、アメリカはこんだけ優秀な兵士がいるんだよ、逆境にも挫けない力があるから決して負けないよ、って豪語している。まぁいつもの事だけど。仮説→実行のプロセスを繰り返し、次々と困難を克服する様子は、本人達の力量というよりも、神の御加護にしか見えないけどね。。。映像は、昨今のSF系作品と比べても大差はない。エンターテイメント性は、人間ドラマを休みなく見せ続けることで、感情に響かせてくる。でも映画史に残るような作品ではない。 VNTSさん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-23 18:25:44)

17.《ネタバレ》 宇宙人は、体に武器を搭載した堅い奴。撃っても撃ってもなかなか死なない。最初はロボなのかと思ったけど、近づくと意外とウネウネしてる部分があったりするのよね。
コイツ一体どんな生き物なの?
っていう疑問に応えるシーンがちゃんとあるのは偉い。
前半のハイライトシーンは間違いなく宇宙人解剖のシーン。やっぱ、宇宙人と解剖は切っても切れない関係だよね。
このシーンを観たら大体満足して、眠くなってしまったのである。
その後しばらく、面白展開ないんだもの。

全体的にどうも盛り上げ方が巧くないように感じた。音楽も鳴りっぱなしだし、メリハリがない。序盤の登場人物紹介のシーンが、サクサクしすぎてて誰が誰か把握できないままチームになっちゃってるし、いっぱいいるから、仲間が死ぬシーンもどうも気持ちが入らないんだよな。
クライマックスの撃ち落としシーンなんか最高に盛り上がれる熱いシーンのはずなんだけど、タメとかが全然効いてなくてあっさりドカーン!って感じだからなんだかなー、と。
ド派手ではあるのに、舞台が限定されているせいか、どこかチマチマ感が拭えず、大作感がなかった。 すべからさん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-23 10:07:22)

16.《ネタバレ》 “人類VS宇宙人の戦争”という極めてマクロな事象を扱いながら、視点は10人足らずの小隊に固定するというミクロなアプローチは『宇宙戦争』(2005)と同じ。劇場の大スクリーンは、まさしく戦場そのもので、観客は砲弾飛び交う戦火の中に身を置くことになります。手振れカメラの使い方も効果的で、鑑賞のストレスになる一歩手前で抑制し臨場感を上手く演出していると感じました。不測の事態で狂っていく計画。仲間が一人また一人と減っていく中、信念と経験に裏打ちされた判断力と行動力で道を切り開いていく主人公の頼もしいこと。ナンツ二等軍曹というキャラクター名を無視し、勝手に“照英”と名づけて心の中で応援していました(だって映画版『スクール・ウォーズ』の泣き虫先生そっくり)。“絶対に死ぬわ”というシチュエーションを潜り抜ける度、サバイバーズ・ギルトに近い感覚を味わう事が出来たのも、感情移入出来ていたことの証と考えます。それにしても、こういうブロックバスターは劇場で観なければ損。TV鑑賞では面白さ半減でしょう。同じく劇場鑑賞した『インデペンデンス・デイ』を上回る9点を進呈させて頂きます。
目隠シストさん [映画館(字幕)] 9点(2011-09-22 19:58:46)(良:2票)

15.《ネタバレ》 台風が来るので自主的に計画避難(要は会社をさぼり)、10人もいない映画館で鑑賞。そうか、水か。水があるのは地球だけ、それを狙ってエイリアンが狙ってって設定、水を石油に置き換えればアメリカ自身のことだろうに・・。なんていうトラウマ設定。逆に、中国資本に水資源を狙われている日本に置き換えてみると、日本にとってはファシズム映画だね、こりゃ。ニッポンに海兵隊を作れって。プロパガンダ的にいろいろ解釈できる映画だけど、戦闘シーンは迫力あって一見の価値あり。白昼のエイリアンとのバトルってはじめてでは?それにしても、ナンツさん、死んだ部下の識別番号覚えてたのって、信頼を得るための方策ですか?普通無理だって(笑)映画館をでると暴風雨。現実のほうが圧倒的に迫力ありました。 けごやさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-21 20:00:51)

14.もう一年近く前になると思うが、この映画のタイトルを観たときは、「なんてダサくて面白くなさそうなタイトルだろう」と思った。
エイリアンの侵略ものだということは一目瞭然だったが、どれくらい“まとも”に作られた映画なのかととても訝しく思った。

2011年の年明け頃になってようやく映画の情報を少しずつ知り、アーロン・エッカートが主演でミシェル・ロドリゲスが出ているということが分かり、地味ながらも好感を持てるキャスティングも手伝って気になり始めた。
そして同じ頃に初めてトレーラーを観て、侵略の様を“現場目線”で切り取ったシーンの迫力に一瞬で圧倒された。

日本公開は4月1日、一転して公開日が待ち遠しい作品となっていた。

しかし、4月1日にこの映画を観ることは出来なかった。
3月11日に発生した大震災の影響を受け、大幅な公開延期が決まったからだった。

果たして「公開延期」という措置が正しいことだったのかどうかは、個人的には懐疑的に思う。
が、実際に被災地の現状を目の当たりにした人々にとっては、この映画に映し出されたロサンゼルスの壊滅した様は、様々な感情に心労を伴うものだったかもしれない。

前フリが長々しくなってしまったが、この映画において言いたいことはシンプルだ。

突如として襲いくるエイリアン、圧倒的な兵力を向こうにまわし勇敢に対峙する海兵隊。
圧倒的な兵力差があるにも関わらず、決死の覚悟で奮闘し侵略者の牙城を突き崩す。
ご都合主義の米国至上主義、アメリカ万歳!海兵隊万歳!
ベタで王道的なハリウッドのエンターテイメント……。

人によっては卑下する要素は無限にあるのだろう。ただし、この映画の在り方は、圧倒的に正しい。

あらゆる物事が理にかなってなかろうが何だろうが、わけも分からぬまま侵略者の大軍に立ち向かう兵士たちの立ち位置のみで描かれる映画世界に、絶大な興奮を覚えたということ。
それだけでこの映画の価値は揺るがないと思う。

そして、この映画のタイトルは、本当に“それ”のみしか描いていないことに対する潔い態度の表れだったということに気づいた。

P.S.“女性ソルジャー”という役柄において、ロドリゲス嬢の右に出る者はやっぱり居ないと思う。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-21 11:26:53)(良:1票)

13.《ネタバレ》 『サンキュー・スモーキング』と『幸せのレシピ』で顔を覚えたアーロンが髪をばっさり短くして無骨な軍人で登場して「ほう、この人こんなイメージもこなせるのか!」とちょっと感心。『ザ・シューター』で「見た目なんてことはないのに、どうしてこういう良い役与えられてるんだろ?」と気になったペーニャはこの作品でも自然で控えめなのにかなりの存在感を示して好感度高い。いつも男っぷりが強すぎるロドリゲスは「強い女」度がようやく適度なレベルに落ち着いてリアルな存在になった。クライマックスで敵撃沈したときの喜び方も妙にクールじゃなく可愛げがあって、良かったです。内容はSFというより戦争映画に近いのりだけど、プロパガンダなんてことは、言い出したらキリがないほど何にでもこじつけは言えるわけで、もしこれがプロパガンダ映画だとしても、あの宇宙人たちをどっかの国の地球人に置き換えてみても、いきなり問答無用で攻撃破壊し侵略しようとする連中は遠慮なくやっちゃって当然でしょう。ああいう存在に対して戦わず無抵抗に殺されるのを待つとか、話し合いをして解決しようとか考える馬鹿がどこにいますか? 理不尽なものに屈しないためのプロパガンダなら良いじゃありませんか。護身のための抵抗力は必要なものです。内容皆無の作品と思っていたので、ナンツの「二度と嫌だ!」に涙腺が少し緩み、リンコンの死に心が動き、その直後に失った戦友の名と番号を連呼するナンツにまた涙腺が緩みました。わざとらしい派手な手ブレでほとんど見せようとしないゴマカシ映画と思っていたので、意外にしっかり見せてくれてるのにも好感持てました。エイリアンもUFOも文句ないし、砲弾発射用ロボットはホント不気味に良くできてると思いました。子供の存在も特別な演技はないのにうまく活きてました。満腹です! だみおさん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-21 00:31:15)(良:1票)

12.《ネタバレ》 いきなり襲来!→やかましく撃ちまくる!→エンディング…と言う「だけ」の映画でした。内容らしい内容も無く、その薄っぺらさはトランスフォーマー以下。アメリカ万歳ご都合主義SF映画はむしろ好きな方ですが、本作の適当さや海兵隊の礼賛具合にはさすがに気持ち悪さを感じてしまったところも。
エイリアンやマシーンの造形は好きなんだけど、途中から「これエイリアンじゃなくてもよかったんじゃ…?」と思ってしまうほどの存在感に。米国公開時からものっ凄く楽しみで、何かとてつもない映画を見られるのではないかと予告編を何十回見たか分かりませんが、正直「これじゃない!」と言った感じ。続編は無いでしょうな。 Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-20 18:45:14)(良:1票)

11.《ネタバレ》 今年は宇宙人が大挙して地球にやってきていて、映画ファンとしては嬉しい限りです。「ロサンゼルス決戦」ですよ。燃える邦題ですね。いつものようにアメリカ軍のプロバガンダ映画に変わりは無いんですが、延々続く戦闘シーンには圧倒されました。恥ずかしながら似たようなシチュエーションの夢を見てガバッと飛び起きたこがとがあったので、「あの夢が現実になった!」とワナワナしました(全然現実じゃないけど)。 宇宙人を何かのメタファーとして批判するのも飽きてきたのでやりませんが、ただ、子供に対して「君も隊員の一員だ!」的なことを言うのはやめてほしかったな。科学特捜隊とかならまだしも、軍隊ですし。 ゆうろうさん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-19 21:56:12)(良:1票)

10.《ネタバレ》 余計な説明は一切なく、いきなり本題突入の潔さは集中できて気持ちいい。これはあの「ナイト・オブ・リビングデッド」に通じるものがあると個人的に感じた。また、戦闘シーンもリアルな感じで超クールであり、それを怒涛の勢いでラストまで一気に見せてくれるところもOK。エイリアンの造形もなかなか良い感じだったし、あれ以上具体的に見せないところがまたいい。しかし、ラストで全員が戦場に向かうのはイケイケで良いんだけど、やっぱり燃料(食事)は入れていったほうがいいと思うのだが。。。 リニアさん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-19 20:41:39)(良:2票)

9.《ネタバレ》 ベタベタなプロパガンダ映画っぷりに笑っちゃいました。だって相手がエイリアンだって視点はちっとも重視していなくて、侵略者から国民を守るんだ!って視点で徹底していて。わざわざ海から上陸して、現代兵器的な武装してて、人間サイズで、地上戦と空爆とで戦いまーす、なんてエイリアンの設定なんてしたら、そりゃツッコミどころ満載ですわなぁ。『プライベート・ライアン』『ブラックホーク・ダウン』のエイリアン版みたいな戦争映画なのですが、決定的に違うのは人間同士の戦いが生む悲劇や、理不尽な戦いに巻き込まれた者の無常感なんてモノが全く排除されて、ひたすら「苦しくても怯む事なく侵略者をやっつけろ!」って。まあ、別にそれに文句言う気もありませんけど。問題は映画としてあんまり面白くないって事ですねぇ。だってエイリアンがエイリアンとしての役割をちゃんと果たしてなくて、ただ侵略者で、それに対抗すべくひたすら一個小隊が戦闘しながら移動してゆくだけの映画ですもん。相手が誰だって別に同じじゃん、っていう。そういうシチュエーションならば、もはや『HALO』とか『コール・オブ・デューティー』とか『ギアーズ・オブ・ウォー』とかのFPS、TPSを遊んでた方がよっぽど面白いっていう世の中。なんていうか、新しい事は何もしていない、これまでの戦争映画の亜種ではありました。ラストもお馴染み「オレたちの戦いはこれからだ!」オチだし。それでも似たようなアレに比べればハデな分だけマシって。ほら、今年公開されたアレ。んー、タイトル忘れたわ。最近もの忘れ酷くて。えーと、あー、もうどうでもいいや。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-19 19:28:23)

8.《ネタバレ》 戦闘シーン馬鹿の小生にとっては、昨今の生々しい戦闘シーンの「戦火の中へ」「The pacific」「バンド・オブ・ブラザーズ」「戦火のナージャ」と勝るとも劣らない、火薬と粉塵と油と血の匂いが感じられるようなシーンの連続で、満足でした。唯、敵があまり憎しみを掻き立てるような経緯のないままに、戦闘をしていただけという感じも拭えず、点数が下がりました。C-4爆薬はもっと威力があったような印象があったのですが?
レザー誘導装置は「ゴルゴ13」でも使用されていましが、無人機で邪魔できる(要はレザーを遮れば防げる)ということが初めてわかりました。しかし、全世界征服の司令塔があんなものでよかったのでしょうか?まあ「スカイライン」の司令船の危うさよりは、よしとしなければならないのかも知れません。 亜酒藍さん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-19 17:55:02)

7.《ネタバレ》 震災の影響で公開が遅れたせいでこの映画の評判が世界各国から入ってくる、ここでも私が映画館にいく直前までレビュー点数が4点台、せっかく楽しみにしていた映画だったのに「DVDまで待つかな」という気持ちとの葛藤、、、でも期待をせずに映画館に行ったら面白かった。期待値がマックスだった春に観に行ったら間違いなく4点だったと思う。 かのっささん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-19 10:25:29)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 106人
平均点数 5.75点
010.94% line
110.94% line
254.72% line
332.83% line
41615.09% line
51816.98% line
62018.87% line
72725.47% line
898.49% line
954.72% line
1010.94% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.30点 Review10人
2 ストーリー評価 3.69点 Review13人
3 鑑賞後の後味 4.25点 Review12人
4 音楽評価 3.66点 Review9人
5 感泣評価 1.22点 Review9人

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