みんなのシネマレビュー

ある殺し屋

1967年【日】 上映時間:82分
ドラマサスペンスシリーズもの犯罪ものハードボイルド小説の映画化
[アルコロシヤ]
新規登録(2004-02-03)【黒猫クロマティ】さん
タイトル情報更新(2009-09-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(1967-04-29)


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監督森一生
助監督大洲斉
キャスト市川雷蔵(男優)塩沢
野川由美子(女優)圭子
成田三樹夫(男優)前田
小池朝雄(男優)木村
渚まゆみ(女優)茂子
小林幸子(女優)みどり
千波丈太郎(男優)健次
伊達三郎(男優)
松下達夫(男優)大和田
浜田雄史(男優)巡査
橋本力(俳優)(男優)ボディガード
堀北幸夫(男優)ボディガード
寺島雄作(男優)
越川一(男優)「菊の家」の客
芝田総二(男優)飲食店の主人
岡島艶子(女優)老婆
黒木現(男優)
伴勇太郎(男優)サブ
上原寛二(男優)沢井
岩田正(男優)「菊の家」の客
加賀美健一(男優)東都建設社員
志賀明(男優)ボディガード
大林一夫(男優)東都建設社員
森内一夫(男優)ボディガード
松田剛武(男優)ボディガード
久本延子(女優)ウエイトレス
原作藤原審爾「前夜」
脚本増村保造
石松愛弘
音楽鏑木創
撮影宮川一夫
企画藤井浩明
配給大映
美術太田誠一
編集谷口登司夫
録音林土太郎
照明美間博
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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3.《ネタバレ》 さて、オープニングのシーン。
暗いトーンの映像の中で、市川雷蔵の無言の演技が続く。
ここで既に釘付け。

最初の5分で見事、この作品にハマることができた!
これほど幸せなことはない。
その後、大ハズレが無いことを確信できる感じがしたからだ。
映画の最初の5分で、自分との相性が分かると、どこかで耳にしたことがあるが、まさにそうだと私も思う。
この独特の暗いトーンの映像は、溝口作品でお馴染みの国宝級カメラマン、宮川一夫が撮ったモノ。
さすがという感じ。

そしてオープニングの舞台となっているのが、劇中「晴海町」となっている埋立地。
晴海だから、あの晴海か。
空には轟音と共に飛行機が飛んでいるし。
市川雷蔵は、埋立地の中にポツンと位置する汚いアパートに入っていく。
なんと周りには、お墓が!
ま、埋立地でこのシチュエーションは、当時でもあり得ないが。
あり得ないけど、こんなシチュエーションがあったら最高だと思える程の、サビシ~い場所。
フィルム・ノワールに“黒い華”を添える、素晴らしいロケーションである。

そして程なくして、野川由美子や成田三樹夫が登場。
野川由美子と言えば、そう、あなたでもきっと知っている、あの野川由美子です。
テレビで数年前に放映された『白い巨塔』。
あの中で、鵜飼教授の夫人を演じていた、あの醜いおばさんです。
ま、本作では当然若い頃の野川由美子なんだけど、「別に。」って感じ。
個人的には、若い頃もあんま好きじゃないっす。

この後の展開は、観てからのお楽しみ。
ところで、肝心の成田三樹夫だが。
本作では、凄まじいまでのカッコよさ。
さすが成田三樹夫の代表作の一つと言われるだけのことはあった。

特にラストシーンでの、市川雷蔵のセリフをパクって野川由美子にそのまま吐き捨てるシーン。
コミカルさも相まって、ゾクゾクするほどのカッコよさ。
やっぱり成田三樹夫は最高にかっこよい! にじばぶさん [DVD(邦画)] 9点(2021-05-31 15:41:47)

2.《ネタバレ》 これは良い。雷蔵のニヒルな味が、現代劇でも炸裂。そして、野川由美子。可愛いくて、おきゃんで良い。でも、一番の収穫は、成田の喜劇的演技。抜群。後の松田優作の探偵物語の演技の萌芽。 にけさん [映画館(邦画)] 9点(2019-01-28 23:00:33)

1.「ガンもドスもいらない非情のテクニック! 狙った奴は必ず消す! 俺の殺しに指図は無用!」 これは煽りすぎw 見終わった後色々と疑問が出てくるけど面白いです。先を読ませない展開に、渋い雷蔵、間抜けな?成田三樹夫、キュートだけどお腹がプニプニな野川由美子、みんな魅力的でした。音楽も印象的で、繰り返し見たい傑作です。 バカ王子さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-19 23:33:45)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 7.25点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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