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ソナチネ(1993)

Sonatine
1993年【日】 上映時間:93分
アクションドラマ犯罪ものヤクザ・マフィアバイオレンス
[ソナチネ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-11-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1993-06-05)


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監督北野武
助監督清水浩
キャストビートたけし(男優)村川
大杉漣(男優)片桐
勝村政信(男優)良二
寺島進(男優)ケン
南方英二(男優)殺し屋
森下能幸(男優)助っ人
津田寛治(男優)喫茶店のウエイター
木下ほうか(男優)北島組組員
渡辺哲(男優)上地
矢島健一(男優)高橋
藤浪晴康(男優)麻雀屋の男
日野陽仁(男優)
脚本北野武
音楽久石譲(音楽監督)
撮影柳島克己
山本英夫〔撮影〕(撮影助手)
製作奥山和由
バンダイビジュアル
松竹(松竹第一興行)
企画オフィス北野(企画協力)
プロデューサー鍋島壽夫
森昌行
吉田多喜男
配給松竹
特殊メイク原口智生
織田尚
特撮納富貴久男(ガン・エフェクト)
BIG SHOT(ガン・エフェクト)
小林正巳(操演)
美術都築雄二(美術助手)
柴田博英(装飾)
ヘアメイク豊川京子
編集北野武
太田義則(編集助手)
録音堀内戦治
白取貢(録音助手)
照明高屋齋
尾下栄治(照明助手)
松隈信一(照明助手)
中須岳士(応援)
その他吉川威史(キャスティング)
IMAGICA(協力)
あらすじ
暴力団幹部の村川(ビートたけし)は、同幹部内でのシマ争いの画策にハメられ、兄弟分である沖縄の中川組の抗争収拾に飛ばされることになる。ヤクザ稼業に嫌気が差していた村川は、現地で無軌道に時間を過ごしながらも、人生の終息を感じ取っていた。

CEOってなんだYO!】さん(2004-03-03)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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25.ラスト、マシンガンの発砲による光が、黒塗りの車の屋根に反射してるシーン、最高です。 LEDさん 9点(2003-05-15 22:21:21)(良:2票)

24.初めてみたたけし作品。音楽と映像がマッチしていた。なんだか切なくなった。たけし作品の中で一番好き。 うさぽん☆さん 9点(2003-05-28 00:17:25)(良:1票)

23.普通じゃないヤクザ映画。その映画技法に関しては詳しい人が書いてくれているだろうから省くけど、まさにたけしにしか作れないヤクザ映画であり、そのオリジナリティがとにかく凄い。 映画はまず組同士の抗争や身内同士の争いを描いていてそこではもう一触即発状態。ピンと緊張の糸が張り詰めて、もう弾ける寸前・・・という所で沖縄の海へ行き、違う方(花火や落とし穴やフリスビーや舞踊)へ爆発させるという展開が意外で面白い。 動と静、生と死、暴力と笑い、その対比が絶妙なバランスで成り立っている傑作。 ヴレアさん [DVD(邦画)] 9点(2017-07-12 19:08:40)

22.《ネタバレ》 半年ぶりに3回めの鑑賞を終えたので感想を書くことに。正直に言ってしまうと、映画自体は難解すぎて北野監督が何を伝えたかったかは未だに理解出来ない。しかし、何故か時間が経つと無償に再度鑑賞したくなる作品。 構想は単純明快。しかし、景色と登場人物を映し出す一つ一つの映像の中に 異なる小さな物語を創作している。数々の小さな物語(ショット)を重ねることにより大きな「何かを」を表現しているのだ。 また、素人だからこそ出せる北野武の演技もこの作品には欠かせない。村川の独特な雰因気とニヒルな表情が味を出している。ロシアンルーレットで自ら頭を撃ち抜く場面で見せる純粋無垢と同時に不気味、そしてどこか凛々しい笑みこそが上記に書いたような「小さな物語を創作」している決定的な芸術的ショットに違いない。 鈴木さん [DVD(邦画)] 9点(2014-02-06 01:01:37)

21.「静かな海」を見た後、これを見て確信。 たけしは天才。漫才は余技。本業は監督。 追記 ある日突然、何の脈絡もなく見たくてしょうがなくなる映画。 不思議な魅力のある映画。これは後年気がついた事。 DVDを借りて見たときには気が付かなかった。 なので、点数を数年ぶりに引き上げます。 更に後日の追記 シナリオは平凡、登場人物の演技は素人、カメラワークはおぼつかない。 にもかかわらず、「どうにもやるせない、陰鬱な気分」という、 演技や道具では表現できない「モノ」がきっちりと表現されている。 そしてそれがこの映画の存在価値。 たけしが映画監督として突き抜けてるのはこういう感性を持っっているからなんだろうと改めて思った。 後日作られた別の映画では格段に撮影監督としての腕は上がってるんだけど、 この映画で表現されているような、キラリと光る独特の個性が、見受けられなくなっていた。 その意味でも、この映画はマジで貴重だと思う。 ひであきさん [ビデオ(邦画)] 9点(2011-07-09 20:38:06)

20.《ネタバレ》 文句なしの傑作。暴力の世界に半ば絶望している主人公が、大自然そのものと云っていい沖縄の田舎で戯れる。生を実感しながらも、何処かゆっくりと死んでいく感覚もあるという心情を具体的な科白を言わさずに表現している事に驚嘆した。北野武らしい説明を排した演出ならではの画作りが見事だった。北野映画には頻出するテーマだが、暴力を描いている様で、実は反暴力を描いている点も素晴らしい。お世辞抜きで日本映画史に残る大傑作だと思う。現代のアメリカン・ニューシネマ(邦画だけれど)と思える映画を撮れる北野武監督は本当に貴重だ。 民朗さん [DVD(邦画)] 9点(2010-06-27 01:07:29)

19.《ネタバレ》 個人的に武監督の最高傑作です。 まったりとしたヤクザの日常(?)からいきなり非日常な展開に持っていくのが上手い。 そして、綺麗なんだけど何処か暗さ・寂しさの漂う沖縄の風景。それにマッチする最上の音楽。 この空気感、嫌いじゃないです。それって少しヤバいのかもしれませんが。 bolodyさん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-26 19:03:46)

18.《ネタバレ》 私もこの映画が北野映画の中で一番の傑作だと思う。映像として、演技として、そして、あけっぴろげなまでの空虚さにおいて。ピストルが響くたびにドキっとしてしまうのだけど、そのあとにとにかく哀しくなる。とにかく圧倒された。 いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-06-05 22:59:49)

17. 小学生だった頃、怖かった。ちっとも暑そうに見えない夏。入ることを拒むような海。のっぺりとした青空。平坦な風景。生気の感じられない登場人物。マイナーコードの旋律。作品自体が墓標であるかのように思えて怖かった。  十年以上経った今、むしろ落ち着いて鑑賞することができるのは、たぶん様々なことを諦め、自らの墓標の形もおおよそ分かってきたからであって、それはたぶん悲しいことなのだろう。 小塚さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-29 00:00:58)

16.《ネタバレ》 「凶暴な男、ここに眠る」というコピーどおり、初期北野映画の集大成的な作品。「あんまり死ぬのを怖がってると、死にたくなるんだよ」って台詞は、ラストへの伏線だったんですね。でも、いかにもな感じだった『HANA-BI』よりはインパクト絶大の終わり方でした。 とかげ12号さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-10-26 20:47:51)

15.自分の好きな世界を、好きなように撮っていいといわれれば、宮崎は「紅の豚」を、たけしは、「ソナチネ」を撮る、、、そんな印象でした。二人の違いがくっきり浮かびますね。、、、、、個人的なことですが、私も7,8年前までは、花火の撃ち合いや、落とし穴や、紙相撲やら、キャンプに出かけては、やったものです。、、、、、ただ、違っていたのは、私たちが拳銃を持っていなかったこと、そして私たちが一番好きだった焚き火がこの映画ではでてこないこと、、、、、、そして一番の違いは、この映画での遊びが、いつ襲ってくるかも分からない死とのコントラスト、緊張感を常に意識させる形で行われていることです。(私たちも、川でおぼれそうな奴がでたり、帰り道に車を大破させたり、結構、死と隣り合わせでしたが、あんまり意識していなかったような、、、)、、、、、ところで、私がこの映画で一番気に入っているのは、人と人との家族的で私的な親密さが一切排除されていることです。例えばブッシュが選挙演説で「ローラには一目惚れだったんだ、えへへ」というように、家族的で、ねっとりした親密さがあらゆる社会関係を制圧しつつある昨今、この映画は、そうした親密なとは異なる原理を鮮やかに提示しているように思えるからです。その際、そうした親密さはアメリカ文化の一つの重要な特徴だと考えられます。、、、、だから、この映画は根底的原理において、反ハリウッドの映画だと私は理解しています。最後のシーンなど、ラストサムライの最後と較べてみるとはっきりしていますよね。、、、、、そうした観点からいうとこの映画の「幸」という存在は、それが存在することでコントラストが鮮明になる一方で、映画の中に家族的親密さを持ち込む危険を孕んでいます。、、、、、その後のたけし映画は、家族的親密さに対するドンキホーテ的挑戦の過程だったなんて解釈も成り立つかもしれません。 王の七つの森さん 9点(2004-11-16 10:07:02)

14.《ネタバレ》 「村川さん!やめてくださいよ!」に尽きる!(爆笑) 和魂洋才さん 9点(2004-01-26 12:43:49)

13.何かものすごく特別なことが起こっているわけではないのに、観客を惹きつけ続ける要素が全編にまんべんなくちりばめられていて面白かった。あと、北野監督の「バカへの愛」の描写が楽しい。ヤクザって言ったって、移動するにはみんなでマイクロバスのって、アイス食べたり、ラムネ飲んだり、しょうもない会話をしたりする。 クリロさん 9点(2004-01-13 23:19:48)

12.《ネタバレ》  これを観て、監督のバイク事故は、少なからず自殺を意識していたのではないか、と思ってしまった。疲れて、淋しくて、それでも弱音を吐く事の出来ない弱い男が、沖縄で幼稚な楽しい時を過ごす。「あんまり死ぬのが怖くなるとな、死にたくなっちゃうんだよ」と言う台詞に監督の気持ちが集約されている。死ぬのが怖いと思える幸福な気持ちのまま死にたい、と。女を残して自殺、なんて男の一方的なエゴであるが、エゴのない愛など薄っぺらなものだろう。心の中の深い部分でぐるぐると渦巻く心理的葛藤を、美しい画で描き出した名作。 アイカワさん 9点(2003-12-31 10:35:55)

11.《ネタバレ》 砂浜でハイビスカスが宙に舞い散ります。そして次のカットで寺島進が殺されます。この寺島進の着ているアロハシャツがハイビスカスなんですね。そんな何気ない映像が北野映画の魅力です。本当に何気無い物語ですが、無意味のカットは一切なし。北野武が言わんとする事が強く胸に突き刺さる。 AMX004さん 9点(2003-11-28 21:22:26)

10.北野映画で最も北野映画らしい映画。緊張と緩和、生と死、陰と陽、光と影、これら対を成すものがうまく描かれている。光の消えた部屋でマシンガンを連射、HANABIのように浮かび上がる一室の中ではじける命、このシーンは名シーンだと思います。ただストーリーの本筋が正直つまらない。 亜流派 十五郎さん 9点(2003-11-08 13:57:08)

9.《ネタバレ》 北野映画をこれで好きになりました。 音楽を実に上手く取りこんでいると思います。 また沖縄が舞台というのが映画を引き立ててる要素の一つで癒しの土地での殺人劇。このアンバランスさが絶妙。 ただ北野映画は好き嫌いがかなりはっきり出るだろうな。 DiscAさん 9点(2003-10-16 15:59:45)

8.男の友情っていうものに弱くてついつい9点です。途中真っ暗なとこから車が出てくるところが火曜サスペンスみたいだったのと、音楽が時代が過ぎてださく聞こえたのがちょっとと思いました。武の映画の極端な暴力性とほのぼのとした心の通い合いは正反対にみえて、実際は人間の原点のように感じます。 ぼーさん 9点(2003-06-29 00:05:12)

7.北野武監督作の中で秀逸の作品!!淡々としたストーリー、緊張と緩和のバランスの絶妙さ!撃たれて死ぬ人時も大袈裟な倒れ方はせずに、無機質な物体となってドサッと崩れる…。余計な説明台詞は一切無く、贅肉を削ぎ落とされた脚本。なんといってもたけしのあの「テレ笑い口調」がいい!出来れば変に芸術路線に走らず、このテンションで作品を産み続けて欲しいものです…浜辺での花火合戦での「..誰か拳銃撃ってないか?」には爆笑しました。 ひろすぃさん 9点(2003-06-21 23:50:06)

6.個人的、北野映画の最高傑作と思います。もう本作の雰囲気が大好きとしかいいようがないです。公開時、興行的には制作費の10分の1ぐらいしか回収できなかったらしいです。でもお客が入らなかったのもこの内容じゃあよく分かるような・・ まりんさん 9点(2003-02-19 19:39:12)

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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 154人
平均点数 7.05点
000.00% line
121.30% line
242.60% line
321.30% line
4159.74% line
5159.74% line
61711.04% line
72214.29% line
83321.43% line
92516.23% line
101912.34% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review8人
2 ストーリー評価 6.00点 Review14人
3 鑑賞後の後味 5.57点 Review14人
4 音楽評価 6.69点 Review13人
5 感泣評価 3.25点 Review4人

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