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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 やっぱりジャック・ターナーは凄い。とにかく女優を綺麗に魅せる。
ファムファタール、ジェーン・グリアが綺麗過ぎて、息が詰まる。
ジェフがアンに打ち明ける回想明けで、
ジェフが車を降りてアンとのクロースアップのカットバックになるのだが、
このカットバックの秀逸さたるや唸る。
もうこの撮らえ方が、ああこのふたりは絶対に結ばれることなどないのだと思わせる。
ジェフとキャシーが初めて結ばれる夜、
ジェフが投げ出したタオルがランプシェードにぶつかり、
ランプシェードは倒れ、部屋は暗くなり、嵐で扉が開き、その扉に向ってトラックイン。
愛が交わるという素晴らしい演出だけでなく、ここがすべての破滅の始まりとも見える。
そしてラスト、アンは聾唖の少年に「ジェフは本当に彼女と逃げたの?」と尋ねる。
少年は戸惑い何も答えないが、アンの「そうなの?」という更なる問いかけに最後には軽く頷く。
そして彼女は去り、少年はジェフの名前が書かれた看板に、これで良かったろ?と挨拶するのだ。
つまり、アンに真実を告げれば彼女はジェフのことを想い、新たな幸せな人生を迎えられない。
そんなことは彼も望まない。例え彼が悪者になろうとも、彼女のことを想うから、
彼女が幸せになれるならば、それはそれで良いのだということだ。
それがあの少年の選んだ決断だ。これで良かったろ?と。泣ける。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-11-08 10:26:49)
1.特に夜間場面におけるモノクローム撮影術の見事さは、『キャット・ピープル』のジャック・ターナー&ニコラス・ムスルカのコンビならではのもの。人物のシルエット、シェードランプやカーテンの揺れが十分に使いこなされ官能的ムードに満ちた屋内撮影はノワール様式の充実ぶりを示す。一方で、黒塗り車の光沢が醸しだす夜の街路の妖しさやアカプルコ~タホ湖近辺の自然景観など、屋外ロケの充実も作品世界をより豊かにしている。ロバート・ミッチャムの一貫して動じない物腰とポーカーフェイスの魅力、ジェーン・グリアのミステリアスな美貌。さらに不敵なカーク・ダグラスも絡んだ駆引きのサスペンスと展開の圧倒的スピード感によって、最後までドラマの緊張が途切れない。さらに注目すべきは、夜の山小屋でのスピーディな殴り合いの迫力。作中ほぼ唯一の身体アクションの場面だが、これほどのスピード感に満ちた拳闘アクションはなかなか見られない。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-11 23:00:08)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
8.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 33.33% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 2 | 66.67% |
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10 | 0 | 0.00% |
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