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楢山節考(1983)

The Ballad of Narayama
1983年【日】 上映時間:130分
ドラマ時代劇小説の映画化
[ナラヤマブシコウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-06-21)【イニシャルK】さん


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監督今村昌平
助監督月野木隆
池端俊策
武重邦夫
キャスト緒形拳(男優)辰平
坂本スミ子(女優)おりん
倍賞美津子(女優)おえい
左とん平(男優)利助
あき竹城(女優)玉やん
清川虹子(女優)おかね
小林稔侍(男優)
ケーシー高峰(男優)新屋敷の父爺
殿山泰司(男優)照やん
常田富士男(男優)仁作
深水三章(男優)銭屋の忠やん
横山あきお(男優)雨屋
樋浦勉(男優)焼松
小沢昭一(男優)勝造
三木のり平(男優)塩屋
辰巳柳太郎(男優)銭屋の又やん
原作深沢七郎「楢山節考」/「東北の神武たち」
脚本今村昌平
池端俊策(ノンクレジット)
音楽池辺晋一郎
作詞なかにし礼「親を眠らす子守唄」
主題歌坂本スミ子イメージソング「親を眠らす子守唄」
撮影栃沢正夫
製作東映
企画日下部五朗
配給東映
美術稲垣尚夫
芳野尹孝(美術助手)
編集岡安肇
小島俊彦(編集助手)
録音紅谷愃一
照明岩木保夫
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
楢山に抱かれ、楢山を崇め、死後の魂は楢山に帰るという山国の村で、妻に先立たれた農夫辰平の十代の息子は代々盗癖を受け継ぐ家の娘に言い寄る。娘が身ごもったことで辰平と69歳になる母のおりんは複雑な心境になる。村では長寿は恥とされ、家族が増えれば働きが衰えた者は去る必要があった。おりんは辰平の後添えを探し、皮膚病持ちで結婚できない下の息子を一人前の男にする手はずを整え、自分を慕う辰平を励ましながら人生最後で最も重要な儀式である「楢山参り」の準備を自らの手で着々と進める。カンヌ映画祭グランプリ受賞。

かわまり】さん(2004-04-13)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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9.隔絶された世界の中で、思想も哲学も知識も、そして愛も学ばない者に権力持たせて社会を形成させるとこんな世界ができてしまうんでしょうね。Rなんとか指定の無い頃の作品でしたが子供にはおいそれとは見せられない映画と思います。自分の都合で他者の人生も命もゴミみたいに処分してしまう人間性。90年代から今日までの少年事件が正にこんな感じの世界観で起こしたものではないかと。そういう人間性の一面を学ぶテキストとして有効な作品だと思い、この高得点を献上させてもらいます。ホントに昭和のはじめあたりの監督さんや役者さんたちは鬼氣迫る勢いで人間の本性を描く職人だと痛感させられます。 役者の魂さん [ビデオ(邦画)] 9点(2017-03-02 05:49:31)

8.《ネタバレ》 かつて日本にあった貧しいムラ社会の日常という感じかな?個人的に「姥捨て」は話の軸ではなく、話にオチをつけるために持ってきたように感じた。
動物みたいにセックスするし、簡単に人は殺すし、とにかく生々しくてえげつない。しかし、一見の価値はある。 法のない掟の社会だとこんな感じなのだろうか・・・。 eurekaさん [DVD(邦画)] 9点(2011-06-11 19:24:52)

7.《ネタバレ》 20年以上前か、テレビのロードショウで観賞。上っ面ばかりのバイオレンス映画やサスペンス映画より遥かに恐ろしくおぞましい映画。なぜかというと、生存欲や支配欲や性欲など、誰の心にも憶えがある本能を自覚させ、その暴走振りを納得できるように描いてるから。しかも本編の中で『必然性あり』としても描いてるから。こんな時代や地域は確かに実在したんだし。人間の本能と本性をリアルに描いてるので『恐ろしい』という意味で心に響いたからこの点数。下手すればトラウマになる映画。要注意。 aforkarnさん [地上波(邦画)] 9点(2011-02-07 16:47:14)

6.昔の山中での村の掟の大切さなど今の日本では考えられない。もしこの話が事実を元に作られていたなら、日本はずいぶん変わってしまったんだな。 ホットチョコレートさん [ビデオ(邦画)] 9点(2009-02-01 18:02:14)

5.《ネタバレ》  正直いって、今村昌平の映画は好きじゃない。猥雑な底辺の人間臭さ。そんなもの、わざわざ映画で見せつけられてもしかたがない。けれども、ここまで強烈に描かれては、脱帽する。若い醜男がなんとまあ、犬に夜這いかけて獣姦する。ちょっと前まで死にかけていた老女が頼まれて相手してやる。......漁港ではエイを、ヨーロッパでは牧童は羊を代用にして姦するという話を聞いたことがあるけれども、犬もありか。犬との獣姦シーンを観たのは初めてだ。そんな強烈な猥雑さと、貧しさゆえの残酷さ。しかし、それだけじゃなくて、神の山で死ぬということが、病気などで在宅で死ぬのとちがって、崇高な死に方なのだという信仰がちゃんと描かれていた。ひょっとすると、この老婆のように、昔の貧しい山村の生き方では、死に時と死に場所の選択が、おのれの意志にもとづいて、案外しっかりおこなわれていたのかもしれん。現代のわれわれには、意志いかんにかかわりなく、むりやり病院で、それもぎりぎりまで延命治療で生かされて、不自由に死んでゆくことしか許されていないのだ。はたしてどちらが崇高な死に方か。こんなふうに、猥雑さと残酷さにくわえて、崇高さも描かれているこの作品は、今村昌平の最良の作とお見受けする。 goroさん [DVD(邦画)] 9点(2009-01-24 03:48:33)

4.《ネタバレ》 何時から“死”は、忌み嫌われる遠い存在になったのでしょう。核家族化が進み、親族の死に立ち会う機会は失われました。食卓に並ぶ食材も予め手が施されたものばかり。命を奪っている感覚は薄い。ニュースで事件や事故を見聞きしても、所詮は他人事。5分と経たずに忘れてしまう。まだ子供の頃のほうが、死は身近だったかもしれない。昆虫をいたずらに殺したし、ザリガニなんか胴体をへし折ってザリガニのエサにしていた。今となっては、随分可哀想なことをしたなと後悔しています。でも命の尊さを知る経験だったとも思う。忘れてしまった死の感覚は、恐怖に繋がります。分からないから怖い。なるべく遠い存在であって欲しい。カワイイ子猫は抱きしめたいけど、死んだ瞬間から見たくもないということ。でも多分間違っている。生と死は隣り合っているはず。本作を観て気付きました。子殺しに姥捨て。村人にとって死は日常です。死産や幼子を亡くすことは珍しくなかったし、姥捨てだって、いつか自分にも番が回ってくる。村人は死に鈍感なのではなくて、不可避なものとして受け入れているのだと感じました。もちろん自分は今の日本が好きです。自分と他人の命を尊重できる社会がいい。でも「人の命は地球よりも重い」なんてスローガンがもてはやされるのも違う気がする。逃げずに、真摯に死と向き合うこと。それが生を尊ぶことだと思いました。ときに可笑しく、ときに辛くやるせない、村人たちの生と性。自分の歯を打ち砕いた婆さんの想いも、倍賞にとばされて狂ったとん平の気持ちもよく分かる。日本人の文化風俗とその根底にある想いを通じて、生について考えさせられました。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-20 18:08:06)

3.自分の親を捨てられるか...。今なら絶対出来ない。本当に平和ないい時代に産まれて良かったと痛感した。
gyu_yanさん 9点(2004-05-03 23:01:33)

2.こんな時代もあったんだ。。。。骨が散乱してる山頂に到着した時、母親が「見るな」と言って息子を跳ね除けるシーンが心に残る。あき竹城の演技が際立ってる気がしました。今って明らかに物資に恵まれてる時代なんですね・・・。 ポンコさん 9点(2001-11-10 23:54:49)

1.カンヌで「戦メリ」と争った作品として有名ですが、内容はいいと思う。おばあさんも歯を抜いてまで演技してたし。 ますさん 9点(2001-08-03 17:25:44)

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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 7.51点
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100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
536.38% line
6714.89% line
71531.91% line
81021.28% line
9919.15% line
1036.38% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.75点 Review4人
4 音楽評価 4.00点 Review2人
5 感泣評価 6.33点 Review3人

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