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デルス・ウザーラ

Dersu Uzala
1975年【ソ連・日】 上映時間:141分
ドラマアドベンチャー伝記もの小説の映画化
[デルスウザーラ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-09)【イニシャルK】さん
公開開始日(1975-08-02)


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監督黒澤明
野上照代(協力監督)
キャストユーリー・サローミン(男優)ウラディーミール・アルセーニエフ
マクシム・ムンズク(男優)デルス・ウザーラ
原作ウラジミル・アルセニエフ
脚本黒澤明
井手雅人(ノンクレジット)
撮影中井朝一
製作松江陽一
原正人(製作協力)
配給日本ヘラルド
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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5.《ネタバレ》 黒澤のカラー映画と言えば俺は「赤富士(オムニバス「夢」に収録)」が一番好きなのだが、この「デルス・ウザーラ」も黒澤明によるロシア映画の傑作だし、黒澤明が苦手だという人にも「虎の尾を踏む男達」と共にオススメしたい逸品だ。

どうも「赤富士」以外の黒澤のカラー映画はダメなんじゃないかと思っていたのだが、この映画はかなり面白い。

ロシアの雄大な大地を突き進む探検家と猟師の友情の物語。
未開の地をひたすら突き進む冒険家たち。そこで巡り合った猟師のデルス。
野生の森の中で育ってきた者と、都会から野生に放り出された冒険家たちの意識の差、そして心の交流。
カラーで収められたロシアの雄大な自然。時に優しく、時に厳しく冒険者たちを迎え入れる。急流に飲み込まれ溺れそうになるスリル、吹雪が襲い掛かりそれと“格闘”するスリル、猟銃による腕比べの楽しさ。

物語は常に静かに流れていくが、時に激しく動きドラマに引き込んでくれる。デルスにとって、眼の怪我は完全な死にはならない。森から引き剥がされること自体が、デルスにとっての“死”なのである。そして大地と一つになっていく穏やかさがそこにある。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-02 19:41:24)

4.たき火を囲む人々、物音がして、デルス・ウザーラが現れる冒頭のシーン、ここを見たら「うわー(異国テイスト全開でもやっぱし)クロサワだぁ」とか思っちゃうんだけど、この作品、“上手く”撮られている映画、というタイプの作品ではなく(美しくは撮られているけれども)、自然の荒々しさをそのまま伝えるような、荒削りの感覚。ひたすらロングショット、時には人物がほとんどシルエットに近い状態にもなり、誰が誰やら、はっきり言って終盤のハバロフスクの隊長宅の場面になってようやく「ああ隊長ってこんな顔だったのか」とか思っちゃうんだけど(笑)、デルスの顔だけは、鮮明に脳裏に焼きつき、忘れられない。あまりにもいい味のオヤジ。厳しい自然を生き抜く自然児、ということで超人的な才能を発揮したりもするんだけど、その自然児ぶりたるや、あの『まあだだよ』の百閒先生に繋がるものが。しかしこちらの作品は厳しい。ひたすら厳しい。物語の中の登場人物のみならず、俳優、スタッフみな命がけ。第一部のクライマックス、夕闇が迫る中で草を刈り続けるシーン、息遣いをそのまま取り入れたもの凄い緊迫感。沈みゆく太陽の恐ろしいほどの効果、いや実際は何カットにも分け、何日もかけて撮影されたのかも知れないけれど、そんなこと考えも及ばない、寒さと恐怖を共感し、無事に朝を迎えられた時にはひたすらホッとする。これほどまでに自然は厳しいのに、しかも我々は映画冒頭でデルスに死を知らされているのに、彼は都会に住めないと言い、山へ帰っていく。その後の展開の、省略された描写が実に鮮烈。厳しい映画です。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-12-28 22:57:57)

3.《ネタバレ》 大自然とデルスの生きる姿は、見ていて純粋に「きれいだなぁ」と感じました。皮肉というか、作者の社会へのあきらめのようなラストは若干の疑問が残ります。
しかし、地球の環境問題や、ただ利便性を追求した生活の在り方が問われている今だからこそ、この作品を通して(デルスと大自然の姿を見て)、現代社会にいきる私たちの生活が、地球上で生きるときに「自然」なのか?いまいちど考え直す必要があると感じました。

映画は夢の世界を私たちに見せてくれますが、この作品で描かれた大自然は、唯一無二の現実そのもの、この作品は人間が存在する限り意味を持ち続けるのだ。と感じました。
kagrikさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-16 11:25:53)

2.デルスの、あの面構え、それで充分だ。自然への畏怖。変わっていく世の中に拒絶される善良さ。男同士の友情の絆の深さ、その切なさ、暖かさ・・・・・。ああ、やっぱりジョンフォードが匂うなあ。 ひろみつさん 9点(2003-11-06 22:49:11)

1.デルス・ウザーラのように生きたい。今時の若者に是非見て欲しい映画です。 クロさん 9点(2003-01-18 12:02:17)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 7.57点
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300.00% line
424.76% line
512.38% line
649.52% line
71228.57% line
81433.33% line
9511.90% line
1049.52% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.75点 Review4人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 8.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1975年 48回
外国語映画賞 受賞 

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