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鶴八鶴次郎(1938)

1938年【日】 上映時間:89分
ドラマモノクロ映画ロマンス小説の映画化
[ツルハチツルジロウ]
新規登録(2004-06-26)【--------】さん
タイトル情報更新(2024-02-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1938-09-29)


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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト長谷川一夫(男優)鶴次郎
山田五十鈴(女優)鶴八
藤原釜足(男優)佐平
大川平八郎(男優)松崎
三島雅夫(男優)竹野
柳谷寛(男優)喜楽亭の札売
丘寵児(男優)観客
横山運平(男優)場末の寄席の下駄番
伊藤智子(女優)三味線弾き
山田長正(男優)観客
清川玉枝(女優)弟子入の娘の母
榊田敬二(男優)観客
原作川口松太郎
脚本成瀬巳喜男
音楽飯田信夫
撮影伊藤武夫
製作森田信義
東宝
配給東宝
美術久保一雄(装置)
編集岩下広一
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4.《ネタバレ》 芸道に生きる男女を鋭く描いた成瀬巳喜男の作品。

歌い手の「鶴次郎」と三味線女房「鶴八」。
二人は喧嘩するほど仲の良い鴛鴦夫婦、本当の夫婦のように幸せそうだが、あくまで二人は「芸人」としてのコンビ。
幼い頃から兄弟のように過ごしてきた二人。
鈍い鶴次郎、女として答えを待ち望む鶴八。

冒頭からサイレント映画さながらに見せる映像。
幸せそうなふたりの姿から物語は始まるが、紆余曲折を経て二人は亀裂が入り別れてしまう。

結婚して本当に女房になった鶴八、一人やせ我慢して芸道に生きる鶴次郎。

二羽あっての「鶴八鶴次郎」、一羽欠ければ魅力も半減してしまう。
打ちひしがれる鶴次郎、いつも隣にいたからこそ気付けなかった「かけがえの無い存在」・・・。

そんな鶴次郎を見かねて鶴八は戻ってくる。
喧嘩別れした二人だが、お互いに謝りすぐ打ち解けられるふたりの仲睦まじさを物語る。

だが鶴次郎も男だ。
本当の女房になって幸せそうにしている鶴八を観て、鶴次郎は辛い決意をする。

家庭での幸せを願った鶴次郎だが、果たして鶴八も同じ気持ちだったのだろうか?

何も語らない鶴八、涙を酒とともに飲み干す鶴次郎・・・切ない幕切れだが、とても良い映画だったと思う。 すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-20 21:19:35)

3.《ネタバレ》 山田五十鈴、長谷川一夫の共演。鶴八鶴次郎って、はじめ一人の名前なのかと思っていたが、三味線の鶴八と太夫の鶴次郎の男女コンビだったんですね(恥ずかしい・・・)。

驚いたのは演技力です。山田五十鈴、長谷川一夫という名前関係なく、とにかく上手いと思った。「在りきたりの台詞」をいうにも今の役者さんだと、何か不自然さを感じてしまうのだが、この二人の立ち振る舞いは自然です。

特に、山田五十鈴は21歳だと思うが、30近くの長谷川一夫に対して啖呵を切る振る舞いは、一人の大人の女性としても堂々としている。他の女優と比べても才能と経験値が抜けていたということなんでしょうか。出演が多い50年代の作品になると、円熟味を増し成熟した演技が観れるのですが、若い20代の作品を観る機会が少ない(戦争前後)のは残念です。演技力には当然「芸」も入ります。いやーお二人の三味線ユニットは素人目からも相当上手くみえる。

二人の恋と芸の物語であり、ラストは泣けます。こういう余韻を残す終わり方は大好きですね。でも、その後の長谷川さんがお酒飲んで説明する所はいらないかな。後期の成瀬監督であれば絶対省いたと思います。 サーファローザさん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-07-30 15:56:05)

2.弟子入り志願の娘(ボケぶりが笑える)を嫁に貰うという嘘を鶴次郎が言うときの鶴八の無神経な対応(内心は違っていた)や、ドサ周りで苦労したあとの鶴次郎の成長ぶりなんかは良かったですね。そして最後の喧嘩を売る場面とその理由の告白はグッと来ました。見方によっては自慢げに語っているような感じもしたけど、鶴八に対する愛を確かめているのだ、未練を断ち切るため自分へ言い聞かせているのだ、と思えば、許せますね。男を頼るしかない女ではなく、竹を割ったような性格の鶴八だから、よけい終わり方が秀逸に感じます。 パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-18 00:21:25)

1.「鶴八鶴次郎」って一人の名前じゃなかったんですね(^^;。三味線弾きの鶴八と新内語りの鶴次郎、この二人が喧嘩したからさあ大変!…いや~、やっぱり昔の日本映画は良いですね。人情があって、味わい深くて面白くて。邦画嫌いの僕でも嬉々として観られてしまいます。そして成瀬巳喜男は素晴らしい! かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-05-15 20:56:02)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.73点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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