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屋根の上のバイオリン弾き

Fiddler on the Roof
1971年【米】 上映時間:179分
ドラマミュージカル小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
[ヤネノウエノバイオリンヒキ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-10-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(1971-12-04)


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監督ノーマン・ジュイソン
キャストトポル(男優)
レナード・フレイ(男優)
ポール・マイケル・グレーザー(男優)
レイモンド・ラブロック(男優)
ヴァーノン・ドブチェフ(男優)
ポール・マン[男優1913年生](男優)
小松方正(日本語吹き替え版【TBS】)
根岸明美(日本語吹き替え版【TBS】)
下條アトム(日本語吹き替え版【TBS】)
山田栄子(日本語吹き替え版【TBS】)
幸田直子(日本語吹き替え版【TBS】)
鵜飼るみ子(日本語吹き替え版【TBS】)
古川登志夫(日本語吹き替え版【TBS】)
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
アイザック・スターン(ヴァイオリン演奏)
編曲アレクサンダー・カレッジ
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
撮影オズワルド・モリス
製作ノーマン・ジュイソン
パトリック・J・パーマー(製作補)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術ロバート・F・ボイル(プロダクション・デザイン)
ピーター・ラモント(セット装飾)
マイケル・ストリンガー〔美術〕
振付ジェローム・ロビンス
衣装エリザベス・ハッフェンデン
編集アントニー・ギブス
ロバート・ローレンス〔編集〕
録音ゴードン・K・マッカラム
デイヴィッド・ヒルドヤード
字幕翻訳清水俊二
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
帝政ロシアの圧制の下で妻と5人の娘を支える貧しいユダヤ人農夫の主人公が、長年連れ添った妻やそれぞれの人生を歩もうとする娘たちに対する愛情、そしてユダヤの伝統への敬虔な想いをユーモラスな歌と演技で訴える。この他にも適齢期の娘達の憧れの歌、長女の結婚式で歌われるユダヤ教の厳粛な婚礼儀式と華やかな祝賀のコーラス、反政府主義者を慕う次女がひたむきな心情を吐露する歌など、心にしみる音楽によって救世主を待ちわびるユダヤ人達の明日への希望や次世代への期待を表現するミュージカル。

かわまり】さん(2004-02-28)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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3.《ネタバレ》 登場人物が今の素直な気持ちや高ぶる感情を歌い踊る。生きる希望や喜びを歌い踊る素晴らしいミュージカルです。長女の結婚式での”サンライズ・サンセット”やトポルと妻が愛を確認し合う歌など、この映画には感動的な歌が沢山あります。極めて閉鎖的な伝統に縛られながらも、娘たちの幸せを願う父親を演じるトポルの見事な演技も感動的です。 「わしらはみんな屋根の上のバイオリン弾きだ。なぜそんな危険なところにいるのか。そこから落ちないようするのが”伝統”だ」。ユダヤ人である彼らの置かれている状況と歴史を屋根の上のバイオリン弾きに例えた冒頭のトポルの語りは、最後まで見た後に見直すと言いたかったことが分かるような気がします。 先祖代々、それでも彼らは屋根の上でバイオリンを弾き続けてきた。最後は彼らが集まって暮らす小さな村を追われ、世界中に散り散りになっていく。そして今も彼らは世界中でバイオリンを弾き続けているということなのだろう。非常に重いテーマを含んだ作品ですが、重さを感じさせない。彼らの生き様を素晴らしいユーモアの精神と歌で表現した人生賛歌でした。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-02 09:39:16)(良:2票)

2.両親が結婚するときに、この映画を見たと言っていました。次々と娘たちが「慣習」を破って恋愛をし、結婚をしていく。言うことを聞かない!と怒るものの、娘たちがかわいくて仕方ない父。でもロシア人との結婚だけは許せない父は「娘は死んだ」という。独特のメロディが特徴的。哀しい、ミュージカルだが、長い時間飽きさせない。随所に登場するバイオリン弾きは、ユダヤであることの象徴なのだろうか? あでりーさん 9点(2003-04-14 20:51:56)

1. 言葉を持たぬ者が、言葉を出せる様になった時、きっと感動で歌いだすに違いない。サイレントからトーキーに変わって、ミュージカルが誕生したのも、きっとそうゆうことかもしれないね。 屋根の上でバイオリンを弾くのは、実に不安定で危なっかしい、それでもバイオリン弾きは、弾き続ける。 人生とて同じこと。 先の事もわからなければ、これまた誠に不安定。それでも生き続ける限り、喜びや悲しみがあり、「人生」は、やがて名曲に変わっていく。 結婚式で誰もが正装になるのは、結婚する二人に対する態度だけど、「人生」というものに対する姿勢でもあるんだろうね。 結婚式のシーンを見ながら思いました。 見方を変えれば、ユダヤ人の歴史は、屋根の上でバイオリンを弾くようなものだったのかも知れない。そんな中でもしっかり彼らは、弾き続けてきたし、他の民族と同じように、歌を歌ってきたんだね。だからこの映画が、ちょっと暗い色調の中でも歌をうたっていることこそが、素晴らしいと僕は思うな。ミュージカルにしたことで、かえって暗いテーマが、とことん暗く描かれずにすんだのかも・・・ 更に見方を変えれば、屋根の上でバイオリンを弾いていたあの人物は、イエスキリストだったようにも、ふと思えました。 長くなり過ぎました。 これは、やっぱり人間賛歌の映画だよね。 銀幕にウィンク・トトさん 9点(2002-02-21 20:13:03)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 7.75点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 7.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1971年 44回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞トポル候補(ノミネート) 
助演男優賞レナード・フレイ候補(ノミネート) 
監督賞ノーマン・ジュイソン候補(ノミネート) 
撮影賞オズワルド・モリス受賞 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]受賞歌曲・編曲賞
音響賞ゴードン・K・マッカラム受賞 
音響賞デイヴィッド・ヒルドヤード受賞 
美術賞ロバート・F・ボイル候補(ノミネート) 
美術賞マイケル・ストリンガー〔美術〕候補(ノミネート) 
美術賞ピーター・ラモント候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1971年 29回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)トポル受賞 
助演男優賞ポール・マン[男優1913年生]候補(ノミネート) 
監督賞ノーマン・ジュイソン候補(ノミネート) 

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