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愛のメモリー

Obsession
(ブライアン・デ・パルマの 愛のメモリー)
1976年【米】 上映時間:98分
サスペンスミステリーロマンス
[アイノメモリー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1978-01-28)


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監督ブライアン・デ・パルマ
演出ボブ・ヘロン(スタント・コーディネーター)
キャストクリフ・ロバートソン(男優)マイケル・コートランド
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(女優)エリザベス・コートランド/サンドラ・ポルティナリ
ジョン・リスゴー(男優)ロバート・ラサール
J・パトリック・マクナマラ(男優)誘拐犯
レジス・コーディック(男優)ニュースキャスター
寺田誠マイケル・コートランド(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仁内達之ロバート・ラサール(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
渕崎ゆり子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
亀井三郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
松岡文雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
城山堅(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ブライアン・デ・パルマ(原案)
ポール・シュレイダー(原案)
脚本ポール・シュレイダー
音楽バーナード・ハーマン
撮影ヴィルモス・ジグモンド
製作ジョージ・リットー
コロムビア・ピクチャーズ
配給ジョイパック
編集ポール・ハーシュ
字幕翻訳岡枝慎二
その他バーナード・ハーマン(指揮〔ノンクレジット〕)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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3.《ネタバレ》 デ・パルマ版『めまい』として有名な作品。観る前はそれ程期待していた訳ではなかったのですがこれは素晴らしい映画でした。ある事件で妻子を亡くした男の前に妻と瓜二つの女が現れる。確かにその展開は『めまい』です。

主人公の男と結婚することになった瓜二つの女が男の豪華な屋敷にやって来る。時折精神的な不安定さを見せる夫、その屋敷に飾られている亡くなった妻子の肖像画に目を奪われる様や屋敷に残されている妻の日記、装飾品・・・。効果的なこれら小道具の配置のさせ方、この屋敷に今でも残る妻の存在感。『めまい』だけでなく、これは同じくヒッチコックの『レベッカ』のマンダレー屋敷を思い起こさせる。この一連の瓜二つの女の行動とその表情は真相を知った後に見直すと全く違った印象を与えてくれます。

事件の真相を見せて以降後半から終盤の緊迫感のある見事な流れ、その末に訪れる空港での再会のラストシーンも素晴らしい。ミステリアスで重厚さを感じさせる音楽や映像も素晴らしく、僕にとってのデ・パルマの最高傑作となりました。 とらやさん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-25 11:52:28)

2.<ネタバレあるわよん!>わぉ~!デパルマ作品の中では「悪魔のシスター」を超えて一番好きになりました。ヒッチコックの「めまい」にインスピレーションを受けた作品との事でそこいらにオマージュが見受けられます。又、何気ないシーンでもよくよく考えてみると細かいトリックが隠されていて何度見ても面白い。特に後半でのカメラワークにはつい見入ってしまいます。父親に裏切られたと感じていた娘がまたも裏切りに合い「お母さん!!」と連呼するうちに過去の事件現場に戻るシーン、事件の首謀者である共同経営者のジョン・リスゴーに連れ去られるシーンなど幼少時代へ逆行するカメラワークには関心させられました。要所要所で伏線を散りばめているので次に起こる出来事に興味を沸かざるを得なくなり、気が付けばこの作品の虜になること間違いナシです。複雑な感情が入り乱れるラストではお互いの秘密が明かされ思いっきり抱き締め合う事で忌まわしい過去から開放されます。このシーンでの二人の演技力は拍手ものですした。とにかく始まりから終わりまで無駄なシーンが無い作品でした。 さかQさん 9点(2002-06-04 02:24:56)

1.ある誘拐事件で不幸にも妻と娘を失ってしまった男。十数年後、彼の前に現れた妻と瓜二つの女。やがて彼女を亡き妻として愛するようになったときから、不思議な運命のドラマが展開されて行く。サスペンスとロマンとを結合させた、ブライアン・デ・パルマ監督の最高傑作。この作品には見た人でないと判らない話のトリックが用意されていて、空港の廊下で主人公二人が、そのすべてが判ったあと抱擁したまま、カメラが二人を中心にぐるぐると踊るように回りだすラストは、忘れられない感動的な名シーンとなっている。 ドラえもんさん 9点(2000-10-22 23:30:43)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.35点
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527.69% line
6830.77% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1976年 49回
作曲賞(ドラマ)バーナード・ハーマン候補(ノミネート) 

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