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ジーザス・クライスト・スーパースター

Jesus Christ Superstar
1973年【米】 上映時間:106分
ドラマミュージカル
[ジーザスクライストスーパースター]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1973-12-22)


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監督ノーマン・ジュイソン
キャストテッド・ニーリー(男優)イエス・キリスト
イヴォンヌ・エリマン(女優)マグダラのマリア
カール・アンダーソン[男優](男優)イスカリオテのユダ
バリー・デネン(男優)ポンティアス・ピラト
ジョシュ・モステル(男優)ヘロデ王
原作ティム・ライス〔作詞〕
脚本ノーマン・ジュイソン
メルヴィン・ブラッグ
音楽アンドレ・プレヴィン
ハーバート・W・スペンサー
作詞ティム・ライス〔作詞〕
編曲アンドリュー・ロイド・ウェバー
挿入曲アンドリュー・ロイド・ウェバーミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」
撮影ダグラス・スローカム
製作ノーマン・ジュイソン
配給東映(1984年リバイバル)
美術リチャード・マクドナルド〔美術〕
衣装イヴォンヌ・ブレイク
編集アントニー・ギブス
録音ゴードン・K・マッカラム
字幕翻訳高瀬鎮夫
あらすじ
イエス・キリストの後半生にスポットを当て、マグダラのマリアとの交流、イスカリオテのユダの疑問と裏切り、イエス・キリストのエルサレム入城、最後の晩餐、ゲッセマネの祈りなど、新約聖書に描かれているイエス・キリストが辿った軌跡をアンドリュー・ロイド・ウェバーのロックン・ロールに乗せて再現する。女性の歌声にくつろぎ、子供たちの歓声に顔をほころばせ、父なる神に怒りと疑問をぶつける人間味たっぷりのイエス・キリスト像を描くミュージカル。

かわまり】さん(2005-06-13)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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4.《ネタバレ》  冒頭、バスに乗って若い役者たちが、芝居を打つために砂漠の廃墟にやって来る。観客はいない。見る者ではなく、演じる者のための芝居。「演」がいつしかそのまま「生」になっている感じ。この演劇感。オリジナルが有名な舞台ミュージカルなだけはある、面白い演出だ。お芝居という設定を生かして、舞台演劇にあるような、制約を逆手にとったようなセット、小道具、演出を効果的に使っている。それは、ユダを追い詰める、時代考証などぶっ飛ばした戦車だったり、異端者ユダをマイノリティの代表選手、黒人が演じている事だったり、まるで舞台装置のような、城壁だったり、血と青空の対比を強調する、ガラスのボウルだったり…。  当然のことながら、基本的には新約聖書のお話。その解釈は、宗教的ではなく、史実的。奇跡もなく、遠藤周作の描くイエス像に近いこのストーリーは、現代の普通の(無宗教、雑食宗教の)日本人には受け入れやすいと思う。ユダヤを治めるローマの総督による裁判のシーンは、運命に従うジーザスと、彼をなじる民衆と、この裁判に疑問を持つピラトの、三つ巴のせめぎ合いがサスペンスフルで、私の大好きなシーンだ。なんて言うと、不謹慎のそしりを免れないかもしれないが、これが、無宗教者の楽しみ方だ。  実は他作品のレビューで「何かに魂を売り渡さなければ演じられない、という価値観は嫌い」等と書いた事があるが、演じたことによって何かを得る、感じ取る、という感じは否定しない、というより、そういうの好きである。物語の中で、ユダだけが、ジーザスの進む道とその結果、覚悟を知る人間だったわけだが、最後に帰らないジーザス役を思うのが、やはりユダ役の黒人青年とマリア役の女だけという、同じ構造を畳み掛けるような手法が見事。「終演後」に、帰りのバスに乗らないジーザス役の若者は、一体何を感じ、何を得たのか。見る側の私の気持ちは、ユダの問いと同じなのかも知れない。  あ、最後に言っておかねば。やはり、ロイド・ウエバーの音楽は素晴らしい。ユダヤの神官たちの「黒い」感じ、「ジーザスクラーイスト、スーパスター♪」という部分の聖なる感じ、「私はイエスがわからない」の限りなく優しい感じ、どれも見事!25歳の青年の作とは思えない。 Tolbieさん [レーザーディスク(字幕)] 9点(2012-05-21 03:56:18)

3.キリスト教についてあまり詳しくない私はイエス・キリストを人間味のある形で描いてくれたことにより違和感なく作品を鑑賞することができました。ユダやキリスト、マグダラのマリアの関係がよく理解できましたが、この映画は映画批評家からの絶賛の一方、「聖書に忠実ではなく神に対する冒涜」などという批判も多かったようですね。 個人的には映画の作りもロック・ミュージックも非常に良く、今見ても1973年という古さをまったく感じることがなく良い意味で衝撃的な作品でした。 MINI1000さん [地上波(字幕)] 9点(2008-05-16 21:11:59)

2.初めて観たときは、こんなロックンロールたっぷりで、なのに舞台は古代でキリストを描いた物語っていう妙な組み合わせにちょっと戸惑い、笑えたりしたところもあったんだけど、再び観たとき、一転してすっごく魅了されてしまった!豪華な建造物やセットなどがない、ほとんど砂漠地帯の遺跡みたいなところだけが舞台っていうのが、昔の映画なのに何だか斬新に感じたし、ジーパンやサングラスや戦車や飛行機まで、現代のものと古代のものが一緒に出てくるのも自分は面白いと思った。次元を超えたちょっと異世界的な場所。あと、出てる人たちが芸達者~。ジーザス役の人、声の張り上げ方や見た目が、だんだんB,zのボーカルの人に見えてきた(笑)。喜怒哀楽の心を持ってる、ひとりの人間なジーザスや、彼に対して疑問を持ったり、自分のしたことに思い悩み、常に苦悩するユダも印象的だった。あと、自分は聖書に詳しくないから登場人物がよく分からなかったんだけど、ピラト王役の人が存在感すごくてカッコよかった。曲も好きだし、一つ、なぜか音があんまり良くないのが気になったけど、観るたびにハマっていく映画でした(^^) kiku☆taroさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-20 23:18:39)

1.《ネタバレ》 彼は民衆により作られた。彼は民衆に殺された。 そして彼は神になった。 30年も前にキリスト教の国で、よく作る事が出来たと思います。日本だと天皇批判の映画なんて作れないよね。 とにかく音楽を何回も聴いてください。 きっとおもしろくなるから。 kazさん 9点(2003-10-16 00:03:44)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 7.28点
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212.78% line
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525.56% line
61233.33% line
7411.11% line
8513.89% line
9411.11% line
10719.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1973年 46回
作曲賞(ドラマ)アンドレ・プレヴィン候補(ノミネート)歌曲・編曲賞
作曲賞(ドラマ)アンドリュー・ロイド・ウェバー候補(ノミネート)歌曲・編曲賞
作曲賞(ドラマ)ハーバート・W・スペンサー候補(ノミネート)歌曲・編曲賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

1973年 31回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)イヴォンヌ・エリマン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)テッド・ニーリー候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)カール・アンダーソン[男優]候補(ノミネート) 

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